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2023年5月の記事一覧

家田湿原散策

 1年生は午前中家田湿原散策へ行きました。

 岩佐様から詳しく説明を受けながら散策しました。

 

 晴天の中、アオモンイトトンボが気持ちよさそうに水辺を飛んでる様子やオグラコウホネやマイヅルテンナンショウ、チョウジソウなどの絶滅危惧種の植物も見ることができました。

オグラコウホネ

チョウジソウ

マイヅルテンナンショウ

 

 生徒達は頂いた資料や事前指導での説明を思い出しながら、1つ1つ観察し、新たな発見をすることができました。

 

 途中、食べても良い植物があり、生徒が口にして苦い表情をしている場面もありました。

 

 今日の家田湿原散策では、地元北川の自然にたくさん触れることができました。また、北川の自然の魅力に気づく良い経験をすることもできました。

 事前学習と今日の散策で学んだことをこれからの総合的な学習の時間「ふるさと学習」でしっかりまとめていきましょう。

 

 最後に、代表の生徒がお礼の言葉を述べました。

スポーツテスト

 今年は、全校生徒でスポーツテストを行います。今日は50m走とハンドボール投げをしました。

 50m走では、自己新記録を出すために一生懸命走りました。

 ハンドボール投げでは、ストレッチをしっかり行いボールを遠くへ飛ばせるように頑張りました。

  全校生徒で行うことによって、先輩達の体力テストに向かう姿勢を見ることができ、1・2年生にとってはとても刺激になる時間になったのではないでしょうか?

 次は木曜日に行います。生徒のみなさんは怪我をしないように時間があるときは体を動かしましょう!

生徒会審議

 5月26日(金)に行われる生徒総会に向けて学級審議を行いました。

 1年生は初めてなので3年生の助けをもらいながら話し合いを進めました。

 今日は第4号議案「地域と自他の幸せのために行動できる北中生であるためには」を議題として各学年で話し合いました。

 自分たちが住む地域北川、北川中学校をどうしていきたいのか?そのためには私たちは何ができるのか?話し合いを活発に行うことができました。

 金曜日の生徒総会では、各学年で話し合った意見を共有し審議する時間です。有意義な時間になるといいです。

【 1年生 】

 

【 2年生 】

 

【 3年生 】

 

家田湿原散策事前学習

 

 1年生は、1・2時間目に家田湿原散策の事前学習をしました。

 「家田湿原を守る会」の岩佐様にお越しいただき家田湿原の概要や希少植物の紹介、家田湿原を守る会の方々の活動について学びました。

 家田湿原は、2017年6月にユネスコエコパークに登録された北川の誇れる湿原です。

 約70種類以上の絶滅危惧種の動植物が生息しています。また、外来種といって水面全体を覆い尽くすほど繁殖する植物が生息していることについても教わりました。

 家田湿原を守る会の方々は、絶滅危惧種の動植物を守るために外来種の駆除や周辺の草刈り、溝さらい、野焼きをボランティアで行っています。

 私たちが家田湿原の散策を行うことができるのは、ボランティアで家田湿原を守ってくださる方々のおかげであることを感謝しながら、来週の家田湿原散策に望んでほしいと思います。

 岩佐様、お忙しい中事前学習ありがとうございました。

 

地域の人の声を聴く会

 3時間目に、地域の人の声を聴く会がありました。

 北川地区に住む4名の方が来られて生徒達に話をしてくださいました。

【 北川支所 地域振興課 】

 北川の現状と北川の未来について話されました。北川は山の広さに比べて川が短く面積が狭いため、大雨が降ると洪水が起きてしまう地域であること。昭和40年から樒が栽培され、北川では約216トン(約13%)を栽培する全国に誇れる産業があることを知りました。

 また、北川は人口が減少傾向にあるため生徒たちに「北川の現状を知ること」「北川について話すこと」「北川に対する気持ちを忘れずにもつこと」の大切さを教わりました。

 

【 キャビア飼育 】

 北川町で生産されているキャビアが日本を越えて、ニューヨークや香港でも売られていることを知りました。

 生徒達には、自分の好きなことをやっていってほしいと教えていただきました。そこから「自分のため」→「北川のため」→「地域のため」→「自分のため」になることを学びました。また、自分の得意なことは自分がやり、苦手なことは誰かに任せるという仲間を作って協力する大切さも教えていただきました。

 

【 北川コフレ運営 】

 一度北川を離れてみて北川(田舎)の良さに改めに気づき、北川の自然の豊かさを活かし、宮崎で初めて『北川コフレ』を開催しました。北川コフレでは、『だがしの日』(3/12)といって、駄菓子で世界を笑顔にするイベントを開いています。また、台風の影響を受けた際に、日本一大きな駄菓子屋さんの「大町」さんから支援をいただことから、”どんな時も笑顔で頑張ること⇒復興支援となる” "身近な人が笑顔になれる行動がボランティアであり、そこからボランティアの輪が広がる” ということを教えていただきました。

 早速、7月30日(日)に下赤・ジブリの森で北川コフレ(竹飯ごう・流しそうめん)があります。

 興味のある生徒はぜひ参加してみてください!

 

【 PTA会長 】

  現在の北川中学校の生徒に足りないことを教えてくださいました。生徒のみなさんに足りない力として『見る力』が必要だということを教わりました。

 分からないことがある時に、すぐに聞くことも大事ですが、その前に自分で「見て・考える力」が欠けています。また、「見る力」とは、目の前の物事を見るだけでなく、『見て・聞いて・判断する』ことがこれからの社会で大切なことであることを教えていただきました。そして、学校の目標である「目配り・気配り・心配り」の行動へと繋がっていくことも教えていただきました。

 

 今回の地域の人の声を聴く会では北川に貢献する方々の貴重なお話を聞くことができました。北川をさらに良い町へとしていくために、このような講話を聞くことが初めの一歩であると話されていました。生徒のみなさんはメモしたことをしっかりまとめて、今後の生活の力になるといいです。

 今日は、お忙しい中素晴らしい講話をしてくださりありがとうございました。

 

 最後に、生徒会長がお礼の言葉を述べました。