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令和5年度「第1回わくわくサイエンス教室」開催!!

6月17日(土)に「第1回わくわくサイエンス教室」が開催されました。今回も県内からたくさんの小中学生が参加してくれました。

 

 

こちらは「マニュファクチャリング」です。マニュファクチャリングとはチームの仲間と話し合いながら「ものづくり」を行うことです。

 

 

今回のマニュファクチャリングは「サイエンス科からの挑戦状~ペットボトルを倒すな!~」をテーマに行いました。内容はラボシェーカー(試験管を揺らす装置)に水の入ったペットボトルを置き,揺れに耐えることのできる台座を新聞紙・はさみ・セロハンテープで製作するというものです。

 

 

今回は揺れの数値を70で固定し,ペットボトルを支えられた時間1秒につき10点与えるというルールで行いました。点数の高いチームが優勝です。試技をすることもできますが,その際新聞紙すべて交換となり,5点減点となります。果たして,どのチームが優勝するでしょうか。

 

各チームとも試行錯誤しながら議論し,一生懸命作っていました。

 

 

 

 

 

いよいよ競技がはじまります。生徒実行委員が会場を盛り上げます。

 

 

 

さあ,何秒耐えられるか。

 

 

 

なんと,20秒耐え凌いだチームが現れました。

 

 

優勝したチームには,生徒実行委員より賞状が授与されました。

 

 

こちらは「実験教室」です。

 

 

今回も2つの実験を行いました。

1つ目は「ドライアイスでシャボン玉」です。

各班に置いてある水槽に砕いたドライアイスを入れ,ドライアイスが浸るくらい水を入れます。そして,シャーレに入っているシャボン液をストローの先に付けてシャボン玉を膨らませ,水槽の中に向かって吹きます。

 

 

すると,ドライアイスの煙の上でシャボン玉が踊るような動きをしています。実はドライアイスは二酸化炭素を固体にしたもの。空気は二酸化炭素より重いと言われています。昇華によって出てきた二酸化炭素が空気に触れることで下に沈み,シャボン玉が宙に浮くという原理を使った実験でした。

 

 

気体の状態変化と分子量について身の回りのものを使って実験し,小中学生に分かりやすく説明を行っていました。

 

 

もう一つの実験は「オイルモーション」です。水と油が混ざり合わないことを生かした実験になっています。水20mlと油(ジクロロメタン)20mlを入れ,選んだ好きな絵の具をガラス棒に付けて水に溶かします。そしてラメを入れて完成です。

 

 

参加者からは「キレイ!」という声が聞かれました。

 

参加者の各講座に対する満足度も非常に高く,「また参加したい」というコメントを残してくださった参加者も多数でした。本校サイエンス科主催の「わくわくサイエンス教室」は全国的に大変注目されている催しになっています。次回は12月に開催します。多くの参加者をお待ちしています。