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2023年6月の記事一覧
「3年サイエンス科英語ポスターセッション」開催!
6月23日(金)に「3年英語ポスターセッション」が開催されました。サイエンス科では1年次からチームで研究を行い,その成果をポスターや論文にまとめ上げていきます。今回の英語ポスターセッションは,国際的な場での発表に重点を置き,留学生の方や他校のALTの先生方に発表し,質疑応答することで,国際的視野を身に付け,世界で活躍できる科学技術人材の育成を目的に行いました。
開講式の様子です。今回は宮崎大学より留学生11名と他校よりALTの先生2名にお越し頂きました。
さあ,英語ポスターセッションがスタートしました。
どの班も留学生の方を聴衆に迎えても臆することなく,果敢に発表し,相手に応じたプレゼンテーションを行っています。
また,今回はMRT宮崎放送「まなび隊」の取材も入りました。本日の英語ポスターセッションの様子は7月15日(土)に放映予定です。ぜひ,ご覧ください。
今回の英語ポスターセッションを通し,国際的視野を身に付けることができたと思います。今後は世界で活躍できる科学技術人材になってくれることを願っています。
令和5年度「第1回わくわくサイエンス教室」開催!!
6月17日(土)に「第1回わくわくサイエンス教室」が開催されました。今回も県内からたくさんの小中学生が参加してくれました。
こちらは「マニュファクチャリング」です。マニュファクチャリングとはチームの仲間と話し合いながら「ものづくり」を行うことです。
今回のマニュファクチャリングは「サイエンス科からの挑戦状~ペットボトルを倒すな!~」をテーマに行いました。内容はラボシェーカー(試験管を揺らす装置)に水の入ったペットボトルを置き,揺れに耐えることのできる台座を新聞紙・はさみ・セロハンテープで製作するというものです。
今回は揺れの数値を70で固定し,ペットボトルを支えられた時間1秒につき10点与えるというルールで行いました。点数の高いチームが優勝です。試技をすることもできますが,その際新聞紙すべて交換となり,5点減点となります。果たして,どのチームが優勝するでしょうか。
各チームとも試行錯誤しながら議論し,一生懸命作っていました。
いよいよ競技がはじまります。生徒実行委員が会場を盛り上げます。
さあ,何秒耐えられるか。
なんと,20秒耐え凌いだチームが現れました。
優勝したチームには,生徒実行委員より賞状が授与されました。
こちらは「実験教室」です。
今回も2つの実験を行いました。
1つ目は「ドライアイスでシャボン玉」です。
各班に置いてある水槽に砕いたドライアイスを入れ,ドライアイスが浸るくらい水を入れます。そして,シャーレに入っているシャボン液をストローの先に付けてシャボン玉を膨らませ,水槽の中に向かって吹きます。
すると,ドライアイスの煙の上でシャボン玉が踊るような動きをしています。実はドライアイスは二酸化炭素を固体にしたもの。空気は二酸化炭素より重いと言われています。昇華によって出てきた二酸化炭素が空気に触れることで下に沈み,シャボン玉が宙に浮くという原理を使った実験でした。
気体の状態変化と分子量について身の回りのものを使って実験し,小中学生に分かりやすく説明を行っていました。
もう一つの実験は「オイルモーション」です。水と油が混ざり合わないことを生かした実験になっています。水20mlと油(ジクロロメタン)20mlを入れ,選んだ好きな絵の具をガラス棒に付けて水に溶かします。そしてラメを入れて完成です。
参加者からは「キレイ!」という声が聞かれました。
参加者の各講座に対する満足度も非常に高く,「また参加したい」というコメントを残してくださった参加者も多数でした。本校サイエンス科主催の「わくわくサイエンス教室」は全国的に大変注目されている催しになっています。次回は12月に開催します。多くの参加者をお待ちしています。
サイエンス科1年生の探究活動「ACTーSI1」
本校の探究活動は「ACT」と呼んでいます。
ACTではグループに分かれて、自分たちで決めたテーマについて研究を行っていきます。
本校では本格的な研究に入る前に、研究に必要なことを学ぶ時間を設定し、独自の教材で授業を行っています。
今回はサイエンス科1年生のACTの導入について簡単に紹介します。
①初めに「なぜ探究活動が必要なのか?」「研究者としての心構え」についてワークシートを使いながら説明を行います。
次に、「思考法(ロジカルシンキングやクリティカルシンキングなど)」「議論のルール」「研究の流れ(PPDAC)」について説明を行います
②全国SSH生徒研究発表大会で上位入賞した作品を題材にして研究計画を立てる練習を行います。
同じテーマで自分たちならどんな計画を立てるか、ホワイトボードを使ってチームで話し合います。
特にロジカルシンキング(論理的思考)を意識した活動になっています。
③コンセンサスゲームを利用して、ブレーンストーミングとKJ法を使う練習をします。
フレームワークを使うことで活発な議論と合意形成を促すことができます。
これらの導入を行った後に、チーム編成、研究テーマ・計画書作りなどへ入っていきます。
テーマ作りや研究計画書作成の中でも様々なフレームワークを使い、研究に必要な力を身につけていきます。
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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