日誌

校長ブログ

ALTの先生と栄養教諭

昨日朝、栄養教諭の西尾先生が助けを求めて校長室にやってきました。

「校長先生は、確か英語でしたよね?」と発言。

「えっ、そうでしたか?(間を置いて)そうです。」(いじわるですね)

「今日の給食時に、ALTの先生のイギリスでの給食とかについて

英語クイズを子どもたちにやれないかと・・・」

「うわ~すごくいい! 流石ですね!」

西尾先生は、本当に努力家で、栄養管理はもちろんですが、

食育にも熱心な方です。既に英文も考えてこられていて、

ほぼ完璧な状態でした。少し手を加えたくらいで、これなら

子どもたちも喜んでくれるだろうと思いました。

その後、感想を聞くと、ALTも楽しかったという感想を言ってくださっていましたし、

西尾先生も英語を堂々と、みんなの前で披露され、子どもたちも

喜んでいたようです。

私は、本当にありがたいな~と感じました。英語は英語の先生が教える。

けれども、教えたから学んだから終わりではなく、使わないと意味がありません。

そして、英語は難しいとか、みんなの前で発言するのは恥ずかしいと思いがちですが、

そんなことはありません。一歩踏み出す勇気さえあれば、人と人を繋ぐ

重要なツール。使わない手はありません。それを栄養教諭の西尾先生が

子どもたちの面前で体現してくれたことは、本当に意味あることだと感じました。

感謝しかないですし、英語教育に関わる者として、「物怖じせず言葉に

することが何より大切」であることを伝えてくれたので、

勇気を出して一歩前へ! 本校の生徒もきっとそうなっていきます! と期待を込めて。

 

0