校長ブログ
修学旅行が楽しみ!
現在、中学部の2名の生徒が関西方面へ修学旅行中です。
本日帰郷予定です。
次は、小学部6年の2名が21日、22日に鹿児島方面へ修学旅行に
行く予定になっています。私も同行します。
今日は、中学部の修学旅行、遠足や職場体験などでほとんどの幼児児童生徒がいない
ため、小学部6年生1名が、ある意味一人だけ学校にいることになりました。
元々静かな学校ですが、いつもよりしずか~な状況でありました。
すると、本日朝、その児童が校長室にやってきました。
修学旅行に行くことになることを伝えに来てきてくれたことと、
学校に一人しかいないことを伝えに来てくれました。
いつも話したいけど・・近づきたいけど・・何をどうしたらいいのか
分からないことってあると思いますが、勇気を出して声をだしてくれたことに
まず感動しました。私はお近づきの印に、校長の椅子に座ってみる?と勧めました。
すると座ってくれて、写真もパシャリ。
ちょっと私としては受け入れたつもりですけど、受け入れられたい思いが
強かったかも知れません。先生方の配慮もあったにせよ、彼が来てくれてとにかく
純粋に嬉しかったです。そして、「今日は先生も空いているからまた来て良いよ」と
伝えていたので、放課後近くにまた校長室に来てくれました。
今度は鹿児島でどんなところに行くのかを一つひとつ説明してくれました。
本人が校長先生のところへ行きたいと言ってくれたようで、素直に
少し近づけていたらいいなと思った次第です。私はとにかく、「校長先生はこわくないからね。」
とダメ押ししつつ、彼がちょっと口元が緩んでにこりとした表情を見れてほっと
したところでした。鹿児島ではいっぱい話をすることができるといいなと思います。
今日は2度の訪問で元気がでました。ありがとう。これだから学校はいい。
ALTの先生と栄養教諭
昨日朝、栄養教諭の西尾先生が助けを求めて校長室にやってきました。
「校長先生は、確か英語でしたよね?」と発言。
「えっ、そうでしたか?(間を置いて)そうです。」(いじわるですね)
「今日の給食時に、ALTの先生のイギリスでの給食とかについて
英語クイズを子どもたちにやれないかと・・・」
「うわ~すごくいい! 流石ですね!」
西尾先生は、本当に努力家で、栄養管理はもちろんですが、
食育にも熱心な方です。既に英文も考えてこられていて、
ほぼ完璧な状態でした。少し手を加えたくらいで、これなら
子どもたちも喜んでくれるだろうと思いました。
その後、感想を聞くと、ALTも楽しかったという感想を言ってくださっていましたし、
西尾先生も英語を堂々と、みんなの前で披露され、子どもたちも
喜んでいたようです。
私は、本当にありがたいな~と感じました。英語は英語の先生が教える。
けれども、教えたから学んだから終わりではなく、使わないと意味がありません。
そして、英語は難しいとか、みんなの前で発言するのは恥ずかしいと思いがちですが、
そんなことはありません。一歩踏み出す勇気さえあれば、人と人を繋ぐ
重要なツール。使わない手はありません。それを栄養教諭の西尾先生が
子どもたちの面前で体現してくれたことは、本当に意味あることだと感じました。
感謝しかないですし、英語教育に関わる者として、「物怖じせず言葉に
することが何より大切」であることを伝えてくれたので、
勇気を出して一歩前へ! 本校の生徒もきっとそうなっていきます! と期待を込めて。
小学部1年の2名がにこにこやってきた
今日は朝からほっこりしました。
小学部1年の2人が校長室へやってきたからです。
昨日フェニックス動物園からモルモットたちが
来てくれて、触れ合う体験をしました。
そのことを絵日記風に書いて見せにきてくれたのです。
校長室に来たときは少し緊張気味でしたが、しっかりと
挨拶してモルモットたちとの触れ合いについてぺちゃくちゃと
語ってくれました。時折、「校長先生、校長先生」と呼んでくれますが、
なんだか覚えてくれていること自体、嬉しいものですね。
その絵もなかなか上手く描かれていて、
余白に書かれてある文字もなんとも言えず、バランスがよくて。
少しまだおぼつかない文字もありますが、一生懸命書いたんだろうなと
感じ取れるくらい素敵な言葉が並んでいました。
よほど嬉しかったのでしょうね。
この絵はどうやらフェニックス動物園の方にお礼として送るようでした。
1日のはじまりは、子どもたちの笑顔。これに代わるものはありませんね。
眼科医講習会に参加
10月26日土曜日に眼科医講習会に参加しました。
毎年この時期にお時間をいただいて本校の取組を
紹介させていただいています。
今回はターゲットを絞って、私からはとにかく生徒募集一択。
本校の学びが職につながる話をしました。
そして、本校のコーディネーターからは、眼科医さんと本校が
繋がった実例を紹介しました。
ちょっとした時間なのですが、紹介させていただく時間を
いただき感謝しかありません。
宮崎大学の横上先生に対応して頂き、スムーズに進行できました。
ありがたいことです。
なお、説明後の休憩時間にある眼科医の方からも具体的な質問があり、
情報を共有できました。反応があって良かったなと思っています。
これからも、色んな方々と繋がって輪を広げていきたいと感じています。
子どもたちのために。
奇跡の教室
21日の宮崎日日新聞の「奇跡の教室」に本校理療科の
川野健一先生と小山克郎先生のコメントが写真とともに掲載されました。
理療の道に進みたい方をサポートしたい強い思いが
感じられる内容でしたし、人としてもそうですが、本校の魅力を大いにアピールして
くれたと思っています。本校理療科を支える人財を知っていただける
機会を得て本当に良かったなと思います。
1つだけ紹介すると、川野先生の一番の喜びは、生徒たちが
国家試験に合格し、社会に旅立つ姿をみることと書いてありました。
まさしく、教師をやっていて生徒に寄り添い、伴走する姿が
感じ取れる、川野先生らしいコメントだったと思います。
そういう先生と仕事ができる幸せを感じつつ、また私も頑張ろうと思います。
よろしければ、是非記事をお読みください。
いっちゃが宮崎 楠並木朝市 初出店!
本日、7時15分に私は楠並木朝市がある
県庁前にいました。
天気が危ぶまれましたが、少し風がある程度で
曇り空の中、気温もほどよく、雨は心配なし。
実施出来ることに本当にほっとしました。
※ 楠並木朝市は毎月2回実施され、たくさんの出店が
でます。
7時40分頃、教頭先生が車から荷物を下ろすのを
手伝い、そのうちに寄宿舎の方々が車で現れ、
荷下ろしとセッティングが始まりました。
そうして、8時30分を過ぎたあたりから、
先生方や生徒など、集まりはじめ、9時少し過ぎに
は幼児児童生徒全員が集合しました。
幼児児童は、ティッシュ配りをしながら初対面の
方とコミュニケーション。よく頑張りました。
中学部、普通科の生徒は、点字の説明やオセロ
を行いました。ずっとお客様の対応を続け、疲れたでしょうけど
しっかりとやりきりました。
理療科はあんま施術。たくさんの方に施術
する機会を得て、彼らの成長ぶりを間近に感じられました。
今回広く県民の方々に我々明星のことを知ってもらうために
実施しましたが、足かがりとしてやって良かったなと
感じました。児童や生徒の素晴らしいピアノの演奏、楠並木の下で
繰り広げられている、ゆったりとした時間と雰囲気。
なんとも言えない経験と自信になりました。
これからも外へ外へ、我々の存在を示していきたい
と思います。そうすることで、支援を求めている方々への
周知、そして障がいがある中でも元気に頑張っている
明星のみんなを自信をもって紹介したい。そんな思いが高まりました。
今回、ご案内を差し上げた方々も日曜日にかかわらず、たくさん
応援に来て頂きました。本当にありがとうございました。
そして、県民の皆様に、明星の存在を少しでも御理解いただけていたら
幸いです。
これまでの先生方の準備、幼児児童生徒の活躍、来て頂いた皆様、
今日の全てに感謝したいです。
お疲れ様でした。これからも本校はVenusとして輝き続けます。
あいあい教室
本日あいあい教室が本校で実施されました。
約30名の関係の方々にお集まりいただきました。
学校説明、福祉機器や情報機器の説明をさせていただき、
授業参観もしていただきました。みなさん熱心に聞いて頂いて
ありがたく思いました。
大学や事業所、放課後等ディサービスなど、いつもお世話になっている
方々も多く、また一つ理解を深めていただけたのでは
ないかと思っております。子どもたちのために少しずつまた連携を深めていけると
いいなと思います。御参加いただいた皆様ありがとうございました。
追記
その後、給食が終わり廊下を歩いていると、小学部1年の児童が
校長室前を通りかかりました。挨拶を交わし、少し話をしていると、本人から
「弟が生まれました!」と一言。「いや~おめでとう」
と返すと、ニコニコと喜んで、「真ん中になる」
と言いました。上と下にはさまれた感じなのでしょう。
なんだか誇らしげで、お姉ちゃんになった感じなのか・・・
最後に担任の先生の助言もありつつ、ちょっと照れながら
「また今度校長先生お話ししましょう」と返してくれて、
なんとも言えず、温かくほっとさせられるような感覚になりました。
「また話そうね。いつも元気をありがとう。」
本当に、いい子どもたちだなと思います。
通級指導教室
本日17日は、都城の祝吉小から女子児童が本校での通級指導を
受けにやってきました。
そして、わざわざ校長室へ挨拶に来てくれました。
本当に、あいさつ、所作など元気よくできていましたし、
何より素直でやさしい雰囲気のある児童だと感じました。
「来てくれてありがとう」と思いましたし、これからも
心から応援したいと思いました。
その後、授業を見に行きましたが、指導される先生も児童から元気をもらいながら
熱のこもった指導をされていました。児童も単眼鏡の使い方などよくついていって
頑張っているなと感じました。これからも継続的に、楽しんで本校に
来校してくれることを望みます。
視覚支援での通級は今年から始まったばかりですが、
居住地校と連携しながら、児童生徒、そして保護者に寄り添う指導をしっかりと
行っていきたいと思います。お困りのことがあれば、是非明星にご連絡ください。
可能な限りの支援をして参ります。
ところで、いよいよ今週末20日に楠並木朝市へ本校全員で出店します。
よろしければ是非、足を運んでいただければと思います。あんま施術、歩行体験、
福祉機器の説明など、幼児児童生徒が頑張りますので、よろしくお願いします。
明星文化祭2024 無事 大満足で終了
全て素晴らしい発表となりました。
子どもたちの個性あふれる生き生きした姿、笑顔、緊張、全てが
素晴らしかったです。きっと自信もつけてくれたんじゃないかと
思います。全てに感謝しかありません。
同窓会の方々も合唱で盛り上げてもらいました。
保護者や以前ご勤務されていた先生方も最後まで
見届けていただきました。人のつながり、本校への
愛着も感じられ、つながりの大切さを知る一日になりました。
未来に向かって素晴らしい可能性のある子どもたち、
それを支える先生方の頑張りに感服し感動しました。
本当に本校らしい文化祭で、和気あいあいとした文化祭でした。
見に来てくださった学校評議員の皆様、同窓会の皆様、保護者の皆様、
そして交流校の住吉中学校の皆様、本当にありがとうございました。
今後ともよろしくお願い致します。
明星文化祭2024 開催!
天気が危ぶまれていましたが、なんとか曇り空で
かえって涼しいくらいになって、予定通り文化祭が開催出来て良かったです。
午前中しかまだ終わっていませんが、お伝えしたくてアップします。
幼小学部のなんともかわいらしい、そして個性を前面に出しつつ
成長が見て取れる発表になっていました。彼らの自信にも
繋がっているだろうと思うと、素晴らしい発表でした。
中学部は、Happy Trip。中学部の2名のあうんの呼吸、やりとりが
軽妙でしたし、修学旅行に行くだけでなく、下調べしたことで
社会を知る経験になっているところやクイズ形式で場を盛り上げるところも
素晴らしいなと思いました。
理療科の発表、本当に分かりやすく、ご自身の興味関心も含め、
来ていただいた方々も、聞き入るくらい素晴らしい発表でした。
そして、理療科の宣伝もしていただけて、本当にありがたいと思いましたし、
彼が理療科の先生方に素直に感謝を述べていたので、本校理療科の
先生方の人としての生き方まで伝わっているんだろうと思うと
そういう素晴らしい先生方と一緒にいられることを誇りに思えました。
それから、同窓会の方々の合唱。平均年齢が75歳と言われていましたが、
どの方もお元気で、秋らしい楽曲とあいまって素晴らしい合唱でした。
そういう方々が、そしてそういう先輩が元気に活動している姿を今いる子どもたちに
見せることができていることは、本当に素敵なことですし、
まさにこれが生涯教育だよな、と思ったところでもありました。
つながっていくことって、大事だなと改めて思わせてくれた午前中でした。
その他、昨年まで本校に勤務されていた先生方や以前勤務されていた方々まで
本当にたくさんの方に来ていただけて感謝、感謝です。
また、短い練習期間の中で、あれだけのものを見せられる先生方の御指導に
感服しました。工夫もされていましたし、子どもたちの自己肯定感を
高める良い機会と捉えて御指導いただいたんだろうと思うと、嬉しくて
仕方ありませんでした。手前味噌ですが、本校は本当に素晴らしい。
午後も終わり次第アップしたいと思います。楽しみです。
10月5日(土) 明星文化祭2024
10月1日になりました。
今年もあと3ヶ月となります。
早いものです。
10月5日(土)は、何度もお伝えしているとおり
明星文化祭2024です。
当日は、学校関係の方もお越しいただきますが、
本校に興味のある方で一度も足を踏み入れたことがない
方、単純に興味関心がおありで見てみたい方、
是非、お気軽にお問い合わせください。
日頃から、サテライトで相談を受けたり、巡回相談等でも
対応させていただいていますが、本校で学びたい方は
是非一度足を運んでいただけると幸いです。
本当に百聞は一見にしかずです。
私たちとしては、本校を知ってもらえることが何より嬉しいことです
ので、お気軽にどうぞ。
明星文化祭2024 リハーサル
今日は、朝から文化祭のリハーサルでした。
まずは保健理療科1年生のアナウンスからスタート。
落ち着いていてなんとも心地よい。
幼児児童生徒の代表挨拶は、本当に
「かわいさ満点」そして、成長が見て取れてただただ嬉しい
感覚にさせてくれます。
穏やかな時の流れの中で、幼児児童生徒の
頑張る姿は、なんとも言えない優しさがきらきらと輝き
流れていきます。
あっ、あまりお伝えすると、新鮮味が薄れるのでこれ以上は
触れないでおこうと思いますが・・・
来て下さる方々にも、彼らの頑張りが伝わることを期待します。
改めて、本校の幼児児童生徒は素晴らしい。
そして、それを支える先生方のファシリテーションの機微が
誇らしい。そう思います。10月5日(土)、彼らの
和気あいあいとした躍動する姿を見に来られませんか?
もうすぐ明星文化祭2024
明星文化祭2024が来週10月5日(土)に
行われます。
幼児児童生徒が発表練習や制作に時間をかけて
毎日取り組んでいます。
昨年は体育祭でしたので、今年は文化の匂いを伝えられるように
趣向を凝らして来ていただく方に楽しんでもらえるよう
にしていきたいと思います。
文化祭というと、私が今でも記憶に残っている展示が1つ。
宮崎大宮高校で、ある2階の教室に行ったら、何も展示されていない
がら~んとした教室で、誰もいない。
「何も作らなかったのかな、どうしたのかな~」
と思っていると、ある窓にだけちょっとした飾りがつけてあって、
「ここからのぞいてください」とだけ書いてありました。
「なんだろう?」と思いながら、窓の外をのぞきにいくと、
眼下に広大な自転車小屋が広がり、
三角屋根の凹凸?の連なり、まるでラデーションのような
巨大なモナリザが飾られていたのです。本当に感動的な作品でびっくりでした。
作品はもちろん素敵で、今でも忘れられません。
何もないところからのギャップを楽しめるのも
そうですし、その壮大さがちっぽけじゃないんです、本当に。
あれだけ大規模な作品を屋根を使ったグラデーションで表現できる発想に
頭が下がる思いでした。
明星文化祭も、壮大さとまではいかなくても、
本校の良さをしっかりアピールして、来ていただく方に
楽しんでもらえるといいなと思います。明日はリハになります・・・
共生社会を目指す探究活動サポート事業 私とみんなの共生社会シンポジウム
本日20日、イオンモール宮崎2Fイオンホールで
共生社会に係るシンポジウムがありました。
本校普通科2名が参加し、探究活動の発表を行いました。
共生社会がテーマですので、一般の方や視覚障がいの方に
アンケートをとり、分析をした結果と成果の報告でした。
参加校は、明星、高鍋、宮崎北、富島、宮崎商業、飯野でした。
本校はトップバッターで緊張はありましたが、落ち着いて
分かりやすく発表していました。講評を株式会社MIMIGURIの
木村様にしていただきましたが、好評でした。
まだまだ細かいところや、課題から広げていくというところで
これからの部分もありますが、先日のスピーチコンテストと
同様に、特別支援学校の代表(特別支援からは1校のみ参加)
みたいな感じなので、アピールできて良かったなと感じています。
いつも寄り添って対応して下さる担任の先生や普通科の先生方には感謝でいっぱいです。
これからもチャレンジしていく、外に外に向かって経験を積んでいくことを
心から願います。
そんな中、実は宮崎北高校は、本校とも長く交流をさせていただいていますが、
色覚多様性の友達との関係からカラーユニバーサルデザイン
に発想を飛ばし、視覚障がい者でも遊べるUNOというカードゲームを
作るまでの過程を発表しました。まさに共生社会を目指し彼ら世代
が動き出してくれたことを嬉しく思いますし、本校のことも
発表の中で触れていただいてありがたかったです。
まさに、今回の事業の趣旨にぴったりな内容で、参加してくれて
本当に良かったなと思います。普通科の2名の生徒も、よく頑張ってくれました。
誇りです。
英語スピーチコンテスト
中学部2年の生徒が宮崎市の英語スピーチコンテスト
に参加しました。
32名中14番目の発表でした。
練習と変わらずしっかり声もでていましたし、
堂々と間違えずに発表できました。
これまで長期間にわたって練習してきた成果が
しっかり出せたと思います。
特別支援学校から初の参加なので、第一号です。
その門戸を開いてくれたことをまずもって喜びたいし、
本生徒の努力を大いに褒めたいと思います。
視覚障がいをもちながらも、しっかりと歩んでいる
本校生徒の頑張りを誇りに思いますし、まだまだ
やれると思わせてくれたコンテストになりました。
本日朝に校長室に報告に来たので、褒め言葉も並べましたが、
「来年もやってみたら?」と言うと、まんざらでも
なかったので、頑張ってくれたらいいなと思います。
とにかく、指導いただいた先生も含め、本当に
お疲れ様でした。歴史を作った一日になりました。
感動をありがとうございました。
若いエネルギー
先週13日に高校英語のスピーチコンテストがありました。
どの生徒もレベルが高く、本当に甲乙つけがたくジャッジも苦労していました。
年々レベルが上がり、内容も具体性があって、訴えかける力も備わってきています。
11月に九州大会があるのですが、本当に楽しみでもあります。
明日、本校の中学部2年の三池さんが中学校英語暗唱・弁論大会に
出場します。私も見に行く予定ですが、今まで本当に長い期間練習を積み重ねてきて
やれることは全部やってきたはずです。
本番は緊張もでてくるかもしれませんが、笑顔を忘れずに
全てだしきってきてもらいたいと心から思います。
長い大会の歴史の中で、特別支援学校からの出場は初ということで、
ある意味第一号。誇りに思います。
三池さんには、大会運営者に様々な配慮をいただいて、参加できることに感謝しながら、
頑張ってもらいたいです。
数学 1次不等式
本日、本科保健理療科1年で数学の研究授業がありました。
教師と生徒の1対1の授業でしたが、
1次不等式について、先生からの問いに生徒がじっくり考える姿がありました。
なんとか答えようと頑張る姿、正解だったときの笑顔は
本当に印象的でした。
新入生として入学してきた生徒ですが、1学期を経て
少しずつですが意識が高まってくれているといいなと
思います。入学式で、「3年間はあっという間なので、
覚悟をもって取り組んでもらいたい」と伝えていたので、
本当に自分自身のために、日々を大事に過ごし当初の目的を
達成してもらいたいと改めて思ったところでした。
2学期は、勉強や行事、色んな事に真剣に向き合って成長してくれる
ことを期待します。
新ALT
本日、新ALTのJohn Hardy(ジョン・ハーディ)
先生が初来校しました。
少し挨拶をさせていただきましたが、気さくで
明るい雰囲気の方です。
イギリス出身で、宮崎はもちろん初。
8月7日に宮崎に来て、8日に地震に遭い、
ちょっとびびったようでした。ただ、家具がまだ
なくてよかった~と言っていました。
これから、月1ではありますが、幼児児童生徒にとって
John先生との英語の時間が有意義な時間になるといいなと思います。
良い方を配置してもらい感謝です。
教育実習が始まりました
今日から南九州大学の2名が本校で教育実習です。
職員朝礼でzoomですが、挨拶をしてもらい、
その後1限目に私からの講義ということで、学校紹介を
改めてさせていただきました。
熱心な2人は、点字も勉強してきてくださり、
2週間が有意義な時間になることを期待したいです。
早速、本校小学部4年生の児童が情報を嗅ぎつけて、「実習生を
探しているけど、見つかりません。」と言ってきました。
子どもたちも興味津々なのでしょう。2週間だけですが、
たくさん触れあっていただき、お互いいっぱい刺激をもらえると
いいなと思います。
私も教育実習の時は、本当に充実していました。
授業を改善するために、放課後空き教室で練習したのを
思い出します。そして最終日に、生徒たちから色々な言葉や贈り物をもらって
ぐっとくるものがありました。
あの経験が今に通じている部分もあるな~と思います。
2人にとって、充実した日々になることを心から望みます。
特別支援教育の世界を知っていただく機会を得て、本当に感謝です。
ハンバーガー
本校の給食は、いつもとても美味しいです。
これは内緒にしておきたいぐらいです。
栄養教諭の先生が栄養バランスを研究されて
メニューが出来上がっていますし、とにかく味付けも最高であります。
調理の方々もチームワークがよく、丁寧に対応されていて
人柄が料理にもでるのかな~と密かに思っています。
そんな中、9月3日の給食メニューにハンバーガーがでました。
毎日検食をして、確認をしているのですが、
パテに野菜、チーズ、チキン、トマトを挟んでパクりと
いくわけです。作る手間もまた楽しい。いろんな
形で楽しんだり、勉強してもらいたい思いが伝わってきます。
全て込みで美味しいと思いました。
そんな中、発見がありました。
私が、昨年来「おなかいっぱいです」「ご飯少なめで」
と体型を気にするあまり言っていたら、どうやら量を考えて下さって
いたみたいで、結構少なめだったことが分かりました。(余り気にせず食べていた・・・
私は十分だけど)
パテも小さいバージョンだったようで、本当に一人ひとりに配慮していただいているんだと思うと、
感謝しかありません。
そんなわけで、恐らく、本校の幼児児童生徒の給食の満足度は大きいんじゃないかと。
これからもよろしくお願いします。
今日は4年生の児童がやってきた
昨日に続き、今日は4年生の児童が校長室に顔をだしました。
夏休みは綾町のプールに家族で行って楽しんだそうです。
あそこの水は冷たいので、暑い夏に少しは涼んだのかなと
思ったところでした。
また、学校が始まり運動不足ということでトランポリンを
始めたようでした。体幹を鍛えるのに適しているので、
楽しみながら頑張れるといいなと思います。
なんだか、いつもひとなつっこく声をかけてくれるので嬉しい限り
なのですが、何かお返しができるといいなといつも思ってしまいます。
若干孫を見るような思いが芽生えてきているのかもしれません。
ん? 違っていたらごめんなさい。
今度は誰が訪問してくれるかな・・・人ってやっぱり何らかの形で
他の人と繋がることで、元気がでるもんですよね。
どこへ行きましたか?
夏休み明け、幼稚部の幼児が校長室に遊びにきてくれました。
私から、「夏休みはどこかへ行きましたか?」と
決まり文句のように質問すると、
実は児童の方が私にそのことを聞くことになっていたようで、
申し訳ない気持ちになりました。
私は、「父母の様子を見に行ったくらいかな」と答えました。
児童は、映画を見に行ったようでした。
元気に登校してくれて、私のような得体の知れない
大人に会いに来てくれて、なぜか嬉しい、ほっとする
気持ちにさせられました。
最後は、ハイタッチ! 笑顔で帰って行きました。
素直で、ちょっともじもじしながらも、しっかり質問もできました。
また来てくれると嬉しいな。そして、すくすく成長してくれると
嬉しいな。
2学期が始まりました
令和6年度2学期開始。
始業式で、少し話をさせてもらいました。
1つは、1日24時間をどう過ごすか。
自分の目標を立て、大事に日々を過ごすことの大切さを伝えました。
もう1つは、失敗してもそこから学ぼうという話です。
いつも言っていることではあるのですが、地道に努力を続けていくこと
が大事ですし、たとえ上手くいかなくても、それを糧にして頑張ることの大切さを伝えました。
それから、地震や台風など自然災害がありましたので、
命を守る行動が取れるよう、防災意識を高めてもらいたいことも伝えました。
その後、実際に防災訓練があり、そこでは河野知事の知事の窓から
引用し、会議中の地震に対する対応について触れ、訓練の
大事さを伝えたところです。
2学期は、行事も多く、幼児児童生徒にとって成長できる時間でもあります。
彼らが、健やかに、安全に生活しながら学びを深められるよう尽力していきたい
と思います。
とにかく、地震は起こることを前提に、意識を高めて備え、皆が無事で
いられるよう、将来に繋いでいけるようにしていきたいと思います。
防災意識を高めよう!
8月8日の地震、8月28~29日にかけての台風。
なんだか「防災をしっかり意識しなさい」と言っているような
感覚になりました。
個人的には、家の玄関にポータブル電源、ペットボトルの水、かんぱんなどの
食料、サランラップと紙皿や紙コップ、ラジオ、ライトなどを置きっぱなし
にしています。簡易のテーブルや椅子、携帯ガスコンロも
すぐに出せるようにしてあります。そうそう、簡易トイレのために
袋類や猫砂も購入しました。(一部店舗で簡易トイレグッズが買えなかったので)
ある程度準備はしたものの、いつ起こるか予測できないので、
車の中にいるときなのか、学校で会議をしているときなのか、
はたまた給食をとっているとき、家で風呂に入っているとき・・・
想像し出すときりがありませんが、どこか覚悟みたいなものは
できつつあります。
とにかく、「地震があれば落ち着いてまず落下物等に備え、頑丈な机などの
下に潜り込む。」ですよね。幼児児童生徒にも防災意識を
高め、命を守るために自分で動けるようにしていく必要があると思っています。
9月2日は、始業式。幼児児童生徒の皆さんが元気に登校してくれることを
望みますし、その日に防災訓練もあるので、意識を高めていく良い機会になると
いいなと思います。
いよいよ2学期です。みなのために気合いを入れ直して頑張るぞ!
宮崎県特別支援教育研究連合視覚障がい教育研究部会
非常に長~いタイトルですが、毎年視覚障がい教育の
研修に著名な方をお呼びしたりして本校が実施しているものです。
今年は、広瀬浩二郎先生(現在国立民族学博物館の教授)に
来校していただき、対面で御講演をいただきました。
演題は「視覚障害教育から触覚支援教育へ ~失明しても明星をみることができる理由~」
で90分ほど講話をいただきました。
校外からオンラインでの参加もあり、有意義な時間になりました。
大きくは3つの内容で、
①「使えない」から「使わない」への転換
②深化し続けるユニバーサル・ミュージアム巡回展
③ごぜたちの「行き方=生き方」を展示する でした。
興味深い内容ばかりで、視覚障がい教育から触覚支援教育(様々な感覚を研ぎ澄ます)へ
の視点をいただく会となりました。触ることで見えなかったものが見える。
その経験をもっと増やしていく必要性を感じさせる内容となりました。
また、弱視だからこそ触らせる。これも必要なことだと感じた研修となりました。
研修部をはじめ、たくさんの先生方に調整等していただきました。
良い研修となり、ありがたかったです。
我々が、様々な視点を入れていくことは常に必要であり、
教える側として、学び続けることの意味を感じた研修でもありました。
広瀬先生は、気さくで、誠実な方と感じましたし、盲教育への熱心さが伝わって
きました。
今後も、是非本県の視覚障がい教育へお力をいただけることを期待したいです。
このように全国各地で色んな方が頑張っていただいているからこそ、元気がでます。
一緒に視覚障がい教育を盛り上げていきましょう!
教員採用試験
採用試験が行われています。
私が受験した頃は、50mの水泳が必須でした。
その頃は、宮交シティの一角にプールがあり、
早めに帰郷し、そこで練習して臨みました。
元々、少しは泳げる方だと思っていましたが、
普段泳ぐことはないので、やはり練習第一だと思いました。
結構ヘトヘトでしたから。
当日、当時の大宮高校のプールでとにかく必死に泳ぎました。
なんとダントツ1位で泳ぎきれました。
そこだけは、密かに自慢です。今は沈没するでしょうが。
英語の試験や教養試験、小論、面接もあり大変でしたが、
なんとか合格しました。今でも思い出すのは、面接の時に、面接室に入る前に
「とんとん」とドアをたたいて入る際、本当に今思えば恥ずかしいですが、
超大きな声で「入ってもよろしいでしょうか!」と元気さだけ
アピールして入室したのを覚えています。中にいた面接官は若干
笑っていたと思います。(苦笑い?)
若かりし頃、勢いがあった、いやあまり深くは考えていなかったかもしれません。
受験される皆さんは、日々の業務がありながら努力され、
本当に素晴らしいと思います。受験される全員に幸あれと願います。
思いは必ず花開く。
7月30日 保健主事・養護教諭部会
会場校として保健主事・養護教諭部会で挨拶をさせていただきました。
昨日に続いて本校の紹介をさせていただきました。
少しでも視覚障がい教育について理解が深まってくれることを期待します。
昨日は栄養部会、今日は養護部会。
どの部会も熱心な協議を行い、子どもたちのためによりよく
しようと先生方が動いていただいています。
どちらもなくてはならない存在であります。食の安全、心身の健康維持増進。
夏は研修が多いですが、このような部会の中で様々な課題解決や
改善が図られることで幼児児童生徒も幸せに過ごすことができるはずです。
暑い中、お越しいただいた先生方本当にお疲れ様でした。
ありがとうございました。今後ともよろしくお願いします。
栄養教諭・学校栄養職員部会が本校でありました。
7月29日、午前10時から標記の部会が本校でありました。
各特別支援学校、高鍋農業、五ヶ瀬中等教育学校からの御参加でした。
今年から3年間本校が事務局となり本会の運営を務めます。
安心安全な学校給食運営、会員相互の資質向上を目指すため、講話をいただいたり、
各校がかかえる諸課題を共有して、よりよい食に関する指導に
役立てていく会です。私からは、開会の挨拶の中で本校の紹介を
させていただきました。視覚障がい教育について知っていただく機会となり、
ありがたい時間でした。栄養教諭のみなさんには、いつもおいしい給食をいただけることは
もちろん、子どもたちへ食育をしっかり考えて対応いただいて感謝しかありません。
本会がいつも頑張っていただいている先生方の課題解決に繋がることを祈るばかりです。
次回は12月を予定していますが、ICT活用について学ぶ予定です。
学び続ける教員。まさにここにありです。子どもたちのためによろしくお願いします。
全日本盲学校教育研究大会・熊本大会終わる
7月24日~26日の期間(本大会は25,26日)
全日盲研が熊本でありました。
本校からも、理療科の茂村先生、上野先生が分科会で
司会や記録に入っていただきました。
他3名の職員もそれぞれの分科会で研鑽されました。
全国から約300名の盲学校に関係する方々が
熊本城下、熊本ホールに集い、様々な研究課題について
の発表や協議を重ねました。
発表はもちろん、参加された方々、指導助言をされた大学等
の先生方も熱心に取り組まれ、盛会でした。
九州各県の校長は司会や分科会運営の役割だったため、
チームとして最後まで一つになってやり抜くことができました。
一番には、熊本県立盲学校の仲山校長先生はじめ、教職員の
みなさんの丁寧な対応が印象的でした。恐らく終わったあとは
ほっとされたことだろうと思います。来年は、100回大会となり、
東京で実施されます。これからも歴史ある本大会が意義あるものとして
持続することを祈るばかりです。本大会で学んだことを
他の職員へ還元し、学校の活性化に繋げたいと思います。
校内コンプライアンス研修がありました
23日午前9時から教職員課の専門主幹による講話を
いただきました。
県が掲げる4つの重点取組遵守事項、本校独自の設定項目に対し、丁寧に説明や御助言等
をいただける会となりました。
我々教員は、県民のみなさんはもちろん、地域の方々、保護者や幼児児童生徒の
信頼を失わないように、当事者意識を持ち続けていきたいと改めて思いました。
その会の後半、「かりてきたねこ」の紹介がありました。
我々が指導する際(人間関係づくり)のポイントとして、
か:感情的にならない
り:理由やわけを話す
て:的確に、短く
き:キャラクターには触れない
た:他者と比較しない
ね:根にもたない
こ:個別に指導する
これは、人材育成の留意点でもあり、風通しのよい職場づくりのための
配慮すべきことの例だと思います。
これから、今日学んだことを生かし、よりよい教職人生、
よりよい人間関係づくりに役立てていきたいと思います。
お疲れ様でした。ありがとうございました。
1学期終業式
本日19日(金)は、終業式でした。
以下、私が話した内容の一部です。
これだけはやっておかないとと思うことがあれば、後悔しない
ように行動に移していくと、何かいいことが起こる気がしませんか。
たとえ上手くいかなくても、後悔は残りませんよね。
そのとき、そのときで考えてみて下さい。
最後に、理療科3年生、中学部3年生へ一言。
昔はよく受験生に、「勝負の夏」とか、「夏を制するものは受験に勝つ」とか言っていたものですが、
私からはこの言葉を贈ります。
「心が変われば行動が変わる、行動が変われば習慣が変わる、習慣が変われば人格が変わる、人格が変われば運命が変わる」あの野球の松井秀樹選手の座右の銘です。
この夏の終わりに、自信をもって良い夏だったと言えるように、意識をもって過ごして下さい。
長くて暑い夏ですけど、大事に過ごしてください。
後悔のない時を過ごす。
意識のもちようだと私は思います。
幼児児童生徒にとって充実した夏休みになることを祈念します。
趣味?好きな教科? なに?
小学部4年生が昨日アポを取りに校長室に来ました。
明日17日の午後14時頃にアンケートをしたいと。
そして、本日約束通り校長室に現れました。
質問は2つ。
1つは、「趣味は何ですか?」
なかなかないけど、そして行けないけど、キャンプかな。
自然の中で、寝るために行っている感じかな。
2つめは、「好きな教科は何ですか?」
これも、色々考えたけど、私から逆質問。
「先生の教科知っているよね?」
すると、国語(超嬉しい)
社会、理科、と想像をしてくれて、
私的にはさらに嬉しい限り。そして、英語。
「そうです。先生の担当教科は英語だよね。」
すると、「伊東先生とどっちが英語上手かな~」
私が、「え~比べると?辛いな~。」
そして、私からプラスして昔話をしました。
「中学の時に習った先生が、その頃の英語の授業に
外国人を連れてきてペラペラ話をしている姿に憧れて
勉強するようになった。そして、いつの間にか
今のようになった。」と答えました。
※教師からの影響って大きいものですね。
彼は校長室を出るときも礼儀正しく、
「校長先生、ありがとうございました。」
と言って出て行きました。
健やかに育っている彼の頑張りには、いつも元気を
もらえています・・・最高です。
素直な反応が周りを癒やしてくれます・・・
さて、答えた質問がどうなるのか楽しみです。
共生社会を目指す探究活動サポート事業
7月16日、本校高等部普通科2名が、大活躍です。
共生社会をテーマとした探究活動(授業)の取組で、
午前中は、イオン宮崎の北側入り口付近で、一般の方にお声かけを
させていただいて、視覚障がいに係るアンケートに答えていただきました。
たくさんの方が快く受けていただいて、感謝でいっぱいでした。
午後も引き続き、今度は宮崎駅に移動して同様のことを行いました。
この取組は、視覚障がいへの理解啓発に繋がり、本校を知っていただく
絶好のチャンスであります。
生徒も積極的に声をだして、アンケートへの御協力を
お願いするとともに、しっかりとお礼を述べる姿がありました。
このような経験を通じて、彼らが成長していくことに我々は
心から喜びに感じますし、これからも全力でサポートしていきたいです。
普通科の生徒、引率の先生方、お疲れ様でした。
明るい、かっこいい、落ち着く
11日、給食に向かう5年生の児童2名とすれ違いました。
挨拶して、私から「先生の声はどんな風に感じる?」と
聞くと、「どう言ったらいいのか・・・いいにくい・・・」
と反応。
もう少しつっこむと、「教務主任の先生の声に似ている」
さらにつっこむと、「明るい」「かっこいい」
「落ち着く声」と反応。
素直に答える児童に、素直に受け取る私がいました。
元気が出て、午後の会議も乗り切れそうです。
もっともっと対話して、いろんな人といっぱい色んなことを
話せるといいなと思います。またね。
実践授業
今年12月に授業公開を控えています。
ICT推進に係る授業実践の研究成果をお披露目することになります。
視覚障がいの支援、自立に向けてICT活用が非常に大事になっています。
授業は、ipadを使い動画や情報を拡大して見たりします。
調べ学習も普通に検索して、生の情報を得られます。
Voice overを使って音声で内容を確認します。
ノートテイキング代わりにソフトを使って、板書を
共有したり、自分自身でペンを使って再度問題を解いたりします。
大学では、入試に関していえば、今はほぼインターネット出願。
大学での授業は、教授陣との課題等のやりとりはメール。
そして添削したものもメールで返される。授業もzoomを使う場合もあるでしょう。
コロナ禍を経て、使えるものがあること、使うと便利と
思うものが本当に増えてきました。特に本校の幼児児童生徒には
早期に段階的に学びに取り入れてもらいたい。そして、将来の
仕事にも繋がるスキルを学んでもらいたい。そう思います。
今日も実践授業(先生方がICTを取り入れた授業実践)があります。
少しずつ、少しずつ使うことで慣れていくので、楽しみです。
外の世界は、本当に情報過多。どんどん先へ進んでいきます。
取り残されるわけにはいきません。その上をいくくらいに努力をして
ICTも駆使して、自立できるようにみんなで盛り上げていきたいものです。
それから、ICT活用も含め、本校のことを知ってもらうためには、まず見てもらうことが大事だと
思っています。少しでも本校のことに興味があられる方は、遠慮なく
ご連絡ください。大歓迎です。
今日の授業はどういう展開になるか、生徒の学びはどうなのか
検証していきます。
リベラハープアンサンブル
7月10日、今日は午後に音楽鑑賞教室がありました。
プレイルームでハープ、フルート、パーカッションの3人が奏でる音に
本当に癒やされ、時間を忘れて夢中になってしまいました。
3人の絶妙なトークもなんともいえない温かい雰囲気がありました。
本校の幼児児童生徒は、音楽が大好きなので、生演奏で
目の前で繰り広げられるハーモニーに心から感動して
いるようでした。いつもより積極的になった児童も
いて、手を上げたりつぶやいたり、きっと良い思い出になったことでしょう。
素晴らしい経験をありがとうございました。
最後に、子どもたちからちょっとしたお礼の贈り物(手作り)の贈呈もあり、
喜んでいただけました。
音楽は、心を癒やしたり、元気づけたり、慰めたり、それを演奏
できること、関われることは本当に素晴らしいことです。
本校の子どもたちが、今日来校された方々のような仕事に就くというのも
選択肢の1つになるといいなと考えてしまいました。
くつろぎのひとときをありがとうございました。週の中日、私も癒やされました。
さぁ、気持ちを切り替えて仕事だ。
九盲体終わる、次へ!
7月4,5日九盲体が鹿児島で行われました。
朝早くから、大変だったと思うけれど、まずは
出発できて良かったです。
そして、試合。まずはフロアバレー。
シードで2回戦からの出場でした。長崎に勝利した
強豪鹿児島と対戦。本当にその場にいれなかったことが
残念でなりませんが、シーソーゲームだったそうです。
ただ、引率の先生に聞くと、鹿児島はかなり練習を積んできたように
見えましたと仰っていたので、気合いが入っていたのでしょう。
勢いに負けてしまったのかも知れません。本校は、北九州と大分と3チーム
合同のチームでしたので、結果的には負けはしましたが合同練習は
ほとんどしていない中でのシーソーでしたので、よく健闘したと
思っています。試合が終わったあとはかなり悔しい表情を見せていたようですが、
その悔しさが次へ繋がってくれるといいなと思います。
本当に長い間練習してきた彼らを褒めてあげたいです。
そして、普通科の横内さん。STT全盲の部、優勝ーーーーーーーーー!!!!
素晴らしい結果です。集中して頑張った彼女を誇りに思います。
「やればできる!」と本当に思わせてくれました。このことを
いい意味で自信に繋げてくれると嬉しいです。
それから、引率された先生方、朝早くから見送りをしていただいた寄宿舎の先生方
そして応援していただいた全員、お疲れ様でした。(個人的に、引率された先生方は
刺激的な試合を見られてうらやましい限りです。)
生徒たちには、これからも様々なことにチャレンジして、苦しいことでも乗り越えて
自分磨きを続け、成長していってもらいたいです。
明星、次へ羽ばたけ!
九盲体へ
本日、1限目に全校集会がありました。
小学部6年生、鈴木さんと磯貝さんが全体の司会でした。
2人とも立派に進行できていました。心から感動しました。
大きな声で、堂々と、ほぼ間違いなく。
彼らはできます。どんどんやらせたいです。
彼らの活躍が今後も楽しみです。
ところで、今日の全校集会は、九盲体の壮行会でした。
STTとフロアバレーに出場するメンバーから
一言ずつ発言がありました。
それぞれの思いを語り、全校が拍手して激励しました。
出場する理療科の長野さんからは、「自分たちだけでここまでこれたわけではない。
先生方が練習相手になってくれたから」という発言がありました。
そういうところに気がつく、そして年長として先輩として
堂々とこの内容を発言できる彼の存在は、貴重だな~と思います。
私からは、①練習は裏切らないこと②たくさんの先生方の思いを感じて欲しいこと
③チームワークを高めるために、他県の人としっかり挨拶と対話をして欲しいこと、
そして最後に④劣勢、上手くいかない、ミスをした、そのような時ほど周りの声、心の声が大事、
気持ちの切り替えが大事。
このような4つのことを話しました。何より、笑顔で元気にやりきってきて欲しい、そう思います。
緊張やプレッシャーに押しつぶされる感覚も成長の過程では必ずあります。
そういう経験を経て、自信をつけていって欲しいです。
明星がんばれー!ファイオー!
7月4日、早朝6:30本校出発です。今回行けなくて残念。
7月に入りました、靴とゴロゴロ。
7月に入り、梅雨はどこへやら・・・
寝苦しい毎日になりそうです。
先週は東京に出張でしたので、その時の様子を
少しだけ提供します。
まず、やはり東京は人だかり。どこを歩いても人、人、人。
電車でも街中でも上手く避けて通らないといけないくらいですよね。
そしてとにかく歩く。今回履きなれない靴を履いて行ったのが
間違いでした。靴擦れはなかったのですが、足が棒のように
なりました。そして、荷物。ゴロゴロを持っていけば
良いのに手持ちで行ったのが最悪でした。出張でいただいた
資料が大量にあり、それを入れて持ち運ぶだけでも苦労しました。
東京へ行くときは、履きなれた靴でゴロゴロでぜひ!
視覚障がいに思いを馳せると、あの人だかりを歩くのは
至難の業です。満員電車もしかり。でも、社会で生きていく
ためにはそういう困難も乗り越えていく力が必要ではないか。
点字ブロックはありましたが、自転車が邪魔になっていたり、
とにかく人が駆け抜けていく状態。こんな荒波に放り込まれたら
どうなることか。と色んなことを考えてしまいました。
本校の生徒には、社会で自立していくために必要な資質を
身に付けさせたい。その1つに、大きな困難は想像以上にあるとは思うけれど
どんなに苦しくても、大変でも、明るく笑顔で、周りに頼りながら
しっかり歩んでいってもらいたい。そういう思いがあります。
そういうことを乗り越えた先には、知的好奇心を満足させるものとの出会い
や刺激的な人との出会い、何より自分を高めるチャンスが待っている
はずです。そんな出会いをいっぱいしてもらいたいです。
愛(EYE)ひなた総会がありました!
6月22日(土)に「みやざき視覚障がい児・者支援ネットワーク
愛(EYE)ひなた」の総会がありました。
これは、視覚障がいに関連する医療機関、相談機関、教育機関、
支援機関等の多職種の専門家が連携して、視覚障がい児・者の相談
及び支援を有効に行うことを目的として発足したものです。
昨年は、眼科医講習会にお招きいただき、本校の説明等(アピール)を
させていただいたり、本校で点字図書館の館長に御講演をいただいたり
点字点訳の支援をいただいたり、様々な連携をさせていただきました。
今年も、昨年同様に連携を図りながら、よりよい関係づくりに努めたい
と思いますし、視覚障がいのある方々としっかりと繋がっていけるように
本校からも引き続き発信をしていきたいと思います。
雨上がり、そして感謝!
先日からの豪雨が止み、晴天です。
気温がぐんぐん上がっているのを感じます。
やっぱり晴れはいいものです。
今日は、先日からなのですが、お隣の中央支援学校の生徒や職員のみなさんが
本校に来校し、環境整備をしていただいています。
昨年も行っていただきましたが、本当に暑い中申し訳ないくらい
熱心に取り組んでいただいています。感謝しかありません。
草を刈った後の片付け、窓についた蜘蛛の巣取りなど
まるで自分の学校のように取り組んでいただき、本当にありがたいばかりです。
挨拶も素晴らしいですし、きっと就職等上手くいく方々ばかり
だと感じます。陰ながら応援したい思いです。
中央支援のみなさん、ありがとうございます。
せ
九盲体へ緊張感高まる!
今日の午後は、九盲体へ向けて合同練習がありました。
寄宿舎の先生方や他職員、九盲体に参加する生徒など、本校には珍しく
体育館がかなり賑わっていました。ウォームアップから見ていたのですが、
その時からなんとなく体育館内の空気が違っているなと感じました。
黙々と練習している様子を見ていたのですが、緊張感もあり、皆が凜々しく見えました。
実践に近い形で、相手を見立てての練習試合もあり、チームワークも上々。
あとは、他県の2チームとのコラボが上手く機能してくれることを
望むばかりです。
練習を見ていて感じたのは、プレーで上手くいかなくても、気持ちを切り替えるメンタルが
大事だなと感じました。それができるチームだと感じました。本当に期待が高まります。
彼らには思いっきり楽しんでもらいたいと心から思います。
頑張れ!明星! 絶対やれるぞ!明星! 頑張って欲しいです。
職業講演会がありました
本日6月14日(金)13:45分から14:35まで
本校ランチルームにて、職業講演会がありました。
本校理療科卒業生で、「マッサージ はり きゅう Cure」院長の
田ノ口 賢市 様をお招きしてのお話でした。
内容は、本校在学時までの道のり、資格取得までの本校での学びへの姿勢、仕事についてからの
先を見据えた計画性や実現力、そして実際の院の実情(お金のお話)
など、興味深いものばかりでした。
本校生徒だけでなく、参加いただいた保護者の皆様にとっても、
有意義な時間になったことと思います。
一番には、理療の素晴らしさ、特に人に喜んでもらえる職業であること、
理療の道が価値ある職に繋がることがよく分かりました。
また、田ノ口様のお人柄からくる優しい語り口、人前で話すのもめったにないとの
ことでしたが、分かりやすく丁寧にお話いただき人としても尊敬できる
方だと感じました。本校生徒にとって、将来の目標になってくれる
といいなと思います。これからのご活躍を祈念しております。
学校評議委員会が開催されました
6月13日(木)午前中に学校評議委員会が本校でありました。
4名の評議員の皆様には御参加いただき感謝いたします。
本校を御理解していただく中で、様々な課題も共有していただき、
支援の在り方についての御助言もいただきました。
授業も参観していただき、ICT活用の場面も見ていただけて良かったなと思います。
本会は、学校活性化に繋がる貴重な会であり、本校を支援して
いただける方が増えていく一つの取組だと感じます。
これからも4名の方々には、ご意見やアドバイスをいただきながら
学校運営に力を注ぎたいと思います。ありがとうございました。
次回の開催は、文化祭の時になるとは思いますが、幼児児童生徒の
元気な姿をお見せする機会になればと思います。
PTA連絡協議会がありました
6月12日(水)、田野町でPTA連絡協議会がありました。
各校のPTA会長と校長等が参加し、教育委員会、福祉保健部、知事へ
お渡しする要望書の内容について協議しました。
協議を通じて各校の状況も理解できましたし、要望書への熱い思いも伝わりました。
すぐに解決するわけではありませんが、少しずつ行政にも御理解いただいて
実現していきたいと改めて思ったところでした。
九盲弁終了。よく頑張りました。
6月6日~7日、福岡県で九盲弁がありました。
本校の代表として、中学部3年永野さん、普通科2年金丸さんが
参加しました。
2人ともあれだけ長い文章を暗記し、よくやりきりました。
緊張もあったでしょうけど、堂々と発表できたようで、
報告に来たときの表情は自信に満ち溢れていました。
ちょっとだけ、また成長したなと感じます。
これからも新しいことにチャレンジしてくれることを期待したいです。
それから、3人の先生方に引率をしていただきました。
いつも寄り添い、叱咤激励し、当事者と同じ気持ちで取り組む先生方、
当日を迎えるまでの御指導を含め感謝しかありません。
これからも、生徒たちが、一つひとつの体験を乗り越え、自信となり、成長していく
姿をみられるのは楽しみで仕方ありません。
6月全校集会
今日の全校集会では、鹿児島大会で活躍した理療科の野田さん、
障スポで活躍した3名(川野先生、永野さん、三池さん)にトロフィーなどを渡しました。
いろんな経験をして、緊張したり、くやしかったり、感動したり、
そういうことがあって成長していく姿を見られることは本当に幸せです。
また、次へ向かってくれることと思います。がんばれー!
それから、今週末九州の盲学校弁論大会に出場する永野さんと金丸さんが
全校に弁論を披露してくれました。
朝一だったのもあって、声がでていない?元気がない?ような感じもありましたが、
よくあれだけ長い文章を覚えて発表できるなと感心しました。
これまで大変な努力があったはずです。それだけでも自信として
いいと思います。
それと、個人的には、2人とも素晴らしいキャラクターを持っているので、
余計なことは考えずに、そのキャラクターを思う存分に出し切ってもらいたいなと思います。
楽しんできて下さい。みなで応援してます。
日本パラスポーツ協会の方が来校
13時前に、日本パラスポーツ協会の3名の方が来校されました。
元本校校長中島先生もご一緒です。
目的は、本校で指導者講習会を行うための視察です。
昨日から来県され、様々なスポーツ関連施設等を
回られているとのことでした。非常に熱心で、気さくな方々で
お話を聞いているだけで、楽しい思いを共有できました。
視察中、子どもたちも元気に挨拶をしていましたし、
施設も含め良い感触をもっていただけたようでした。
パラスポーツを推進するために、たくさんの方が尽力されている
ことを改めて感じた時間でしたし、今後、宮崎でもパラスポーツに
もっとたくさんの方に興味をもってもらい、良き指導者が増えていくことを望みます。
本校の子どもたちも、生涯スポーツとしていずれ様々なスポーツで
活躍してくれることを期待します。
不審者侵入対応訓練実施
本日は、宮崎北警察署の川越様にお越しいただき、
全校で不審者侵入対応訓練を行いました。
昨年は、職員だけの訓練で、本当に実践に近い、いや本物のように
感じるくらい緊張感のある訓練を行うことができました。
今年は、幼児児童生徒も含めた訓練でしたので、その実態に
合わせて行いましたが、侵入された教室の普通科の2名は
特に緊張感があり、実際の場面を想定できて良かったと感想を
述べていました。それから、対処した職員の適切な言動、
放送による位置特定、職員の迅速な対応、管理職は警察署等への通報訓練、
幼児児童生徒は適宜身を隠すなど、全体として高い評価をいただきました。
学校は基本開かれていますので、いつ侵入されてもおかしくありません。
寄宿舎ではすでに訓練を行っていましたが、やはり常在危機の意識を
しっかりもつべきだと改めて感じたところでした。
また、訓練のあと体育館で講話と質疑がありましたが、小学部
の児童が積極的に質問して、警察のお仕事について説明を受け、
興味深く聞き入っていました。子どもたちに寄り添い詳しく説明いただき
川越様には感謝しかありません。
講話の中で、最近はSNSによる詐欺など心配される事案についても触れられて
おられましたが、本校の子どもたちが社会にでても、しっかり対応
できるように指導していかなければと思ったところでした。
よい訓練となりました。
新ALTが来校!
本日5月28日、新ALTのテイラー先生が来校されました。
たまたま玄関付近を通りかかると、ちょうど来られたので、私から挨拶をして
職員室へ通しました。
明るく気さくな方で、表情から優しい雰囲気が伝わってくる方でした。
その後、小学部の児童とプレイルームで初対面。
緊張している児童もいましたが、興味津々で質問したり、つぶやいたり、
本当に楽しそうでした。テイラー先生は、主に宮崎北高校にご勤務ですが、
今後、本校にも来ていただけるのでありがたいです。
私から「授業を楽しんで下さい」とお伝えしたので、きっと幼児児童生徒と仲良く
やってくれることと思います。
今は、グローバル化の時代。そして、少子高齢化の時代。
宮崎でもコンビニとかで働いている外国人の方がいらっしゃいます。
本校の幼児児童生徒が英語を英語のまま理解できるようになって、英語でコミュニケーションが図れる
ようになってくれるといいなと思います。
幼児児童生徒には、いっぱい経験をさせたいです。
英語はあくまでツールであり、話す内容が大事だということも感じてもらいたいです。
今度、いつ来られるのか、本当に楽しみです。
STTのチャンピオン
5月24日、少し天気があやしいですが、
明日は晴れそうです。よい週末になることを祈ります。
今日は、小学部1年生のお話です。
体育の時に、本校にはSTTの全国チャンピオンがいるという
お話があって、それを覚えていたようで、
授業の一環で理療科を回った際に、「STTのチャンピオンの
先生は?」という発言があったそうです。
本校にSTTのチャンピオンがいることはもちろん誇れることですが、
理療科の先生方が、様々に動いていただいて、
幼小の子どもたちにも何かしら身近に感じてきているのではないか
と、私個人はただただ嬉しいことですし、ある意味
大先輩である先生方の存在がどんどん大きくなるといいなと思います。
いつか、幼小の子どもたちがSTTでチャンプと本気で戦う瞬間が
くることを楽しみにしたいです。チャンプもきっと楽しみにしてくれている
と思います。
5月21日 小学部1年生の恩返し
今日は、曇りで時々晴れ間もありますが、幼児児童生徒が
元気に活動しています。
たまたま小学部1年生の教室を見て回ると、
人なつっこく反応してくれました。
「校長先生、今度は教室を説明します。
この前の恩返しです。」
小学部1年生の発言に、「やさしい児童だな~」
としみじみ思いました。前回、校長室を訪問して
おおはしゃぎで色々校長室を見て回って帰って行きましたが、
まさか、こんなに素直で優しい言葉が返ってくるなんて・・・
児童の純粋さ、相手への気遣い、そんなことが
できることに私は感動さえありました。
これからも大事に見守りたい、そう思います。
5月20日 小学部4年生の自立活動
小学部4年生男児が本日14時過ぎに校長室に訪問。
自立活動のコミュニケーション力アップの取組です。
男児から、いきなり「今熱中していることはなんですか」
とか、「好きな食べ物はなんですか」など、次々に
質問がありました。
好きな食べ物は、「宮崎のうどん」と答えると、
柔らかいのと固いのとどっちが好きかという話題になると、
男児は「固いのです」と答えました。
どうも、宮崎うどんより讃岐系のうどんが好きなようでした。
その後、スポーツの話題で、男児が「水泳が好きです」と
答えたので、「どんな泳法が好きですか」と聞くと、
「バタフライ」と答えました。「え~すごいね」と
反応すると、笑いながら「なんで、校長先生え~なんですか」と
聞いてきました。私は、「バタフライって難しそうなのに、
それが泳げるんだと思ってびっくりしたんだよ」と答えました。
続けて私が「なぜ、水泳が好きなの?」と聞くと、「気持ちいいから」と
答えました。話題が豊富で、ひとなつっこい、誰からも
愛されるキャラクター。本当にこれからの成長が楽しみで仕方ありません。
ありがとう。訪問に感謝です。
5月15日 ICTに係る先生方の研修がありました
オンラインで帝京平成大学人文社会学部児童学科の田中良広教授から
ご講義いただきました。
時間ぎりぎりまで丁寧に説明いただき、感謝です。
印象に残ったことだけ触れると、
①タッチタイピングが大事
ipad等端末使用もあるが、やはり就職、進学においてはPCへの入力
が必要な技能なので、キーボードへの打ち込みを身に付けさせるべき。
②授業は、障がいの程度によるが、紙ベースでありながら、部分的にデジタルを使用する
ことを推奨する。
③授業で、ノートテイキングはすべき。
ついつい、簡略的にipadで撮って終わりとなっていないか。
やはり、書くこと、話すことは時間をかけて取り組むべき。
④クラウドやフォルダーなど、階層理解も必要。
検索能力、アクセシビリティ機能の設定、どれも大事だが、
どこにどのように記録したものをしまっていくのかを理解していくことも
必要。
⑤精通している人だけが負担を増すようではいけない
研修を重ねスキル向上に前向きに取り組むことが大事。
他にも沢山の事例紹介もあり、有意義な時間となりました。
今日の学びを生かしながら、ICTを推進していきたいと改めて
思った次第です。子どもたちの未来のために。
5月12日 障がい者スポーツ大会で選手も輝いていた!
12日、雨模様の中、音響走50mに中学部3年の永野さんが出場。
少し滑りやすいトラックだったにもかかわらず、全力で走り抜けました。
走る姿もきれいで、勇気をもってあの場に立ち、音に向かって
走りきる永野さんに感動すら覚えました。本当に素晴らしい。
練習とか大変だったと思うけれど、やりきれることが何より素晴らしい。
これからも困難があっても、きっと立ち向かえると思います。
おめでとう、金メダル。
それから、中学部2年の三池さんがフライングディスクに出場。
練習では少し調子を落としていたようですが、本当に本番に強い。
10回のうち6回、あの輪を通っていきました。
審判が思いっきり縦に旗を振った時は、「よし!」と何度も思いました。
雨の中、集中力を切らさず最後までやり抜いて、銀メダルでした。
おめでとう。また一つ成長です。
それから、本校の川野先生もSTTで優勝でした。流石です。あのパワーは
日頃の鍛錬から生み出されるのだと思います。川野先生もおめでとうございます。
努力する姿は、やっぱりみんなを勇気づけてくれますね。
ということで、本校の出場者は全員大活躍でした。
保護者のみなさん、応援に来て下さった先生方、引率された先生方、そして運営をしてくださった
皆さんに感謝感謝です。みなが輝いて見えました。
やっぱり誰でも頑張る姿は元気を与えてくれます。
また次を期待します。
ICT推進
今年は、ICT推進が本校の1つの大きな命題です。
世の中が急激に変化している中で、その状況を理解し、ついていく必要がある。
情報を早く正確に知った上で、自ら主体的に動けるようにする必要がある。
このことは、幼児児童生徒のため、本校がICTを進める理由の1つです。
また、本校を卒業する時に、自分の力で社会で生き抜いていくための
ツールとしてICTを自信をもって使えるようになってもらいたい。
そういう思いです。
今後、研修部を中心に、授業改善を念頭にipad使用やPCの活用について研修を
重ねていきます。生活のツールとしての活用も合わせて行います。
まだ、ある意味では始まったばかりですが、意味あるものにしていきます。
さあ、みんな、今こそ学ぼう!
Iiipad
5月8日 小学部の2名が校長室訪問!
本日朝10時頃でした。
小学部1年の2名が校長室にやってきました。国語の勉強の一環です。
まずは、ノック。そして、挨拶と自己紹介。
自分で書いた文字(名前)を披露しながら、一生懸命自己紹介してくれました。
その字もなかなか上手く書けていました。
その後、ソファーに座り、飛び跳ねながら相手に負けじと
次々に話題を振ってきました。一杯話したいことがあるようで、
我先にという感じが伝わり、元気いっぱいの2人に圧倒されました。
椅子に座ってぐるっとしたり、パソコンをいじったり、私の個人的な
ロッカーを許可を得て開けてみたり、さらには私の椅子に座って
私が「○○校長」とはやしたてると、にこにこしながら喜んでいました。
いつも指導されている担任の先生はすごいな~と思ったところでした。
あの元気、分けてもらいたい。
でも、2人の大きな声が学校に響き渡り、学校らしくしてくれている
感じがあり、私は感謝です。
訪問の後半には、「校長室楽しかった」と言ってくれたので私も少しほっとしました。
私は、「また、遊びにおいで」と伝えました。
元気や癒やしをまた待ちたいと思います。
健やかに、そしてしっかりと成長してくれることを期待します。
5月2日 歓迎遠足
今日は歓迎遠足でした。
天気は、回復しました。本当に良かった。
幼児児童生徒の日頃の行いのおかげです。
臨海公園では、明るい日差しをうけながらも、みな楽しそうに
過ごしていました。
私もお菓子交換をしました。少しは喜んでくれていたらいいのですが・・・
それから、タンデム自転車が好評でした。代わる代わる先生と一緒に乗って爽快感を
味わっていました。ヘルメットを着用しながら、自転車に乗る感覚は貴重な経験に
なったはずです。
サッカーもはしゃぎながら楽しんでいました。先生方も一緒になって走り回り、時にはからぶりしながら
にこにこしている満面の笑顔に癒やされました。
その風景を見て、ある先生が、「本当に良い学校ですよね。
この穏やかな雰囲気、平和な雰囲気、いいですよね。」と仰っていました。
幼児児童生徒が、これからの生活を有意義なものにしてくれることを
心から祈ります。
令和6年度 入学式
令和6年4月11日、入学式です。
天気が危ぶまれましたが、なんとか持ちこたえてくれました。
小学部に2名、本科保健理療科に1名の計3名の入学式でした。
厳かな中にも温かい雰囲気の入学式で、3名も立派に過ごしました。
小学部2名には、元気いっぱいの声を届かせてくれるように、本科保健理療科の1名には
覚悟をもって3年間を大事に過ごすように伝えました。
そして、何事にもチャレンジして、レジリエンスで乗り切ればいいよと伝えました。
何事も失敗していいんです。レジリエンスで乗り切ればいいんですからと・・・
これから、小学部の2名はまず6年間、本科保健理療科の1名は3年間、
大きく成長してくれることを期待しています。本当に楽しみです。
令和6年度 始業式
いよいよ令和6年度のはじまりです。
幼児児童生徒のために頑張りたい、心からそう思います。
今日は、4月9日の始業式で話した内容を以下に抜粋します。
一昨年の夏頃「ユニコーンに乗って」というドラマがありました。
永野芽郁さんが主演で、スタートアップ企業を立ち上げ、どんな状況でもバーチャルの中で、いつでも、どこからでも自由に勉強できる学校を作るために仲間と悪戦苦闘しながら成功に向けて成長していくドラマでした。
その中で、部下の西島秀俊さん演じる小鳥さんが若いころ教師を目指した理由を語るシーンがありました。小鳥さんが語ります。
子供の頃は勉強が苦手で、山で鳥ばかり追いかけていました。
その当時の担任の先生が、鳥が好きで鳥について知りたいなら勉強しなさい。とおっしゃった。
国語を勉強すれば、鳥について書かれた難しい本を読んで知識を得られる。
算数を勉強すれば、鳥を数値を使って分析できるようになる。
英語を勉強すれば、海外の鳥に関する本を読んで、知見を広げられる。
色んな事を勉強することで、好きなことを深められる。究められる。
その話を聞いて、今までつまらないものだった勉強が劇的に変わった。
以上が内容です。幼児児童生徒には、本校にいる間に色んな知識を蓄え、自信をもって社会に羽ばたいてもらいたい
そんな思いです。明星は、金星という意味でもあります。
皆が光り輝く人になってくれると信じています。
令和6年度が素晴らしい年になることを祈ります。
令和6年度 はじまり
本校に着任し2年目となりました鎌田です。
改めて、今年度もよろしくお願いいたします!
令和6年度は、ICT教育の推進と対話による学部を超えた取組を重要視しながら、
一番には本校の魅力発信に努めていきたいと思っています。
幼児児童生徒の成長を第一に考え、職員が一生懸命対応してくれています。
視覚障がい者がこれほど安全安心な環境で学習できるところはないと思っています。
支援を求めている方々に声が届くように尽力していきます。
明星は、いつでもオープンです。気軽に声をかけてもらいたいです。
お待ちしています。
令和6年度が、在籍している幼児児童生徒、職員にとって素晴らしい年度に
なることを祈って、スタートです。
児童生徒の作品紹介
2学期に入り、本当に嬉しいお知らせです。
本日8月31日の宮崎日日新聞のエイブルアートの欄に
本校小学部4年生、新原千讃(かずとき)さんの作品が紹介されました。
6月に掲載された渡部叶夢(かなむ)さんの時もそうですが、
今回のかずときさんの作品も素敵です。
このことは、彼らだけでなく、職員全員が温かい気持ちになりました。
元気を与えてくれる彼らの取組に「ありがとう」と言いたいです。
なお、宮崎県赤い羽根共同募金の、イラストコンクールにおいて、
佳作 小学5年生磯貝頼杜さん 中学3年生高橋祈愛さん
努力賞 中学2年生永野敦大さんが選ばれました。
9月19日~10月31日宮崎県福祉総合センター本館1階ふれあい広場にて
展示されるそうです。
また、後日宮崎県赤い羽根共同募金のホームページにて紹介されるそうですので、
是非ご覧ください。
新原千讃さんの作品 ↓ 永野敦大さんの作品 ↓ 磯貝頼杜さんの作品 ↓
高橋祈愛さんの作品 ↓ 渡辺叶夢さんの作品 ↓
令和5年度 九州地区盲学校体育大会 佐賀大会
雨が気になりましたが、7月5日(水)午後、佐賀県で行われる九盲体に出発しました。
競技は、STT(サウンド・テーブル・テニス)とFVB(フロアバレーボール)です。
マイクロバスに乗り、本校を13時に出発。結局17時30分くらいにホテル到着でした。
途中熊本などで雨もありながら、初めてのバスでの長旅、やはり佐賀は遠かったですね。
ただ、生徒たちは元気そうでしたので明日に備え何よりでした。
到着後、しばらくして夕食は皆で歩いて移動しファミレスで済ませました。
色々とメニューから選んで、生徒はデザートも食べていたようでした。
7月6日(木)午前中は、ウォーミングアップで、公式練習を行いました。
FVBチームは、北九州との合同チームでしたので、初顔合わせ。
緊張もあったかもしれませんが、北九州の方々が明るく、のりがよく、すぐに打ち解けたようでした。
まさにワンチーム。数時間で溶け込んでいるように見えました。実は、行く前に全校集会で、
伝えていただいたのですが、一期一会、これが最後かもしれないと思って出会いを
大切にしよう。1日目にして、そんな一期一会を感じる笑顔あふれるチームとなりました。
12時から開会式、午後から早速試合開始。STTは弱視の部が1位、2位。
全盲の部が2位と3位。「評価するのは他人、限界を作るのは自分」という言葉を胸に
最後まで諦めず、相手や戦況を読み、全力で戦っていました。素晴らしい結果でした。
やはり、練習がものをいうなと感じました。行く前、暑い中たくさんの先生方に
見守られながら練習に汗する姿がありました。いっぱい褒めてあげて欲しいです。
FVBは、勝ち上がるごとにまとまりを見せ、準決勝では福岡に苦戦したものの、勝ちきりました。
いよいよ明日は決勝。また明日も試合が見れることを幸せに感じました。
2日目。
STTは、団体戦。相手は力強く、鍛えてきているなと感じる相手でした。しかしながら、精一杯最後まで
諦めずに頑張る本校の3名の生徒を誇らしく思えました。終わった後涙する生徒もいましたが、
悔しさをバネに、また羽ばたいていける生徒たちだと確信しました。
FVBは、決勝。だいたい10時20分ごろから開始。相手は鹿児島県(前年度優勝)。
手堅く、連携もとれ、まとまったチームという印象でした。去年のチームの勢いそのままに
勝ち上がってきたようでした。しかし、1セット目からシーソーゲーム。
まさにどっちが勝ってもおかしくない試合でした。が、15-14で明星が勝ちました。
「やったー!!!!」私も周りも飛び跳ねていました。もしかしたら、静岡に行けるかもと心をよぎりました。
2セット目は11-15で負け、流石粘りの鹿児島でした。3セット目途中時間切れ。
結局得失点差で明星敗退となりました。鹿児島の試合巧者という感じでしょうか。
ルールで60分で終わり、その時点での得失点がものをいうようになっているようでした。
でも、本当に本校生徒の頑張りを見せたかった。素晴らしいプレーの連続でしたから。皆輝いていたし、感動を
もらいました。応援していた先生の中には、負けたときに涙をみせる方もいたくらいです。
選手たちには、心から感謝です。堂々と戦える力、精神力。これからも何事にも臆せずチャレンジする
姿が目に浮かびました。いっぱい経験して欲しい。心からそう思える大会となりました。
応援していただいた皆様、本当にありがとうございました。
心から感謝いたします。
令和5年度 第22回障がい者スポーツ大会(5月14日)
5月14日、天気に恵まれ、生徒の生き生きした姿に元気をもらいました。
地道に練習してきたメンバーたち、皆が輝いていました。
明星(本校)で行われたSTT(サウンド・テーブル・テニス)では、粘り強い戦いで
素晴らしい結果でした。(本校の理療科職員川野先生も大活躍でした)
県総合運動公園ではフライングディスク競技、生目の杜運動公園では陸上と、それぞれ
以下の写真のように結果を残しました。笑顔が本当に良かったです。
練習期間は短いながらも、放課後の時間を有効に使って練習を重ねてきた結果が
本番でも出たのだろうと思います。やはり積み重ねですね。
色んな競技にチャレンジして、たくさんの人と交流ができて生徒たちにとっても
よい経験になりました。
応援に来ていただいた保護者の皆様、ありがとうございました。
令和5年度 歓迎遠足
5月2日、歓迎遠足でした。天気に恵まれて本当に良かったです。
午前中は校内で各学部ごとに自己紹介や発表、ゲームなどが行われました。
その後、徒歩で久峰運動公園まで向かいました。先生方も元気に歩みを揃え、頑張ってくれました。
新学期が始まって約1ヶ月、疲れもあるかもしれませんが、みんな元気な
笑顔を見せてくれていました。太陽の下、いっぱい遊んで、お菓子を食べて
良い交流ができましたし、思い出に1つ加えることができたと思います。
個人的には、お菓子の交換もできて嬉しかったです。
明日から連休ですが、保護者の皆さんといっぱいお話をして、また元気に登校してくれる
ことを待ちたいと思います。
令和5年度 入学式
令和5年度入学式が開催されました。雨が危ぶまれましたが、なんとか影響なく実施できました。新入生6名、それぞれの思いをもって本校に入学してくれました。職員一同、これからの6名の頑張りと成長をしっかりと見守りたいと思います。参加いただいた保護者のみなさん、ご出席いただいたご来賓の皆様に心から御礼申し上げます。
第109回 祝 卒業式
3月15日(水)第109回卒業式が3年ぶりに、ご来賓、保護者をお迎えして挙行することができました。
小学部1名 中学部2名 高等部普通科2名 高等部専攻科2名 のみなさんが卒業されました。
【小学部】三池さん 【中学部】金丸さん 【中学部】横内さん 【普通科】福島さん
答辞 普通科3年 渡部 光輝さん 送辞 普通科2年 那須 優心 さん
【ご来賓の皆様】
【式辞より】
春の息吹を感じる佳き日に、ご来賓の皆様、保護者の皆様をお迎えしまして、令和4年度宮崎県立明星視覚支援学校卒業式を挙行できましたことを心から嬉しく思います。
小学部を卒業される三池さん。自分から相手に話題を提供できるようになり、コミュニケーションがとても上手になりました。交流を通して、友達が増えていきましたね。毎日の学習をこつこつと積み上げながら友だちに優しく小学部のリーダーとして頑張ってきました。中学部に入ってもその優しさと新しいことに挑戦する気持ちを忘れずに頑張ってください。
中学部を卒業される金丸さん、横内さん。自分からやることを見つけて苦手なことも挑戦し続けることができる金丸さん。やるべきことを決して後回しにせずに課題を計画的に取り組んでいく横内さん。義務教育段階を終了し、新しいステージに入ろうとしています。毎日様々なことに悩み、考えながら頑張ってきましたね。高等部受検という大きな挑戦に向けて精一杯努力し、みごと高等部合格の切符を手に入れることができました。その自信を胸に高等部では新たな気持ちで力を発揮してください。
高等部普通科を卒業される福島さん、渡部さん。いよいよ本校から旅立つ日となりました。卒業後の生活に向けて多くのことに挑戦してきました。九州地区盲学校体育大会や弁論大会、生徒会でのリーダー的存在。最後まで悩んだ進路決定。大学入学共通テスト、京都府立盲学校受験、グットライフパートナーでの実習 初めてのことに緊張しながらも真剣に取組む姿、難しいことに向かって挑み、一歩一歩、新しい課題に取組んでいく姿はいつも輝いていました。初めはお互いに自分の気持ちをうまく伝えられずにけんかになることもあったようですが、今ではかけがえのない存在となりましたね。お互いが自分を変えてくれる大きな存在となったのでしょう。そして、物事を前向きに考えることができるようになりました。家族や友達、先生方から学んだ優しさや厳しさも忘れずに社会人として自信を持って生きてください。
高等部専攻科を修了される坂元さん、小林さん。それぞれ社会人として生きてこられて、大きな決断とともに、第二の人生として、本校の門をくぐられました。入学されてから今まで自分との戦いだったと思います。国家試験合格という大きな目標達成のために日々努力されました。時には心がくじけそうになられたことも幾度もあったことでしょう。ご家族や友達、先生方に励まされながら自分を鼓舞し、最後までよくがんばられました。そして、強くたくましくなられました。これからが新たな人生のスタートです。
皆さんは明星視覚支援学校でのそれぞれの学びを終えて、人生の次のステージに向かって羽ばたいていきます。この人生の大きな節目である卒業式にあたり、皆さんに次の三つのことを希望して、はなむけの言葉とします。
一番目は、「簡単なことかむずかしいことか」二つのどちらかを選択しなければならなかったときには「むずかしい」方を挑戦してみてください。みなさんはこの学校で多くのことにチャレンジしてきました。これからも同じように失敗を恐れないで新しいことに挑戦してください。諦めずにこつこつと努力すれば必ず成果となって現れます。そして、強くなった新しい自分に出会えます。
二番目は、「もし、悩みがあり心が苦しくなった時には、一人で悩まないで信頼できる誰かに相談してください。」皆さんが誰かに優しくし、その人を大切にすれば、相手も皆さんのことが大切な人となり、苦しいときに側に寄り添ってくれる存在となってくれます。
三番目は、「前向きに考えるということです。」人生は楽しいことやうまくいくことばかりではありません。あの時こうしておけばよかったとか、過去をくよくよ後悔したり、人と比べてみたりして落ち込むこともあります。そんなときには、今の自分を見つめて、「なんとかなる。これは自分を変えるチャンスである。」と前向きに考えてほしいと思います。すると自然と一歩前に進めます。
「人生は一度しかありません。そして、人生は選択の連続です。自分がどの道を選ぶかは自分の責任で選ぶことになります。自分の選んだ道を勇気を持って、一歩を踏み出してください。未来のみなさんは、今よりもきっと輝いています。私はこれからもずっとエールを送り続けます。」
最後になりましたが、保護者の皆様、お子様のご卒業に至るまでには、様々な困難を乗り越えられたことと思います。そこには、ご家族の深い愛情が、大きな支えとなり、無事に今日のこの日を迎えることができました。在学中、本校の教育活動のために多くのご支援、ご協力を賜りましたことに深く感謝申し上げます。
ご多用の中、ご臨席を賜りましたご来賓の皆様には重ねてお礼を申し上げ、今後とも本校の教育に益々のお力添えを賜りますようお願い申し上げます。 卒業生の皆さんの前途に幸多からんことを祈念します。
明星の展覧会『ドキ★フェス』開催
視覚支援学校の子どもたちが楽しめる美術館があるといいなあと以前から願っていましたが、
本年度、近隣の高鍋町美術館で明星視覚支援学校の幼児児童生徒・全職員・保護者及び家族が一体となり、美術展覧会を開催することができました。開催に当たって、必然的な出会いがありました。1学期に本校を見学された高鍋町美術館の学芸員の方が高鍋町美術館の展示物を立体コピーを使って説明したいということで、本校の立体コピーをお貸ししたことがきっかけです。本校のこどもたちの作品を展示させていただけないかとお願いしたところ、快くお返事いただきました。高鍋町教育長のご理解もあり、高鍋町美術館の回廊で明星の展覧会『ドキ★フェス』を開催することができました。
2月22日(水)みんなでスクールバスに乗って高鍋町美術館に鑑賞に行きました。初めて美術館に行く子どもたちばかりでした。さらに自分や家族の作品が展示してあること、作品を触って、音を聴いて鑑賞できること、私が想像していた以上に子どもたち1人1人が興味深く、楽しく、嬉しそうに鑑賞していました。その様子を間近に感じ、感慨深い思いになりました。このような美術館が増えていくことを願います。回廊一回りで時間が余らないかと心配もありましたが、1時間あまりの鑑賞時間では時間が足りなかったようで、帰り際に小学部の全盲の児童から「え!もっと鑑賞したい!」と心残りのつぶやきが聞こえてきました。作品を通じて心を表現し、自分たちも楽しめて、心を豊かにできる展覧会だったと思います。高鍋町教育長をはじめ、高鍋町美術館館長、学芸員の皆様、『ドキ★フェス』を中心になって成功させてくれた上埜先生、職員の皆様、ご家族の皆様、作品を作り上げた幼児児童生徒のみなさんに感謝します。また、来年も素晴らしい展覧会が開催できますことを願っています。
新成人者に幸あれ
1月9日(月)に「成人を祝う会」が、開催されました。新型コロナウイルス感染予防対策を講じながら、来賓、保護者を招いての会は3年ぶりでした。本校卒業生の後藤さん、理療科在籍の甲斐さん、本校職員の堀之内さん、3名が新成人としての決意や保護者や恩師等への感謝の言葉を述べられました。人生の大きな節目に身近な両親やお世話になった人に感謝の気持ちを人前で堂々と伝えている姿は感動的でした。これから長い人生、楽しいことばかりではありません。困難に打ち勝つ強い精神力をもち、困難をチャンスと捉えて、前向きに生きていってほしいと思います。
教師としての喜びは、自分の教え子が成長して、堂々と自分を生きている姿を間近に見られることです。そして、自分自身も前を向き前進していけるのだと実感します。3名の新成人者に輝かしい未来が訪れますことを心から祈っています。
明けましておめでとうございます。
2023年がスタートしました。
幼児児童生徒のみなさんが元気に登校してくれて、大変嬉しく思っています。
3学期は、今の学年のまとめと次の学年へ向けて準備していく学期です。
また、お世話になった先生や友達への感謝の気持ちも伝えられるといいですね。
小学部6年生は中学部進む準備、中学部3年生は高等部入試合格を目指し、普通科3年生は大学共通テストを経て合格、また、就労への準備、理療科3年生は国家試験合格へ、大きな挑戦の年です。悔いの残らないように頑張ってください。
幼児児童生徒のみなさん、保護者の皆様、先生方、お一人お一人にとって幸せで実り多い1年となりますことを祈っています。
「心を込めて」県庁で臨床実習
11月22日
本年度は、黒木教育長をはじめ、児玉教育次長、小牧総務次長、障害福祉課の方々に臨床実習をさせていただくことができました。ヘルスキーパーについても十分理解していただきました。理療科3年の2人は緊張しながらも丁寧に施術をすることができ、貴重な体験となり自信をつけることができました。「よくコミュニケーションをとりながら施術いただいたので、リラックスして過ごせました。」「施術だけでなく、人柄のおかげでとてもいい時間を過ごせました。」「リフレッシュできました。」などの感想をいただきました。御多用な中、実習をさせていただき感謝いたします。
第22回 全国障害者スポーツ大会「いちご一会とちぎ大会」
第22回 全国障害者スポーツ大会「いちご一会とちぎ大会が10月29日~30日に栃木県で行われました。本校から高等部普通科2年の 那須優心さん、本校理療科職員 川野健一先生 が出場し、素晴らしい結果を出されました。
★那須優心さん 女子50メートル 9秒27 2位【銀メダル】
★川野健一教諭 STT 個人戦 優勝 【金メダル】
また、那須さんは宮崎県代表として旗手も務めました。日々の練習の積み重ね、努力が結果となったのだと思います。2人はすでに来年の目標を立てていました。
3年ぶりに保護者も参観 文化祭
10月15日(土)晴れ
3年ぶりに保護者の方にも参観していただき、文化祭を開催することができました。
「きらり☆輝け 楽しい 明星文化祭 2022」というテーマのもと、
幼稚部・小学部・中学部・普通科・理療科がステージで日頃の学習の成果を発表してくれました。
1人1人がいきいきと堂々としていて、感動しました。
子どもたち生徒の皆さんの無限の可能性、成長を間近に感じることができました。大変素晴らしかったです。
【幼稚部】 【小学部】
【中学部】 【普通科】
【理療科】
朝夕が涼しくなり、秋風を感じるようになりました。それぞれの夏休みを過ごし、2学期がスタートし2週間少し経ちました。子どもたち毎日元気で頑張っています。私も皆さんに元気をもらっています。身体も4月から比べると伸びてきて、挨拶もしっかりとできるようになり、子どもたち生徒の皆さんの日々の成長を嬉しく思います。
「夢を持ち、多くのことに挑戦してほしい」と始業式で話しました。
令和4年度九州地区盲学校体育大会宮崎大会
7月7日(木)8日(金)、宮崎市総合体育館において、令和4年度九州地区盲学校体育大会宮崎大会を開催しました。
九州各地区から本校も入れて、10校の代表の選手が集まり、フロアバレーボール、サウンドテーブルテニスの試合がありました。
本校からは、中学部2名:永野さん・髙橋さん、普通科3名:渡部さん、福島さん、那須さん、理療科1名:有川さん、計6名のみなさんがサウンドテーブルテニスの試合に出場し力を出し切りました。宮崎は団体戦優勝はできませんでしたが、中学部1年永野さんが個人戦で優勝という快挙を成し遂げました。
3年ぶりの開催だったことで、各県の選手のみなさんがやりきったという達成感を得られたように感じました。悔しい思いを次年度には必ず挑戦するという目標を立てた生徒もいました。選手のみなさん、本当にいい表情でした。生徒たちの緊張しながらも試合に挑む姿、チームで声を掛け合う姿、毎年当たり前のように開催されていた大会がいかに大切か、改めて考えさせられました。本校の生徒たちも今回の悔しさを来年こそは勝ちたいです!と気持ちを新たにしていました。各学校がチーム力を発揮し、大きな成長の大会となりました。
また、宮崎北高校生、佐土原高校生、南九州大学生、公立大学生の皆さんがボランティアとして来てくださいました。多くの方の御協力のお陰で無事終了することができました。感謝致します。
【大会結果】
フロアバレー 優勝 鹿児島県立鹿児島盲学校
準優勝 熊本県立盲学校
3位 福岡高等視覚特別支援学校・佐賀県立盲学校
STT団体 優勝 長崎県立盲学校
準優勝 福岡高等視覚特別支援学校
3位 北九州視覚支援学校
幼稚部 住吉幼稚園との交流
6月30日(木)幼稚部2名が住吉幼稚園で交流を行いました。園長先生を始め先生方、交流するクラスの園児にみなさんが本校の幼稚部が来ることを大変楽しみにしてくださり、あたたかく迎えてくださいました。普段、体験できない集団での学びが体験できました。2人も落ち着いていて、大変充実した交流となりました。
第3回みやざき視覚障害児・者支援ネットワーク愛(EYE)ひなた研修会
令和4年6月25日(土)県視覚障害者センターにおいて「第3回みやざき視覚障害児・者支援ネットワーク愛(EYE)ひなた研修会」が実施できました。この会の目的は『視覚障がいに関連する医療機関、相談機関、教育機関、支援機関等の他職種の専門機関が連携して、視覚障がい児・者の相談及び支援を有効に行うこと』となっています。本年度から事務局を県視覚障害者センターに置き、研修会は多くの方が参加されました。研修会は「見えない・見えにくい人への情報支援」~iPhone・iPadの活用を通して~というテーマで本校理療科職員、宮井先生・甲斐先生がご自身の体験を交えながら話されました。研修に参加された皆さんそれぞれが、次に繋がる研修となったのではないかと思います。
第37回九州地区盲学校弁論大会
第37回九州地区盲学校弁論大会佐賀大会開催(オンライン)
本年度、4年ぶりに九盲弁論大会がオンラインで開催されました。
本校からも中学部2年 高橋祈愛さん、高等部普通科3年 福島翔太さんが学校代表で出場しました。それぞれの演題は高橋さん「ホップ、ステップ、 ジャンプ!」、福島さん「友達~伝え合う~」です。二人とも堂々としていて、自分の思いをしっかりと伝えていました。素晴らしかったです。オンラインだったお陰で全校のみなさん・保護者で弁論を聴くことができました。
幼稚部修了式のあと
幼稚部の修了式は、お兄さん、お姉さんたちの修了式より1日早く、校長室で行われました。呼名に対する大きな声での返事、問いかけに対してしっかりした受け答え、この1年間ですごく成長しました。修了式後2人でパシャリ。いかがですか?
最後の給食の後・・・
3月22日(火)が私にとって、教員生活37年間の最後の給食となり、味わって食べ終わった後に・・・。なんとビッグサプライズ。厨房で働かれている調理員さんたちが、綺麗な花束をくださいました。私は美味しい給食を食べさせてもらっただけなのに。嬉しくて、嬉しくて。今後も明星視覚支援学校の美味しい給食の提供をお願いします。
最後の内患
先日、保健理療科2年生の最後の内患での施術をしてもらいました。問診に始まり、全身のマッサージを優しい会話を交わしながら受けました。一言「気持ちい~い!!」
来年度は外来患者として、マッサージを受けます。
春
~誓い~ 立志式
立志の誓い:仕事に熱心な真面目な大人になりたい
:人のことを考えて行動できる大人になりたい
(校長 中島)
黄色い花
校長室入口を開けたら「笑顔」
コロナ禍で笑うことの少なくなってきていたたこの頃でしたが、今日は思わず笑顔になり、心地よい1日のスタートでした。 (校長 中島)
2022年 新年
今年も教職員のアイデア(工夫)によって、幼児児童生徒の学習を支援できるようにしたいものです。
今年も輝かしい年の幕開けにふさわしい初日の出を拝むことができました。「光の道」が私たちを導いてくれているようでした。
3学期は幼児児童生徒、保護者、教職員で「全力疾走!!」(校長 中島)
空港近くの海岸にて
2学期終業式
ドキドキしながら参加した幼稚部生
九州地区音楽大会で演奏する予定だったのですが、今年度はオンデマンドにより、参加校の演奏を聴くことになりました。しかし、本番に強い生徒たち。幼小学部、理療科の生徒たち、教職員から大きな拍手が湧き上がりました。
実践者の言葉には説得力がある
(校長 中島)
積極的に質問する後輩
指導者の講評
2人のサンタ
サンタクロースも楽しく過ごして、その場を後にしたとのことでした。(笑)
(校長 中島)
寄宿舎に現れたサンタ 幼稚部に現れたサンタ
県庁5号館
実習生の2名は少し緊張気味、いざ施術を開始するといつも通りの患者様とコミュニケーションをとりながら進めていました。御協力していただいた方々の施術後のスッキリした顔がとても印象的でした。
県庁における校外臨床実習に御尽力いただいた特別支援教育課渡部指導主事、課の皆様に感謝申し上げます。「とても良い体験ができた」と実習生が言っていました。
やる気みなぎる2名+・簡易ベットを使い
普段どおりの施術中
歩く 歩く 歩く
チーム名は「チームN.M.H」ただ単に名字のイニシャルを取っただけです。
実施期間は令和3年11月1日(月)~11月30日(火)
30日間毎日歩く・歩く・歩く、毎日1万歩を目標に歩きました。合い言葉は「背中で見せようぜ!」でした。
おかげで娘さんから「痩せたね」と言われ喜んで今も歩くことを継続している人、血糖値、ヘモグロビンA1cの数値が下がったと喜んでいる人、思うように歩けませんでしたと反省している人がいますが、いまだに歩き続けています。
ありがとう
私も先日校内を巡回しながら、ゴミを集めていると小学部生に「何しているの?」と尋ねられたので、「掃除をしているんだよ」と答えるとその子どもが「ありがとうございます」と感謝の気持ちを伝えてくれたことに感動したばかりでした。(最近、歳のせいか「うっ」と涙がでそうになりました)
明星視覚支援学校のみんなの「ありがとう」という感謝の気持ちが伝わるといいなと思っています。(校長 中島)
令和3年度 九州地区盲学校教育研究会(長崎大会)
5分科会をそれぞれMicrosoft teams でつなぎ、研究発表、質疑応答、研究協議、そして指導助言をいただくといった内容での実施となりました。
事前に接続テストを繰り返し行い、本日を迎え大会がスタートしました。本校は第4分科会で「視覚障がい幼児の豊かな発達を促す教育課程~願いと思いを形にした幼稚部教育の在り方を探って~」と題し、野辺明美教諭が発表をしました。
(校長 中島)
第1分科会:学習指導1
第2分科会:学習指導2
第3分科会:生活:寄宿舎
第4分科会で発表する野辺明美教諭(手前):特別支援
第5分科会:理療
小さな販売員さん
小学部3年生の2人
数を数えて袋入れしたり、計算を一生懸命やりました
ポインセチア寄贈に感謝
玄関にいっぱい届きました
校長座席から見える花
各教室に飾らせていただきました。クリスマスモードに突入です。
フロアーバレーボール 知ってます?
前衛3人、後衛3人の6人で1チームとなり行うものですが、慣れるまでに苦労していました。その様子です。(ルールを伝えられませんが、雰囲気だけ)
ボールの位置を確かめます
前衛の選手たち
来年ど九州地区盲学校のフロアーバレーボールチームが楽しく競技できるように、教職員みんなで競技に親しんでいます。(張り切りすぎて故障者も続出???)
みやざき中央支援学校生と共同学習
今日は、そんなみやざき中央支援学校の生徒さんと本校普通科1・2年生の3名が一緒に作業に取り組みました。作業の仕方をやさしく教えてくれるみやざき中央支援学校の生徒さんたちと自然と息があって取り組む本校の生徒、そても良い光景でした。まさに共同学習の実践でした。一緒に体験させていただき、ありがとうございました。
(校長 中島)
DJ ポッキーがやってきた
実は、県教育委員会の「元気・夢応援プロジェクト」事業で、本校にやって来てくれたのでした。相変わらずダンディでかっこいい姿に・・・。
当日は、「言葉の力」について話してくれました。そして、小学部から高等部といった幅広い年齢層の児童生徒に人生を送る上でのエールを言葉を通して贈ってくれました。「言葉とはプレゼント。言葉が人生を作っているんです。」からスタートした話、「人を幸せにする役割が仕事」といった働く意義についても触れてくれ、児童生徒はもちろん教職員もその話術に引き込まれ、楽しくもこれから生きていく上で大切な話を聞けたとみんな満足していました。本当にありがとうございました。
実は校長とポッキーは小学校、中学校、高等学校と一緒に学んでいました。
謹呈「ノンタッチディスペンサー」
これまで以上に、感染症対策を徹底していきたいと思います。(校長 中島)
弘済会 黒木重文 氏 より
わかるかな~?
これは、本日種子島宇宙センターから11時19分に打ち上げられたH-Ⅱロケット44号機の「ロケット雲」なんですよ。ロケット雲が宮崎から見えるなんて、思わずカシャリ。
今日は朝は寒かったのですが、日中は晴れていて気持ちが良かったですね。そんな時「校長先生あれ~!」と叫ぶ声に思わず校長室から外に飛び出すと空にくっきり「ロケット雲」が・・・。ちょっと感動。でも実際のロケットが飛んでいく姿が見たかったな~。 (校長 中島)