学校の様子

学校の様子

ボランティア活動

 10月1日の作品展示終了後に、みやざきアートセンターの前で、点字ブロックに関する理解啓発のボランティア活動を行いました。明星視覚支援学校特製の赤いジャンパーが目印です。
 生徒は一斉に声を出して

「点字ブロックをふさがないでください」

「点字ブロック上に駐輪しないでください。よろしくお願いします!」

と理解を呼びかけ、啓発のチラシが入ったポケットティッシュを、道行く方々に配りました。
 とても大切な道しるべ。
 ボランティア活動によって、点字ブロックの大切さをたくさんの方に知っていただきたいです。
 ぜひ今後も活動を続けていきたいと思います。
 みかけましたら、ぜひお声掛けくださいね。

「アートフェスティバル」の会場展示

第20回全国障害者芸術・文化祭みやざき大会「アートフェスティバル」会場展示
     ~宮崎北高美術部との共同制作~
 10
1()の午後、みやざきアートセンターの「太陽の広間」にて、作品展示を行いました。作品は、アートフェスティバル会場のシンボルとして、本校普通科5名と宮崎北高校の美術部生徒8名とで共同制作したものです。

黄色や赤、青、白などのカラフルな土台に、点字の折り紙やふわふわボール、貝殻など個性あふれる装飾、北高生徒さんの鳥や魚、動物の美しいペイントが施されており、一気に会場が華やかになりました。

土台はピアニスト野田あすかさんの「ココロノイロ」の歌詞から本校生徒が「私の好きなもの」をイメージして描き、それを北高の美術生徒の皆さんにプラスチックダンボールに切り出してもらいました。

9月には美術館で共同制作の予定でしたが、新型コロナに伴う蔓延防止対策のため残念ながら中止し、各校で分担して作業しました。10月1日の展示活動日は蔓延防止対策期間があけたため、感染症対策をしっかり行いながら、会場に集まって活動することができました。

 初めての試みでしたが、想像力豊かにアイデアを出し合い、とてもユニークな作品ができあがりました。久しぶりの他校との交流は、とてもいい笑顔。
 一緒に作品完成の喜びを味わい、充実した時間を過ごすことができました。共生社会に向けて、このような機会を今後も大切にしていきたいです。
 

 
 

【理療科】第2回 校外臨床実習

 本日は理療科の校外臨床実習の第2回目が行われました。
昨年度から取り組んでいる、ヘルスキーパーについての理解啓発を目的とした実習を行いました。場所は、本校の隣にある中部教育事務所です。
 施術を受けられた方々からは、「体だけでなく心もリフレッシュできた。」とうれしい感想をいただきました。こういった率直な反応が生徒のやる気につながり、これからの実習への取り組み方や勉強への意欲にも生かされると思います。
 県内ではまだまだヘルスキーパーという職種が認知されていませんが、このような実習の機会を通して理解・啓発に努めていきたいと思います。
 中部教育事務所の皆様、本日はありがとうございました。
生徒が側臥位で施術している様子です

理療科 第1回校外臨床実習

 今年度に入り、はじめての校外臨床実習を行いました。
場所は、昨年度からお世話になっている埋蔵文化財センターです。
 3年生にとってははじめての校外実習です。とても緊張していたと思いますが、限られた時間の中で、一生懸命施術を行っていました。
 はじめてマッサージを体験する所員の方もいましたが、みなさんとても満足されている様子でした。
 感染症対策を行いながら、今後も様々な場所での実習を通して技術と態度を磨いていきたいと思います。
 昨年に引き続き、臨床実習の場を提供いただきました菊村所長はじめ所員の皆様に感謝申し上げます。

フェンシング体験(普通科)

 「フェンシングってどんな種目だろう?」と疑問が深まり、ゲストティーチャーに本假屋 茜先生(本校寄宿舎指導員・宮崎県フェンシング協会副理事長)を迎え、フェンシングの魅力に迫りました。
 フェンシングは、19世紀ヨーロッパで発祥した剣を用いるスポーツ競技で、「フルーレ」「エペ」「サーブル」の3種目があり、使用する剣、ルールがそれぞれ異なります。
 生徒達は、初めて触れるフェンシングの剣
の重さや形状、しなり具合電気を通す素材のユニホーム等に驚きと感動があふれました。今回は実際に突く等、試合形式の体験まではできませんでしたが、「また今度やってみたい!」「オリンピックではフェンシングをチェックしたい!」と更なる興味をかり立てられたようでした。

幼稚部の活動~12月・1月の様子~

幼稚部です。
イベントの多かった12月、1月があっという間に過ぎていきました。
1月は休校からのスタートとなり、授業の日数も10日ほど減ってしまいましたが、
寒さに負けず、屋外でのあそびやこの時期ならではの体験をたくさん経験しました。
活動の様子は、1月、2月のおたよりからご覧下さい! ↓

1月.pdf

2月.pdf

外来臨床実習について

 昨日の県独自の緊急事態宣言に伴い、臨時休業が17日まで延長されました。
2学期の途中から停止していた外来臨床実習ですが、今年度の再開が困難な状況にあります。楽しみにされていた方々には本当に申し訳ございません。来年度に向けてしっかりと準備していきたいと思います。どうぞ今後ともご理解、ご協力をお願いします。

幼稚部の活動~10・11月の様子~

幼稚部です。いよいよ2学期も残りひと月となりました。

10、11月は、楽しい行事やイベントがいっぱい!
気候も良く、屋外で過ごすのも気持ちが良かったです。

活動の様子は、11月、12月のおたよりからご覧下さい ↓ 

11月.pdf

12月.pdf

幼稚部の活動~9月の様子~

幼稚部です。
例年より早めの2学期スタートでしたが、
8月末から9月の暑さの残る中でも元気に過ごすことができました。
9月は文化祭の練習も始まり、「明星版 ももたろう」を
オリジナル台本で取り組んでいます。

10月のおたよりからご覧下さい ↓ 。

10月.pdf

第12回宮崎県チャレンジアスリート記録会

チャレンジアスリート記録会に4名の生徒が参加しました。
 コロナ禍の影響と夏の過酷な暑さ、短い練習期間の中で積み上げてきた成果を、力一杯発揮しました。

慣れない会場の雰囲気にスタート直前まで緊張の色を隠せなかった4人でしたが、那須優心さんはこれまでにない力強い腕の振りと足の運び、上杉琉聖さんは甲斐翼先生の伴走で県内初となる快走、内匠ほのかさんはスタート後のまさかの転倒からも素早く立ち上がり最後まで駆け抜け、後藤海翔さんは、入賞は逃したものの、いい走りができたと達成感を感じることができていました。

 大会後は「参加して良かった。」との声や、「次なる目標」も聞かれました。それぞれに貴重な経験となった今大会への挑戦。暑い中での練習への協力、生徒達の挑戦を支えた家族や周囲の方々のサポートに感謝し、さらなる意欲に繋がっていきます。
<100m記録>
 那須優心 21秒72(中学女子1位 自己ベスト)
 上杉琉聖 21秒35(中学男子3位 自己ベスト)
 内匠ほのか 18秒90(高校女子3位)
 後藤海翔 17秒28(自己ベスト)

1学期が終了!

今年は、例年より1週間遅い終業式となりました。
梅雨が長く、計画通りに行かない日も多かったですが、7月も笑顔いっぱいでした。
夏休み明けにはまた元気な顔を見せてくださいね。
(↓ 7月の活動の様子をアップしておきます)

8月 なつやすみ号.pdf

特別スポーツ大会2020(陸上・空手道)

実力発揮!!(空手道・陸上
 県高校特別スポーツ大会2020は、宮崎市ひなた県総合運動公園で7月12日に開催され、本校からは陸上100mに内匠ほのかさん(普2)、空手道・形に後藤海翔さん(普3)が出場しました。
 初出場の内匠ほのかさんは、緊張と戸惑いの中、これまでの練習の成果を発揮し、17秒76の自己新記録を出しました。次はもっと良い走りをしたいと意気込んでいました。
 空手道(男子個人形)に出場した後藤海翔さんは、「練習してきたことをすべて出せた。結果は1勝だが、悔いは無い。大会にでたことで、体力だけでなく心も鍛えられた。空手道を通じて他校生ともつながることができた。挑戦を支えてくれた周りに感謝したい。これからも競技を続け、弱視の空手家として、頑張っていきたい!」と高校生活最後の大会を終え、すがすがしい表情でした。

幼稚部の活動~1学期~

幼稚部です。
今年度は1学級1名の在籍ですが、毎日様々な体験を計画し、楽しく過ごしています。
今年度は、新型コロナウイルス感染予防のための休業もあり、活動の様子を紹介する機会がありませんでしたので、毎月発行している「幼稚部だより」を掲載することで、本校幼稚部の活動を知っていただければと思います。
まずは、4月の活動様子および5月の内容から・・・。
5月.pdf

続いて、5月の活動の様子および6月の内容です。
6月.pdf

先月6月の活動の様子および今月の内容です。
7月.pdf

今後は、通信の発行に合わせてHPに掲載をしていきたいと思います。

臨時休業 10日(日)まで延長

 緊急事態宣言を受け、これまで5月6日(日)までの臨時休業に入り、学校から幼児児童生徒の笑い声の消えた学校。とても寂しいものでした。校庭の菖蒲は季節どおり咲きほこり、私たちを癒やしてくれています。
 先日(4月30日)、県教育委員会より通知があり、10日(日)までの臨時休業延長となりましたが、各家庭に連絡を取ると元気だとの報告があり、ホッとしたところです。
 ただ、本日発表される予定の緊急事態宣言を受けて、この先どのようになるかまた見守りたいと思います。

人骨標本の埋葬

本校には、ずっと以前より引き継がれてきた、人骨標本がありました。

今のように、模型の技術が精巧でなく、プラスチック製の物が大量生産される以前には、人骨を使用した模型が、全国の医学部や医療系の学校で数多く使われてきたと聞いています。

昨年度、他県で人骨標本が発見され、少しニュースにもなりました。その時に県教育委員会より調査があったのをきっかけに、本校の人骨標本についての取り扱いについて、およそ1年の期間をかけて検討してきました。

視覚に障がいのある方にとって、実際に手に取り、触って学ぶことは、大切な学習活動の一環です。これまで、長い年月の間、数多くの卒業生の知識の向上に貢献してきていただいた人骨標本ですが、今回を機に火葬し、埋葬させていただくこととなりました。

令和2年3月23日 宮崎市葬祭センターで火葬を行い、本日27日に、宮崎市の下原墓地に埋葬をいたしました。
埋葬前には、これまでの本県の理療科教育の発展に貢献していただいた功績を偲び、学校の全職員で黙祷を捧げました。長い間ありがとうございました。

最後に、この場をお借りしまして、これまでご理解とご協力をいただきました宮崎市、並びに宮崎県教育委員会の関係者の皆様に対し、深くお礼申し上げます。(教頭)

令和元年度卒業式

令和2年3月13日(金)に本校の卒業式が行われました。
今年の卒業生は幼稚部2名、中学部1名。高等部普通科2名、理療科1名の6名です。
新型コロナウイルス対策のため、在校生の参加はできませんでしたが、各学部ごとに校長室で実施しました。
校長先生から卒業証書を頂いた後、学部主事、学級担任、副担任よりお祝いの言葉を頂きました。
感染症対策のため窓を開放し、多くの先生方に見守られながらの卒業式となりました。
本校で得た多くの思い出を胸に、新天地でも頑張ってください。(教頭)