日誌

カテゴリ:中学校

西都市立三財中学校で、オンライン職業講話を実施しました







西都市立三財中学校にて、オンライン職業人インタビューが実施され、企画・実施サポート、事後のフィードバックを福島が担当しました。


オンラインの場合、地域の大人の働く現場に触れるという点では限界がありますが、メリットも様々あることを関係する全員で共有ができ、また、今後のキャリア教育の広がりや可能性を探ることのできた1日になりました。


これを一つのきっかけに、今後県内で検討したい学校へのサポートもできればと思います。

<生徒たちからの感想一例>

・職業人から若者への一言が、10年、20年後に若者に言えるように、僕も頑張りたいです。

・心の中に残っている言葉が2つあります。1つ目は、「大人がこうやっていっているからこうしよう」ではなくて「大人はこうやっていっているけど、私はこうしよう」と言う言葉です。大人が言うことは全て正解と思わずに、自分で考えて行動していこうと思いました。

・自分の中での失敗ということに対して悪いイメージだったけど、今日の話を聞いてチャレンジしているから失敗するといって、良いイメージのことを聞けて、自分の考えが広がったのでよかった。

・今回お話をしていただいた人達のように「上手くいかない時こそ成長できる!」とポジティブに生活していきたいです。

・仕事での達成感については、私なりに回答をまとめると、相手がいるから達成感が生まれるのだなぁと思いました。確かに感謝された時や教え子が選手になった時など、結局皆さん同じことで達成感を感じているんだと感じました。


<職業人からの感想一例>

・話すことで自分にとっての再確認にもなりましたし、他の方の意見を聞いて自分でも気づく部分があった。

・子どもたちの気持ちを育てる、異議のある時間。

・学生さんに少しでも、お役に立ちたいと同時に自分の為にも、異業種の方々とのお話しが聴けて、勉強になりました。

・とても良い授業だと感じましたので、ぜひ協力したいと思っています。

・お話しさせてもらうことができて、とても楽しかったです。話す側も自分の仕事に誇りが持てるように感じたので、園の職員にも話して欲しいなぁと思いました。


(文責:福島)

南郷中学校のプロジェクト型学習でサポートを行いました

今日はコーディネーターの羽田野が日南市立南郷中学校でキャリア教育の授業のサポートを行いました。
南郷中学校では、中止になった職場体験に代わって2年生全生徒を対象に「プロジェクト型仕事体験」を行っています。
取り組むプロジェクトは、日南市に宿泊する観光客に向けて、日南市の魅力をPRする動画もしくはリーフレットを制作する、というもの。
優秀作は南郷プリンスホテル様で実際に活用されます。

7月から企画を考え、情報を集め、今回はいよいよパソコンを使っての制作作業。
PPTソフトを使って動画もリーフレットも制作をしていきます。

パソコン作業自体に慣れていないため、キーボード入力に時間がかかったり、操作方法に戸惑ったりという場面もありましたが、フォントや色味にこだわり、少しずつ形になっていく様子が見られました。(文責:羽田野)

西都市立三財中学校でのオンライン職業講話に備えた練習会を行いました

本日は、10月16日に予定している「オンライン職業人インタビュー」に備え、西都市立三財中学校の3年生の生徒19名と先生方3名でオンラインで練習会を行い、コーディネーターの福島がファシリテーターをつとめました。

 

まず最初に、クイズ形式でZoomの使い方をお伝え。
ミュート機能や、画面のON/OFF切り替え、チャット機能について、アイコンを頼りに、チームメンバーや、他のチームと助け合いながらボタンを探しました。

声を出したりジェスチャーで伝えることがとても上手な三財中3年生のみんな。オンラインだからこそ、対面している時よりもとても大事なことなので、本番でも同じように対応できると、インタビューをされる職業人の方も話しやすくなるだろうと思いました。

次に、チームごとにブレイクアウトルームを作り、そこにお一人ずつ先生に入っていただいて、インタビューの練習を実施。実施後の振り返りでは、生徒や先生からこのようなコメントがありました。

<生徒から>
・リモートだと、遅れて聞こえてきたりして焦ってしまった。
 落ち着いて質問できるように備えたい。
・ちょっと緊張した。
・相手の(今回は先生の)意外な一面を聞くことができて
 楽しいと感じた。

<先生から>
・たくさん質問できたことが、素晴らしかった。
・リアクションをしっかり取れていたところが素晴らしかった。
・質問する前に「質問していいですか?」や終わった後に
 「ありがとうございました」と伝えられていた。

改善のポイント:
・1つの質問について回答をもらったら、そこから深掘りしていくのもいい。
・その人が仕事に就くまでの道のりや、必要な資格、
 どうやって取得するのかという質問があると、より仕事について
 理解が深まるのでは。

3名の先生から、励ましと改善点としてのアドバイスがありました。

本番は10月16日。インタビューには、県内外の様々な職業の方が関わってくださる予定です。(
文責:福島

延岡市立旭中学校1年生が、農漁業の魅力を発表

旭中学校1年生(2クラス、67名)が、「第一次産業から再発見 延岡の魅力」について発表会を実施しました。 

1学期に、延岡市内の農業と漁業の現場をバスで訪問する予定でしたが、コロナ禍で訪問できなくなったため、ビデオメッセージを作成して欲しいとの依頼がありました。
そこで、トータルコーディネーター(兼延岡市キャリア教育支援センター長)の水永の方で、サポートさせていただき、農業者2名、漁業者2名のビデオメッセージを作成しました。

その4名のビデオメッセージ(各人7分)を、6月5日(金)に1年生全員でクラス毎に視聴し、その後6月から9月までの4ケ月間にわたって、延べ8回の調べ学習や社会人講話等が行われました。その間、個人毎に課題を設定し「調べてわかったこと」「皆に伝えたいこと」「感想」などをまとめました。

発表会には、ビデオメッセージを寄せていただいた田口さん(果樹園)、中西さ
ん(ひむか本鯖養殖)のお二人が来校され、発表を聞いた後に、生徒たちの質問に
答えながら、対話が行われました。
生徒たちはビデオに登場されたご本人が教室に
来られるというワクワク感と、調べ学習を通じて得られた気付きや疑問を直接本人に聞いてみたいという期待で、「興味津々」の様子でした。

1時限目の発表会の後行われた2時限目の質疑応答と対話の時間は、圧巻でした。
35分の時間があっという間で、次々に質問が出され、様々な角度からの質問や意
見で実りある対話となりました。この4ケ月間の先生方のご指導のもとで、生徒たちの主体性が引き出されたのだと思います。
このように、つながりのあるキャリア教育を行うことによって、間違いなく子供たちの「主体性」が引き出されるのだということを実感する機会となりました。

  
(文責:水永)

延岡市立岡富中学校2年生が社会体験バスツアーを実施

9月18日(金)に岡富中学校2年生(84名)が、社会体験学習として職場訪問バスツアーを実施しました。
トータルコーディネーターの水永が、延岡市の有志で活動している「産業観光研究会」のメンバーと一緒に支援しました。

生徒たちは3グループに分かれて、大型バスに分乗して、2社ずつを訪問しました。
訪問先は、岸上蒲鉾冷蔵株式会社、有限会社亀山工業、株式会社中園工業所、株式会社田口ファミリーファーム(果樹園)でした。

訪問先では、責任者の説明・現場見学を行いましたが、生徒からはたくさんの質問が出されて活発な対話が生まれていました。
生徒たちはこの様子をタブレットで写真撮影し、3学期に行われる予定の「働く姿 写真コンテスト」に向けてさらに学びを深めていくことになります。

  
(文責:水永)