日誌

2020年11月の記事一覧

東郷中学校にて対話型プログラム「ひなた場」を開催しました

日南市立東郷中学校にて、3年生向けに対話型キャリア学習プログラム「ひなた場」を開催しました。

「ひなた場」は、生徒と地域の大人がお互いに人生を語りあう「対話」
を通して、人と人をつなぐプログラムです。

生徒と大人が1対1で話す「対話」と、大人がこれまでの人生を紙芝居形式でプレゼンする「人生紙芝居」の2つのプログラムで構成されています。
1対1の対話を実現するため、生徒27名に対し、参加した大人の数は15名。
コーディネーターの羽田野が人選や事前の打ち合わせ、当日の大人向けの研修などを担当しました。

生徒たちは1班3人のグループとなり、交代で対話をしながら、空いた時間で人生紙芝居を聞きます。
最後に元のグループで振り返りを行い、その場を終えました。

 
体育館に散らばり、1対1で対話(左) 待っている間に人生紙芝居を聞く(右)

(生徒たちの感想)
・対話では悩みについて一緒に考えくださったり、すごく声をかけてくださり、安心して話すことができました。
・対話の大人の方がたくさんほめてくださり、自分に自信を持つことができました。
・自分とは違った意見で物事を見ていて、これからの人生で大切なこと、役に立つことを教えてもらいました。
・コミュニケーションが苦手という悩みがありましたが、対話を通じて自分の長所を伸ばすといいと分かりました。
・学校生活で人に言えないことも相談することができ、心に余裕ができました。
・どの大人の方も過去のことを後悔しておらず、楽しんでいると感じたので、自分の好きなことをしたり、楽しむことが大事だと思いました。交流をして、色々な人生を聞くことができたので、自分も選択肢はたくさんあると感じることができました。
(文責:羽田野)

妻高校にて探究活動「さいと学」の審査員を務めました

本日はコーディネーターの福島、羽田野が県立妻高校の総合的な探究の学習「さいと学」の最終発表会に審査員として参加をしてきました。

「さいと学」とは、妻高校独自の課題解決型学習で、2年生が複数のグループに分かれ、それぞれの興味関心に基づいて課題を設定し、解決策を実行に移すまでを行っていきます。
各グループには、地域の大人や大学生がメンターとして一人ずつ配置され、私たち2人も約5ヶ月に渡って担当するグループの活動を支援してきました。

今年は新型コロナの影響があり、スタートが遅れたり、イベントが開催しにくかったりと思うように行かないことだらけでしたが、その中でも仮説を立て、試行をし、迷いながら学んできた様子を感じることができました。
発表会で一旦区切りとはなりますが、審査員の方々からのアドバイスを受けて、さらに活動は続きます。

(文責:羽田野)

延岡市立延岡南中学校2年生の「よのなか教室」で講話をしました

延岡南中学校では、本年度の「総合」の時間の取組みが、本格始動しました。
その皮切りとして、11月19日(木)、2時限を使って、2年生(131人)を対象に「よのなか教室」が行われました。

トータルコーディネーターの水永が、「君たちはどう生きるか」と題して、次のような内容の講話を行いました。
<君たちが漕ぎ出す社会は可能性に満ちている>
<社会には多様な働くすがたがある>
<自分にとって幸せとは何か? を考えることが大事>

途中で2回のグループワークを行いました。
1.何故、勉強するのですか?  何故、働くのですか?
2.自分にとって幸せとは何だろう?

何人かの生徒たちに発表してもらいましたが、実に様々な意見を述べてくれました。
このような多様な意見を、聞き・話し・考えることは、とても大事なことだと思います。
 
(文責:水永)

西都市立三財中学校にてセンター通信の取材をしました

10月16日に西都市立三財中学校3年生の総合的な学習の時間で実施された、職業人リモートインタビュー。
宮崎日日新聞や広報さいとにも掲載され、反響も大きいため、この取り組みのプロセスを振り返りながら取材を行いました。



センター通信に掲載されますので、楽しみにしていてください。

詳細内容のダウンロードはこちらからできます。
三財中リモートインタビュー研修センター通信記事.pdf

(文責:福島)

南郷中学校のプロジェクト型学習の最終発表会を行いました

今日は日南市立南郷中学校にて、「プロジェクト型仕事体験」の最終発表会でした。
取り組んだプロジェクトは、日南市に宿泊する観光客に向けて、日南市の魅力をPRする動画もしくはリーフレットを制作する、というもの。
新型コロナの影響を受けて中止となった職場体験に代わるものを、とのご相談をいただき、コーディネーターの羽田野が企画をして先生方と一緒に進めてきました。

・ファミリー層をターゲットに、親子で楽しめるアクティビティを
・アクティブシニアの方をターゲットに、日南のグルメを
・野球ファンに向けて、それぞれの球場近くの観光スポットを
と、どの班も様々な工夫を凝らして制作していました。
発表も素晴らしく、班で話し合い、試行錯誤をしながら最後までやりきったことで学んだ様子がとても伝わってきました。

発表会には南郷プリンスホテルの西川支配人にお越しいただき、審査と講評をしていただきました。
選ばれた作品は12月からホテルのロビーで実際に上映・配布されます。
(文責:羽田野)