日誌

2024年1月の記事一覧

延岡市立 東海中学校2年生で「連続よのなか教室」

東海中学校2年生(4クラス、135名)では、キャリア教育の学年目標として下記をめざして取り組んでいます。

1)キャリア教育活動を通して将来の生き方を考え進路計画を立てることができる生徒を育てる

2)自己理解を深め、啓発的な体験を通して、職業に関する理解を深めさせる

 

 そして、「総合的な学習の時間」では、1学期に3日間の「職場体験」を経験しました。

2学期~3学期には、「何のために〇〇をするのか」について、生徒一人一人がテーマを決め、主体的にを将来を考える場をつくっていきたいと考えています。

 

 そこで、9月から半年間をかけて、「5連続よのなか教室」を実施することになりました。

 

 9月 8日(金)14:40~15:30      オリエンテーション (何のために〇〇するのか)

 9月15日(金)13:40~15:30(2時限) テーマ設定、よのなか教室に向けて、キャリアパスポート記入

 9月27日(水)13:40~15:30(2時限)「第1回よのなか教室」(王子谷剛志/旭化成柔道部選手)

 9月29日(金)13:40~14:30「学活」     修学旅行に向けて             

10月 6日(金)13:40~15:30(2時限)     同 上

10月12日(木)13:40~15:30(2時限)     同 上

10月20日(金)13:40~15:30(2時限)    合唱コンクール、鑑賞教室

10月24日(火) 9:45~10:30「学活」 「第2回よのなか教室」(門田賢士/千徳酒造 社長) 

10月27日(金)13:40~15:30(2時限)*行事 修学旅行の説明会             

11月10日(金)13:40~15:30(2時限)     同 上

11月17日(金)13:40~15:30(2時限) 「第3回 よのなか教室」(8人の講師から2人を選ぶ)  

11月24日(金)13:40~15:30(2時限)   修学旅行(直前指導) 11/26~28(長崎・福岡)

12月 1日(金)10:45~12:35(2時限)    修学旅行のまとめ

12月14日(木)13:40~15:30(2時限)    修学旅行のまとめ発表             

 1月12日(金)13:40~15:30(2時限)    

 1月19日(金)13:40~15:30(2時限) 「第4回 よのなか教室」(8人の講師から2人を選ぶ)  

 1月26日(金)13:40~15:30(2時限)    キャリア教育講演会(キャリアプランニング/ソニー生命)

 2月 2日(金)13:40~15:30(2時限)    立志式に向けて

 2月 9日(金)13:40~15:30(2時限)     同 上

 2月16日(金)13:40~15:30(2時限)*行事  立志式

                     「第5回 よのなか教室」(上田耕一/虎彦㈱ 社長)

 3月 1日(金)14:40~15:30

 3月 5日(火) 9:45~12:35(3時限)*道徳+総合   「ひなた場」  

 

第3回の講師は次の方々でした。生徒たちは2人を選んで話(30分)を聞き質疑応答をしました

1.石内裕貴さん(旭化成柔道部選手・副主将、30才・100kg級・天理大)

2.尾原琢仁さん(旭化成柔道部選手、28才・100kg超級・筑波大)

3.繁昌久哲さん(旭化成 延岡総務部総務グループ長、 元旭化成柔道部)

4.友碇利勝さん(アンカーフレンズ株式会社 代表取締役、 元旭化成柔道部)

5.佐藤照政さん(株式会社キーレックス ENEOS出北CS、昨年恒富中でコネクト講師)

6.永田夕理さん(株式会社コノハナ 営業、 昨年恒富中でコネクト講師)

7.吉玉勇作さん(株式会社吉玉畜産(延岡よっとん)代表取締役)

8.桑原勇斗さん(FC延岡AGATA 監督、 ㈲ はーと介護 取締役)

 

 第4回の講師は次の方々でした。生徒たちは2人を選んで話(30分)を聞き質疑応答をしました

1.川田修平さん(旭化成柔道部選手、 27才・100kg超級・明治大)

2.後藤龍真さん(旭化成柔道部選手、 24才・100kg級・東海大)

3.松田陽子さん(城山ふとん店 店舗責任者)  *ビデオメッセージ有り

4.岩田直樹さん(株式会社キーレックス)

5.吉弘和泉さん(虎彦株式会社 取締役営業部長)*ビデオメッセージ有り

6.桑原英一さん(FC延岡AGATA 代表取締役社長、㈲ はーと介護 代表取締役会長)

7.奥野貴大さん(延岡市 商工観光文化部 工業振興課 工業振興係)

8.酒井康行さん(延岡市キャリア教育支援センター コーディネーター)

 

  9月からの活動開始に備えて、夏休みの時間を活用して、8月22日(火)に県教育研修センターの草刈淳さん(指導主事)をお招きして、先生方の「キャリア教育研修」を行いました。

「どんな子供を育てたいのか」、「よのなか先生にどんな話をしてもらいたいのか」・・・ 「何のために」という議論を毎回深めることが大事だと学びました。

この研修会での協議の結果、9月から始まる各行事を、先生方が分担されて、各回を受け持たれることになりました。

 

 立志式では、これまでの学びをふまえて、「こんな大人になりたい」について考え、表現することにしました。普段なかなか人の話を聞けない子たちもいましたが、この場では自分で考えて言葉にして発表する姿に、先生方も感動しながら聞き入っておられました。

 

 そして、最後のまとめとして、3月5日に「ひなた場」を実施しました。

親や先生以外のナナメの関係にある地域の大人と、1対1で対話をすることで、自分自身を深く見つめる機会になりました。  (この「ひなた場」については別途活動日誌で報告しています)

                                 (トータルコーディネーター  水永)

門田さんの話を、体育館で聞く生徒たち

                門田さんの話を、体育館で聞く生徒たち

若手社員が語る「働く喜びと苦労」IN 北川中学校

1月18日(木)に、延岡市立北川中学校(全学年 59名)で、延岡市内で働く若手社員による「よのなか教室」が開催されました。

 

これは、延岡地区の地元企業で働く若手社員(5社の6人)が集まり、自分の会社や職場を超えて、同じ世代の仲間と異業種交流することにより、働くモチベーションと帰属意識を高めようと計画されたものです。 研修の最後に、中学生に「働く喜びと苦労」を語ることになっていますので、キャリア教育支援センターとしても積極的に関わっています。

 

6月から毎月1回の研修を重ねて、今回地元の中学校で「よのなか教室」を行い、自分の仕事の意義や魅力を語りました。これまでの自分を振り返り、これからの会社と自分の役割を見つめ直す機会になったことと思います。普段はあまり触れることのない地元で働く若手社員の姿に、生徒たちも刺激を受けたようです。

                                 (トータルコーディネーター  水永)

講話を終えた6人の若手社員たち 

講話のあと質問する生徒に和やかに答える講師

 

   

 

 

 

 

 

 

       講話を終えた6人の若手社員たち                        講話のあと質問する生徒に和やかに答える講師

 

 

高千穂町「子育て講演会」で講話

 1月12日(金)19時から、高千穂町PTA連絡協議会の主催による「子育て講演会」(約100名)が行われ、「育むということ -子供たちの未来は可能性に満ちている」と題して講話しました。

 

 あとでいただいた感想文ではたくさんのメッセージが語られていました。

 

「未来、白紙、正解はたくさん。とてもワクワクすることだと感じました。子供たちにも、明るく伸びてほしいとあらためて考えました。」

 

「子育て真っ最中で、我が子に対して親の意見や押し付けが子供が育たない一つの要因になっていることを痛感していた中での講演だったので、共感とともに、どのようにこれから子供たちや若い世代に接していけばいいのかをとても考えさせられました。言っても分かってもらえないからと諦めず、寄り添い、意見を聞いて、互いにWIN ーWINの関係を築いていきたいと思いました。」

 

「自分にとって一番大事なことは何か? 幸せとは何か? を子供たちと話してみたいと思いました。問題にぶつかった時に乗り超える力をこれから養っていけたらいいです。お家でもあれはダメこれはダメではなく、何がやりたい? 何か手伝うことはある? の言葉がけをできるだけやってみたいと思います。」

 

「“感謝される” より “感謝する” 方が生きがいややりがいを感じる。」ということに、とても同感しました。ありがとうございました。」

                                 (トータルコーディネーター  水永)

 PTAの保護者と先生方が熱心に聞いていただきました

                    PTAの保護者と先生方に熱心に聞いていただきました