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2025年9月の記事一覧

延岡市立南中学校1年生 「ふるさと延岡を知る」

南中学校1年生(5クラス、150人)では、総合的な学習の時間で、4月から「ふるさと延岡を知る」をテーマに取り組んできました。

ふるさと「のべおか」について「知る」ことを通して、「のべおか」のよさを発見する。

そして、延岡の課題(改善点)を考え、探究テーマについて調べ・考察し・まとめて発表につなげることがねらいです。

(先生方との協議や意見交換と、講師ならびに訪問事業所の選定と依頼を、コーディネーター

 として担わせていただきました)

 

1.延岡市長期ビジョン 講話

  ・日 時   6月13日(金)

  ・講 師   濱田 侑駄さん (延岡市 企画課)

  ・内 容    ・延岡市の人口ビジョンについて

          ・延岡市の長期ビジョンについて(新時代創生総合戦略)

          ・10年後の延岡はどのような姿になっているのか、どのような課題が   

           考えられるのか、中学生として今考えておくべきこと等について

 

2.探究学習について

  ・日 時   7月18日(金)

  ・講 師   水永 正憲(宮崎県キャリア教育支援センタートータルコーディネーター)

  ・内 容   「変わる・変えるということ、10年後の世の中をどうしたら想像できるの

          だろう、探究するとはどういうことだろう」

 

3.地域の事業所訪問・見学  

  ・日 時   9月12日(金) 午前中

  ・訪問事業所  

   <Aグループ> 37名

       旭化成株式会社  延岡支社 展示センター (DVD視聴と見学) 

      有限会社 桐木工作所   (クレアパーク)              

   <Bグループ> 37名 

      株式会社 中園工業所   (クレアパーク)               

      旭化成株式会社  延岡支社 展示センター (DVD視聴と見学) 

   <Cグループ> 38名

         <1班(C-1)>          <2班(C-2)>

      吉玉精鍍 株式会社 (INOBECH)     株式会社 昭和 (INOBECH) 

      株式会社 昭和  (INOBECH)        吉玉精鍍 株式会社 (INOBECH) 

   <Dグループ> 38名

         <3班(D-1)>          <4班(D-2)>

      向陽プラントサービス ㈱ (INOBECH)  株式会社 池上鉄工所(NOBECH) 

      株式会社 TANI (INOBECH)      向陽プラントサービス㈱(INOBECH) 

 

 9月12日の、旭化成展示センターでは、水永が「旭化成の変革と成長への挑戦」について、説明と案内を行いました。

 1.アニメ 「工業都市延岡を作った 野口遵 物語」        (視聴) (約14分)

    ・1920年から始まる延岡の産業近代化 (105年が経過)

    ・五ヶ瀬川上流に水力発電所を建設、世界初のカザレー式アンモニア工場がスタート

    ・野口遵の企業家精神

 2.ここ延岡で世界初の近代工業がスタートした          (講話)

   変革に挑戦し続けるということ  旭化成における取組事例の紹介

    ・イオン交換膜、 リチウムイオン二次電池「ハイポア」、人工腎臓用中空糸

 3.君たちが漕ぎ出す社会は、「可能性」に満ちている         (講話)

   ・激変する社会は、ほんとうは「ワクワクするような未来」

   ・大人は、AIで仕事がなくなる、正解がない社会になる、と言うが・・・

     ➡ほんとうは、「AIで新しく仕事が生まれる」、「正解はいくつもある」社会になる

 4.旭化成の製品を調べよう                    (見学)

   ・展示センターで、実物の製品に触れてみよう

   ・旭化成グループの歴史や、延岡・日向地区でどんな製品が作られているのか、

    製品をじかにさわりながら、自由に見学しよう

   ・「ワークシート」(別紙)を使って詳しく調べてみよう

 7月18日に「探究とはどういう学びだろう」と話をしました

7月18日に「探究とはどういう学びだろう」と話をしました

                                  (トータルコーディネーター  水永)

延岡市立土々呂中学校1年生 「連続7回よのなか教室」 で講話

 令和7年度は、6月13日(金)から、土々呂中学校1年生(4クラス、123人)では、「延岡を知る 連続7回よのなか教室」がスタートしています。

  地域学習として「延岡を知る」というテーマで、生徒がさまざまな方々から、延岡について最新のお話を聞くことで、延岡の魅力と将来を考えることができる機会としたい、というねらいです。

 

 連続7回の「よのなか教室」は次の方々を講師に招いて行われました。

(先生方との協議や意見交換と、講師について選定・依頼を、コーディネーターとして担わせていただきました)

  6月13日(金) 講話1「まちづくり」

      講師: 阿部信孝さん(㈱タウンマネージャーのべおか 代表)  

  6月20日(金) 講話2「スポーツ」

      講師: 西 政幸さん (延岡市教委 アスリートタウン推進課 ) 

                    スポーツ事業推進監、元旭化成陸上部監督

 7月 4日(金) 講話3「観光」

      講師: 岩本晋長さん(延岡観光協会 事務局次長)       

 7月10日(木) 講話4「福祉」

      講師: 佐藤貴美さん(訪問入浴介護  株式会社サンルーム社長) 

 9月11日(木) 講話5「仕事」

      講師: 水永正憲 (宮崎県キャリア教育支援センタートータルコーディネーター) 

 9月19日(金) 講話6「歴史」

      講師: 日高保彦さん (RIK株式会社 代表取締役 日高家住宅)   

10月10日(金) 講話7「第一次産業」

      講師: 牧野哲郎さん (JA延岡 営農相談員)            

 

 この講話を聞いたあと、生徒たちは10月に6回の授業で、文化発表会に向けての準備を行い、11月中旬に自分たちの意見を発表する予定です。

 

 9月11日(木)に水永が、「これからの時代に求められる人財 君たちの未来は可能性に満ちている」と題して講話しました。

 はじめに、これからの時代に求められる人財は、「新しいことに挑戦できる人」

  ・そのためには、現状を否定しなければならない

  ・今までとは違うことに、生活を考え方を・・・変える挑戦をしてほしい

 1.ここ延岡で世界初の近代工業がスタートした

   変革に挑戦し続けるということ (一つの事例として、旭化成における取組を紹介)

    ・「海の魚は、塩水の中にいるのに、どうして塩辛くないのだろう?」と疑問を持った

      技術者

    ・イオン交換膜 ➡海水から塩をつくる、海水から真水を抽出する膜

      ・リチウムイオン二次電池「ハイポア」 ➡ふだんは絶縁性があるが、電気を流すと電 

                       子がある一つの方向にだけ移動する膜

     ・人工腎臓用中空糸 ➡ストローのように穴の開いた糸の表面で血液中の不要なもの   

               を除去する膜

 2.君たちが漕ぎ出す社会は、「可能性」に満ちている

     ・激変する社会は、ほんとうは「ワクワクするような未来」

     ・大人は、AIで仕事がなくなる、正解がない社会になる、と言うが・・・

     ➡ ほんとうは、「AIで新しく仕事が生まれる」、「正解はいくつもある」社会になる

 3.皆さんへのメッセージ

     ・働くということは、人のためになる、人の役に立つ、人の助けになることで、

                「人に喜んでもらえるもの」でなければ成り立たない

     ・将来どんな「職業」を選ぶのかではなく将来どんな「生き方」をしたいのかを考えて  

     ほしい  どんな自分になりたいのか、を考えることが大事

    ・自分にとって幸せとは何だろう? を考えてみよう

       ➡考え抜いていけば、これだ! と飛び上がって喜べるものがきっと見つかる

       ➡中学生の今これからどう生きるのかを考えてほしい

       (何のために勉強するのか、何のために働くのか)

   「自分にとって幸せとは何だろう」または「自分にとって一番大事なことって何だろう」

 6月13日に講話する阿部信孝さん

6月13日に講話する阿部信孝さん 

 みな真剣にメモをとりながら聞いてくれました 9月11日も、みな真剣にメモをとりながら聞いてくれました   

                                 (トータルコーディネーター  水永)