学校の様子
夏休みの学校では、何をしているのかというと
時々たずねられることがあります。
「夏休みは先生たちは何をしているの?」
いろいろなことをしているので、紹介します。
主に、研修と作業、そして2学期に向けての準備です。
いろいろな研修会が計画されています。
上の写真は、教材研究(授業プランの作成方法)の進め方について学んでいるところです。
上の写真は、県内のスーパーティーチャーをお招きして、「国語科授業を通した学級づくり」について学んでいるところです。
次の写真のように、民生委員児童委員の方々との情報交換も行いました。
普段はできない作業もしています。
校内のうすくなったラインを塗りなおしています。
体育倉庫の掃除と整理もしました。
2学期からの体育の授業がさらに実施しやすいと思います。
本日は、明和小学校を会場にして、体育科の実技研修会が行われています。
他校の先生方もたくさん参加しています。
講師の一人は、本校の教諭です。
と、このようにして夏休みだからこそできる研修会や作業をしています。
8月10日から16日までは学校閉庁期間です。
その期間はしっかりリフレッシュさせていただきます。
明日から夏休み・・・安全で楽しい日々を過ごしてください
本日は、1学期終業式がありました。
熱中症予防と感染症対策のため、リモートで行いました。
都城市民憲章を朗読した後は、各学年代表児童による作文発表です。
どの児童も落ち着いて発表できました。
作文の内容からは、1学期にがんばったことや2学期にがんばりたいことがよく伝わってきました。
この後は、夏休みの生活について気をつけることなどの話がありました。
教室では、姿勢良く集中して聴いていました。
いよいよ明日から夏休みに入ります。
安全に気をつけて、夏休みならではの楽しい思い出を作ってほしいです。
教育の土台となる3つの躾
教育の土台となる躾は、3つあると言われています。多くの学校や会社でも取り組んでいる躾だと思います。
提唱されたのは、教育哲学者の森 信三(もり のぶぞう)氏です。
3つの躾とは、次の通りです。
第一、必ず朝の挨拶をする子にすること。
第二、親に呼ばれたら必ず「ハイ」とハッキリ返事のできる子にすること。
第三、ハキモノを脱いだら必ずそろえ、席を立ったら必ずイスを入れる子にすること。
明和小学校でも、この3つの躾については意識して指導しています。
なぜこの3つが重要かというと、
第1の「挨拶」と第2の「返事」については、人とのつきあい方の基礎になります。
第3の「ハキモノそろえ」と「イスを入れる」は、物とのつきあい方の基礎になります。
定着するのは、なかなか難しいのですが、繰り返し繰り返し指導して、定着すれば、明和っ子にとって一生の財産になると考えています。
朝の挨拶については、毎朝挨拶運動をしています。
計画委員会の児童が、玄関前で挨拶をします。
挨拶が飛び交うと、お互いに元気をもらえます。
トイレの履き物そろえもできています。
次は、体育に行っているときの1年生教室です。
イスがきれいに入れてあります。
次は6年生教室です。音楽の教室に行っているときでしょうか。
こちらもきれいに入れてあります。
3つの躾については、定着しつつあるのではないかと思います。
これからも継続して指導します。
「楽しい明和小」にするために の 続きです
7月13日に「「楽しい明和小!」にするために」という記事を紹介しましたが、本日は、その続きの集会がありました。
今日は、3年生と4年生が対象です。
どんな集会にするかは事前に質問をして決めるそうですが、「じゃんけん」の集会を希望する声が多かったそうです。
ということで、本日もじゃんけんを楽しむ集会です。
どんどん列が長くなっていきます。
チャンピオンになった児童も、その後ろの先生も喜び爆発です。
(先生方も楽しい集会になるようにと参加してます)
チャンピオンには、賞状と王冠がプレゼントされました。
楽しい集会を企画、運営してくれた計画委員会の皆さんありがとうございました。
今年の明和小PTA活動の方針に則って
先日、第1回運営委員会が行われました。
メンバーは、PTAの役員さん、各支部(地区)代表の皆さん、学校の代表です。
これまでの活動報告や今後の予定を確認し、検討しました。
今後の予定としては、夏休みのプール開放、親子ふれあい奉仕作業、各地区祭りのパトロール、PTA新聞づくり、虹色学級(家庭教育学級)などが予定されています。
また、各支部では、夏祭り、敬老会、十五夜、運動会、などを計画していることも分かりました。
各支部の活動状況についても報告がありました。
親子や地区の皆様と触れ合える機会をたくさん作っていただいております。
ありがとうございます。
本年度の明和小学校PTAの取組方針は、PTA総会資料1ページにある通りです。
次のように書かれています。
「できることを」「できるときに」「できる範囲で」
保護者の方々が参加する活動を自由に、自分のご都合に合わせて選択できる活動を推進し、活動への取組の改正を行っていきます。
上の方針に則って、「学級役員、一人一役の廃止」「明和小まつり実施形態の見直し」をしました。
今後のPTA活動も、上の方針に沿って活動し、よりよい活動ができるように、みんなで見直しをしていきたいと考えております。
福祉体験学習のお礼の手紙
このホームページでも紹介しましたが、先週の水曜日と木曜日に福祉体験学習がありました。
指導していただいた方へのお礼の手紙を4年生が書いていました。
いくつか紹介します。
充実した学習をしたことが、お礼の手紙からも伝わります。
指導してくださった皆様、ありがとうございます。
「楽しい明和小!」にするために
明和小学校の児童玄関には、本年度の児童会目標が掲示してあります。
この中の「楽しい明和小!」にするために、計画委員会が動いています。
本日は、2年生と5年生による「じゃんけん大会」でした。
楽しいイベントをして、「楽しい明和小!」をつくろうという企画です。
昼休みに2年生と5年生が集まってきました。
はじめに説明があります。
わくわくしながら聴いています。
大会は、「じゃんけん列車」で行うようです。
だんだん列が長くなっていきます。
にこにこ顔がたくさんつながっている列車ができてきました。
チャンピオンには、計画委員会メンバー手作りの賞状と王冠が渡されました。
この後、もう1回じゃんけん列車をしました。
担当の先生にこの大会のねらいを聞いてみると、次のような答えが返ってきました。
「2年生には、楽しい遊びをしてもらう喜びを味わってほしいです。5年生や計画委員会の子たちには、会を盛り上げて、2年生や周りの友達を楽しませる喜びを味わってほしいです。」
その言葉通りの集会になった気がします。
(ちなみに、先週は、1年生と6年生の集会が行われました。来週は3年生と4年生の集会が行われる予定です。)
いろいろな種類の本を読んで、アジサイの花を咲かせよう・・・今回の読書イベント
梅雨は明けるのか明けないのかわからないような天気が続いていますが、
明和小では、梅雨のこの時期に、読書のイベントをしておりました。(もう終わっています)
いろいろな本を読んで、「あじさいの花を咲かせよう」というイベントです。
明和っ子には、次のようなカードが配られました。(4~6年生バージョンです)
ミッションをクリアーしたら、あじさいの花のシールがもらえます。
クリアーするためには、
赤シール(9類の本、文学関係)の本だけではなく、
黄シール(自然科学)の本や
3類(福祉関係)、
金色(8類、言葉に関する本)など、普段は読まないかもしれないジャンルの本も読むことになります。
5月の玉入れリーディングのイベントは、量を増やすイベントでしたが、
6月の読書イベントは、読む本の種類を増やしてほしいというねらいのイベントでした。
少し難しいイベントだったかもしれませんが、図書室前には、シールでたくさんのあじさいの花が咲いていました。
「横市の子供の声を聞く会」2
昨日は「横市の子供の声を聞く会」で発表した5年生の代表児童の作文と講評を紹介しました。
本日は、6年生代表の作文を紹介します。
SDGsと私
都城市立 明和小学校 六年 明利 愛生
私は、今夢中になっていることがあります。それは「SDGs」について調べたり、考えたりすることです。
私が興味を持ち始めたのは、あるテレビ番組を観ていたからです。テレビを見ていて「このままでは地球が大変だ」と思いました。その後、いろいろ調べた中で、私が一番興味を持ったSDGsは、SDGs No5の「ジェンダー平等を実現しよう」とSDGs No16の「平和と公正をすべてのひとに」です。
1つ目の、SDGsNo5の「ジェンダー平等を実現しよう」は「性」について表しているSDGsです。私は、この世から、「女性だからだめ。男性だからだめ。」という性別で決めつけることをなくしたいと思いました。そのために私達が出来ることを2つ考えました。
1つ目は赤ちゃんがいる家庭では、家事や育児を分担することです。家庭内で家事や育児を分担することを当たり前にすれば、「女性が家事・育児を絶対にやらなければならない」という言葉がなくなると思ったからです。以前に比べると今の社会は、SDGsのおかげか、少しづつこういった「女性が〇〇をしなければならない」という言葉が少なくなってきているように感じます。
2つ目は女性・女子を差別しないように日頃から意識することです。まだまだ、日本の社会や世界を見てみると男性と女性が平等・公平ではないと思います。どちらが上、どちらが下というのではなく、互いの良さを生かしながら、みんなで幸せな社会を築いていけたらと思います。
まずは、普段の日常生活から世の中の女性・女子を差別しないという意識をみんながもつことができれば、2030年までにSDGs No5の「ジェンダー平等を実現しよう」は達成できると思います。
次にSDGs No16「平和と公正をすべての人に」についてです。突然ですが、みなさん、あなたにとっての平和ってなんですか? 少し想像してみてください。
頭の中にパッと思いついたのが「戦争のない国」が一番最初に出てきた人が多いのではないでしょうか? 私も「平和って何?」ってSDGsについて調べたり考えたりするようになる前では、やっぱり「戦争」という言葉が一番最初に出ていたように思います。しかし、SDGsを知ったことで、「平和って何?」って聞かれたときに、「衣・食・住に困っていない人たちがいっぱいいること」って答えるようになりました。
世界に目を向けるとまだまだ衣服に困っている人、食料に困っている人、家がなくて困っている人などたくさんいます。将来、私は困っている人を助けられるような人になりたいと思います。
また、今、学校の総合的な学習の時間を使って、「平和について伝えよう」という学習をしています。自分で課題を設定し、情報を集めたり、自分の意見をまとめたりしています。最近のニュースに出るロシアやウクライナの戦争のことや暴力などについて、どうしてなくならないのだろうと考えています。
このように、SDGsを少しでも知ることで、考え方が変わったり、行動してみようと意識を持って生活したりするようになりました。まずは少しでもいいのでSDGs一つ一つは、何について目標を立てているのかを知り、自分の行動を振り返ってみると、世界全体で取り組んでいるSDGsの目標達成に一歩近づけるかもしれません。まずは、自分にできる小さなことから始めてみてはいかかでしょうか。
発表する態度も堂々としていて素晴らしかったです。
この発表に対する講評をしていただきました。
明利さんの発表は、タイトルに「SDGs」という言葉があって、今やあらゆる場面で使われる「SDGs」とどんなかかわりがあるのか、楽しみになりました。
明利さんは、「SDGs」17の目標から2つの目標を取り上げ、まず目標となった理由、そして自分の考え、さらに行動目標を分かりやすくまとめています。
1つ目の「ジェンダー平等を実現しよう」では、性別による決めつけや、男女不平等を問題と捉え、普段の生活の中で意識することで解決を図りたいと考えています。解決する時期を設定しているところに思いの強さを感じました。
2つ目の「平和と公正をすべての人に」では、「あなたにとっての平和って何ですか?」と聞き手に問いかけ、聞き手と問題を共有し、「私は困っている人を助けられるような人になりたい」と、明確な自分の将来の姿を描いているところに大きな期待をもちました。
将来の目標に向かって、総合的な学習の時間での学びも大切にしながら、「自分にできる小さなことから初めてみてはいかがでしょうか」と呼びかけて、聞き手を巻き込む結びに共感しました。
「横市の子供の声を聞く会」・・・たくさんの方々に知っていただきたい意見
7月8日(土)は、横市地区青少年育成協議会主催による「横市の子供の声を聞く会」が開催されました。
横市地区の小学校2校と中学校1校の代表児童が、意見発表をする会です。
この会には目的があります。次の通りです。
「横市地区の児童生徒が、日ごろ感じていることや将来の夢などについて広く社会に訴えることにより、社会の一員としての自覚と責任感に目覚めるため」
どの発表も、高いレベルでこの目的を達成しているのではないかと感じました。
本校の代表児童の作文を紹介します。
たくさんの子供や大人に聴いていただきたいと思える素晴らしい内容でした。
意見発表後に、西小学校の校長先生が講評をしてくださいましたので、あわせて紹介いたします。
今日は、5年生代表の中尾啓一さんの作文を紹介します。(6年生代表の作文は明日紹介します。)
平和を守るために、ぼくにできること
都城市立 明和小学校 五年 中尾 啓一
ある国の人たちに、ある質問をしたとき、次のような答えが返ってきたそうです。
「家族が安全なとき」
「学校に行けること」
「ぐっすりねむれること」
中にはこんな答えもあったそうです。
「そんな言葉は、意味が分からない。」
どんな質問をしたと思いますか?
先ほどしょうかいした答えは、「平和とは?」という質問をウクライナの人々にしたときに返ってきた答えです。
僕は、「平和とは?」と聞かれたとしたら、
「差別や戦争などがなくなって、ひとびとが安心して生きていけて幸せにくらしていくことがつづいていくこと」
と答えていたと思います。
この答えもまちがえではないと思います。しかし、先ほどの答えを聞いたとき、僕にとって、あまりにも当たり前のことすぎて、びっくりしました。
平和ではなくなることが、わたしたちの生活から多くの当たり前をうばい去るということに、あらためて気づかされました。
今、ロシアとウクライナが戦争をおこしていて、いつか日本にえいきょうをおよぼすかも分からないし、最近は、北朝鮮がうったミサイルが、いつ日本におちてくるか分からなくなっています。いつ平和がくずされるかも分かりません。
歴史をふり返ってみても、人間は戦争をくり返しています。同じあやまちをくり返す弱い生き物だと言えます。だからこそ、当たり前の日々をみんなで守っていく努力をしていかなければ、平和はかんたんに失われてしまいます。
ウクライナの戦争を終わらせる力は、ぼくにはありません。でも、平和を守ることならできそうな気がします。平和を守ることは、当たり前を守るということです。
そこで、ぼくの生活の中にある当たり前を考えてみました。
たとえば学校の生活の中にある当たり前です。
〇人の話をしっかり聞く
〇みんなで使うろうかは静かに歩く
〇トイレのスリッパをならべる
人の話をしっかり聴くことは、相手を大切にするということです。相手を大切にする人が戦争をおこすはずがありません。
みんなで使うろうかを静かに歩くということは、自分勝手をしないということです。自分勝手でない人は、自分だけの正義で相手をきずつけたりしないはずです。
うまくおりあいをつけて、おたがいに少しづつがまんして争うことなく生活していけると思います。
トイレのスリッパをならべるということは、次使う人への思いやりです。思いやりのある人が、戦争なんてするはずがありません。
このように考えると、ぼくらが学校生活の中で当たり前のようにがんばっていることは、平和を守る力をつけることにつながっていると言えると思います。一人一人がもつ力は、小さくても、みんなが気持ちよく生活するための当たり前を守る行動がつみ重なれば、ぼくたちの平和は、ずっと続いていくと思っています。
これからも、当たり前をしっかりやっていきます。
この発表に対する講評を紹介します。
中尾さんの発表は、最初に質問に対する答えが出てきて、「どんな質問をしたんだろう」と興味をもって聞くことができました。その質問は、ウクライナの人々に「平和とは」という内容でした。
中尾さんは、平和について、「当たり前」をキーワードに自分にできることを考えています。
学校生活の中にある「人の話をしっかり聞く」「みんなで使うろうかは静かに歩く」「トイレのスリッパをならべる」という3つの当たり前から、平和の考えが深まっています。
「話を聴く」ことからは、相手を大切にすること。「廊下を静かに歩く」ことからは、自分だけの正義で相手を傷つけないこと。「スリッパをならべる」ことからは、思いやること。
学校生活の当たり前を平和を守ることにつなげ、最後に「これからも、当たり前をしっかりやっていきます。」と締めくくった言葉に、意思の強さとたくましさを感じました。
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
27 1 | 28   | 29   | 30   | 31   | 1   | 2   |
3   | 4   | 5   | 6 1 | 7 1 | 8   | 9   |
10   | 11   | 12   | 13   | 14   | 15   | 16   |
17   | 18   | 19 2 | 20   | 21   | 22   | 23   |
24   | 25   | 26   | 27 1 | 28   | 29   | 30   |
宮崎県都城市久保原町34街区27号
電話番号
0986-26-4000
FAX
0986-26-4001
本Webページの著作権は、明和小学校が有します。無断で、文章・画像などの複製・転載を禁じます。