学校の様子

命を守る!大切な講習会

 19時から「PTA心肺蘇生法」が木城学園で行われました。これは、PTAの保体部が主催で行ったものです。夏休みに行うPTAのプール開放に向けての取組です。

 お仕事終わりで忙しい中、12名の保護者と教職員4名で行いました。講師は、東児湯消防本部から2名お越し頂きました。

 まず、AEDの使い方の説明でした。落ち着いて音声ガイダンスに従い行うことを実技を交えながら説明されました。パッドは1回貼ると表面にしか電流が流れないので、間違ってもいいことの説明がありました。ポイントは「心臓を挟むこと」という説明がありました。

 次に、胸骨圧迫の説明でした。1分間に120回のペースで行います。成人、小児、乳児でやり方が違うことも説明されました。救急車が到着するまで約9分かかるので、その間行う必要があります。1人で行うのではなく、複数で交代しながら行うことが大切です。

 最後に、参加者が体験しました。最終的に男性は3分、女性は1分行いました。いつもは短く感じる時間がとても長く感じました。でも、命を守る時間なので、とても大切です。本日学んだことは念頭におきながら、これを使うことがないように祈るばかりです!

大切な教育!薬物乱用防止教室

 17日(木)5校時に「薬物乱用防止教室」がありました。9年生が大会議室に集まり、7年・5年生は各教室でZOOM配信にて授業を受けました。講師は、高鍋警察署からおこし頂きました。

 まずは、なぜ薬物を使用することがいけないのかを学びました。薬物を使い出すと「依存(薬物を使わずにはいられなくなる)することになり、耐性(同じ量では効果が得られなくなる)が出来てしまう」という話しを聞きました。

 次に、クイズがありました。「Q薬物を使うとやせる?」という問いに対して、7割が〇、3割が☓でした。それに対して、警察官は「ある意味、正解!」と話されました。薬物を使用すると食欲がなくなり、ご飯を食べられなくなるから、病的にやせるということでした。

 次に、薬物を乱用すると「急性中毒死、エイズ、感染症、自傷、他害行為、犯罪行為」を行うようになることを知りました。

 次に、どのようなことが身体に影響(目が見えなくなる、ろれつがまわらない、筋肉組織の破壊、心臓・血管など臓器への負担)があるのかを知りました。

 次に、覚醒剤、大麻、危険ドラッグの別名を知りました。薬物と分からないようにしていることが分かりました。

 最後に、質問を行いました。たくさんの学園生が質問し、意識の高さを感じました。また、学園生代表が挨拶を行い授業を終わりました。

 皆さんもご存じのように、児湯郡の高校生が大麻所持で逮捕されています。薬物使用が子どもたちの近くに迫っているかもしれない、という危機意識をもつことが必要だと思います。今回の学習したことをいかして、決して薬物に手を出さないように言い続けていきたいと思います!

木城学園の魅力発信!

 今週、先週と4つの団体の方々が木城学園に視察研修でおこしくださいました。木城学園ならではのことかなと思います。(他の学校では、なかなかないですよ!)

 それぞれの団体ともに行ったことは2つあります。1つは、「学校要覧」と「映像」を活用した学園紹介です。「学校要覧」では、ポイントを絞り、どのような学園生を育てたいか、そのためにどのような活動を行うのかを説明しました。「映像」では、4月~7月までの学園生の様子とそれ以降は昨年度の様子を紹介しました。

 もう1つは、学園見学です。様々な授業が行われており、一生懸命頑張る学園生の様子を伝えることができました。参加者は、口をそろえて「学園の施設、設備の素晴らしさ」を話しておりました。嬉しかったのは、学園生が落ち着いて、真剣に学習している様子を話されていたことです!

 他には団体に応じて、木城の魅力を映像を用いて紹介したり、給食を一緒に食べたり、学校の在り方を協議したりと様々な取組を行いました。

 どの視察研修も木城学園の魅力を十分に発信できたのではないかと思います。昨日の宮崎日日新聞にも紹介されました。これからも地域と連携し、学園生がよりよく成長できるように努力していきます!

木城学園への贈り物

 今年も木城学園にありがたい贈り物が届きました。それは、本です。しかも、お二人から別々にいただきました。

 一人は木城町在住の方からです。もう一人は兵庫県在住の方からです。しかも、今年度だけではありません。昨年度もその前からもいただいています。

 学園も限られた予算の中で、工夫して毎年本を購入しております。ですから、このように寄贈される本の存在は本当にありがたいです。立派な図書館に様々なジャンルの本が並ぶと、学園生にとって心の糧が増えます。

 今回寄贈された本も感謝の気持ちをもちながら読ませたいと思います。本当にありがとうございます。大切にさせていただきます!

朝から頑張っています!

 朝から頑張っている学園生が増えています。

 様々なボランティア活動を積極的に行っています。

 玄関先の掃除を行う学園生。フジバカマへの水やりを行う学園生。朝から頑張っている学園生を見ていると、こちらが元気をもらいます。

 また、写真はありませんが挨拶運動を行う学園生もいます。これも、たくさんの学園生に元気を与えています。

 この輪がこれからも広がっていくことでしょう!

防災おにぎり贈呈式

 7月4日(金)昼休みに防災おにぎりの贈呈式がありました。農業生産法人株式会社エイティーファームの方からいただきました。

 学園生代表3名(学園生会執行部)が受け取ってくれました。学園生がもらうときに「2日間何も食べていない」という想定で食べてみてと言われました。学園生は食べたとき「おいしい!」と言っていました。確かに、災害時を想定したときにこの防災おにぎりがあると本当に助かるなと感じました。表面上はつるつるしていますが、食べると中から米粒が出てくる感じです。表面はペースト状にしているそうです。

 この防災おにぎりですが、未開封なら何と5年間保存できるという素晴らしいおにぎりです。学園生全員分いただきました。9月1日の防災の日に食べる予定にしています。

 暮らしが豊かになる中、防災について考える大切さを感じました。

命を守る!着衣水泳

 7月4日(金)6年生が自分の命を守る大切な授業「着衣水泳」を行いました。

 まず、服を着ていつも通りに水に入り泳ぎました。ほとんどの学園生は、いつもより泳ぎにくいと話していました。服が体にぴたりとくっついたり、空気が入ったりして泳ぎにくかったと思います。それでも、一生懸命泳いでいました。しかし、これでは、なかなか進まないので体力がもたないことが分かりました。

 このことを脱するために「浮いて、救助を待つ」ことを学びました。そのために、まず、ビート板を使って練習しました。「ラッコのように」という発言で学園生はイメージをもつことができました。顔を上に向けることが難しい学園生も見られましたが、たくさんの学園生が上手にできました。

 次に、ビート板がない場合、ペットボトルを使うことを学びました。2lや500mlなど大きさは違いますが、重要なアイテムになることを学びました。ビート板よりも小さくなったので、なかなか上手にできない学園生も多く見られました。しかし、少し練習すると上達することができました。

 最後に、何も無しで浮く練習を行いました。これまでの練習を活かしてすぐにできる学園生も見られましたが、なかなか上手にできない学園生も見られました。やはり、力が入って顔が上を向いていないので、体が浮くことができません。そこで、2人組をつくり、1人が手で支えるところから始めました。上手にできる学園生のポイントを伝えると、徐々にできるようになっていきました。

 本日大切な学習を行いましたが、これらを使うことがないことを祈っています。

美味しかった!野菜収穫祭

 7月3日(木)生活科で育てた野菜の収穫祭を2年生が行いました。収穫した野菜(ナス、ピーマン、ミニトマト)を使ってピザを作りました。

 収穫した野菜を包丁を使って切りました。野菜を切るのに苦戦するだろうなと思っていましたが、上手に切る学園生がたくさんいました。これまで、保育園・幼稚園で体験したり、家でお手伝いをしたりしているんだろうな・・・と感心しました。しかも、ミニトマトは小さかったので切りにくい中、頑張っていました。

 野菜を切った後は、餃子の皮にトマトソースをぬり、切った野菜、コーン、ツナ、チーズをのせました。面白かったのは、山のように積み上げていた学園生が多かったことです。担任から、平べったくしないと上手く焼けないよ!と言われて、平べったく修正していた姿がとてもかわいかったです。

 最後にトースターで5分間焼いて、美味しいピザの完成です!私もいただきましたが、ほっぺたが落ちるぐらい美味しかったです!とりたての野菜のみずみずしさに感動しました!

 学園生も美味しく食べていました。やはり、自分たちで育てた野菜だったので、味も格別だったと思います。良い体験ができました!

SOSの出し方に関する教育講演会

 今年度木城学園は、宮崎県教育委員会から「SOSの出し方に関する教育推進校」に指定されています。今日はその一歩を踏み出しました。

 宮崎県教育庁 人権同和・生徒指導課から指導主事を招聘し、「SOSの出し方に関する教育講演会」を行いました。60分の研修でしたが、次のような3部構成で行いました。

 ①説明Ⅰ「いのちを大切にする教育とは」

  令和6年度、全国の小中高生529名が自殺しているそうです。しかも、昭和55年からのデータの中で過去最多の数字でした。宮崎県も自殺者が全国よりもかなり多いことが報道されています。宮崎県教育振興基本計画の中でも「いのちと人権を守り、豊かな心を育む教育の推進」が施策としてあります。その一環として今年度指定を受けることになっています。

 ②説明Ⅱ「SOSの出し方に関する教育の実際~SOSの出し方に関する教育ハンドブックをもとに~」

  「SOSの出し方に関する教育」とは、「命や暮らしの危機に直面したとき、誰にどうやって助けを求めればよいか具体的かつ実践的な方法を学ぶ教育」のことです。学級活動、体育の教科で学ぶことになります。実際に指導する際の5つのポイントについて学びました。

  また上手な聴き方について、ロールプレイも行いました。二人組を作り、話し役と聴き役に別れました。ただし、聴き役が「えらそうな(威圧的な)態度で聞く」「関わりの少ない(拒否的な)態度で聞く」という役でした。この1週間で楽しかったことを話すのですが、聴き役が前述した態度なので、とても嫌な気持ちで話すことになることを体験しました。

 ③協議「実際の授業を考えよう」

  最後に学年ごとにわかれ、実際の授業について考えました。活発に意見交換がされ、充実した時間となりました。

 このように、教職員も学園生のために研修を積み重ねています。今回学んだことを実践していきます。学園生がすぐに助けを求めることができるような環境を整えていきます。

大活躍!8・9年生のボランティア隊

 6月28日(土)29日(日)にリバリスで「ここkonマルシェ」が開催されました。宮崎日日新聞にも記事が掲載されましたが、たくさんの方々が来場され、大いに盛り上がりました。

 実は、この盛り上がりの一端を8・9年生28名が担ってくれました。27日(金)は会場の前日準備を行いました。28日(土)29日(日)は、会場でうちわや靴を入れる袋、パンフレットを配布してくれました。全ての学園生が、笑顔で来場者に対応していました。学園生からもらった方々は、自然と笑みがこぼれていて、素晴らしい風景でした。

 また、ボランティア隊以外にも、たくさんの学園生が「ここkonマルシェ」にお客として参加していました。友達同士で仲良くお買い物をしていました。カメラを向けると、最高の笑顔で応えてくれました。

 地域の行事に学園生が参加することの意義を感じることができました!