日誌

中学生のようす

相互参観授業①

 本日(11/9(火))の1校時、1年生の数学で相互参観授業を行いました。
「相互参観授業」とは、上野小中学校の大きな特徴であり、強みでもある同じ校舎で小中学生が一緒に学習に取り組むことを主題研究に取り入れ、小中学校の職員がお互いの授業を参観し合う場を設定したものです。
 今回は、1年生数学の授業を行いました。題材は、「図形の移動」の特徴について考えるものでした。大型テレビに図形を映し出されたり、生徒がタブレットを操作したりしながら、「平行移動」「回転移動j「対称移動」の特徴について、個人で考えたものを一つの意見にまとめ上げ、発表するという流れでした。テキパキと操作し課題の答えを見つけようと意欲的に取り組んでいました。以下は、授業の様子を撮影したものです。
  

  

県中学校秋季体育大会(剣道・ソフトテニス)

 10月末から11月初旬にかけて第45回県中学校秋季体育大会が開催されました。西臼杵地区予選を勝ち抜き、本校から剣道競技男子団体戦と個人戦、女子個人戦、ソフトテニス競技女子個人戦、軟式野球競技に出場しました。これまでの練習の成果を発揮しようと奮闘する姿に胸が熱くなりました。
 【剣道】
   
   【女子ソフトテニス】
     

生徒会役員選挙

 11月1日(月) 生徒会役員選挙(立会演説会及び投票)が行われました。
 3年生の選挙管理委員会を中心に進めてきた役員選挙の投票日です。準備や進行も3年生が中心になって進めてきました。新役員の立候補者は、各自考えてきた内容をしっかりと発表することができました。今回の選挙には、小学6年生にも投票権があります。来年度の生徒会役員を選出する大切な選挙です。各立候補者の話をしっかりと聞いて投票していました。


 はじめに学校長の話です。昨日の衆議院議員選挙について触れながら、有権者としての権利を行使することがとても大切であることを伝えました。
 


 選挙管理委員長の説明の後、各立候補者の演説が行われました。





 記載台と投票箱は町よりお借りしました。

 受付で投票用紙を受けとり、記載台で記載して投票します。










 今回の役員選挙によって、新生徒会役員が選ばれます。
 次の上野中学校生徒会を動かしていく大切な役目です。
 生徒の皆さんもみんなで協力しながら活動していけるようにしましょう。

保体委員会の取組

 生徒会、保体委員会の今月の取組に「心肺機能を高めよう」という活動があります。
 今日の昼休みに、全員でグランドに出て音楽に合わせた「リズム縄跳び」や「警察と泥棒」という追いかけっこをしました。みんな、自分の縄跳びをもってきています。

 曲は「Storeulv 2016」です。
 
 テンポが速い曲なので、少し難しかったようです。








 次に追いかけっこです。警察と泥棒に分かれました。




 企画や準備・進行・片付けまで、保体委員長を中心に自分たちで行いました。
 次回は、もう少し飛びやすい音楽を準備するそうです。

中学生 環境教育 講話

9月28日(火) 中学生に環境教育講話を行いました。
 講師として高千穂森の会 会長 興梠幸男 氏に来ていただきました。興梠氏は、写真や資料や実際のヒノキの葉などを教材として用いながら、山野草の自生地、林業と自然環境についての話をされました。
講師の方
 
 自己紹介のあと、山野草、特にクマガイソウについての説明をされました。
講話のようす

 メモをとりながら話を聞く生徒
生徒のようす

話を聞く生徒

 キレンゲショウマの説明です。
講話のようす

 杉林の手入れ、枝打ち、草刈りなどの話のときに、講話会場の床板の節埋めについても話してくださいました。
床の節穴うめ

 持参されたヒノキの葉をもとに、ヒノキが呼吸をする気孔線の模様のちがいなどについて説明をされました。
持参されたヒノキ

 Y字の模様が見えるのがヒノキです。
ヒノキの葉

ヒノキの葉を見る生徒

 林業の経済面だけではなく、環境面にも目をむけるようになったことも話されました。
説明をする講師

 この後の数枚は、資料画像です。興梠幸男氏が手入れをされている山のようすです。鹿の食害を防ぐテープについての説明をされている姿もあります。
山



食害を防ぐテープ

 枝打ちや間伐をされ、草刈りも行い、明るい日差しを受けて野草が育つようすが伝わってきます。間伐によって根を強く張った杉の木や野草のおかげで、多くの雨が降っても簡単には崩れないように土地が守られ、保水力も高まるそうです。
山

 生徒代表、お礼の言葉
お礼の言葉

 最後に、中学生に熱い思いを伝えられました。
 「みなさんも、これからの人生をがんばって、自分ができることを一生懸命に続けていくと、きっと良いことにつながります
中学生へ願いを伝える講師

 今回の講話にあたり、高千穂町役場より「祖母・傾・大崩ユネスコエコパーク」の記念の品と冊子を、生徒全員にいただきました。
町より記念の品と書籍

中学生 平和学習

7月16日(金)
 戦争体験についてのお話をしていただくために、高千穂町在住の奈須印史様に来ていただきました。太平洋戦争時の満州での生活、引き揚げ船、高千穂町での生活、沖縄から疎開してきた児童との話など、教科書や資料だけでは伝わらない生の声を聞かせていただきました。
 
 自己紹介の後、幼少期を過ごした満州でのことから話されました。
 日本人の意識、戦国時代からつながる戦(いくさ)に対する考え方、武士というものについて説明した後、太平洋戦争の話をしてくださいました。


 沖縄疎開船で攻撃によって沈没した対馬丸のことにもふれ、通っていた押方小学校にも沖縄から疎開してきた児童がいたこと。体育館に寝泊まりして過ごしていたことなど、当時のことを詳しく教えてもらいました。


 生徒たちは、真剣に話を聞いていました。とても貴重な経験になったようです。


 終戦の放送がラジオから流れるときのことを、そのときの戦況(硫黄島、沖縄戦)にもふれながら話されました。
 戦争はしてはいけない。そう強く感じさせるお話でした。


 お礼の言葉を生徒代表が伝えました。


 講話の後、社会科担当から上野地区にも残されている戦争と関連する碑や案内板などについて補足を行いました。

土呂久校外学習9 帰校

7月6日(火)
 今回の校外学習を終えて、中学校に戻ってきました。
 
 今回の校外学習に同行していただいた宮崎大学の川原先生に話をしていただきました。


 今回訪問した土呂久地区は、私たちの上野中学校とは山一つはさんだ隣の地区になります。こんなに近くに住み、生活していたのに知らなかったことがたくさんありました。
 資料やインターネットだけではなく直接訪ねて直に話を聞くことができましたので、公害に対する強い思いや自然環境を大切にされる気持ちをしっかりと受けとることができたと思います。
 講師を引き受けていただいた土呂久地区の皆様、高千穂町役場の皆様、宮崎大学の川原先生、本当にありがとうございました。この後の地域学習や環境学習にも活かしていける体験ができました。

土呂久校外学習8 地区の方の話

7月6日(火)
 公害についての話を聞くために、講師の方のご自宅に向かいました。
 
 白い粉(亜ヒ酸か砒素を含んでいた)で遊んでいた子どもの頃のことを話されました。そして、そのような開発(公害)は絶対にしてはいけないと強く語られました。


 直接会って話を聞くことができましたので、皆とても真剣に受け止めていました。




 帰り際に「またおいでね。遊びに来てね」と明るく声をかけられました。

土呂久校外学習7 畜産

7月6日(火)
 昼食の後、土呂久地区で牛の肥育をされている方のところで話を聞きました。
 
 16年前から肥育農家をされている方です。土呂久地区は標高が高いために夏でも涼しく、水もとてもきれいで、自然環境に恵まれている場所だということが分かりました。
 牛舎を見学する前には、10年前の口蹄疫以来続いている消毒を行いました。


 こちらでは160頭以上の牛を飼育されているそうです。
 大きいけれど、表情はとても穏やかに見えました。




 この中に、上野の生産農家さんのところから来ている牛も何頭かいるそうです。
 生徒の家で生まれた牛も来ていました。




 このあとは、土呂久の公害について話を聞くために、その方のご自宅に向かいます。

土呂久校外学習6 昼食

7月6日(火)
 校外学習の途中、きれいに削られた石舞台の上で昼食をとりました。
 横に見える梨の木に見事な花が咲くので、地区の方々はここに集い、お花見をしていたそうです。
 
 この日の天気は晴れ。雲が多いので日差しは柔らかく、広葉樹の山々ときれいに整備された水田に囲まれた石舞台の上で、気持ちよく食事をすることができました。

 


 遠足で来ても良いくらいの場所でした。