日誌

2018年7月の記事一覧

NO158 LGBT(性の多様性)とジェンダー教育

NO158 LGBT(性の多様性)とジェンダー教育 平成30年7月31日(火)
 今日は、宮崎県男女共同参画地域推進員の足立佳代先生を講師にお招きして、LGBT(性の多様性)とジェンダー教育についての研修を行いました。多様性を尊重する社会は、特別支援学校が長い歴史の中で目指してきた社会でもあります。少数者かどうかに関係なく、人が生きていく上での大切な教育としてしっかりと向き合うことが大切であると更に思いました。「相談できる人がいる」、「信頼できる人がいる」、「選ぶことができる」、そういうことを大切にする学校にしたいと思います。


LGBT(性の多様性)とジェンダー教育について学びました。


DVD視聴(いろんな性別)
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NO157 自作教材教具展示会

NO157 自作教材教具展示会  平成30年7月30日(月)
 今日は、午後から自作教材教具展示会をランチルームで行いました。幼稚部から理療科までそれぞれの学部の先生方が手作りの教材や教具を展示して紹介しました。寄宿舎の先生方も参加して、会場のあちらこちらで説明や質問する声が聞こえていました。視覚支援学校の教育では、子どもたちにいかにイメージをもたせるか、そして具体的に理解させるかが問われます。自作の教材教具は学校の大切な財産です。今回の展示会は、これからの指導のたくさんのヒントを見つける貴重な機会になりました。企画いただいた研修部の先生方、そして、自作の教材教具を出展いただいた学部や先生方ありがとうございました。※たくさんある中からいくつかご紹介します。


自作教材教具展示会の様子


筋膜模型


点字と立体で作ったアメリカ地図


植物細胞、動物細胞組織模型(理科)


立体の道路、線路、車、電車、道路材質模型


手作り楽器(左)、ボタンやスナップはめ(中央)、花壇の立体野菜名前立て(右)


骨間接模型
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NO156 視覚障がい教育研究会研修会開催

NO156 視覚障がい教育研究会研修会開催 平成30年7月30日(月)
 今日、視覚障がい教育研究会研修会を、全国高等学校長協会入試点訳事業部 専務理事の高村明良先生を講師にお招きして開催しました。演台は「触ることを楽しみ、触ることから学ぶ幼児児童生徒を育てるための、配慮や手立てについて~幼児児童生徒の「わかった」を増やすために~」です。本校以外からも40名近い参加者がありました。県内の弱視学級の先生方、交流相手校の住吉中学校や住吉幼稚園の先生方、宮崎市総合発達支援センターすぴか、児童発達支援センターのあさひ学園、ひかり子ども教室、各小中学校、特別支援学校の先生方、本校幼稚部生が利用する通所支援事業所みなみの先生方、そして、宮崎大学の戸ヶ崎教授にも参加いただきました。多くの方々に参加いただき、心よりお礼申し上げます。本校の研修会に興味を持っていただいただけでも本校にとっては理解者を増やす大きな一歩になりました。高村先生の講演内容は、1メンタルイメージの大切さ、2「わかる」に到達するために必要な力、3触察の力を育て活用することの大切さ等、経験に裏付けられた貴重なお話ばかりでした。会場の皆さんが大きく頷く場面がたくさんありました。本校職員にとっても大変有意義な研修会となりました。今後の教育に、更に生かしていきたいと思います。


高村先生の講話


外部から40名近くの参加者がありました。


幼稚部生の利用する通所支援事業所みなみの方も参加いただきました。
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NO155 九州地区盲学校体育大会優勝を県教育委員会へ報告

NO155 九州地区盲学校体育大会優勝を県教育委員会へ報告 平成30年7月26日(木)
 今日は、生徒たちと一緒に県教育委員会へ、九州地区盲学校体育大会優勝の報告に行ってきました。まず、はじめに特別支援教育課へ出向きました。中学部と高等部の2名の生徒それぞれが、酒井課長へフロアバレーボール3連覇とサウンドテーブルテニスの個人成績、団体初優勝を報告しました。2名ともに本当に堂々とした報告でした。校長として生徒たちをとても誇らしく思いました。酒井課長からは、ねぎらいと励ましの言葉をいただきました。その後、武田副教育長、金子教育次長、吉田教育次長へ報告しました。それぞれから大きな拍手をいただきました。特に、武田副教育長からは、全国フロアバレーボール大会への大きな励ましをいただきました。2名の生徒は、学校を代表して報告という大役を果たしてくれました。とても緊張しただろうと思います。校長にとって、生徒たちを、そして、明星視覚支援学校をますます誇りに思う一日でした。全員で新たな目標に挑みたいと思います。


高等部と中学部の2名の生徒が酒井特別支援教育課長へ優勝を報告しました。


武田副教育長(中央)、金子教育次長(左)、吉田教育次長(右)へ優勝を報告しました。

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NO154 夏休みに入っても児童生徒も職員も心が燃えています。

NO154 夏休みに入っても児童生徒も職員も心が燃えています。平成30年7月25日(水)
 今日から夏休みに入りました。しかし、本校では児童生徒も職員も心が燃えています。夏休み1日目ですが、高等部普通科生と専攻科理療科3年生は午前中はフロアバレーボール練習、午後は高等部普通科生は補習、専攻科理療科3年生は学習会を行っています。午前中のフロアバレーボールの練習は、全国大会優勝を目指してみんな真剣そのものです。練習にも熱が入ります。午後からは、気持ちを切り替えて学習です。高等部普通科生は各教科の課題学習と共に高等学校総合文化祭に向けた美術の作品作りを行っています。専攻科理療科3年生は国家試験に向けての学習です。また、中学部生徒は職場体験学習、小学部は、他校の弱視学級の児童等と保護者を招いて行う本校のサマースクールに参加しました。それぞれに児童生徒も真剣、先生たちも真剣です。学校に熱い血が流れているのを感じます。サマースクールは教育相談活動の一環であり、午前中は児童と保護者が一緒に親子クッキングで手打ちうどんを作って食べました。午後からは児童たちはプール遊びとスイカ割りを楽しみ、その間に保護者は理療科の先生を講師に招いて情報交換会を行いました。児童たちは、学校の枠を越えて、学年の枠を越えて、友だちとの絆を深めました。実際に顔を合わせるからこそできる話、感じること、分かることがあります。「枠を超えてつながる」は、未来に向かって歩くための大切なキーワードです。今日の活動が良い思い出、楽しい思い出になって、未来につながって欲しいです。そして、本校がもう一つのふるさとになってくれると嬉しいです。どの活動も各学部や寄宿舎の職員が協力してくれました。学校内も枠を超えて動いています。本当にありがたいことです。心から感謝します。


全国大会に向けたフロアバレーボール練習(午前)


高等部普通科国語の補習(午後)

高等部普通科 高等学校総合文化祭作品作り(午後)


理療科専攻科3年学習会(午後)


サマースクール 親子クッキング(学校、学年の枠を超えた繋がり)


サマースクール プール遊び(学校、学年の枠を超えた繋がり)


サマースクール 保護者情報交換会


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NO153 1学期終業式

NO153 1学期終業式  平成30年7月24日(火)
 今日、平成30年度1学期の終業式を無事に終えることが出来ました。一人の欠席もなく全員参加できたことがとても嬉しかったです。終業式では、はじめに九州地区盲学校体育大会フロアバレーボール優勝三連覇、サウンドテーブルテニス団体初優勝の表彰式と全国フロアバレーボール大会結団式を行いました。その後、校長の話となり、1学期の特徴ある取り組みを学部毎に紹介しました。1学期は、明星視覚支援学校未来予想図を基に、学力、自立活動力、生活力、各種スポーツ競技など、一人一人の挑戦を支える学期でした。また、本校の就学前から卒業後までの切れ目のない教育と支援体制は、現在、「明星モデル」と呼ばれるようになっています。本物の「明星モデル」と呼ばれるようにさらに頑張っていきたいと思いました。終業式が終わると、幼稚部生は、優勝旗をさわって確認したり、体育館のピアノを弾いたりしていました。嬉しい光景でした。


フロアバレーボール優勝三連覇、サウンドテーブルテニス団体初優勝


優勝旗をさわって確かめる幼稚部生


担任や音楽の先生と一緒に大好きなピアノをさわる幼稚部生
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NO152 1学期最後の給食

NO152 1学期最後の給食、厨房の方々ありがとうございました。 平成30年7月23日(月)
 1学期最後の給食でした。メインメニューは子どもたちの大好きな「げんこつ唐揚げ」です。「げんこつ唐揚げ」とは、げんこつくらいの大きな唐揚げです。夏の暑さを吹き飛ばすスタミナ料理です。厨房の方々には、1学期間、幼稚部から理療科まで幅広い年齢層を考えて、給食を作っていただきました。他校でも「本校の給食はおいしい」と有名です。今日は1学期最後の給食と言うことで、厨房の方々が校長の所へ挨拶に来てくださいました。温かい気持ちに感謝します。こちらこそ1学期ありがとうございました。2学期もどうぞよろしくお願い致します。


厨房の方々、1学期はありがとうございました。

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NO151 高等部1年生の通う空手道場へ挨拶

NO151 高等部1年生の通う空手道場へ挨拶 平成30年7月20日(金)
 先週の金曜日に高等部1年生の通う空手道場へ挨拶に行ってきました。館長は、昨年度まで本校のPTA会長をしていただいた瀬戸山さんです。生徒はこの瀬戸山空手道場で小学部の頃から習い、心も身体もたくましくなりました。型のキレもよく、堂々としたその立ち振る舞いに感激しました。高等学校の大会に、是非挑戦して欲しいと強く思いました。本校のような人数の少ない学校は、どうしても部活動の種類や数が限られます。このように学校外のスポーツ団体を利用しながら、趣味や生きがいを見つけていくことも大切です。生徒が空手を続けて、心も身体もさらにたくましく成長してくれることを願います。


型「十八手」セーパイ


 
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NO150 宮崎大学医学部眼科外来と連携した教育相談

NO150 宮崎大学医学部眼科外来と連携した教育相談 平成30年7月20日(金)
 本校では、今年から宮崎大学医学部眼科ロービジョン外来日にあわせて、診察室を一つお借りして教育相談を行っています。このことで、眼科外来の方が診察と同時に本校の教育相談を受けられるようになりました。本校にとっても医療と連携しながら、相談活動ができるようになりました。今までにない画期的な取組です。また、相談者への具体的な対応も眼科医と密に連携しながらプランをたてられるメリットがあります。教育相談を担当する本校コーディネーターには、専門的な知識や情報が求められますが、宮崎県に一校しかない本校の大切な役割です。


眼科医(左)と本校コーディネーター(右)との協議の様子

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NO149 地域の方からいただいた梅が漬かりました。

NO149 地域の方からいただいた梅が漬かりました。平成30年7月19日(木)
 NO128で紹介した梅が漬かり、見事な梅干しができました。地域連携型学習の大きな成果です。梅干しは、宮崎県公衆衛生センターで検査をしていただきました。そして、今日は出来た梅干しを給食に出して、幼稚部から理療科のみんなでいただきました。自分たちで作った梅干しにおいしさもひとしおです。地域のMさん、小学部のみなさん、本当にありがとうございました。美味しくいただきます。


きれいに漬かった梅干し


みんなでいただきました。小学部のみなさん、ありがとう。

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