日誌

2022年9月の記事一覧

高城中学校1年生「未来COMPASS」の事前学習1回目を行いました!

都城市立高城中学校1年生のキャリア教育「未来COMPASS」は、「地域を知る・地域とつながる」をテーマに掲げ、高城町内の施設見学や地域の様々な大人から話を聞く機会を通して、ふるさと高城の魅力に興味、関心をもち、その良さを感じて発信したり、自ら地域に貢献したりする態度を育成する活動を行っています。9月から12月にかけては、6名の高城町に関わりのある方をお招きし、6連続講話を実施しています。

  本日は、その事前学習1回目「質問力を高める授業、高城町に対する興味・関心を深めるワーク1」を担当させていただきました。広い体育館で体を動かしながら「あなたは誰?」「あれは何?」「何をするもの?」を質問し合うゲームを通して、質問力を高めるエクササイズの後、マンダラチャートを応用して「高城の興味・関心を深堀りする」ワークに取り組みました。マンダラチャートは、中央に目標を印し、その周りにそれを達成するために取り組むこと、さらにそのひとつひとつを達成するために実際にすること、を8つずつ掲げていく思考ツールです。大リーグで活躍中の大谷翔平選手は、高校生の時にこのチャートを活用して自分の目標達成のためにすることを整理して、プロ野球選手になる夢の達成につなげたことで有名になりました。ワークではタブレットを使い「高城について自分の興味・関心」をマスに入力していきました。この段階では埋めていくことが難しい生徒さんも見られましたが、これから高城に関わりのある方々の講話を聴いて、感じたこと、気づいたことからキーワードを入力していくことになりました。

翌週は、さらにそのキーワードを深めていくワーク2を予定しています。(文責:長友)

日南高校の未来戦略課(探究)の研究発表会の審査員を務めました

今日はコーディネーターの羽田野が日南高校の未来戦略課(探究)の研究発表会の審査員を務めました。

7月に全グループの発表会が行われ、そこから選ばれた6チームによる最終発表会。
審査員は日南市長、教育長、宮崎大学地域資源創生学部の土屋先生、そこへ校長先生も加わり、最優秀賞となる市長賞を次点となる校長賞を選びます。

防災、教育、観光などの社会科学分野のほか、自然科学に関するテーマもあり、探究活動の拡がりを感じました。

(文責:羽田野)

美郷町立美郷南学園6年生 「働く」を考える

美郷南学園6年生(10人)では、1学期に「人は何のために働くのか」というテーマで学びを深めてきました。5年生までに「美郷科」で学んだことをふりかえりながら、様々な視点で考えてきました。

9月12日(月) 13時40分~15時20分までの2時限を使って、水永が「君たちはどう生きるか」と題して講話しました。途中2回のグループセッションも行いました。

 

美郷南学園では、6年生から1日間の「職場体験」を経験します。7年生と8年生ではそれぞれ2日間が予定されています。9月末に予定されている職場体験の前に、1学期の学習について整理したり、友達と考えを共有したりしながら、自分の考えを拡げていくために、今回の「よのなか教室」が企画されました。

 

 

職場体験の後には、第二ステージとして、地元南郷町の渡川マンマに話を聞き、3学期には第3ステージとして、地域外の講師を招いて話を聞く予定です。

今回は、県キャリア教育支援センターのHPに依頼があり、水永がサポートさせていただきました。

 

授業の最後に、8月にあった日向市財光寺小学校6年生が、6年後に18才になって集まったという話をもとに、先生からみんなに、「6年後に美郷南学園に集まろう!」と呼び掛けていただきました。美郷町では今年から18才成人式を開催しています。6年後が楽しみです。

後でいただいた感想文の中に次のように書いてくれた子供がいました。

「ぼくは絶対に夢をかなえたいです。その夢をかなえるためにいろいろなことを勉強します。そして6年後に、水永さんに報告します。」

                                   (トータルコーディネーター 水永)

延岡市立旭中学校2年生 「職場訪問学習」(職場体験に替えて)

9月8日(木) 8時30分から15時までをかけて、旭中学校2年生(83人)は、コロナ禍で職場体験ができなくなったため、それに替わる学習として「職場訪問学習」(バスツアー)を行いました。

 

1班は、「旭化成(株)延岡展示センター」、「センコービジネスサポート㈱」、「㈱中園工業所」を、

2班は、「センコービジネスサポート㈱」、「㈱三井」、「旭化成(株)延岡展示センター」を訪問しました。 延岡市(商工観光文化部)と延岡市キャリア教育支援センターが訪問企業を検討し依頼しました。

 

働く人々を観察して、「どんな様子で働いているか(働く姿)」、「働く人はどんなことに気を配っていたか、どんな工夫をしていたか」、「見学した企業が、世の中に提供している価値は何か」を、探ることが課題でした。

                                   (トータルコーディネーター 水永)

センコービジネスサポートの玄関で 

三井で「商社」の現場を学ぶ生徒たち

 

 

 

 

 

 

 

 

      センコービジネスサポートの玄関で             三井で「商社」の現場を学ぶ生徒たち

妻高校の探究活動「妻みらい学」にメンターとして参加をしました

今日はコーディネーターの羽田野、福島、長友が県立妻高校の探究活動「妻みらい学」にメンターとして参加をしました。

「妻みらい学」とは、妻高校独自の課題解決型学習で、2年生が複数のグループに分かれ、それぞれの興味関心に基づいて地域の課題を設定し、解決策を実行に移すまでの取り組みです。
各グループには、地域の大人がメンターとして一人ずつ配置され、高校生の活動を支援しています。

羽田野が担当するグループは子育て支援をテーマに子どもの一時預かりの場づくりを計画しています。
この日は具体的な実施に向けて集客の方法や会場、準備事項の検討・確認を行いました。

学校の先生だけで全てのグループ活動をフォローすることには限界もありますので、地域の大人がメンターに入ることできめ細かなサポートができ、活動の実現性の向上や学びの深まりに繋がると考えています。

(文責:羽田野)