日誌

2022年9月の記事一覧

延岡高等学校「課題研究」発表会  IN 恒富中学校

9月29日(木)、延岡市立恒富中学校2年生(81人)に、延岡高校普通科2年生(代表して4班、 12人)が現在取り組んでいる「課題探究学習」を紹介する発表会が行われました。

 

恒富中学校2年生では、「総合的な学習の時間」を、「延岡の企業を知り、他地域とつながろう」をテーマとして 1年間を通して取組んでいます。この中で連続した社会人講話「よのなか教室」や、職場体験に替わる職場訪問バスツアーなどが実施されています。

 

これに加えて、延岡高校との連携を図るため、SSH(スーパーサイエンスハイスクール)として課題探究学習に取組んでいる延岡高校生たちに、自分たちの取組を中学生に伝えてもらうことになりました。 お互いにウィンウィンの成果が得られることを期待して企画されました。4班に代表して中学生の前で中間発表を行ってもらいました。発表してもらったテーマは次の通りです。

・化 学        「泡の量と汚れの落ち方の関係」

・物 理        「ものを遠くに投げるためには」

・人文・社会科学    「言語の起源」

・人文・社会科学    「一番覚えやすいペンの色は?」

 

質疑応答では、中学生たちから率直で鋭い質問もたくさん出されていました。後輩である中学生たちにどうやって伝えるかと悩みながら考えてきた高校生たちには、きっと大きな刺激と学びがあったに違いないと思います。

                                                                                                                   (トータルコーディネーター 水永)

中学生に研究成果を発表した延岡高校生たち 

 中学生からは率直で鋭い質問もたくさん出された

 

 

 

 

 

 

 

 

           中学生に研究成果を発表した延岡高校生たち                       中学生からは率直で鋭い質問もたくさん出された   

延岡星雲高校F科1年生 「サイエンティフィック・セッション」を開催

延岡星雲高校フロンティア科1年生(37人)を対象に、9月28日(水)に「サイエンティフィック・セッション」が開催されました。

これは、理系を選択する生徒が減少していることに危機感を感じた先生から、理系でどんな魅力のある仕事ができるのかを知ることができる機会を設けてあげたいという相談があり、旭化成の協力を得て企画したものです。今回はその第一回になります。

 

旭化成延岡支社 動力部の三石朗大さんが、石炭火力発電所のCO2を削減するために、有限な資源である石炭を使わないで、ゼロカーボンに向けた抜本的な技術開発をすすめていることを紹介されました。

またご自身がどうして理系を選択したのか、中学校、高校の時の思いや、大学生になって大学院で学ぶ時まで、様々な変遷があったことも紹介されました。

講話の後、興味を覚えた生徒たちからは多様な視点からの質問が相次ぎました。

                                                                                                                   (トータルコーディネーター 水永)

技術開発の魅力を語る三石さん

                                                        技術開発の魅力を語る三石さん

にちなん起業体験プログラムの第三回を実施しました

今日はコーディネーターの羽田野が企画・運営に携わっている「にちなん起業体験プログラム」の第三回が実施されました。

にちなん起業体験プログラムとは、中高生が「起業家」となり、本物のお金を使って自分たちで事業を立ち上げる社会体験プログラム。事業計画を立て、元手となるお金(模擬出資)を集め、宮崎市の一番街で行われる「街市」に出店をします。

第三回となる今回は具体的な出店の準備。午前中はグループごとに買い出しをしたり、商品の試作をしたり、忙しく活動をしていました。

午後は日南市を拠点にデザイン・映像制作・カメラマンなど様々な活動をされている渡邉茜さんを講師に、お店の看板やポップの作り方を学びました。
また午後の後半では、「元ナンパ師」公務員として有名な山田崇さんにオンラインで登壇していただき、声のかけ方について教えてもらいました。

次回はいよいよ街市の本番。10月29日(土)の午後に一番街でお店を出しますので、ぜひ様子を見に来てください!

 

(文責:羽田野)

高城中学校1年生「未来COMPASS」の事前学習2回目を行いました!

都城市立高城中学校1年生のキャリア教育「未来COMPASS」は、「地域を知る・地域とつながる」をテーマに掲げ、高城町内の施設見学や地域の様々な大人から話を聞く機会を通して、ふるさと高城の魅力に興味、関心をもち、その良さを感じて発信したり、自ら地域に貢献したりする態度を育成する活動を行っています。9月から12月にかけては、6名の高城町に関わりのある方をお招きし、6連続講話を実施します。

 本日は、その事前学習2回目「積極的傾聴についての授業、高城町に対する興味・関心を深めるワーク2」を担当させていただきました。傾聴とは?のお話しをした後に、生徒には2人1組となってもらい、話し手と聞き手となって「きいてるの?」「きいてるよ」を互いに感じるエクササイズを行って、傾聴の大切さを学びました。さらに、前回のマンダラチャートに入力した高城に関する興味・関心のキーワードについて、もっと知りたいことを考えて関心を深めていくワークを行いました。そのキーワードのひとつは「私」と設定しました。高城と自分との関わりについて考えてもらい、自己理解を深めるきっかけにしてもらいたいなと思います。次回はいよいよ講話が始まります! (文責:長友)

 

三財中学校で、オンラインよのなか先生を実施しました

三財中学校で例年行なっている「職業人へのオンラインインタビュー」本番に備え、

様々な場所で働く社会人とオンラインでつなぎ、仕事について聞き、「働く」について考えるよのなか先生を実施しました。

お話をしてくださったのは、五島列島で漁師YouTuberをされている玉井さん

東京にある団体で人材育成や広報を担っている河野(こうの)さん

そして、東京で私立小学校の先生をしている加藤さんと、その相棒のぴよまつさん。

まずは、生徒と「仕事とは○○だ」についてアイディア出しをし、みんなの仕事のイメージを共有。その後、社会人の方のそれぞれの仕事内容や、仕事の好きなところ、つらかったことを聞いていきました。

社会人のみなさんから聞こえてきた「仕事」は、どうやらみんなのイメージしていた「仕事」の概念を変えてくれたようでした。

本番では、より多様な大人とオンラインでつながることで、いろんな「働く」に触れてもらえるようコーディネートしたいと思います。

(文責:福島)