2025年12月の記事一覧
温かい心を育む「人権週間」
12月4日から10日の「人権週間」、そして12月10日の「人権デー」にちなみ、本校でも人権週間を実施しました。
期間中、校内放送を通じて、まず人権の意味を全校児童に分かりやすく伝えました。そして、「自分や友達の好きなところを改めて考えてみよう。」という呼びかけを行い、お互いを認め合うことの大切さを伝えました。
また、給食時間には人権に関する本の読み聞かせを放送で行いました。さらに、人権についての意識を高めるため、校内には掲示物コーナーや関連図書を紹介するコーナーを設置し、子どもたちが自然と人権について考える機会を増やしました。
【ぽかぽかことばコーナー】
【関連図書紹介コーナー】
【幸せ教えてコーナー】
今後も西小っ子一人ひとりの人権に関する意識と実践力をしっかりと高め、お互いを尊重し合える温かい学校づくりを目指していきます。
働く人々の工夫を発見「2年生 町探検に出発!」
12月5日(金)、9月中旬から始まった北校舎の解体工事も今週の水曜日にすべて終了しました。
間もなく新校舎建設の工事が始まる西小学校です。
【11月5日】
【11月12日】
【12月3日】
さて、先日2年生は生活科の学習として町探検に出かけました。今回は、子どもたちがそれぞれ行きたい3つのコース(保育園コース、児童センターコース、自動車会社コースなど)を選び、事前に質問したいことや見学時の注意点などをしっかりと確認しました。
当日の朝、子どもたちはワクワクした様子で胸を膨らませていました。
探検が始まると、各コースで、施設にどんなものがあるのか、働いている人はどんな仕事をしているのかなどを、目を輝かせながら一生懸命に見て回りました。質問をする場面では、緊張しながらも大きな声で尋ねることができ、その答えをプリントにしっかりとメモする真剣な姿が見られました。地域の施設や、そこで働く人々の工夫や努力を間近で感じられた貴重な時間となりました。
学校への帰り道は、少し疲れている様子も見られましたが、どの子もルールやマナーを守り、楽しく町探検を終えることができました。
次の生活科では、それぞれのコースで「どんなことを知ったのか。」を学級全体で共有する時間となります。
子どもたちが活動をとおして得ることのできた、たくさんの発見を聞くのが、とても楽しみです。
地域からの贈り物「ボッチャ用具贈呈」
11月中旬、3年生が地域の方々にご指導いただき、パラスポーツであるボッチャの体験学習を行いました。この学習を通して、子どもたちは競技の楽しさとともに、協力することの大切さを学んだところですが、このたび、地域の横市地区高齢者クラブ様より、赤い羽根共同募金事業の一環として、ボッチャの道具一式を贈呈していただきました。
各クラスに1セットずつ、計4セットもの新しい用具をいただき、受け取った子どもたちは嬉しそうな様子でした。
子どもたちの活動を応援してくださる地域の皆様の温かい心遣いに、心より感謝申し上げます。いただいた用具を大切に使い、今後も地域との交流を深めていきたいと思います。
研究授業 「主体的で意欲的な学びの工夫」
12月になりました。朝晩の冷え込みが厳しくなってきましたが、学校のイチョウの木は、見事に黄金色に色づき校庭を美しく彩っています。
さて、西小学校では現在、「子どもたちが意欲的に取り組むための工夫」や「学習方法を選択する場面の設定」などを共通テーマに掲げ、各学級で研究授業を実施しています。
先日行われた研究授業においても、子どもたちが自らの学びを深めるための様々な工夫が見られました。授業の中では、子どもたち自身が「タブレットを使って情報を調べる」方法や、「友達と話し合いながら考える」方法など、その時の学習内容や自分に合ったスタイルを選択する場面が設けられました。
子どもたちは、自分の目標達成に向けて、主体的に学習方法を選び、生き生きと活動に取り組む姿が見られました。
【1年生国語「じどう車ずかんをつくろう」】
【3年生国語「ことわざ・故事成語」】
また、研究授業後には、全職員で研修会を実施しました。授業の良かった点や、今後の課題となる部分について活発な意見交換を行い、子どもたちの学びを一層深めるための真剣な話し合いが行われました。
今後も学校全体で研究と改善への取り組みを進め、「子どもたちが主役」となり、主体的に学ぶことができる授業づくりを目指していきます。
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