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学校の様子

地震・津波に関する防災についてのお話、図上訓練

 11月8日(金)は、地震・津波に関する防災講話と図上訓練を行いました。

 防災講話では、4~6年生が対象でした。門川町役場総務課消防防災係の担当者にお越しいただき、門川町の防災についてのお話をしていただきました。お話の中で、8月に起きた地震では、遮断機が下り、踏切が渡れなかった箇所があったことや、高齢者の避難が少なかったこと、信号無視をした車があったこと等の事例が取り上げられ、自分たちで積極的に声をかけたり考えたりすることが大切であると改めて感じました。さらに、ローリングストックや、普段から家具を固定しておくことなど、自宅でできる工夫についても考えることができました。今回のお話を伺って、児童は、ますます防災についての知識を高めることができました。

 防災図上訓練では、地区会長様、民生委員児童委員様、門川小学校PTA地域安全部員様にお越しいただき、教職員や児童の中に入られて、各地区の地図を見ながら話し合うことができました。地区ごとに、危険な場所や避難場所を確認した後に避難経路を選択したり、どのような行動をとりながら避難することが最適なのか意見を出し合ったりしました。

 そして、この日の4~6年生は、集団下校をして、先ほど図上訓練で使用した地図を頭に思い浮かべ、避難場所の確認をしながら、地区会長様、民生委員児童委員様、門川小学校PTA地域安全部員様と一緒に下校しました。

 

 今後も、日頃から防災意識を高め、もしもの時に備えた行動ができるよう訓練をしていきます。

 本日ご来校いただいた関係者の皆様、児童の防災意識や知識の向上のために、本当にありがとうございました。

代表委員会3~友達を大切に~

 11月11日(月)の6校時目に、3回目の代表委員会が行われました。

 門川小学校の今年度の児童会スローガンは「ルールを守る 友達を大切にする」です。今回は、スローガンの中の「友達を大切にする」に焦点を当て、友達をもっと大切にするにはどうすれば良いかという議題で話合いをしました。

 話合いのポイントとなったのは「ふわふわ言葉」です。「ふわふわ言葉」または「あったか言葉」は、言われた人が優しい・うれしい気持ちになる言葉のことを言います。その言葉を門川小学校で増やしていくにはどんな楽しい取組ができるかを考えました。

 6年生からは、「ふわふわ言葉」を言ってくれた友達を放送で紹介することや、「ふわふわ言葉」のビンゴをするといった意見が出され、5年生からは、目標が達成できたらビー玉を容器に入れ、それがいっぱいになったら何かご褒美があれば良いのではないかという面白い意見が出されました。

 今回出された意見を、運営・集会委員会で再度協議し、できるだけたくさんの楽しい取組ができるようにしていきます。スムーズな進行だった6年生の議長や丁寧な文字を書いて見やすかった6年生の黒板書記、ありがとうございました。

アラジンと魔法のランプ

 11月6日(水)は、鑑賞教室が実施されました。

 劇団歌舞人による「アラジンと魔法のランプ」のミュージカル公演でした。

 体育館に入ると、いつもとちがう雰囲気に子どもたちはドキドキ、ワクワク・・

 劇が始まると、体育館全体を使ったプロジェクションマッピングに大歓声があがりました。

 劇はもちろん、その中で繰り広げられる歌やダンス、イリュージョン(マジック・手品)なども楽しみながら児童は鑑賞しました。また、劇のテーマである「家族の大切さや友だちの大切さ」等、この鑑賞教室を通して心に感じるところがたくさんあったと思います。

 ご家庭でもどんな劇だったのかぜひ、話題にしてみてください。

秋の遠足

 11月1日(金)は、1~4年生の秋の遠足でした。ちなみに、5年生は「むかばき宿泊学習」が、6年生は「修学旅行」が今後行われるので、5・6年生のこの日は、通常の学習でした。雨が心配されましたが、出発時には雨が降っていなかったので、1~4年生の全てが目的地に向かって、楽しく出発しました。

① 1年生

 バスに乗って高鍋町のルピナスパークへ行きました。

 秋探しでは、少しずつ場所を移動しながらどんぐりや落ち葉を拾いましたが、「ここのは、丸くて大きい!」「ここは、小さくて尖っている!」と、樹木の種類によるどんぐりの違いに驚いたようです。また、落ち葉を「これは、お面に使えそうだな」と、今後の活動を見通して拾う児童もいました。

 ルピナスパークは遊具も充実していて、お昼ご飯前に体をのびのび動かして遊びました。正しく順番待ちをしたり、様々なルールを作って競って遊んだりと、きまりを守って満足した遊びが、十分にできたようです。

 いよいよ、楽しいお弁当の時間。みんなワクワクでした。やはり、お家の人が作ってくれたお弁当に勝るものはありません!みんな夢中で頬張っていました。

 出発前には、農業科学館内のシアタールームで、牛乳やお箸についての動画を見せていただき、食についての学習ができました。

 雨をすごく心配しましたが、なんとか児童の活動中は降らず、とっても楽しい1日を過ごすことができました。

 

② 2年生

 電車に乗って日向市駅まで行きました。

 みんなで乗る電車に、大興奮の児童。良い思い出になりました。

 日向市駅に着くと、原町街区公園まで歩いて行き、40分ほど遊んだ後、お弁当を食べました。どの児童も、嬉しそうにお弁当を食べる様子が見られました。

 当日は雨の予報でしたが、予定通り遠足を行うことができ、ほっとしました。保護者の皆様、お弁当の準備など、ありがとうございました。

 

③ 3年生

 日向警察署と日向消防署へ電車で行きました。

 社会科の学習で、警察署や消防署で働く人々の努力や工夫を知りました。実際に見学をしてみると、なかなか行く機会がないこともあり、緊張感がありました。人の命を守る人たちがいる施設で、そのための仕事をする部署、訓練をする場所、24時間待機する部屋など見学させていただき大変勉強になりました。さらに児童は質問をすることによって詳しく教えてもらい、目をキラキラ輝かせていました。

 日向警察署ではパトカーや白バイに乗せてもらったり、日向消防署では放水体験をさせてもらったり普段ではできない貴重な体験をさせていただきました。関係者の皆様、本当にありがとうございました。

 昼食とその後の少し遊ぶところまで雨が降らず、さすが3年生と実感した遠足でした。

 

④ 4年生

 4年生の秋の遠足場所は、サンA工場と川南町運動公園でした。

 バスに乗り、1番目の目的地、川南町の農協果汁サンA工場へ行きました。

 始めに、サンA工場についての説明を聞きました。児童は、真剣に説明を聞きながら、たくさんメモをとることができました。

 次に、工場内見学をしました。たくさんの飲料が流れて来る様子に、児童は興味深そうに見学していました。担当の方から、色々な会社の飲料も製造することがあると聞いて、品質の高い商品を作ることができる工場だということがよく分かりました。

 次に、2番目の目的地、川南町運動公園へ行きました。公園には、たくさんの遊具や高くて長いローラー滑り台、レンジャーロープなどがあり、児童は時間いっぱい遊んで楽しむことができました。お弁当の時間には、「お弁当作りを手伝ったよ!」や「かわいいお弁当でしょ!」など言いながら、おいしそうに食べていました。

 心配されていた雨もなんとか最後まで降ることなく、学習も遊びも満喫した楽しい秋の遠足となりました。

 

児童の作文が新聞に掲載されました!

今朝(11月5日)の宮崎日日新聞『若い目』のコーナに、本校6年生の矢野瑠菜さんの作文が掲載されました。タイトルは、「協調性を大事に」です。

また、11月1日の夕刊デイリー新聞『光の子』のコーナーには、本校2年生の海埜光哉さんの作文が掲載されました。タイトルは「大すきなおばあちゃん」です。

来年度の1年生の健康診断をしました

 朝晩、ずいぶん肌寒くなりました。長袖やブレザーを着て登校する児童も増えてきました。季節の変わり目ですので、体調管理にお気を付けください。

 さて、10月29日(火)の午後は、就学時健康診断が行われました。来年度入学予定の新1年生の健康状態の把握や治療を要する病気がないか診断しました。

 元気いっぱいの子、緊張した表情の子、いろんな様子のかわいい年長さんが門川小学校に来ました。校舎内を検査で回り、小学校がどんなところか、探検気分でわくわくしたのではないでしょうか。検査会場では、元気よくあいさつをしたり、廊下で静かに座って待ったりする様子も見られました。皆さんの入学を楽しみにしています。

第123回 門川小学校運動会

 10月20日(日)に、第123回運動会がありました。本年度は、天候を気にする本番までの1週間となりましたが、当日は、心地よい天気になり、数多くの方々にご観覧いただきながら、第123回運動会を開催することができました。

 開会式では、赤団団長と白団団長の気迫溢れる「団長のことば」を聞くことができました。今年度から、再開した「運動会の歌」でも児童の元気や喜びが伝わってきました。

 開会式後は、エール交換が行われました。団長を中心にお互いの団を鼓舞する姿が見られました。

 徒走では、どの学年も一生懸命走る姿が見られました。何位になってもやり切った表情を見ることができました。

 1・3・5年生は、それぞれ見応えのある団技を行いました。予行練習よりも、さらに団結を感じることができました。最後の一週間で話し合ったり、練習をしたりしたからだと思います。

 2・4・6年生は、全員リレーを行いました。仲間にバトンを繋ぎ、全力で走る姿が見られました。各団の絆を感じることができました。

 表現・ダンスは、入場から退場まで、それぞれの学年の色が出ていました。1年生の可愛らしいダンスから6年生の心技一体となった素晴らしい組体操まで、どの学年も、そしてどの児童も全力の演技でした。

 全校リレーでは、各学年の代表がバトンを繋ぎながら、1位をめざして走る姿が見られました。結果は、男女とも赤団が1位でしたが、どちらの団も白熱した走りでした。

 閉会式での「成績発表」では、赤団が総合優勝、白団がチームワーク賞でした。

 解団式では、どちらの団長も、今こみ上げる自分の想いを団員に向けて話していました。そして、キラリと目に光るものもありました。

 6年生が団を引っ張り、下級生がそれについていく。とても良い運動会だったと思います。一人ひとりが、「せいいっぱい楽しむ運動会」(今年度のスローガン)になりました。

 運動会が終わったということは、次の学年に向けての準備をする時期とも言えます。運動会で経験したことを日常の学校生活に生かしてほしいと思います。

 

 今回の第123回運動会が盛会のうちに終えることができましたことは、奉仕作業や前日準備等で多くの保護者の皆様のご協力があったからだと思っております。ありがとうございました。また、当日は宮崎県立門川高等学校のボランティア生徒10名の方々が、用具準備や団付き等の仕事に協力してくださいました。ありがとうございました。

 最後に、一生懸命走り、踊り、力を合わせていろいろなことにがんばる児童の姿に、ご来賓の皆様、保護者の皆様、地域の皆様から大きな声援や拍手をいただきました。心から感謝申し上げます。これからも本校児童への応援をどうぞよろしくお願いいたします。

清掃班会がありました

 門川小学校では、清掃を縦割りで行っています。異学年との交流も目的に入っています。

 10月25日(金)は、11月・12月の清掃班編制で各清掃場所での役割と清掃の仕方を確認しました。10月31日(木)から、新しい場所での清掃になります。同じ場所のメンバーで協力をして、門川小学校をさらにきれいにしてほしいと思います。

魚の町 門川 ~門川町の水産業の昔と今~

 10月23日(水)の3年生の門川タイム(総合的な学習の時間)に、門川町役場農林水産課にお勤めの方をお招きし、門川町の水産業について講話をしていただきました。

 児童はこれまでに、なぜ門川町が魚の町と言われているのかについて予想を立ててきました。「魚屋さんが多かったのではないか?」「もっともっと多く魚が釣れていたはずだ」などの予想を立てていました。

 

 昭和29年頃の門川町は門川漁協も庵川漁港も多くの漁師さんが在籍していて、その売り上げは当時の価値で約10億円だったそうです。

 そして、多く水揚げされた魚を売りに行く、「カンカン部隊」についても教えていただきました。カンカンに魚や干物・ちりめんなどを入れて、門川駅から電車に乗って西都市や宮崎市まで魚を売りに行かれていたそうです。その風景が平成元年までは見られていたとのこと。残されている写真や映像に驚きを隠せない3年生でした。実際にカンカンも触らせていただき、子どもたちも興味をもって話を聞くことができました。

  水産加工品についても教えていただきました。昔の干物は、塩分濃度が高く、5年ほど保存可能な物もあったとか!現在の一夜干しとの違いに驚きました。また、現在は「オイルちりめん」や「カラスミ」なども力を入れて生産されていることを知りました。 

 今は、漁師さんの数が減っていること、漁法が変わってきていること、魚を守り育てるために養殖や保護活動も行われていること等も教えていただきました。

 

 本日はお忙しい中、門川小学校に来校され、児童に分かりやすい講話をしてくださり、本当にありがとうございました。今回のお話を聞きながら、「水産業の仕事」に興味をもった児童、「海を守る」ためにどんなことができるか考えたくなった児童、「ちりめんや水産加工品」に興味をもった児童など様々で、今後の学習活動後がさらに楽しみになりました。