日誌

校長室の窓から

うれしい気分

 梅雨には入りましたが、ときどき天気予報を裏切る「快晴」が見られる日があります。今日12日(金)もそうした日でした。気温がグングン上がったので、蒸し暑い教室ではエアコンの試運転を始めました。1時間のうち2回の換気を行いながら、感染予防にも努めます。これから夏にかけて、快適な学習環境を提供していきたいと思います。
 そんな梅雨晴れのようにうれしくなったのが、5年生の廊下にあった掲示物でした。

 家庭学習の仕方を示した「モデル」ノートの掲示です。複数の教科を様々な方法で学習していることが分かります。勉強は、基本的な部分は変わらないのですが、やっていて頭にスッと入るような「自分なり」の方法を見つけることが大切です。漢字の書き取りと計算ばかり(もちろんそれも大切です)いつも同じものでなく、いろいろと工夫してみることが、中学校や高校での勉強に生きてきます。
 5年生のこの取組を見て、とても安心しました。ぜひ続けてほしいと思います。また、もっともっと工夫できるところを見つけてほしいと思いました。すばらしい。

毛虫発生

 先日メールでお知らせしたとおり、毛虫が発生する季節を迎えました。東小学校内でいうと、松の木には「マツカレハ(マツケムシ)」、桜の木には「イラガ」が見つかりました。このほか今現在は見つかっていませんが、ツバキの木の「チャドクガ」が心配されます。とりわけイラガとチャドクガの幼虫(毛虫)は、強い毒毛針をもっており、ハチに刺されたような激しい痛みがあります。数年前、私も城山公園でイラガの毛虫にやられましたが、半端ない痛みがありました。
 教育委員会に連絡して早速駆除していただきましたが、これからが本番かもしれません。校内はしっかりと対応していきますが、ご自宅や近所など十分にご注意ください。

校門のマツにいたマツケムシ。薬剤を散布すると、大量に落ちてきました。これには毒はないそうですが、見た目が・・・。

 

5月が終わります

 30日(土)、平年より1日早く宮崎県が梅雨入りしたようだという発表がありました。これからひと月ほどは、雨とのお付き合いとなるのでしょうか。この雨と同時に、新型コロナウイルスが少しは落ち着いてくれるとよいのですが
 5月が終わります。4月以降、臨時休業で通常通りの学校生活を送ることのできなかった子どもたちですが、少しずつ生活リズムを取り戻しつつあります。多くの行事等が実施できない状況で、保護者の皆様にもご迷惑をおかけしました。このまま終息に向かってくれることを願いつつ、感染防止に全力を尽くしてまいります。
 6月は、当初の予定を少し変更しながら、できる限り円滑に進めていく予定です。このホームページにも行事予定を掲載しましたので、ご確認いただければ幸いです。

 5月の校門掲示板は、5年生の句が掲示されていました。いくつかご紹介します。
人生初 心おどらせ 通学路(Kさん)
 高学年としての自覚の高まりでしょうか。新しいクラスへの期待でしょうか。同じ登校班の1年生への責任感でしょうか。新しい節目を実感しています。
新学期 最初はきれい ノートの字(Oさん)
 思わず膝を叩いてしまいました。あるあるですね。それでも新しい気持ちで臨む姿勢に高学年らしさを感じます。きれいなノート、ずっと続けてくださいね。

職員紹介について

 先日複数の保護者から、「今年の先生方の顔が分からないので紹介してほしい」というご要望をいただきました。確かに、例年ですとPTA総会の折に、保護者の皆様に職員を紹介する機会をいただいていましたが、今年度は新型肺炎の関係で総会が開催できていません。それぞれの学級担任は、4月に行った保護者面談でお分かりいただいていますが、それ以外の職員についてはご存じないことでしょう。このホームページ上で紹介しようとも考えたのですが、プライバシーの問題もあり断念しました。
 参観日など、別途方法を考えてご紹介する機会を設定しますので、今しばらくお待ちください。なかなかうまくいかずご迷惑をおかけいたします。よろしくお願いいたします。

今年も1年生のステキな紙飾りができました。廊下を吹き抜ける風に揺れて、とてもきれいです。心が癒やされます。
 

しっかり!ひがしっ子!!

 先日、地域の方から学校におしかりのお電話がありました。内容は、「公園で大量のごみを散らかす小学生がいる。注意しても聞かない。私達がそれを拾っている。学校はどんな指導をしているのか。」というものでした。同じ地域の住民(市民・県民・国民)であることを踏まえ、学校での指導が十分でなかったことをお伝えし、これからも一緒に育てていただくことをお願いしました。
 その足で現場に行くと、確かに長く伸びた草の陰に子どもたちが捨てたと思われるお菓子のごみが落ちていました。ペットボトルやたばこの空き箱、吸い殻もありました。20分ほどで、バケツ1杯分ほどのごみを拾うことができました。

 私が拾っていると、遊んでいた4年生の男の子と女の子が「ここにもありました」「こんなごみもありました」と持ってきてくれました。「こんな心のきれいな子もいるんだ」と自分に言い聞かせながら、残念な行為をした人(子どもだけではない!)の心の狭さに思いをはせました。思い返せば、1年前のこのブログにも同じような記事を載せました。そのときごみを拾っていたのは6年生でした。
 学校では、翌日生徒指導主事から全校一斉に、また学級担任からも各学級で指導しました。
 日本人には、高い清潔感や倫理観が備わっているという世界的な評価があるときいたことがあります。「民度」という言葉もあります。今一度ご家庭で話題にし、子どもたちが外でどんな過ごし方をしているのか確かめていただけないでしょうか。将来の地球を担う子どもたちです。今身に付けてほしいことです。「やるときは やる」しっかり!ひがしっ子!!