日誌

校長室の窓から

ムクドリ来襲

 梅雨明け目前でしょうか。週間予報を見ると、来週には晴れマークが並び始めました。夏の青空が待ち遠しい今日この頃です。
 そんな中、学校の樹木に今年も「ムクドリ」が大量にやってきました。毎年この時期の夕方になると、校門横の木や松の木にやってきては大騒ぎします。ご近所の方に大変なご迷惑をおかけしています。こうなると、網を張ったり枝木を伐採したりするしかありません。市教育委員会と相談の上、今年は伐採することになりました。

 業者の方には、早朝から一日がかりで作業をしていただきました。校門付近には、学校敷地以外にも道路沿いに大きな木(管轄は道路公園課)が植えられており、ムクドリが今後どう移動するかは不明です。昨年は、同じ木を剪定したところ敷地西側の木やPTA会館横の木に移動しました。今しばらく様子を見たいと思います。

【木はスッキリしました。ムクドリはどこへ・・・】

七夕は雨

 今日7月7日(火)は、七夕です。牽牛(彦星)と織女(織り姫)が1年に一度会うことを許されたとされる日です。天の川をまたいで輝く二つの星には、ロマンチックなお話がいくつもあるようです。夏の夜空は、本当にきれいです。
 そんな七夕に欠かせないのが、七夕飾りでしょう。短冊に願いを書いて飾ると、かなうとされています。もともとは、機織りが上手な織り姫のように、技術を高められるようにと飾られたようですが、今では様々な願いが書かれるようになりました。
 校内でもいくつか七夕飾りを見つけました。

1年生の教室です。定番の飾りがかわいらしく飾ってありました。

5年生は、笹に至るまですべて手作りでした。ナイスアイデアです。

6年生の飾りは、オーソドックスに仕上げてありました。

 短冊の願い事は、勉強やスポーツ、習い事の上達など子どもたちらしいものが多くありました。中には、家族や人類の幸せを願うものもあり胸が熱くなりました。また、新型コロナウイルス感染の終息を願うものもたくさんありました。こうしたところにも、子どもたちへの影響があるのですね。
 一人一人の願いがかなうことを、心から願っています。残念な雨模様ですが、雲の向こうではきっと二つの星が見守っていることでしょう。

ありがとうございます。

 「梅雨の末期の大雨」といわれますが、先週末から九州南部を襲った大雨は、熊本県を中心に多くの被害を出しました。毎年のように日本のどこかで起きる降雨災害。コロナ禍とともに恐れていた状況に、胸を痛めます。被災された方々に、心よりお見舞い申し上げます。
 そんな中、ありがたい贈り物をいただきました。6年生のある保護者が、小さいサイズなので学校で使ってほしいと、マスクを寄贈してくださいました。

 新しい生活様式にともない、マスクが手放せなくなった現在、子どもたちにいつでも対応できるように準備しておくことはとても大切です。折しも昨日は、約3か月ぶりに宮崎県内での感染者も確認されました。まだまだ安心はできません。気の緩みを自戒して、感染防止に努めたいものです。
 貴重なマスクの提供に、心から感謝申し上げます。ありがとうございました。

6月が終わります。

 学校の完全再開から1か月が経ちました。一部の都道府県を除き、新型コロナウイルスの感染者がずっと出ていないところが多く、外出自粛の解除にともなう人手の復活も見られるようです。しかしながら、事態は収束したわけではなく、今後第2波・3波の到来も予想されています。何度も言われていることですが、しっかりと対策を施した上でこの危機を乗り切るしかありません。
 6月が終わります。
 学校行事も、必要なものに限って、規模を縮小しながら少しずつ実施し始めました。とりわけ、「この学年でやっておかなければ、次の年に影響が残る」ものを精査して、準備を進めています。宿泊学習や修学旅行については、あすの学級懇談会にて方向性を示します。また、運動会は規模を縮小して実施の予定です。できる限り早く、保護者の皆様にはお知らせします。ご了承ください。

【6月の校門掲示板は、6年生担当でした。梅雨時の健康や過ごし方について、一人一人の考えが示されていました。】

 7月は、これまでより1週間延び31日(金)が終業日となります。通知表を9月末にお渡しする関係で、月末ぎりぎりまで授業が可能ですので、しっかりと進めてまいります。心配された教室の暑さも、今のところエアコンの効果で快適なようです。

暑中見舞い

 梅雨明けも間近かと思わせるような、気温と湿度の高い日が続きます。先週の週間予報とは違って、思った以上に雨の少ない今週でした。教室は、午前9時ともなるとかなり室温も上がり、階が上がるごとに暑さを感じます。体育が終わった次の時間などは、いつもの年ならば(扇風機をフル稼働しても)間違いなくサウナ状態でした。やはり、エアコンは必需品でした。
 そのような中、さわやかな涼風が通り抜けるようなうれしいお便りが届きました。6年生が国語「夏のさかり」で学習した、「暑中見舞い」です。


 定型の文に加えて、近況や相手を気遣う言葉も添えられており、優しい心遣いも感じられる便りでした。普段毎日のように顔を合わせている6年生ですが、こうして文字で気持ちを伝えられると新鮮です。改めて、成長の跡を実感する6年生です。いただいた全員の分を掲載できず、本当にごめんなさい。そして、ありがとうございました。