学校の様子

グループ 小中一貫教育合同研修会実施!!

 大王小学校と小松原中学校で構成する小松原ブロックでは、都城市の小中一貫教育の趣旨に基づき、義務教育9年間を見通した教育を推進しています。都城市の小中一貫教育は、小・中学校の教職員全員が、中学校を卒業する生徒の姿を共有した上で、学力の実態を分析し、主体的な授業改善と学力向上研究を進めることを目的としています。

 7月29日(火)に小松原中学校にて行われた小松原ブロック小中一貫教育合同研修会は、大王小学校と小松原中学校の教職員が一同に集まり、以下の内容について話し合いました。

◎共通実践事項: 「子どもが主役の授業」への転換、基礎学力の向上、豊かな心・健やかな体の育成について、各学校の取り組みを共有しました。
◎分科会I: 基礎学力の向上、豊かな心の育成、健やかな体の育成、特別支援の4つの部会に分かれ、今年度の取り組みの確認と改善策について協議しました。
◎分科会Ⅱ: 授業研究会に向けて、低学年、中学年、高学年、特別支援の部会に分かれ、実践事例の共有と改善案の検討を行いました。
 11月5日には、小松原中学校を会場に授業研究会を実施し、授業提供を通して更なる授業改善を目指します。小松原ブロックでは、今後も小中連携を深め、児童・生徒の確かな学力と豊かな人間性を育んでいきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

にっこり こまボラ、地域を盛り上げる祭りの力に!

  1学期末の校内清掃ボランティアでも大活躍した「こまボラ」が、今度は地域のお祭りを盛り上げました。

 7月26日(土)の志比田地区の六月灯祭りには、17名の生徒がボランティアとして参加。出店の準備や販売を手伝ったり、公民館でのイベント運営に携わったりと、地域の方々と一緒に祭りを支えました。生徒たちの活躍が、地域への大きな貢献となりました。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

笑う こまボラが校内をピカピカに

    小松原中学校の有志生徒で構成されるボランティア団体、「こまボラ」の活動報告です。

   1学期終業式の日、こまボラメンバー46名が、校内清掃ボランティアを実施しました。今回は、日頃の清掃では難しい場所、例えば教室の窓、棚、トイレの壁などを集中的に清掃を行いました。熱中症対策を考慮し、大掛かりな大掃除は避けましたが、この活動は校内を美しく保つ大切な役割を果たし、参加した生徒たちからも「とてもきれいになった」と好評でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

学校 令和7年度1学期終業式が行われました。

  7月22日(火)に、1学期の終業式が行われました。熱中症対策のため、多目的教室を本部とし、各教室をオンラインで繋ぐ形式で実施しました。また、時間の短縮を図るため、各学年の代表生徒による1学期の振り返り作文は、事前に給食時間の放送で行われました。

◎表彰式
  終業式に先立ち、1学期に活躍した生徒たちの表彰が行われました。

・女子ソフトテニス部:宮崎県中学校総合体育大会にて、団体で第4位に入賞。また、個人戦では見事優勝を果たしたペアが、沖縄で開催される九州大会への出場を決めました。
・吹奏楽部:宮崎県吹奏楽コンクールで銀賞を受賞しました。
・学習コンクール:学年賞として1年1組と2年3組、さらに満点者賞が表彰されました。全校学習委員から代表生徒へ表彰状が手渡されました。


◎校長先生のお話

 校長先生からは、この1学期を振り返り、褒められたことや指導を受けたことすべてを自分の成長として捉えてほしいというお話がありました。また、無事に1学期を終えられたことへの感謝の気持ちを、友人や家族に言葉で伝えてほしいとのお話もありました。

 加えて、戦後80年という節目の年を迎え、平和について考える大切さについてもお話されました。「戦争とは何か」を想像し、命の尊さについて深く考える夏休みにしてほしいと生徒たちに語りかけられました。

◎各先生方からの話 

 その後、各先生方から夏休み中の学習や生活、健康面に関する注意点などのお話があり、生徒たちは真剣な表情で耳を傾けていました。

 いよいよ明日から夏休みが始まります。この夏休みが、生徒の皆さんにとって、充実した学びと成長の機会になることを願っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ノート・レポート 社会科授業公開が行われました

 7月17日(木)の4校時に1年1組にて、研究主任の瀧﨑教諭指導における社会科の校内授業公開が行われました。今回の授業は「ヤマト王権はどうやって多くの人を従わせる力を手に入れていったのか?」という学習問題のもと、生徒一人ひとりが自身のペースで学びを進める自由進度学習の形式で実施されました。授業では、生徒たちは学習の進度に合わせて、大きく2つのコースに分かれて学習に取り組みました。

◎用語チェックコース

 このコースでは、主に歴史用語の確認と定着に重点が置かれました 。生徒たちは、古墳の形成やヤマト王権の中心となった王である大王について学びました 。また、中国・朝鮮半島との交流を通じて、ヤマト王権がどのようにして日本を統一していったのかを、主要な用語を確認しながら理解を深めました 。 

◎資料から学ぶコース 
 このコースでは、より深い歴史的思考力を養うために、多様な資料の分析に重点が置かれました 。生徒たちは、稲荷山古墳から発見された鉄剣や副葬品 、中国の歴史書に記された鉄の交易に関する記述 、奈良県の古墳から発見された鉄の板など、具体的な資料を用いて、ヤマト王権の権力の源泉を探りました。特に、「ヤマト王権がどうやって鉄を手に入れていたのか?」「朝鮮半島の国に従うことで鉄がもらえるのに、なぜ埼玉県の豪族が鉄剣や鉄をもっていたのか?」「ヤマト王権は、朝鮮半島からもらった鉄をどう使ったのか?」といった問いについて、資料に基づいて考察を深め、活発な意見交換が行われました 。

 どちらのコースの生徒も、最終的には「巨大な古墳を築くには、たくさんの人を従わせる権力が必要になる。そこで、ヤマト王権は、貴重な鉄を朝鮮半島から輸入し、鉄を周辺の国々に与えることで優位に立ち、権力を広げていった」というまとめに至り、ヤマト王権の権力形成の過程を多角的に理解することができました 。

  今回の研究授業は、生徒たちが自身の理解度や興味に応じて学習方法を選択できる自由進度学習の有効性を示すものとなりました。生徒たちは主体的に学びを進め、歴史的思考力を高める貴重な機会となりました。今後も、生徒一人ひとりの学びを支援する多様な学習形態を取り入れ、歴史の面白さを感じながら探求する学習を推進していきます。