保健室

2019年12月の記事一覧

12月保健だより②を発行しました!

 明日からいよいよ冬休みですね。みなさんにとって、今年はどんな年でしたか?まだ歯の治療が終わっていない人は、この冬休みがチャンスです。今年中にできるだけ治療を進めましょう。市内の学校ではインフルエンザが流行しています。冬休み中も油断せず、インフルエンザ予防に努めましょう。
 12月の保健だより②を発行しました。今回は「冬休みを健康に過ごすためのカレンダー」「歯の治療状況」「未成年者に影響を与える飲酒」についてです。ファイルでアップしています。ご一読ください。

性教育を行いました

1218日、1・2年生は性教育を行いました。

1年生は男女に分かれ「思春期の性の悩み」について学習しました。


思春期の女子は、心配ごとがいっぱいです。」

思春期の女の子の相談内容からピックアップして説明しました。

月経のしくみ、月経異常、月経痛、性器のかゆみ、おりもの、乳房の大きさ形 等

それぞれの発達には個人差があることを理解してね。


「子どもたちも真剣」
人には言えない事も多い性の悩み。一緒に勉強して悩みが少し解決できるといいね。女性の先生方も一緒に学びを深めました。


 

「様々な性のトラブル」
痴漢、暴力(DV) 、セクハラ、性感染症(エイズ)、望まない妊娠についてなど、性のトラブルについて学習しました。


「性のトラブル対処法」

自分たちでできるトラブル対処法について、友だちと話合いをしました。



「分からないことは先生に」一人で悩まずに、相談してね。


「自分でできる対処法」

望まない妊娠をさけるため、自分の体は自分で守る気持ちをもつ。

気をつけていても巻き込まれることがあるので、とにかく誰かに相談する。

「NO!」とハッキリ言う。誰かに必ず相談する。とにかく、逃げる。



ここからは男子!

 「思春期の男子も、気になる事がいっぱい」

思春期の男子が悩む相談内容から、ピックアップして説明しました。

射精、包茎、性器の発達、勃起、自慰(オナニー)等々

それぞれの発達には個人差があること。みんな同じような悩みがあること学びました。

 

「男子も真剣」
事後の感想より、人には言えず心配していた生徒もいたようで、

「解決できてホッとした」という言葉も聞けました。


「先生も自然と力が入ります」

特に悩む、自慰行為について「自分の衝動を自分で管理する」「プライベートなこと」「人に話したりすることではない」「意識してみせると犯罪になる」等々、きちんとした情報を学びました。

 

 

「いつでも相談して欲しい」
一人で悩ます、いつでも気軽に声をかけてくれ!相談にのってくれる先生方そばに付いています。


ここからは2年生!!! 2年生は「中学生の交際」

について学習しました。

「事前アンケートの結果」

「男女交際についてどう思っているか」「どんな交際がしたいか」「異性から2人になりたいと誘われたら…」等々、事前アンケートを行いました。


アンケートの結果を参考に、今回の学習は「望ましい中学生の交際について考えよう」です。思春期を迎え、異性への関心も高まり、男女交際をする生徒も出てきています。そこで、相手を思いやることができる交際について学習を深めました。



「他のお友達はどんな気持ち?」
同じ中学2年生が作った「相聞歌」を見聞きし、クラスの友だちともワクワクした気持ちで話し込んでいました。

「どんな交際をすべきだろう?」
事例「交際に悩む生徒の手紙」を読み、自分ならどう判断し、行動するか。グループワークを行いました。

 

「生徒の感想から」

お互いを大切にできる交際をしたい。

★自分の気持ちだけでなく、相手の気持ちを考えられる人になりたい。そうすれば交際相手とも良い関係が築ける。

★グループワークで友だちの意見、高校生からのメッセージなど、いろんな人の意見が聞けて良かった。

★付き合うということは、その時だけでなく、将来未来のことも考えていく必要があると思った。

★「好き」という気持ちは大切だけど、その気持ちだけで行動してはいけない。お互い話をしながら、それぞれの気持ちを大切に考えて交際したいと思った。

 


 

 

 

 

ぐっすり たっぷり眠っている?

12月11日、睡眠について保健指導を行いました。

睡眠について事前アンケートを行い、その結果から保健指導が必要な内容について学習しました。


「毎日何時に寝ていますか?」

約半分の生徒は、11時に寝ていますが、0時以降に寝ている生徒も13%近くいました。


「毎日何時に起きていますか?」

ほとんどの生徒が6時~6時半に起きていました。


「毎日すっきり目が覚めますか?」

約半数の生徒が中々起きられないとのこと。そこで、眠ることはどうして必要なのか?睡眠の役割に学習しました。


「睡眠の役割」は…

1 体や脳(心)を休める
2 勉強したことを整理する
3 からだを成長させる


 「2つの眠り」

睡眠には、浅い眠りの「レム睡眠」と深い眠りの「ノンレム睡眠」の2つの眠りがあります。


「1 体や脳(心)を休める」

  浅い眠りの「レム睡眠」はからだの眠り。1日の疲れがとれ、免疫力を高めます。
  深い眠りの「ノンレム睡眠」は脳の眠り。1日使った脳(心)を休ませます。
  睡眠不足は、体も脳も十分に休めることができていません。


 「睡眠が少ないと」

睡眠不足は、身体面・学習面・情緒面など様々な面に影響を与えます。


「2 勉強したことを整理する」

レム睡眠の時、その日勉強したことを整理したり、記憶させたりしています。
試験の前日に徹夜で勉強をしている人はいませんか?徹夜で勉強しても、睡眠をとらなければ、詰め込んだ知識を長期記憶にするためのレム睡眠をとってないので、効果はありません。その日は覚えていても、3日もすると忘れてしまいます。


「3 からだを成長させる」

寝ている間に、からだを成長させるホルモン「成長ホルモン」がでています。


成長ホルモンは眠りに入って最初の3時間の間に集中的に分泌され、特に中学生は活発に分泌されています。


「ブルーライトをシャットアウト」

事前アンケートの結果、スマホ・テレビ・ゲームをする生徒が48.2%。
テレビ・スマホ・ゲーム機からはたくさんのブルーライトが出ています。
入眠に必要なメラトニンを分泌させるには、寝る前にテレビを見たり、ゲーム・スマホをしない。ブルーライトを眠る1時間前からシャットアウト!!!


「よい眠りのための工夫」

眠る1時間前くらいから脳をリラックスさせる。
部屋を暗くして、静かに過ごす。
37~39度のぬるま湯にゆっくりつかる。
夕食は3時間前に済ませる。


「どれくらい眠ればいいのか?」

ノンレム睡眠とレム睡眠合わせて約90分。ノンレム睡眠とレム睡眠を5回繰り返して、さらに30分プラスした時間、だいたい7~8時間とるのがよいです。


「朝スッキリ目覚めるには…?」

スッキリ目覚めるには、レム睡眠の時に目覚めるとよいと言われ、目覚まし時計は、睡眠時間が90分の倍数になるように計算をして「レム睡眠」のタイミングで目覚ましをかけるのがおすすめ!


「生徒感想」

・睡眠不足になると様々な面で悪い影響を受けるということを知ることができたので、規則正しい生活が送れるように睡眠時間などに気を付けたいと思いました。

・いつも寝る直前までテレビを見ていることがあるので気を付けようと思いました。寝る1時間前にはゆっくり休んで次の日の朝、スッキリ起きられるようにしようと思います。学力向上のためにも頑張ります。

・すっきり目覚めたことがないが、90分の倍数時間眠れば朝すっきり起きれるときいたので、早速今日やってみようと思う。

・寝る時間が遅く、寝る30分前までタブレットを使用していて視力も落ちてしまっているので、これからは気を付けたい。


「授業後には」

生徒の書いた「これからの生活で改善したいこと」について、一人一人丁寧にコメントを記入し、生徒の改善意識のステップアップを図りました。



12月保健だより①を発行しました!

 早いもので、今年も残すところ1ヶ月となりました。寒さも本格的になり、空気が乾燥しています。かぜやインフルエンザにかからないように、しっかり予防に努めましょう。
 12月の保健だより①を発行しました。今回は「かぜとインフルエンザのちがい」「睡眠」についてです。ファイルでアップしています。ご一読ください。

ぐっすり睡眠

皆さんは睡眠を大切にしていますか? 今回は「睡眠」についての掲示資料を作成しました。

「睡眠が変われば、行動が変わる」と言われます。たくさん学んで、自分に合った「ぐっすり睡眠」のポイントを見つけてください。



睡眠の役割

なんとなく分かっている「睡眠の役割」。ここで再確認してみてください。


ノンレム睡眠とレム睡眠

睡眠には、深い眠りの「ノンレム睡眠」と浅い眠りの「レム睡眠」の2つの眠りがあります。ノンレム睡眠は「脳の眠り」、レム睡眠は「からだの眠り」と言われています。それぞれの役割は…


睡眠不足になると…

心も体も成長過程にある中学生にとって、睡眠不足はどんな影響があるのでしょうか?



よい眠りのための工夫

中学生がすぐに取り組める、「よい眠りのための工夫」を5つあげてみました。


インフルエンザの予防

自分でできる「かからないうつさない」インフルエンザの予防方法!しっかりマスターしてインフルエンザをシャットアウト(^_^)v



くしゃみ・咳

くしゃみや咳で出る飛沫は2m~6m飛ぶと言われています。くしゃみ・咳が実際にどれだけ飛ぶのか体感してもらうコーナーを設置しました。


咳エチケット

くしゃみや咳から出た飛沫には、ウイルスがいっぱい!! インフルエンザをうつさない・うつらないための「咳エチケット」。感染症予防の基本です!!!!


正しいマスクの付け方

インフルエンザウイルスは鼻や口から体内に侵入します。「正しいマスクの付け方」で感染防止。あごマスクじゃ効果ZERO~。