保健室

2020年11月の記事一覧

自分の命の誕生について学習しました

   命は自分自身でつくったものではなく命のバトンを繋ぎ生まれた大切なもの。それぞれの命はかけがえのないもの。親や家族への思いを知り、子どもとして生まれたことが、すばらしいことであることに感謝し、かけがえのない自分の命そして家族の命を大切に生きていって欲しいと願い、この授業を行いました。




「命の始まり」
   命の始まりの大きさをみんなで確認。なんと「黒画用紙にチョンと開いた穴が命の始まり」と知ると「うそ~小っちゃい!!」と光に当ててまた確認。



「自分と異性の体や心を大切に
  中学生は、 月経や射精が始まり、新しい命を誕生させることができる体に成長しています。 そのことを忘れずに、互いを尊重し合う心を大切にしてほしい。



「あなたが生まれたときのエピソード」
   保護者の皆さんに生まれたときのエピソードをお尋ねしました。書かれている内容すべてから心を熱くする子ども達への思いが伝わってきました。





「胎児の成長」
    妊娠・生命の誕生は、本当に奇跡!妊娠して出産して健康に生きていけるって本当にすごいこと。だから人間一人一人は輝いてる存在だと思います!



「命を守る」
お母さんは、赤ちゃんの命そして自分の命の2つの命を守るために、体調管理にベストを尽くします。



「お母さんはすごい」
  いろいろなことを乗り越えての出産。自分のお腹を痛めて生んだ我が子に対する母の愛ほど、強く深いものはないのです。




「命のバトン」
  命のバトンをつないでくれた、お父さん・お母さん・おじいちゃん・おばあちゃんに感謝をし、自分の命を大切にし、より輝かせてください。生まれてくる命に意味のないものはありません。そして命より重いものは何もないのです。 
みんな「生まれてきてくれてありがとう」


「いつもありがとう」
   自分の誕生にあたって、愛しみ見守ってくれた家族に感謝のメッセージを書きました。「いつもありがとう、これからもよろしく!」

悩みやストレスの対処法を学ぼう!

 中学校生活にも慣れ、少しずつ悩みやストレスが増えてくるこの時期。「ストレスなんていらない、もうごめんだ!」と思うかもしれません。ストレスとは、心が感じるプレッシャーのこと。なんとか上手くやっていこうする気持ちがあるからこそ、私たちはストレスを感じます。しかし残念ながらストレスをなくすことはできません。それよりも、ストレスと上手くつきあうことが大切。 
 そこで今回は、ストレスを上手くコントロールする対処法について学びました。




「誰にでも悩みやストレスはある!!
 「勉強・将来」「友人関係」「性格」…等々。

自分だけでなく友達も先生たちも誰にも悩みやストレスはあります。特に思春期の皆さんは、悩んだりストレスを感じることが多い時期ですね。




「悩みやストレスは良いもの?悪いもの?」

 多少のストレスがあったほうが集中力とやる気が高まり、持てる力を発揮しやすいというよい面もあり、適度な悩みやストレスは私たちの心を成長させてくれます。



「ストレスや悩みが行き過ぎてしまうと…」

 ストレスや悩みが行き過ぎてしまうと…腹痛で下痢が続く「過敏性腸症候群」や息苦く呼吸がしづらくなる「過換気症候群」、そして気分の落ち込みが続き日常生活に支障が出てしまう「うつ病」など、病気になることもあるのです。


 

「悩みやストレスの適切な対処法」

 行き過ぎた悩みやストレスになる前に、適切な対処法で解決することが大切です。今回は「④見方や考え方を変える」について、一緒に学びました。



「リフレーミング」

 自分のマイナスな面(短所)も見方を変えれば、プラス(長所)にすることができます。このように、物事を決めつけたり、枠にはめたりせずに、いろいろな見方をすることを「リフレーミング」といいます。




「先生の短所は?」

 各クラスの学級担任にも「短所」を聞いてみました。子ども達は口々に発言!! 

学級担任と子ども達とのやりとりは、どのクラスも和やかで気持ちが通い合ったとてもいい雰囲気。指導しているこちら側も自然と笑みが…。


 


「リフレーミングって、すごくすてきな考え方」

自分の短所をリフレーミングしてみて、どうだったかな?
短所と長所は高校入試の面接でもあるので、それに生かせると思った。リフレー 
ミングして、ストレスを減らしていきたい。

見方によって、短所が長所に変わるってすごいなと思ったし、すごく素敵な考え  だから、この考えを持っとくだけで、いろんな人の長所もたくさん見つかるし、自分の悩みもすぐ楽になるなと思った。

先生が「短所も見方を変えれば長所になる」と言ってくれて、自分のだめなところも見方を変えると長所になると思えば悩みが減りました。

短所を長所に置き換えるという発想がなかったので、これから自分の短所がストレスにならないように置き換えたい。




「対処法は人それぞれ」
   悩みやストレスの対処法は1人1人違います。自分に合った対処法を見つけ、適切に対処していくことが大切。


 

「楽しい学校生活を送りましょう!」
   悩みやストレスを適切に対処できるようになると、いろんなことにチャレンジしたり、自分に自信が持てるようになり、学校生活もより楽しくなります。今日学んだことを思いだし、悩みやストレスと上手に付き合って自分を向上させていきましょう。


「先生こんなことを学んだよ!」
僕は、ストレスがそんなに溜まらないのは、いつも部活でサッカーができているからだと思った。コロナがまた激しくなって、休みになったら自分に合ったストレスの対処法を見つけたい。

僕は、短所が結構あるのでだめだと思っていたけど、その分長所もあるということなので良かった。

今までは、自分の短所を全部マイナスにとらえて、苦しくなったり泣いたりしていたけど、これからはプラスに捉えて、ずっと明るくいられるようにしたい。




「保健指導を受けて」
 
  保健指導後には、生徒の書いたワークシートに、「自分の良さに気づいて、自分をもっと好きになってほしい…」と、先生が一人一人丁寧にコメントを記入し、返信しました。

1の1感想            1の2感想


1の3感想            1の4感想

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リフレーミングで自分をもっと好きになろう

   短所は長所!ピンチはチャンス!自己肯定感を高めたり、人との温かいコミュニケーションにつながるポジティブ思考「リフレーミング」。

 正解が一つではないこれからの時代に求められる「生きる力」の一つとして、「リフレーミング力」はとても重要!!  リフレーミング力を身につけて、もっともっと自分を好きになりましょう。



「リフレーミングとは」
   短所だと思っていることも、ちょっと見方を変えれば長所に変えていくことができます。物事を決めつけたり枠にはめたりせずいろいろな見方をすることを「リフレーミング」と言います。自分のよさや友だちのよさに気づくことができます。


「リフレーミング辞典」
   マイナスに感じてしまうことがあっても、リフレーミングを上手に使えるようになれば、プラスに変えることができるのです。 リフレーミングすることを意識すると、友だちとの関係づくりに役だったり、高校入試の時、願書や面接で自分の長所(良さ)を書いたり聞かれたりする時に大いに役立ちます。

   リフレーミングを日常的に使えるようになると、心の状態が一瞬にして変わり、あなたの本来の目的に向かって行動しやすくなります。ぜひ手にとって見てみてください。参観日の日も掲示してあります。保護者の方もご覧ください。

「リフレーミングしてみると…」
  調子に乗りやすい⇒ノリがいい 雰囲気を明るくする

  人に合わせる⇒ゆずり合う心がある

  おしゃべり⇒人と接するのが上手 話が上手

  反抗的⇒自立心がある 考えがはっきりしている

  地味⇒素朴 周りにとけ込める




 「見方をカエル辞典」
 保健室にも「見方をカエル辞書」として常備し、いつでも生徒が手に取れ、メンタルケアのサポートができるようにしています。

11月の保健だよりを発行しました!

 だんだん寒くなってきましたね。岡富中学校も体調不良で保健室に来室する生徒が増えてきました。11月も行事がたくさんあります。栄養・睡眠をしっかりとり、体調管理をして万全の状態で臨みましょう。

 11月の保健だよりを発行しました。今回は、「ニキビの原因と種類」「むし歯治療率」「インフルエンザ予防(歯みがき・予防接種)」についてです。ファイルでアップしています。ご一読ください。