保健室

2019年11月の記事一覧

3年生にWYSH教育を行いました

「3年生にWYSH教育を行いました」

 11月5日・7日に3年生全クラスに実施しました。

内容は「これだけは知っておこう!エイズ・性感染症・中絶のこと」についてです。

生徒の皆さんの「心」「からだ」の成長、「命」「生き方」にとって、とても大切な授業です。



「WYSH教育とは」
 Well-being of  Youth in Social  Happiness

 子どもの自主性を促し、自尊感をあげる教育
 子どもの「自分力」をアップさせる!
 どう生きるかを考える教育

 元京都大学大学院准教授、現在は「日本子ども財団」代表の木原雅子先生が提唱する教育です。平成28年度本校で4回授業を実施していただきました。




「HIV・性感染症に関する○×クイズ」

HIV・性感染症についてどれだけ知識があるのか、○×クイズを5問出題。自分の考えを自由に発表し、正解と答え合わせ。
   
  第3問 保健所では、HIV やその他の性感染症の検査が匿名・無料でできる。(性感染症とは性行為でうつる病気)
   さて、○か×か?



「エイズ・性感染症について基礎知識」

 日本のHIV(エイズウイルス)流行の状況は、15歳~29歳も急激に増え、若者に増えてきています。
 エイズは血液感染だけでなく、性関係でも感染することも学びました。



「梅毒について」(性感染症)

最近感染が増え、流行している「梅毒」について学習。



「クラミジアについて」(性感染症)

日本で一番多い性感染症「クラミジア」について、Videoとプレゼンで学習。



「岡富中3年生の性についての容認度」

9月25日に3年119名に実施したアンケート結果、
「高校生になったとき、性関係を持つことをどう思いますか?」
「かまわないと思う」「どちらかと言えばかまわないと思う」という性関係OKととらえている人が、全体の77人・67.2%という結果でした。
 全国1025人の中学生の容認度は男48.9%(岡中は86.9%)  
女子42.0%(岡中は46.6%)と男女ともに全国よりも容認度が高く、男子は特に危機感を感じました。




「望まない妊娠」

女子は「月経があり、性関係を持てば、いつでも妊娠する可能性があるからだ」
男子は「射精があり、性関係を持てば、いつでも妊娠させてしまう可能性があるからだ」
10代の妊娠出産は、「学業」「夢」「経済力・生活力」「赤ちゃんを育てる」等、これからの人生を左右する重大なこと。責任と自覚を持って行動して欲しい。



「これだけは知っておこう!エイズ・性感染症・中絶のこと」について、生徒は真剣に学びを深めてくれました。

11月11日に2時間目の授業を体育教諭が行います。