北方学園日誌

令和4年度 平和学習を行いました。(中学校)

本日(7月7日)に平和学習を実施しました。

夕刊デイリー新聞社 坂本光三郎様にお越し頂き、延岡大空襲の資料や当時の方のお話を聞き、戦争の悲惨さや平和の尊さについて考えました。

 

 

当時、延岡のどの場所に空襲があったのか、実際に空中で撮影された写真や、延岡に降ってきた焼夷弾の威力などを映像を通して知りました。

約40年前の中学生が書いた空襲の絵を見て、北方から見た延岡が炎で真っ赤に光っていた、というお話を聞き、当時の被害がいかにすさまじいものだったのかという事を知り、今の平和がいかに大事なのか、を実感しました。

現在海外では戦争が起きている地域もあります。武力で国の問題は解決できません。二度と戦争のない世の中をこれから作っていくんだ、という自覚を持って生きていかなければならないと感じました。

坂本光三郎様、お忙しい中本当にありがとうございました。

~生徒の感想の一部より~

・戦前はとても幸せでにぎわいのあった延岡も戦争により失われ、また大事にされていた建物も焼き尽くされたことに許せない気持ちになりました。

・空襲警報や爆撃音の放送音源を初めて聞いて、すごく怖くなりました。戦争中は毎日のように聞いていたかと思うと自分だったら耐えられないと思いました。

・B29の大きさや投下された爆弾の量に驚きました。たくさんの方が苦しみ、亡くなられたことを決して忘れてはいけないと思いました。