北方学園日誌

北方 美々地神楽(小5)

 

11月28日(金)5年生が総合の学習で「地域に継承されている神楽」について学習しました。

今回、北方町美々地神楽保存会の方々にご協力いただき、学校から25分ぐらい離れた八幡神社(美々地神社)で実施しました。神楽保存会の方々から神楽を舞う意味、美々地神楽の歴史、他地域神楽(椎葉・西都)との違い、夜神楽・日神楽について説明があり、子ども達は熱心に話を聞いていました。また、舞の際に使う300年前の面を見せていただき演目によって面を変えることや一つの演目が20分から40分、長いものでは2時間かかるというお話もされました。

 その他、現状の課題についても触れられ、後継者不足ではあるが、これまで継承されているのは、「ふるさとを思う心」と「これまで引き継いできた先輩方の思いも受け継いでいる。」と子ども達にお話されました。

【4人一組になり太鼓に合わせ神楽を舞う体験】

子ども達の感想~

・美々地神楽は、本当は33番あるけど今は16番舞っていることが分かりました。

・12月第3土曜日、美々地神楽を見に行きたいです。

・神楽は民俗芸能として受け継いでいかないといけないので、神楽の練習に参加してみたいです。

・地域の人が神楽を守り続けているところがすごいと思いました。

 5年生はこれまで地域の方々の力をお借りして「田植え体験」「稲刈り体験」を実施してきました。それらを受けて今回 地域に継承されている神楽学習の実施。

 これらの学習を通して、神楽継承に尽力されている方々の願いや生き方を学ぶと共に、自分たちが住む「自然豊かな北方町」を誇りに思い、故郷を愛する心が育ってくれたらと思います。