日誌

中学生のようす

土呂久校外学習7 畜産

7月6日(火)
 昼食の後、土呂久地区で牛の肥育をされている方のところで話を聞きました。
 
 16年前から肥育農家をされている方です。土呂久地区は標高が高いために夏でも涼しく、水もとてもきれいで、自然環境に恵まれている場所だということが分かりました。
 牛舎を見学する前には、10年前の口蹄疫以来続いている消毒を行いました。


 こちらでは160頭以上の牛を飼育されているそうです。
 大きいけれど、表情はとても穏やかに見えました。




 この中に、上野の生産農家さんのところから来ている牛も何頭かいるそうです。
 生徒の家で生まれた牛も来ていました。




 このあとは、土呂久の公害について話を聞くために、その方のご自宅に向かいます。

土呂久校外学習6 昼食

7月6日(火)
 校外学習の途中、きれいに削られた石舞台の上で昼食をとりました。
 横に見える梨の木に見事な花が咲くので、地区の方々はここに集い、お花見をしていたそうです。
 
 この日の天気は晴れ。雲が多いので日差しは柔らかく、広葉樹の山々ときれいに整備された水田に囲まれた石舞台の上で、気持ちよく食事をすることができました。

 


 遠足で来ても良いくらいの場所でした。





土呂久校外学習5 鉱山について

7月6日(火)
 土呂久鉱山についての詳細と、祖母山系のさまざまな鉱山について詳しい話をお聞きしました。
 
 このあたりの鉱山の採掘物、選鉱場などの詳しい話を、パネルや資料写真をもとにしながら、とてもわかりやすく教えていただきました。
 祖母外輪山の地形や、見立、槙峰などの県内の鉱山も紹介してもらいました。


 奥の方に見える鉄塔のあたりでも、採掘がなされていたようです。
 掘れば採掘できるほど、何ヶ所もの坑道があったそうです。


 このみどり豊かな環境を壊してはいけないと改めて感じます。

土呂久校外学習4

7月6日(火)
 大切坑を見学した後、新聞・テレビの取材がありました。
 
 県内のテレビ局2社、新聞社2社の方から亜ヒ酸公害についての学習と大切坑見学についての取材を受けました。それぞれの生徒が自分の感想をしっかりと述べていました。










 ここまでの学習の様子は、この日の夕方のニュースで放送されました。

 この後、建設課の方々にお礼を伝えて次の学習に向かいました。

土呂久校外学習3 大切坑視察

7月6日(火)
 すずを採取していた土呂久鉱山跡の大切坑の視察を行いました。講師として高千穂町役場建設課の方に来ていただき、普段は閉鎖されていて入ることができない坑道内の案内をしていただきました。
 
 現在も定期的に行われている水質調査の結果などを見せていただきました。基準値をはるかに下回る良い結果が続いていることが分かりました。
 坑道の状況についても説明をしていただきました。


 その後、ヘルメットを着用して坑道に入りました。


 坑道内は気温が低くて涼しく感じました。
 天井にできているつらら石(氷柱石)からは水滴が落ちてきます。
 レールの横には水路が作られ、大量の水が流れていました。


 側道に古い坑道の跡が残されているところがあります。
 木の柱や梁で坑道が支えられているようすが分かります。


 たくさんの氷柱石が見られます。
 写真に記録していました。


 途中に、空気孔として縦穴が通っているところがありました。




 現在の坑道は、入り口から535mほどが舗装整備されています。
 この先は整備されていないので、進むことはできません。


 所々に見える照明は使われていないので、手持ちのライトだけでここまで進んできました。足下と天井の突起に気をつけながらの見学でした。
 高千穂町役場建設課の皆様、ありがとうございました。