日誌

校長ブログ

明星の展覧会『ドキ★フェス』開催

視覚支援学校の子どもたちが楽しめる美術館があるといいなあと以前から願っていましたが、

本年度、近隣の高鍋町美術館で明星視覚支援学校の幼児児童生徒・全職員・保護者及び家族が一体となり、美術展覧会を開催することができました。開催に当たって、必然的な出会いがありました。1学期に本校を見学された高鍋町美術館の学芸員の方が高鍋町美術館の展示物を立体コピーを使って説明したいということで、本校の立体コピーをお貸ししたことがきっかけです。本校のこどもたちの作品を展示させていただけないかとお願いしたところ、快くお返事いただきました。高鍋町教育長のご理解もあり、高鍋町美術館の回廊で明星の展覧会『ドキ★フェス』を開催することができました。

2月22日(水)みんなでスクールバスに乗って高鍋町美術館に鑑賞に行きました。初めて美術館に行く子どもたちばかりでした。さらに自分や家族の作品が展示してあること、作品を触って、音を聴いて鑑賞できること、私が想像していた以上に子どもたち1人1人が興味深く、楽しく、嬉しそうに鑑賞していました。その様子を間近に感じ、感慨深い思いになりました。このような美術館が増えていくことを願います。回廊一回りで時間が余らないかと心配もありましたが、1時間あまりの鑑賞時間では時間が足りなかったようで、帰り際に小学部の全盲の児童から「え!もっと鑑賞したい!」と心残りのつぶやきが聞こえてきました。作品を通じて心を表現し、自分たちも楽しめて、心を豊かにできる展覧会だったと思います。高鍋町教育長をはじめ、高鍋町美術館館長、学芸員の皆様、『ドキ★フェス』を中心になって成功させてくれた上埜先生、職員の皆様、ご家族の皆様、作品を作り上げた幼児児童生徒のみなさんに感謝します。また、来年も素晴らしい展覧会が開催できますことを願っています。

0

新成人者に幸あれ

1月9日(月)に「成人を祝う会」が、開催されました。新型コロナウイルス感染予防対策を講じながら、来賓、保護者を招いての会は3年ぶりでした。本校卒業生の後藤さん、理療科在籍の甲斐さん、本校職員の堀之内さん、3名が新成人としての決意や保護者や恩師等への感謝の言葉を述べられました。人生の大きな節目に身近な両親やお世話になった人に感謝の気持ちを人前で堂々と伝えている姿は感動的でした。これから長い人生、楽しいことばかりではありません。困難に打ち勝つ強い精神力をもち、困難をチャンスと捉えて、前向きに生きていってほしいと思います。

 教師としての喜びは、自分の教え子が成長して、堂々と自分を生きている姿を間近に見られることです。そして、自分自身も前を向き前進していけるのだと実感します。3名の新成人者に輝かしい未来が訪れますことを心から祈っています。

0

 

明けましておめでとうございます。

2023年がスタートしました。

幼児児童生徒のみなさんが元気に登校してくれて、大変嬉しく思っています。

3学期は、今の学年のまとめと次の学年へ向けて準備していく学期です。

また、お世話になった先生や友達への感謝の気持ちも伝えられるといいですね。

小学部6年生は中学部進む準備、中学部3年生は高等部入試合格を目指し、普通科3年生は大学共通テストを経て合格、また、就労への準備、理療科3年生は国家試験合格へ、大きな挑戦の年です。悔いの残らないように頑張ってください。

 幼児児童生徒のみなさん、保護者の皆様、先生方、お一人お一人にとって幸せで実り多い1年となりますことを祈っています。

 

0

「心を込めて」県庁で臨床実習

11月22日 

 本年度は、黒木教育長をはじめ、児玉教育次長、小牧総務次長、障害福祉課の方々に臨床実習をさせていただくことができました。ヘルスキーパーについても十分理解していただきました。理療科3年の2人は緊張しながらも丁寧に施術をすることができ、貴重な体験となり自信をつけることができました。「よくコミュニケーションをとりながら施術いただいたので、リラックスして過ごせました。」「施術だけでなく、人柄のおかげでとてもいい時間を過ごせました。」「リフレッシュできました。」などの感想をいただきました。御多用な中、実習をさせていただき感謝いたします。

0

第22回 全国障害者スポーツ大会「いちご一会とちぎ大会」

第22回 全国障害者スポーツ大会「いちご一会とちぎ大会が10月29日~30日に栃木県で行われました。本校から高等部普通科2年の 那須優心さん、本校理療科職員 川野健一先生 が出場し、素晴らしい結果を出されました。

★那須優心さん 女子50メートル 9秒27 2位【銀メダル】

★川野健一教諭 STT 個人戦 優勝 【金メダル】

また、那須さんは宮崎県代表として旗手も務めました。日々の練習の積み重ね、努力が結果となったのだと思います。2人はすでに来年の目標を立てていました。

 

 

 

 

 

 

0