日誌

2023年5月の記事一覧

 延岡市立 旭中学校3年生「課題学習」がスタート 

 令和5年度も、旭中学校3年生(3クラス、82人)では、「総合」の時間で「課題学習(PBL)」に取組むことになりました。令和元年度にはじめて取組まれて、コロナ禍で1年は休止しましたが、その後先生方の懸命のご尽力により継続され、今年で4回目になります。                                               (講話講師とメンターの人選依頼を支援させていただきました。)

 

 今年のテーマは、今までと同じく「10年後の世の中と私 ―SDGsを通して考える」です。

5月19日(金)  「オリエンテーション」

5月26日(金)  「10年後の世の中を考える」  講話とGW

                                 講師  戸高広道さん (延岡市 企画部企画課企画調整係)

                                 内容    「第2期延岡市人口ビジョン」 「第2期延岡新時代創生総合戦略」

                                 GW    「人口が減ったら、どういう問題が起きるだろうか」

                                  発表と講師からコメントとアドバイス

   人口減少の課題を語り合う戸高さんの話を聞く生徒たち

 

 

 

 

 

 

                            戸高さんの話を聞く生徒たち                       人口減少の課題を語り合う

 

6月 2日(金)  「 探究とはどういう学びだろう 」  

                                           講師  水永正憲(延岡市キャリア教育支援センター長)

                                           内容  「探究するということ、答えのない問題に答えを見出す力」

 

5月31日(水)  メンター・先生方の顔合わせ、質疑等打合

担当の先生とメンターとの打合せは盛り上がっていった

                 担当の先生とメンターとの打合せは盛り上がっていった

                                                                                                      (トータルコーディネーター  水永)

西都市立三財中学校9年生へさいと学オリエンテーションを実施しました

8月初旬に総合的な学習の時間(西都市では、さいと学と呼んでいます)の学びを、

学校を超えて共有し合う「さいと学アワード」を昨年より開催している西都市立中学校。

今回は、三財中学校9年生へさいと学オリエンテーションとして

講話とワークショップを実施しました。

 

まず最初に、総合の時間担当のT先生より

さいと学をとおして身につけてほしい力について解説いただきました。

7年生の時から彼・彼女たちの成長を見守ってきたT先生ならではの視点。

まるで背中を押してくれるような、応援メッセージのようでした。

 

次に「さいと学」の探究的な学びについてと問いを持つことを

ライフデザインの観点から少しお話しさせていただき

興味関心のあるテーマを見つけるための事前ワークを実施しました。

「問い」と聞くと構えてしまいがちですが、

本来私たちは小さい頃から、これってなんだろう?なんで?・・・など

自然に「?」が浮かぶ時期があったはずです。

大きくなるにつれて、いつしか「?」を閉じてしまったのかもしれません。

興味関心のあるテーマを活用して、

ワクワクしながら疑問に思うことから再スタートできれば

数ある「?」の中に探究したくなる問いを見つけやすくなるのではと思います。

 

8月のアワードに向けてだけでなく、9年生のさいと学は始まったばかり。

活動がより一層深まり、生徒たち一人一人が没頭したくなる仕掛けの

サポートができるよう、引き続き伴走してまいります。

川南町立国光原中学校1、2年生向けよのなか教室を開催しました

川南町立国光原中学校で1年生2年生約87名向け、キャリア教育講話が開催され

(1)これからの社会の流れとそこで必要な力

(2)総合的な学習の時間を学ぶ意義 

についてお話しさせていただきました。

日常の中に自分の生き方について考えるきっかけはたくさんあること

失敗も捉え方と向き合い方次第で、深い学びとすることができること 

などをお話しさせていただきました。

最後に、Pixer社でも使われる応用インプロのまちがえチャレンジワークを実施。

「失敗」はなるべくしたくない、と事前に話していた生徒たちのイメージが変わり

みんなで失敗を賞賛する空気を作ることができました。

VUCAの時代と言われてはや数年が経ちました。

企業のトップや人事の方々の採用に関する情報を伺っていると

間違わないことよりも柔軟性を持って小さく失敗し、周囲と協働しながら

軌道修正する力を持つ人材が求められていることを感じます。

失敗から学習する経験や、他者とスキルを生かし合うチームビルドの経験を通して

多様な人と成果を出していくということはどういうことなのか

少しでも体験できる機会が提供できていたら嬉しいです。