2023年6月の記事一覧
延岡市立旭中学校3年生 「課題研究」メンター指導がスタート
6月9日(金)に、旭中学校3年生(3クラス、82人)の「総合」の時間で取組む「課題学習(PBL)」メンター指導がスタートしました。基本テーマは、「10年後の世の中と私 ―SDGsを通して考える」です。
今年度、メンターとして指導していただくのは次の方々です。
①「第一次産業」 請関 礼 (延岡市 農林水産部 水産課)
②「工業」 牧瀬 健吾 (延岡市 商工観光文化部 工業振興課)
③「商業」 竹中 大貴 (延岡市 商工観光文化部 商業・駅まち振興課)
④「観光」 荒木 俊輔 (延岡観光協会 観光事業課)
⑤「医療福祉」 鈴木 伸宮 (延岡市 健康福祉部 地域医療政策課)
⑥「スポーツ」 長野慎太朗 (延岡市 教育委員会 保健体育課)
生徒たちは、6つのテーマ毎に、3グループに分かれて取組みます。
今日は、メンターの自己紹介と「働くということ」などについての講話のあと、「ミッション」(課題テーマ)を提示していただきました。
10月20日の「あさひタイム発表会」に向けて、課題研究に取組んでいきます。
メンターの方々には、月に1回程度(10月までに4回)学校に来て、ご指導いただくことになっています。
(トータルコーディネーター 水永)
自己紹介をされる6名のメンターの方々 「働くということ」の講話と、ミッションの提示
延岡市立旭中学校1年生 「7連続よのなか教室」がスタート
6月9日(金)に、旭中学校1年生(2クラス、70人)で、7連続「よのなか教室」の第一回が行われました。これは総合の時間で、「延岡を知る」というテーマで1年間を通して、生徒が様々な方々から延岡について最新の話を聞くことで、延岡の魅力と将来を考える機会にしようというものです。
旭中学校では3年間を通して「地域学習」に取組んでいます。
1年生では、「地域とつながろう」 延岡の魅力を知り、将来を考える
2年生では、「他地域とつながろう」 他地域に触れて(修学旅行で)、将来を考える
3年生では、「将来とつながろう」 10年後の世の中と私を考える
第一回目の今回は、パンフレット作りについて学びました。
これから6人の方々の話を聞き、それをパンフレットにして多くの人たちに伝えていきます。
そのパンフレットを作るにあたって、専門家である馬場和久さん(0982株式会社 代表取締役)にレイアウトやデザインの基本などについて学びました。
(トータルコーディネーター 水永)
「パンフレット作成に挑戦しよう!」と題して語っていただいた馬場さん
延岡高校MS科1年生 「課題研究(SDGsフィールドワーク)」がスタート
メンターの方々の課題提示を聞いて御礼を述べる生徒代表
延岡高校SSHは、4年目を迎えました。今年も、MS科1年生(2クラス、82人)では、半年間をかけて、毎回2時間ずつ、5回のメンター指導を経験することになります。
本格的な探究学習に入る前に導入として次のような講話を聞きました(普通科1年生も一緒に)
4月24日 「探究するということ」
水永正憲(延岡市キャリア教育支援センター長)
5月 8日 「課題研究のすすめ方、研究手法について」
竹澤眞吾(九州保健福祉大学 教授)
5月15日 「研究・探究におけるデータの分析」
西脇亜也(宮崎大学 フィールド科学研究センター 教授)
6月5日に第一回メンター指導が行われました。メンターの方々は次の通りです。
1)萩尾 蓮 (旭化成株式会社 電池材料事業部 ハイポア品質保証部 日向品質管理課)
2)松浦 友香里、森 武徳、 西山 拓郎、恒川 友紀
(旭化成ファインケム株式会社 品質保証部の4名の方々に入れ替わって担当いただきます)
3)松原 浩二 (株式会社花菱塗装技研工業 新富事業所 管理部 品質管理)
4)甲斐 奈月 (旭有機材株式会社 管材システム事業部 管材テクニカルサービス部)
5)樋口 勝馬 (九州電力株式会社 宮崎支店 技術部 土木建築グループ)
メンターの方々から「自己紹介」と「会社と現在の仕事の紹介」をしていただき、「課題テーマ」(自然科学)を提示いただきました。どのテーマも興味深く、生徒たちは身を乗り出して聞き入っていました。生徒たちの希望をもとに5つの課題テーマの中から一つを選んで、グループで取組む予定です。これから11月6日のポスター発表会に向けて、探究学習が始まります。
(各企業にメンターの方々を派遣いただけるようお願いをさせていただきました)
(トータルコーディネーター 水永)
延岡市立旭中学校2年生 多様な講師陣による講話 「職業について学ぶ」
6月2日、旭中学校2年生(84人)では、6つの異なる職種の方々からお話を聞きました。
2時限を使って、30分の講話を3回行っていただき、生徒たちは入れ替わって話を聞きました。
普段は目に触れることはないが、自分たちを支えてくれている人たち、自分たちの命を守ってくれている人たち・・・を子供たちに触れさせてやりたい、という先生方の熱い思いから実現しました。
どんな想いで働いているのか、仕事をするとはどういうことだろう、と考える場になりました。
先生方の思いを実現しようと、次のような講師人選と依頼を支援させていただきました。
1.「警察官」 延岡警察署 延岡駅前交番所長さん
2.「消防士」 延岡市 消防本部 予防課の方
3.「自衛官」 自衛隊 宮崎地方協力本部 延岡出張所長さん
4.「保健師」 宮崎県延岡保健所 健康づくり課長さん
5.「ゴミ回収」 延岡市 クリーンセンター 技師さん
6.「宅配ドライバー」 ヤマト運輸 宮崎支店、延岡営業所の方
「ヤマト運輸」の宮崎支店、延岡営業所、宅配ドライバーの方々による講話後に御礼を述べる生徒
話を聞いている生徒たちの姿を見ていて、とても刺激と気付きを得ていることを感じました。
生徒たちは、これから修学旅行、職場体験、立志式と、2年生の1年間を通して体験を重ねていきます。その最初のスタートをこのような形で迎えられたことは、意義深いことだと思いました。
(トータルコーディネーター 水永)
高校と中学校で 「探究するということ」 講話
4月24日、延岡高校MS科・普通科1年生(240人)に、「探究するということ」について講話しました。SSH課題研究「SDGsフィールドワーク」の導入になります。
1.これからの時代に求められる人財とは、「新しいことに挑戦できる人」であること
2.新しいことに挑戦できるには、「答えのない問題に答えを見出す力」が必要であること
「探究学習」は、その力を身に付ける貴重な練習になること
3.旭化成の「変革と成長への挑戦」の歴史を紹介し、変化の本質は何かと問いつづけることの大事さとその方法について語りました
最後に、「大学では何を学ぶのか 高校生の君たちへ」 という私からの1枚の手紙を配って、読んでもらうことにしました。
6月2日、延岡市立旭中学校3年生(82人)に、「探究とはどういう学びだろう」と題して講話しました。課題学習(PBL) 「10年後の世の中と私 SDGsを通して考える」の導入になります。
探究学習は、高校生になってから始めるのでは遅すぎるという指摘があります。
しかしながら、中学校で探究学習に取組むには様々な壁があり難しい状況です。
それを、旭中学校では4年前から取組みが開始され、今年で4回目の挑戦になります。
このような取組が他の中学校にも拡がっていくことを願っています。
(トータルコーディネーター 水永)
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