トップページ

学校の様子

魚の町 門川 ~門川町の水産業の昔と今~

 10月23日(水)の3年生の門川タイム(総合的な学習の時間)に、門川町役場農林水産課にお勤めの方をお招きし、門川町の水産業について講話をしていただきました。

 児童はこれまでに、なぜ門川町が魚の町と言われているのかについて予想を立ててきました。「魚屋さんが多かったのではないか?」「もっともっと多く魚が釣れていたはずだ」などの予想を立てていました。

 

 昭和29年頃の門川町は門川漁協も庵川漁港も多くの漁師さんが在籍していて、その売り上げは当時の価値で約10億円だったそうです。

 そして、多く水揚げされた魚を売りに行く、「カンカン部隊」についても教えていただきました。カンカンに魚や干物・ちりめんなどを入れて、門川駅から電車に乗って西都市や宮崎市まで魚を売りに行かれていたそうです。その風景が平成元年までは見られていたとのこと。残されている写真や映像に驚きを隠せない3年生でした。実際にカンカンも触らせていただき、子どもたちも興味をもって話を聞くことができました。

  水産加工品についても教えていただきました。昔の干物は、塩分濃度が高く、5年ほど保存可能な物もあったとか!現在の一夜干しとの違いに驚きました。また、現在は「オイルちりめん」や「カラスミ」なども力を入れて生産されていることを知りました。 

 今は、漁師さんの数が減っていること、漁法が変わってきていること、魚を守り育てるために養殖や保護活動も行われていること等も教えていただきました。

 

 本日はお忙しい中、門川小学校に来校され、児童に分かりやすい講話をしてくださり、本当にありがとうございました。今回のお話を聞きながら、「水産業の仕事」に興味をもった児童、「海を守る」ためにどんなことができるか考えたくなった児童、「ちりめんや水産加工品」に興味をもった児童など様々で、今後の学習活動後がさらに楽しみになりました。

10月の全校朝会

 10月22日(火)の1校時に全校朝会が行われました。今回の全校朝会では、校長先生、6年児童、各校務部長の先生が話をされました。

 校長先生は、「後期が始まり、学年の折り返し地点が過ぎました。後半戦は、次の学年を目指してがんばりましょう!」と話しました。

 次に、運動会の団長だった6年生2名が、10月20日(日)に開催された運動会の感想を述べ、みんなから、ねぎらいの拍手をもらいました。

 最後に、10月8日(火)の宮崎日日新聞に掲載された本校の学校紹介「新・みんなの学校」をスライドで示しながら、記事を書いた6年児童が分担して読み上げ、みんなに紹介しました。

《「新・みんなの学校 門川町立門川小学校」の記事を書いた児童》

 

 後半には、各校務部長が話をしました。

 学習部長は、学習の成果を上げるためには「準備」と「我慢」が必要であることを話しました。

 保体部長は、2学期の生活目標である「残食0」を目指すことを呼びかけました。

 生徒指導部長は、名札とハンカチのチェック後、「身だしなみが整っていて、生活の基本がしっかりしている人は、落ち着いて生活ができる。また、きまりを守ることで、誰もが安心・安全に、気持ちよく生活できる。」ということを話をしました。身だしなみを整えて、きまりを守って、落ち着いて生活できる児童がどんどん増えてほしいです。

 最後の表彰式では、自由研究のサイエンスコンクールで優良賞を受賞した児童が表彰されました。墨汁の特性について詳しく調べて、丁寧にまとめられた研究作品で、大変素晴らしかったです。

第2回親子であいさつ登校

 10月20日(日)は、運動会に合わせて「令和6年度 第2回親子であいさつ登校」でした。

 この活動の目的は、「保護者があいさつする姿をお子さんや周りの児童に見せることで、お子さん(児童)の率先あいさつのきっかけにするとともに、地域全体の人間関係を豊かにする。」「保護者がお子さんとともに通学路を歩いて、安全状況の再確認をする。」「通学時に大地震が起こったときの避難場所を確認する。」でした。そして、朝の各ご家庭の状況は、それぞれ違うので、「①自宅付近をお子さんと歩いて、あいさつをする。」「②途中までお子さんと歩いて、あいさつをしたり、通学路の安全状況を確認したり、通学時の避難場所を確認したりする。」「③学校までお子さんと歩いて、あいさつをしたり、通学路の安全状況を確認したり、通学時の避難場所を確認したりする。そして、そのまま運動会の開催を待つ。」を参考にしていただいて、可能な形で実施しました。

 今回、保護者の皆様が率先して「先出しあいさつ」をする背中を見て、きっとお子さんは、いっそう素敵なあいさつが自分からでき、地域に愛される人になることでしょう。

 

 あいさつをする理由はいろいろありますが、その中の3つを紹介します。

1 あいさつは会話のきっかけになるため
 あいさつは相手との会話・コミュニケーションのきっかけになります。あいさつをすることで相手の状況や気分を推し量ることもでき、そこから話題を広げることが可能になります。よって、人とのコミュニケーションのきっかけとして、あいさつは重要な役割を担っています。


2 あいさつした相手からよい印象を持たれるため
 あいさつをするということは、相手を認め、自分の心を開くということでもあります。人は承認欲求をもっているため、あいさつをするだけでも認められているという実感を相手に与えることができます。相手からよい印象をもってもらえると、その後の関係性が充実し、人間関係もスムーズになります。よい関係性を築けている相手には、自分の意見も伝えやすくなるでしょう。

 

3 あいさつは基本的な社会のルールであるため
 あいさつは社会の基本的なルールだとされています。ビジネスマナーの1つとして、あいさつができなけば、コミュニケーションが取れないと思われてしまう場面もあります。また、あいさつは世界共通のルールでもあります。日本に限らず、ほかの国でもあいさつは当たり前に行われています。

 社会人になった際に、コミュニケーションが取れないと評価も悪くなる場合があります。大人になってから苦しまないためにも、子どものうちから挨拶を習慣にすることが重要だといえるでしょう。

 保護者の皆様及び子ども見守り隊の皆様、地区会長の皆様、民生委員児童委員の皆様、学校運営協議会の皆様、朝のお忙しい中、ご協力いただきまして本当にありがとうございました。

運動会の全体練習③

 10月16日(水)に、最後の全体練習がありました。開会式後のエール交換と、各団の応援の練習を中心に取り組みました。

 5・6年生のリーダーのかけ声に合わせて各団互いにエールを交換し、最後は全校児童で門川小学校にエールを送りました。

 各団の応援練習では、手拍子をしたり帽子を回したりと、それぞれの団で工夫を凝らした応援をしました。皆で声を合わせ、楽しみながら練習する姿が見られました。

 10月20日(日)の本番でも、5・6年生を中心に元気いっぱい頑張ってほしいです。