食育

2018年9月の記事一覧

9月28日の献立

【献立】黒糖パン・八宝菜・さつまいもと小魚の揚げ煮・牛乳

【献立一口メモ】八宝菜には、豚肉、いか、えび、卵などの体を作る赤の食品と、にんじん、キャベツ、ちんげん菜などの体の調子を整える緑の食品がたくさん入っています。栄養バランスはとれているようですが、成長期の皆さんにはもっとカルシウムが必要なので、小魚の揚げ煮と組み合わせました。子供は大人の縮小版ではありません。この時期にしっかり摂らないと、成長にも影響を及ぼし取り返しが付かなくなります。大人よりも多く摂らなければならない、鉄やカルシウムを意識して摂るようにしましょう。

9月27日の献立

【献立】麦ご飯・さんま塩焼き・三色和え・団子汁・牛乳

【献立一口メモ】漁師さんの仕事は危険と隣り合わせです。食べ物の命があって、漁師さんの働きがあって、魚屋さんが配達して、調理員さんが調理するというように、動植物の命や色々な人の働きによって私たちは食べることが出来るのです。当たり前ですが秋刀魚には骨があります。箸を上手に使って、骨を取り、きれいに食べましょう。

9月26日の献立

【献立】セルフサンド・肉団子のスープ・ヨーグルト・牛乳

【献立一口メモ】将来健康な食生活を送るためには、少しでも自分で調理ができるようになってほしいと思います。今日のサンドイッチは、ゆで卵、ゆでキャベツをマヨネーズで和えただけです。お家の人に教えてもらいながら自分で出来る料理を増やしていきましょう。

9月20日の献立

【献立】もち麦ご飯・厚揚げの中華煮・パンサンスー・牛乳

【献立一口メモ】中国は、医と食の源は同じという「医食同源」の国です。私たちも、日頃からバランスのとれた食事をとることで病気を予防していきましょう。今日の給食は、豆腐と豚肉を使った中華料理・厚揚げの中華煮と中華風の和え物・パンサンスーを組み合わせています。バランスのとれた食事には組み合わせがとても大切です。ご飯等の主食と、魚・肉・豆腐・卵等のおかず:主菜、野菜のおかず:副菜を組み合わせて食べるようにしましょう。



 

9月19日の献立

【献立】食パン・日向夏ジャム・香草パン粉焼き・枝豆・野菜のカラフルスープ・牛乳

【献立一口メモ】パンは、パン屋さんが作っています。皆さんはどんなパンが好きですか?パン屋さんは、給食に間に合わせるために、夜中の1時くらいから準備をします。パンをこねて、焼いて、クラスの人数に分けて、各学校に運んでくださいます。残さず食べましょう。

9月18日の献立

【献立】五目寿司・つみれ汁・フルーツヨーグルト・牛乳

【献立一口メモ】以前は、9月15日が敬老の日でした。今年は9月17日が敬老の日、「長年にわたり社会につくしてきたお年寄りを敬い、長寿を祝う日とされています。記念日や祝祭日には、ヨーロッパや中国から伝わってきたものが数多くありますが、敬老の日は日本が発祥です。1947年に兵庫県の野間谷村が、お年寄りを敬い大切にしようと敬老会を開催したのが始まりだそうです。自分の家の祖父母だけではなく、その地域の全てのお年寄りを敬うというのが素晴らしいですね。今日の給食はお祝いの料理五目寿司です。

9月14日の献立

【献立】ミルクパン・ビーフシチュー・フレンチサラダ・牛乳

【献立一口メモ】私たちは動物や植物等生き物を食べて生きています。食べないと生きていけないのですが、食べ物を無駄にせず感謝の気持ちをもって食べることが大切です。食べ物で遊んだり、食べ物を残したりすることは命を無駄にすることになります。食べ物がたくさんとれますようにと願って色々な地域で祭りが行われています。食べ物の命を大切にすることが大事ですね。

9月13日の献立

【献立】麦ご飯・かぼちゃの含め煮・ごまじゃこ和え・牛乳

【献立一口メモ】今日は、食事マナーについて考えてみましょう。食事マナーを身に付ける理由は、自分自身が食事をスムーズにすすめるためと、他の人に不愉快な思いをさせないための2つがあります。基本的なことを覚えてこれからの食生活で実践していきましょう。まず、背筋を伸ばして姿勢よく食べましょう。姿勢の良い状態で食べるためには食器や箸・スプーンをきちんと持たないと食べこぼしてしまいます。食事の後、周りに食べ物が落ちているという人は、食器を持って食べているか、箸・スプーンの持ち方は正しいか、もう一度、自分の食べ方を確認しましょう。

9月12日の献立

【献立】チーズハンバーガー・野菜のクリームスープ・牛乳

【献立一口メモ】朝ご飯の大切さを知っていますか?朝ご飯を食べると、睡眠によるお休みモードから活動モードへ身体が切り変わり生活リズムが整います。また、眠っている間に下がった体温が上がって血の巡りがよくなるので体が元気に動き出し、脳も活発にはたらきはじめます。そして、エネルギーが脳に補給されることによって、集中力・記憶力が高まり、学力アップにつながることが様々な調査によって証明されています。運動会の練習も始まっています。パンに具をはさんだり、スープを足したり、朝ご飯は必ず食べてから登校するようにしましょう。

9月11日の献立

【献立】麦ご飯・いかと大根の煮付け・牛肉のへべす和え・牛乳

【献立一口メモ】今日は平兵衛酢についてのお話です。平兵衛酢は日向市特産のみかんの仲間です。そのまま食べるのではなく調味料として使います。種が少なくて果汁が多いという特徴があります。ヘベスという名前は、平兵衛さんという人物が発見し、栽培をはじめたことに由来しています。「料理の隠し味として使うと嫁の株が上がる」といわれ、地元では娘を嫁がせる時、ヘベスの苗木を持たせることが慣習になったそうです。

9月10日の献立

【献立】麦ご飯・蒲焼き・ボイルキャベツ・味噌汁・牛乳

【献立一口メモ】皆さんの前にはどのように食器が並んでいますか。今日は食器の並べ方についてお話しします。食器の正しい並べ方は、主食のご飯は左の手前に、汁物は右側の手前に置きます。魚や肉のおかず(主菜)は右の奥で野菜のおかず(副菜)は左の奥に置きます。箸は食器の手前に箸先を左側にしてそろえます。牛乳は右手で取りやすいように右上の端に置きます。きれいに並べられたお料理は、おいしそうに見えますね。

9月7日の献立

【献立】黒糖パン・肉と野菜のカレー煮込み・海藻サラダ・牛乳

【献立一口メモ】今日は食中毒についてのお話です。よく食べ物が悪くなっていないかどうか臭いをかいだり粘りがないかで確かめたりします。これは食べ物が腐っていないかどうかを確かめるためには良い方法ですが、食中毒菌が付いているかどうかは見分けられません。食中毒を起す菌は、ほとんど外から見ただけでは見分けが付きません。生肉には病原性大腸菌が、鶏肉や卵にはサルモネラ菌が付いていることが多いのですが、これらは少し付いただけでも食中毒を起します。だから食中毒を予防するためには、菌を付けない、増やさない、やっつけるということが大切です。菌をつけないために手洗いを十分しましょう。増やさないために食品を買った後は出来るだけ早めに使いきりましょう。やっつけるために調理の時は十分に中まで加熱しましょう。9月はまだまだ暑く、食中毒が起こりやすい時期です。食品は、常温に長く放置しないで手早く調理し、できあがったものはできるだけ早く食べること。暴飲暴食など体の抵抗力を弱めることはやめ、早起き・ 早寝・朝ご飯で体調を整えましょう。

9月6日の献立

【献立】冷や汁・五目豆・果物・牛乳

【献立一口メモ】冷や汁は、農山漁村の郷土料理百選に選ばれた宮崎県の郷土料理です。忙しい農家の食事として食欲の落ちる暑い夏、冷たい冷や汁を麦ご飯にかけて食べていました。宮崎県の郷土料理「冷や汁」を食べて、夏バテを吹き飛ばしましょう。足りないたんぱく質やビタミンを五目豆や冷凍みかんで補いました。冷凍みかんが冷たいという人がいますが、いきなり噛むのではなく、ちょっと口の中に入れてしばらくして噛むとおいしく食べられます。

9月5日の献立

【献立】減量パン・スパゲティナポリタン・日向夏風味サラダ・牛乳

【献立一口メモ】給食のスパゲティは、具が多く、麺が普通の1/3の量しか入っていないので、主食には少なすぎます。具が多いので主食兼主菜と位置づけ、小さいパンをつけています。家庭では、主食として扱ってください。日向夏風味サラダの日向夏は、宮崎県特産の柑橘類(みかんの仲間)です。宮崎県のゆるキャラ「みやざき犬のひぃくん」の頭の上にものっています。ちなみに「むぅくん」の頭の上はフェニックス、「かぁくん」の頭の上はにわとりです。

9月3日の献立

【献立】麦ご飯・さわら西京焼き・ゆかり和え・豆豚汁・牛乳

【献立一口メモ】世界には、働かなければならないなどの理由で、小学校に通っていない子供が約7500万人もいます。また、学校にいける子供でも、空腹のために集中して勉強できないことがあります。国連では、このような子供たちのために学校給食を行っています。このおかげで、栄養状態が良くなったり、学校の出席率が上がったりしています。昔は、日本も同じ状況でした。外国から小麦と脱脂粉乳をもらって学校給食が始まりました。食べ物があふれている現在ですが、食べ物の大切さは変わりません。たくさんの人に支えられて食べることができるのだということを忘れないでください。