食育

2019年3月の記事一覧

3月22日の献立

【献立】ハンバーガー・野菜のクリームスープ・果物・牛乳

【献立一口メモ】皆さんはファストフードという言葉を知っていますか。短時間で調理できたり、注文してからすぐ食べられる手軽な食品や食事のことを言います。ハンバーガーは、代表的なファストフードです。ファストフードのお店では、自分の好きなものを注文して食べられる良さはありますが、家族がバラバラの物を食べることになります。今、家族みんなで食事を共にする「共食」が必要だといわれています。 一人で食事をする「孤食」は、栄養バランスが偏ったり、食事マナーが悪くなったり、食事が楽しくなくなったりします。朝は早く起きて一緒に食事をするなど、「共食」を心がけましょう。

3月20日の献立

【献立】食パン・いちごジャム・卵とじ・ポテトサラダ・牛乳

【献立一口メモ】家庭でポテトサラダを作るのは簡単かも知れませんが、給食で作るのは大変です。まず、大量のじゃがいもの皮をむき、芽を取り、小さく切って茹でます。それを冷却機で冷まし、ポテトマッシャーでつぶします。きゅうり等ほかの材料も、切って茹でて冷まします。これを全部合わせてマヨネーズで調味し、各クラスに分けていきます。家庭では簡単なことも給食で作るとなると大変です。味わって食べましょう。

3月18日の献立

【献立】中華どんぶり・シュウマイ・ブロッコリー・果物・牛乳

【献立一口メモ】食事は生きていく上で欠かすことのできないものです。食事には、空腹感を満たし、健康な体をつくるという大切な働きがあります。しかし、それだけではありません。好きな献立の時にはわくわくしますし、友だちと楽しく食事をすると心も豊かになります。栄養素を健康補助食品でとれば良いということではなく、食事には、様々な働きがあることを知り、「おいしい、楽しい、身につく」給食になるよう皆で考えていきましょう。

3月15日の献立

【献立】マヨネーズパン・肉と野菜のカレー煮込み・海藻サラダ・牛乳
【献立一口メモ】「食べることは、生きること。」何を食べるかによってその人の健康が左右されます。成長期のみなさんが何を食べるかは、今だけではなくこれから後の健康にも影響します。特に、成長に欠かせない「カルシウム」や貧血予防に大切な「鉄」、それらを意識してとらないと成長に影響したり、日常生活に支障をきたしたりします。「カルシウム」の多い食品は「牛乳」「小魚」「海藻」と覚えてください。鉄はもちろん「レバー」そして意外なのが「大豆」や「ほうれん草」です。「納豆」を朝ごはんに加えたり、スープに「ほうれん草」を入れたり、自分の体に必要な食品を好き嫌いなく食べるようにしましょう。

3月14日の献立

【献立】赤飯・チキン南蛮・みそ汁・牛乳

【献立一口メモ】中学3年生は3月16日、小学6年生は3月25日が卒業式、今日は卒業を祝って赤飯にしました。赤飯は祝いに欠かせません。昔から赤という色は邪気を祓う力があるとされています。ところで、皆さんは宮崎県の郷土料理・チキン南蛮の作り方を知っていますか。鶏肉に塩・こしょうを振り、小麦粉・片栗粉を付け、溶いた卵をまぶして揚げます。それを、砂糖・酢・薄口しょうゆを合わせた甘酢に漬け、タルタルソースをかけて食べます。冷めても美味しいので、お弁当に合う料理です。油で揚げなければならないので、作る時は、お家の人と一緒に作りましょう。

3月13日の献立

【献立】黒糖パン・スイートポテトシチュー・りっちゃんサラダ・牛乳

【献立一口メモ】りっちゃんサラダは、中学3年生で3番目に人気があった献立です。1年生の国語の教科書に「サラダでげんき」というお話があります。その中に出てくる女の子「りっちゃん」は、お母さんの病気を治そうとサラダを作ることを思いつきます。きゅうり、キャベツ、トマトをお皿に乗せたところで、たくさんの動物がアドバイス、ねこはかつおぶしを、犬はハムを、すずめはとうもろこしを、ありは砂糖を、馬はにんじんを、白熊は昆布をアフリカ象は油と塩と酢をかけて力強くかき混ぜます。今日の給食「りっちゃんサラダ」は、このお話に出てくる材料を入れました。日頃の感謝をこめてりっちゃんサラダを作ってみるのもいいですね。

3月12日の献立

【献立】門川寿司・道産子汁・果物・牛乳

【献立一口メモ】門川寿司は、小学6年生と中学3年生で3番目に人気があった献立です。門川寿司には、門川の特産品である生節、かまぼこ、しらす干し、卵、しいたけ、えびが入っています。中学校3年生は給食で食べる最後の門川寿司です。道産子汁は、北海道でとれる鮭、じゃがいも、玉ねぎ、にんじん、とうもろこし、バター、大豆(豆腐)が入っていて体の中から温まる汁です。

3月11日の献立

【献立】救給カレー・香草パン粉焼き・クラムチャウダー・牛乳

【献立一口メモ】8年前の3月11日は、東日本大震災が起きた日です。災害は、避難して終わりではなく、その後、何日も食べ物が届かず、大変な思いをします。東日本大震災では、学校給食施設も災害にあい、給食が出来なくなりました。そこで、被災した東北3県の栄養教諭を中心として開発されたのが救給カレーです。被災の経験から、水は飲み水の確保でさえ困難なので水を使わず、温めず、容器がいらず、ごみが出ず、食物アレルギーにも対応できる物を研究して出来上がりました。救給カレーは封を開けるだけで食べられ、アレルギー27品目も除去されています。皆さんも災害時の非常食を備蓄しておきましょう。備蓄していた救給カレーを使うので、次の非常食を備蓄する予定です。年に1度は備蓄したものを食べて、災害について考え、新たな非常食を備蓄していけば、無駄にはなりません。

3月7日の献立

【献立】麦ご飯・さばごま味噌煮・昆布和え・団子汁・牛乳


【献立一口メモ】長寿国になった日本、注目されるのが、栄養バランスの良い和食です。日本人は古くから、米・魚、大豆、野菜等を中心にした食事をしています。生活習慣病を防ぐためにも、和食の良さを知り、栄養、運動、休養・睡眠をしっかりとって健康的な生活を送りましょう。

3月6日の献立

【献立】ミルクパン・牛肉とマカロニのトマト煮・れんこんサラダ・牛乳

【献立一口メモ】マカロニもレンコンも穴が開いています。穴が開いている食品は、先が見通せることから縁起が良い食品とされています。マカロニの穴はゆでる時間を短くするため、生地をムラなく早く乾燥させるため、そしてソースをしっかり からませるためです。レンコンには10個前後の穴が開いていますが、この穴にもちゃんと役割があります。 レンコンが育つのは、泥の中です。植物の成長に欠かせない空気を取り入れるために穴が開いているのです。