食育

2018年10月の記事一覧

10月31日の献立

【献立】黒糖パン・スイートポテトシチュー・カレーマリネ・牛乳

【献立一口メモ】今日は、毎日給食に付いている牛乳についてのお話です。牛乳の味は、牛の種類、餌の違い、季節等によって変わります。餌を変えたら、今日の給食の牛乳は何か味が違うと言われたそうですが、工場で鉛筆や消しゴムなどを作るのとはわけが違い、牛から絞り出されたお乳を殺菌して、パック詰めするのですから、味が変わって当たり前なのです。酪農家の方の努力で、同じ味になっているのです。

10月30日の献立

【献立】麦ご飯・さんまみぞれ煮・ほうれんそうとたくあんのごま和え・せんべい汁・牛乳

【献立一口メモ】今日は青森県の郷土料理「せんべい汁」のお話です。青森県の南部地方は、オホーツクから冷たい風が吹き、米作りが難しい地方です。そのため、畑でとれた「あわ」や「ひえ」などの雑穀やそば粉、麦粉を使った料理が多く、せんべい汁もその一つです。せんべい汁は、鶏肉や野菜を入れた汁にせんべいを割って入れる料理です。使っているせんべいは、汁もの専用に作られた煮崩れしにくい「かやきせんべい」で、煮込むと独特の触感があります。昔は、村の青年たちの集まりや山仕事の時に作って食べた野外料理でした。

10月29日の献立

【献立】カレーライス・りっちゃんサラダ・ヨーグルト・牛乳

【献立一口メモ】カレーはもともとインドの料理でしたが、イギリスの食品会社が「カレー粉」を作り、発売しました。インドのカレーはさらっとしてとろみがありませんが、イギリスのカレーは、カレー粉を使った少しとろみのあるカレーです。これが明治のころ、日本に伝わり、西洋料理なのにご飯と一緒に食べられる料理として大評判になりました。

10月26日の献立

【献立】食パン・いちごジャム・ポトフ・海藻サラダ・牛乳

【献立一口メモ】ポトフとは、肉と、大きく荒く切ったにんじん、玉ねぎなどの野菜類を、じっくり煮込んだ料理のことです。鶏ガラでとったスープでじっくり煮込みました。副菜として海藻サラダを組み合わせました。日本は周りを海に囲まれ、たくさんの種類の海藻をとることが出来ます。皆さんは、何種類の海藻を知っていますか。よく使われるのは、こんぶ、のり、わかめ、ひじきです。

10月25日の献立

【献立】もち麦ご飯・麻婆豆腐カレー風味・パンサンスー・牛乳

【献立一口メモ】麻婆豆腐は、中華料理ですが、その辛さは唐辛子です。今日は、皆さんの好きなカレー味の麻婆豆腐にしてみました。パンサンスーは中華風の酢の物です。パンサンスーの「スー」は糸のことです。この料理は全ての食材を千切りにします。

10月24日(水)

【献立】ミルクパン・炒り豆腐・かぼちゃのサラダ・牛乳

【献立一口メモ】食事は私たちが生きていく上で欠かすことができないものです。お腹がすくとイライラしてきます。食事には気持ちを鎮める働きもあります。食事を規則正しく食べることは、落ち着いた生活を送ることにつながります。特に、朝ごはんは、心と体を活動できる状態にするために重要です。炒り豆腐は、肉や野菜、豆腐を炒めて砂糖としょうゆで味付けし、卵を入れるだけの簡単な料理で、朝ご飯にぴったりです。朝ごはんをしっかり食べて、登校するようにしましょう。

10月23日(火)

【献立】ジャンバラヤ・白花豆スープ・フルーツカクテル・牛乳

【献立一口メモ】ジャンバラヤとはアメリカ南部の郷土料理で、ソーセージ・豆・野菜などが入ったトマト味の炊き込みご飯です。スペイン料理のパエリアがもとになっています。ソーセージはドイツ、トマトはイタリアが有名です。いろいろな国の味がつまった料理で、アメリカの多国籍ぶりが伺えます。

10月22日(月)

【献立】麦ご飯・鯖の竜田揚げ・ゆかり和え・団子汁・牛乳

【献立一口メモ】米を主食に、魚、野菜、豆類などをおかずとして組み合わせた日本型食生活は、日本人が昔から食べてきた健康によい食事です。現在、魚より肉を食べることが多く、また、野菜の少ない食事も見受けられます。意識して、魚、野菜、豆を食べるようにしましょう。

10月19日の献立

【献立】米粉パン・ビーフシチュー・フレンチサラダ・牛乳

【献立一口メモ】毎月19日は、食育の日です。最初に食育という言葉を使ったのは、石塚左玄というお医者さんです。左玄は、気候風土にあわせて、その土地でできるものを食べることが肉体的・精神的健康をつくると考え、食事も修行であり、食事で人格形成ができる。食を道楽の対象にしてはならないと説きました。

10月18日の献立

【献立】麦ご飯・鶏味噌おでん・ごまじゃこ和え・牛乳

【献立一口メモ】私たちの周りにはたくさんの食べ物があふれていて、毎日の食事を当たり前のように食べてきました。でも、私たちの生活から出る二酸化炭素やゴミが地球の環境を悪くしています。自分に何が出来るか考えてみましょう。食品を無駄なく使ったり、エネルギーや水を大切にし、ごみもしっかり分別しましょう。プラと書いてある袋は資源ごみとして出し、再利用できるようにしましょう。一人一人の環境への意識が地球環境をこれ以上悪くしないために必要です。