食育

2019年1月の記事一覧

1月31日の献立

【献立】ハヤシライス・マセドアンサラダ・果物・牛乳

【献立一口メモ】皆さんは「いただきます」「ごちそうさま」の意味を知っていますか。「いただきます」は、私たちが動植物の命を受け継いで生きていくための感謝の言葉です。「ご馳走様」の「馳走」は、もともと「走り回ること」を意味します。昔はお客様の食事を用意するために馬を走らせ、食材を集めました。「馳走」に「御」と「様」をつけて、作ってくださった方への感謝の気持ちを表す言葉になりました。「いただきます」「ご馳走様」心を込めて挨拶しましょう。

1月30日の献立

【献立】食パン・いちごジャム・卵とじ・りっちゃんサラダ・牛乳

【献立一口メモ】1年生の国語の教科書に「サラダで元気」というお話があります。その中に出てくる女の子「りっちゃん」はお母さんの病気を治そうとサラダを作ることを思いつきます。たくさんの動物がアドバイス、猫はかつお節を、犬はハムを、すずめはトウモロコシを、アリは砂糖を、馬はにんじんを、白熊は昆布を、アフリカ象は油と酢をかけて力強くかき混ぜます。今日の給食は、このお話に出てくる材料を全部入れて「りっちゃんサラダ」という名前にしました。

1月29日の献立

【献立】麦ご飯・鯖みそ煮・ゆかり和え・けんちん汁・牛乳

【献立一口メモ】日本型食生活は、米を主食に、魚介・野菜・豆類などをおかずとした伝統的な食生活のことで、健康に良い食事として世界的に高い評価を受けています。お家でも、主食・主菜・副菜のそろった食事をしましょう。

1月28日の献立

【献立】麦ご飯・麻婆春雨・中華サラダ・納豆・牛乳

【献立一口メモ】麻婆春雨の春雨は、何から出来ているか知っていますか。普通に売られている春雨はじゃがいもでん粉を加工して作ったものですが、もともとは緑豆という豆から作られたものです。今でも緑豆春雨として売られています。栄養素はほとんど炭水化物で、ビタミンなどはあまりありませんが、脂肪も少ないので最近は春雨スープなどに使われ人気の食材です。春雨という名前の由来は春に降るしょぼしょぼした雨からきているそうです。

1月25日の献立

【献立】メンチカツバーガー・クラムチャウダー・みかん・牛乳

【献立一口メモ】 メンチカツは、地方によってミンチカツとも言います。今日は、黒豚を細かく刻んで作ったメンチカツを使ったメンチカツバーガーです。パンがエネルギーになる黄の食品、メンチカツが体をつくる赤の食品分です。体の調子を整える緑の食品が少ないので、クラムチャウダーと果物を付けました。皆さんも黄、赤、緑の食品がそろっているか考えながら食事をしましょう。

1月24日の献立

【献立】麦ご飯・鮭の塩焼き・ほうれん草とたくあんのごま和え・団子汁・牛乳

【献立一口メモ】 1月24日は学校給食記念日です。日本の学校給食は、明治22年山形県鶴岡町の忠愛小学校でお弁当を持ってこられない子どもたちのために出されたのが始まりです。その時の給食は、おにぎり・焼き魚・漬物だったそうです。その後、各地に給食は広まりました。昭和に入って第2次世界大戦という戦争で給食は中断してしまいました。昭和20年、戦争は終わりましたが食糧不足は続いており、子どもたちは食べるものがありません。外国からの援助物資で、昭和21年に東京・神奈川・千葉で学校給食が開始されました。これを記念して設けられたのが給食記念日です。普段何気なく食べている給食ですが、食べ物の命、食べ物を作ってくださる生産者や給食センターの方、給食費を出してくださるお家の人等、たくさんの人に支えられて給食が食べられることを忘れないでください。

1月23日の献立

【献立】黒糖パン・ポトフ・卵サラダ・牛乳

【献立一口メモ】ポトフはフランスの家庭料理で、「火にかけた鍋」という意味があります。作り方は、大きめに切った材料をスープでぐつぐつ煮込んで塩こしょうで味付けします。家庭では、コンソメと塩・こしょうで味付けすれば簡単にできます。寒い夜に肉や野菜のたっぷり入ったポトフを食べると体の芯から温まります。肉の代わりにウィンナーを使ってもおいしくできます。

1月22日の献立

【献立】野沢菜ご飯・豆豚汁・ヨーグルト・牛乳

【献立一口メモ】野沢菜は、長野県の野沢温泉村で作られてきたことから、その名が付きました。野沢温泉村の住職が天王寺蕪の種を持ち帰り、それを畑に蒔いたところ、野沢温泉の風土、気候に合い、根も茎も大きくなり「野沢菜」になったと言い伝えられています。今日は、野沢菜漬けを使って野沢菜ご飯にしてみました。

1月21日の献立

【献立】麦ご飯・韓国風すき焼き・大根サラダ・牛乳

【献立一口メモ】 給食を食べる時、皆で協力して食事の準備をし、マナーを考えて食べますが、これは相手を思いやり楽しい食事をすることにつながります。食べ終わった人もまだ食べている人がいることを考えて静かに過ごしましょう。食事マナーは周りの人に嫌な思いをさせないために必要なものです。食べるときの姿勢、箸の持ち方、食べるときは口を閉じて食べるなど、日頃から気を付けて、皆が楽しく食事ができるようにしましょう。

1月17日の献立

【献立】もち麦ご飯・寄せ鍋・豆みそ・牛乳

【献立一口メモ】毎日の給食についている牛乳には、子牛が大きくなるのに必要な栄養がたっぷり含まれています。体が大きくなるのに必要なカルシウムはもちろん、唇の荒れを防いだりするビタミンB₂も多く含まれています。成長期の今、カルシウムをコツコツためておかないと、将来、骨がもろくなる骨粗しょう症という病気にかかることがあります。カルシウムは、牛乳の他に、小魚や海藻、小松菜などにも含まれているので、日頃の食事で不足しないようにしましょう。皆さんは、牛乳の味が季節によって変化するのを知っていますか?冬になると牛乳に含まれる脂肪分が高くなり、濃く感じられるようになります。牛乳の味は育てる環境やえさなど色々な要因で変化します。今日の牛乳は、味が違うと感じたことはありませんか?それは実は、当たり前のことなのです。