食育

2019年7月の記事一覧

7月19日の献立

【献立】黒糖パン・魚のエスカベーシュ・コーンスープ・牛乳

【献立一口メモ】今学期の給食は今日までです。夏休みになると牛乳を飲まなくなる人がいますが、牛乳には成長期に欠かせないカルシウムの他に、ビタミンB2も多く含んでいます。ビタミンB2は、皮膚や粘膜の健康に関わるビタミンで、口内炎の予防にも役立ちます。この他のビタミンも健康を維持するのに大切です。夏休みもビタミンを多く含む、牛乳、卵、海藻、野菜、豆などを意識してとるようにしましょう。

7月18日の献立

【献立】夏野菜のカレー・枝豆・果物・牛乳

【献立一口メモ】調理実習で卵や小松菜をゆでるだけでも日頃手伝いをしているかどうかが分かります。日頃手伝いをしている人は、切り方も上手で、いらなくなった道具を洗ったり、食べる準備をしたりと、先を見越した作業ができます。いつまでもお家の人が皆さんの食事を準備することはできません。夏休みがもうすぐ来ます。お家の人に教えてもらってカレーくらいは作ることが出来るようになるといいですね。今日の夏野菜のカレーには、かぼちゃ、なす、トマトなどが入っています。嫌いな野菜でもカレー味にすると食べやすくなります。

7月17日の献立

【献立】ミルクパン・卵とじ・マセドアンサラダ・牛乳

【献立一口メモ】雑誌やテレビを通して、食に関する様々な情報が流されていますが、極端な食事制限や特定の食品だけを食べるダイエットなどをしていると、カルシウムや鉄等のミネラルが失われやすくなります。ミネラルは、吸収率が低く、少量しか体の中にないので、不足すると体の中の骨にあるカルシウムが使われてその結果骨がスカスカになったり、鉄が不足して貧血になったりします。主食・主菜・副菜をそろえ、規則正しい食生活をしましょう。

7月16日の献立

【献立】麦ごはん・豚肉と厚揚げの味噌煮・ごまじゃこ和え・牛乳

【献立一口メモ】江戸時代大名のランクは藩内で生産される米の量で計られていました。石高制といいます。1石は2.5俵・150kgです。米は食料としてだけではなくお金と同じ価値を示す存在だったのです。いかに米が貴重だったかがよく分かります。

7月12日の献立

【献立】米粉パン・チリコンカン・かぼちゃのサラダ・牛乳

【献立一口メモ】大豆はビタミンB1を多く含んでいます。ビタミンB1はブドウ糖をエネルギーに変える時に必要な栄養素で、ビタミンB1が不足すると、十分にエネルギーを作ることができなくなり、疲れやすい、だるいなどの症状が現れます。重症の場合は脚気になることもあります。ビタミンB1はニンニクや玉ねぎなどに含まれるアリシンと一緒に食べると吸収率が高くなります。今日のチリコンカンには、大豆、にんにく、玉ねぎが入っていて夏バテ防止に最適です。

7月11日の献立

【献立】麦ごはん・めひかりのかば焼き・昆布和え・団子汁・牛乳

【献立一口メモ】皆さんは、めひかりを知っていますか。名前の通り、目が光っていて、骨ごと食べられる白身魚です。味があっさりしているので、今日は揚げて蒲焼きのようにタレをからめました。魚に多いたんぱく質はもちろん、骨ごと食べるので成長期に必要なカルシウムもたくさん含まれています。

7月10日の献立

【献立】セルフツナサンド・ミネストローネ・ヨーグルト・牛乳

【献立一口メモ】今日の牛乳は味が違うと思ったことはありませんか?それは当たり前のことなのです。牛乳は牛の餌や季節によって味が変わります。夏は牛も食欲がなく餌を食べる量が減り、夏の牛乳はさらっとしています。冬は牛が寒さに負けないように餌を食べ、コクのある牛乳になります。搾りたての牛乳は私たちの体温と同じ38℃くらいの温かさがあります。そのままでは腐ってしまうので、冷やして牧場から工場へ運ばれ殺菌、パック詰めされて学校に届きます。成長期の皆さんにとって大切な牛乳、しっかり飲みましょう。

7月9日の献立

【献立】冷や汁・五目豆・果物・牛乳

【献立一口メモ】冷や汁は、農山漁村の郷土料理百選に選ばれました、宮崎県の郷土料理です。忙しい農家の食事として食欲の落ちる暑い夏、冷たい冷や汁を麦ご飯にかけて食べていました。今まで食べたことがない人も、宮崎県の郷土料理「冷や汁」を食べて、夏バテを吹き飛ばしましょう。足りないたんぱく質やビタミンを五目豆や冷凍みかんで補いました。冷凍みかんが冷たいという人がいますが、いきなり噛むのではなく、ちょっと口の中に入れてしばらくして噛むとおいしく食べられます。

7月8日の献立

【献立】麦ごはん・いかと大根の煮付け・牛肉のへべ酢和え・牛乳

【献立一口メモ】今日の和え物は、へべすを使っています。「平兵衛酢(へべす)」は、今から180年ほど前、宮崎県日向市の山中に生えている酢みかんを発見した平兵衛じいさんの名前をとって「へべす」と名付けられました。まだまだ、全国的には知られていませんが、ビタミンCが多く、香り高い地域でとれる食材です。酢の物にしたり、焼き魚にかけたりしておいしくいただきましょう。

7月5日の献立

【献立】黒糖パン・牛肉とマカロニのトマト煮・ゴーヤかりんとう揚げ・牛乳

【献立一口メモ】ゴーヤのことを苦瓜といいますが、その名の通り苦いのでみんなに嫌われる野菜です。給食では中の白いわたをしっかり取って、塩を少し振り、片栗粉をつけて揚げていますので苦みが少なく食べやすいと思います。今日は黒砂糖としょうゆ・みりんで味付けしました。ゴーヤは肌をきれいにするビタミンCやお腹の調子を良くする食物繊維がたっぷりです。食べ慣れるとあの苦みがいいという人もいます。まずは食べてみましょう。

7月4日の献立

【献立】もち麦ごはん・麻婆ナス・中華サラダ・牛乳

【献立一口メモ】食べることは生きること、楽しい時も、うれしい時も、そこには「食」があります。薬で必要な栄養素をとればいいという考えでは、季節や地域の豊かな「食」を感じることが出来ません。食べることを楽しむためには、好き嫌いがないということも大事です。少しずつ嫌いな物が食べられるようになるといいですね。

7月3日の献立

【献立】減量パン・大豆バター・焼うどん・夏野菜サラダ・牛乳

【献立一口メモ】学校給食では、主食・主菜・副菜を組み合わせて献立を立てています。今日の焼きうどんは、うどんの量が多ければ主食になるのですが、うどんの量は普通の1/3位で、豚肉やむきえび、かつお節といった体をつくるもとになる食べ物が多く含まれているので、主食兼主菜としました。副菜は、夏にとれる野菜たっぷりの夏野菜サラダです。皆さんの嫌いな物も入っていますが、中の綿を丁寧に取り、塩をかけて茹でていますので知らないうちに食べることが出来ると思います。皆さんの嫌いな物とは「ゴーヤ」のことです。これであなたもゴーヤが食べられるようになりましたね。

7月2日の献立

【献立】麦ごはん・いわしトマト煮・三色和え・けんちん汁・牛乳

【献立一口メモ】今日は箸使いのタブーについてのお話です。食べ物に箸を突き刺す「刺し箸」、どれにしようかあちこち迷う「迷い箸」、箸で皿を寄せる「寄せ箸」、箸の先から汁がたらたらたれる「涙箸」、箸を舐める「ねぶり箸」、料理の中から食べ物を探す「探り箸」はマナー違反です。食事マナーは、一緒に食べている人に嫌な思いをさせず、きれいに食べるための決まり事です。日本人が器用なのは2本の棒を上手に使って食べる箸使いにあるといわれます。正しい箸の持ち方・使い方を練習しましょう。

7月1日の献立

【献立】おいしさギューッと丼・ぼったり汁・果物・牛乳

【献立一口メモ】おいしさギューッと丼は宮崎県産の切干大根、カラーピーマン、しらす干し、卵が入った丼です。ぼったり汁は、魚のすり身団子(つみれ)をしょうゆ味の汁にしたもので、宮崎県の郷土料理です。魚のすり身を汁に入れる音がぼたっぼたっとすることから名付けられたと言われています。給食の魚すり身団子(つみれ)は地元の悠々工房で作ってもらっています。