食育

2020年6月の記事一覧

6月19日の献立


【献立】米粉パン・八宝菜・さつまいもと小魚のあげに・牛乳



【献立一口メモ】6月は「食育月間」、毎月19日は「食育の日」です。「食育」とは「食の教育」のことです。日本で初めて、「食育」という言葉を使い食育の重要性を唱えたのは、福井県出身の「食医」石塚左源(1851~1909年)です。今、自分の好きな物を好きなだけ食べて栄養が偏り、病気になる人が増えています。今から100年以上前の言葉がよみがえったのは、このような問題を解決するためには、今こそ「食育」が必要だと考えられているからです。皆さんも「食育」に関心を持って健康な食生活を送りましょう。

6月18日の献立


【献立】麦ごはん・いかと大根の煮つけ・牛肉のへべす和え・牛乳



【献立一口メモ】「へべす」は、みかんの仲間で、香りがよい、種が少ない、果汁が多い、皮が薄い等の特徴があり、料亭や日本料理店でも使われています。「へべす」という名は、今の日向市、昔の富高村に住んでいた農家・長宗我部平兵衛さんが、山で自然に生えていた香り高い果実を偶然見つけたことに由来します。今日は、牛肉と野菜を茹でた和え物ですが、さっぱりした味や香りにするために門川でとれた「へべす」を使いました。

6月17日の献立


【献立】ミルクパン・チリコンカン・夏野菜サラダ・牛乳



【献立一口メモ】チリコンカンは、肉と豆や野菜を、トマトとチリパウダー等のスパイスで煮込んだアメリカの家庭料理です。アメリカ合衆国テキサス州のメキシコに近い地域から始まったいわれています。給食では、ウィンナーと大豆を使っていますが、どちらもビタミンB1が多く、夏バテを防いでくれます。

6月16日の献立


【献立】もち麦ごはん・いわし梅味噌煮・おかか和え
    豆豚汁・牛乳



【献立一口メモ】日本が長寿の国であるのは、バランスのとれた食生活のおかげだといわれています。主食のご飯を中心に、主菜、副菜、汁物をバランスよく組み合わせた「日本型食生活」が健康によいのです。今日の給食は「日本型食生活」の基本的なものです。主食がもち麦ご飯、主菜が鰯の梅みそ煮、副菜がおかか和え、汁物が豆豚汁となっています。家でも主食・主菜・副菜を組合わせて食べましょう。

6月15日の献立


【献立】麦ごはん・麻婆なす・海藻サラダ・くだもの・牛乳



【献立一口メモ】給食は皆さんにとって必要な栄養量を満たすように計算されています。食べ残したり、人にあげたりすると必要な栄養量がとれなくなってしまいます。どうしても食べられなくて少し減らしている人は、少しずつ皆の量に近づくようにしましょう。また、おかわりをたくさんするのもよくありません。自分に必要な量を知って、好き嫌いなく食べることが大事です。

6月12日の献立


【献立】セルフバーガー(コロッケ)・野菜のカラフルスープ
    ヨーグルト・牛乳



【献立一口メモ】皆さんは、しっかり手洗いをしていますか?手には細菌がたくさんついています。コロナウィルスやノロウィルスを防ぐためにも手洗いは大事です。まず、手を水で濡らし、石鹸を泡立て、手の平、手の甲、指の間、手首、爪の間、親指を洗います。特にパンは手でちぎって食べますので、石鹸でよく洗い、アルコール消毒をしてから食べはじめましょう。

6月11日の献立


【献立】麦ごはん・切り干し大根の炒め煮・豆みそ・くだもの・牛乳



【献立一口メモ】給食当番は1人分をどの位にするか考えてつぎ分けないと、最後に足りなくなったり余ったりして準備に時間がかかってしまいます。日頃から家の手伝いをしていると要領よくつぎ分けられるようになります。自分で出来ることは自分でする。手伝えることはどんどん手伝うようにしましょう。

6月10日の献立


【献立】黒糖パン・白身魚の香草パン粉揚げ・枝豆・ミネストローネ
    牛乳



【献立一口メモ】ミネストローネはイタリア料理を代表するトマト味のスープで、野菜がたくさん入っているのが特徴です。「ミネストローネ」という名前は、イタリア語で「ごちゃ混ぜ」、「具沢山」といった意味があります。ミネストローネに使う野菜は季節や地域によって違ってきます。

6月9日の献立


【献立】もち麦ごはん・なすのみそいため・ぼったり汁・納豆・牛乳



【献立一口メモ】ぼったり汁は、魚のすり身をだし汁の中に「ぼとっぼとっ」と落とし入れる音から名付けられた汁で、宮崎県の郷土料理です。ぼったり汁のつみれは、門川町の悠々工房で、地元の魚を使って作られています。

6月8日の献立


【献立】中華どんぶり・豆腐シューマイ・ブロッコリー
     くだもの・牛乳



【献立一口メモ】現在、多くの人が生活習慣病でなくなっています。生活習慣病を予防するには、食事、運動、睡眠が大切です。給食は、健康に良い食事の見本であり、何をどれだけ食べればよいかを知るためのものです。クラスで均等につぎ分けてはじめて一人分が分かります。それが皆さんに必要な量です。たんぱく質が足りないと、成長に影響しますし、ビタミンが足りないと体の調子が整いません。給食の献立には、一つ一つに意味があるのです。

6月5日の献立


【献立】コッペパン・スパゲティミートソース・シーザーサラダ
     牛乳



【献立一口メモ】給食のスパゲティは麺の量が普通のスパゲティの1/3位しかありません。主食にするには少なすぎるので小さなパンを付けています。スパゲティミートソースは、体をつくる肉等が入っているので、主食と主菜を兼ねた料理になります。シーザーサラダの名前の由来は料理人「シーザー・カルディーニ」からきています。ある日、レストランに突然多くの客が来て、シーザーは手元に残っていたありあわせの材料でサラダを作りました。やがてこのサラダは「シーザーサラダ」として評判となり、アメリカやヨーロッパにも広がりました。

6月4日の献立


【献立】麦ごはん・野菜のピリ辛煮・カミカミサラダ・牛乳



【献立一口メモ】6月4日は「虫歯予防デー」、この日から1週間は「歯の衛生週間」です。私たちは色々な食べ物を噛んで食べています。普段はあまり意識していませんが噛むということは体にとってとても大切なはたらきをしています。よく噛むことで食べ過ぎを防ぎます。噛むことで唾液がたくさん出て消化吸収がよくなり、虫歯予防に役立ちます。しっかり噛むことはあごの筋肉をよく動かすため、周りの血管や神経が刺激されて、脳の働きが活発になり記憶力や集中力が高まると言われています。今日のカミカミサラダに入っているごぼうは食物繊維が多くかむ力が付く食べ物です。しっかり噛んで食べましょう。

6月2日の献立


【献立】麦ごはん・鯖ごまみそ煮・三色和え・団子汁・牛乳



【献立一口メモ】今日の給食は、箸使いがポイントです。箸使いがうまいと、きれいにご飯や魚、豆、野菜を食べることが出来ます。食事が終わった後、食器にご飯粒がたくさん残っている人がいます。箸でご飯をまとめながら食べると、最後まできれいに食べることが出来ます。外国の人は、日本人は誰でも箸使いが上手と思っていますが、各クラスで正しい箸使いができる人は、1/3位です。正しい箸の持ち方使い方が出来るように練習しましょう。

6月1日の献立


【献立】おいしさギューッと丼・じゃがいもの味噌汁
     くだもの・牛乳



【献立一口メモ】今日のおいしさぎゅーっと丼は、切干し大根、赤ピーマン、ピーマン、ちりめんじゃこ、卵といった宮崎県でとれる食材がたくさん使われています。給食ではご飯の上にかけて食べますが、おにぎりの具にしてもおいしくいただけます。おいしさがぎゅーっとつまっている感じがしますね。

5月29日の献立


【献立】米粉パン・肉と野菜のカレー煮込み・卵サラダ・牛乳



【献立一口メモ】じゃがいもには、エネルギーのもとになる炭水化物だけではなく、ビタミンCも多く含まれています。このように、じゃがいもはいつも使いたい材料ですが、じゃがいもは下処理が大変です。じゃがいも500個位の皮をむき、芽を取り、3回洗います。じゃがいもの下処理だけで1時間以上かかります。それから、包丁で切って、炒めて煮ます。煮えすぎて形が崩れないように、じゃがいもを入れて何分煮るか、考えながら調理をします。

5月28日の献立


【献立】麦ごはん・えびのチリソース・ビーフンスープ・牛乳



【献立一口メモ】えびは、縁起の良い食材だといわれています。腰が曲がるまで長生きできるということから、長寿のシンボルです。現在でもおせち料理にはえびを入れ、長生きができるようにと願います。えびに含まれる栄養素はたんぱく質です。もう一つのおかず・ビーフンスープに入っているビーフンは、何から出来ているか知っていますか?ビーフンは、お米が原料で、米の粉と書いてビーフンと呼びます。

5月27日の献立


【献立】セルフサンド・肉団子のスープ・くだもの・牛乳



【献立一口メモ】成長に欠かせない栄養素・カルシウムを多く含んでいる食品を知っていますか。カルシウムを多く含んでいる食品は、毎日の給食についている牛乳、骨まで食べられる小魚、こんぶ・わかめ・ひじき等の海藻、大豆製品、小松菜やキャベツ等の野菜です。人間の骨が一番成長する時期は、女性で11歳~15歳、男性で13歳~17歳といわれています。この時期に十分なカルシウムを摂ることが必要です。牛乳、小魚、海藻、大豆を意識して食べるようにしましょう。

5月26日の献立


【献立】麦ごはん・豚肉と厚揚げの味噌煮・小松菜の磯和え
    しそ味ひじき・牛乳



【献立一口メモ】厚揚げは、何から出来ているか知っていますか?豆腐を油で揚げたものが厚揚げや油揚げです。その豆腐は大豆から出来ています。大豆は「畑の肉」といわれるように、体をつくるたんぱく質がたくさん含まれています。肉が中々手に入らなかった昔、大豆は貴重なたんぱく質源で、日本人の食生活に関係の深い食べ物でした。大豆からきな粉、豆腐、納豆はもちろんのこと、みそやしょうゆも作られます。

5月25日の献立


【献立】麦ごはん・麻婆豆腐・パンサンスー・牛乳



【献立一口メモ】私たちは食べることによって、体をつくり、活動するエネルギーを得ています。健康な体づくりのためには栄養バランスを考えて色々な食品を食べることが大切です。今日の給食は中華料理です。中国は、医と食の源は同じという医食同源の国です。今日の麻婆豆腐の豆腐には、鉄やカルシウム・食物繊維といった成長期に必要な栄養素がたっぷり含まれています。また、料理の組合わせも大切です。麦ご飯を主食、麻婆豆腐を主菜、パンサンスーを副菜として組合わせることで栄養バランスが良くなります。家でも主食・主菜・副菜を組合わせて食べましょう。

5月22日の献立


【献立】ミルクパン・ポテトのマリアナソース
     クラムチャウダー・牛乳



【献立一口メモ】ポテトのマリアナソースには、レバーやピーマン等、子供たちの嫌いな食品が入っています。しかし、味付けは子供たちが大好きなケチャップ、ウスターソースで作ったマリアナソースです。嫌いな物の食べ方は、「好きなものと食べる」「好きな味にする」「がまんして食べ、食べ慣れる」等様々な方法がありますが、色々試して、何でも食べられるようになりましょう。

5月21日の献立


【献立】麦ごはん・いわしの蒲焼き・ボイルキャベツ
     ごった汁・牛乳



【献立一口メモ】蒲焼きは鰻の蒲焼きが有名ですが、学校給食では鰯や鰆などその時にとれる魚を使います。鰻のように値段が高い食品は学校給食では使えません。学校給食費は小学校1食237円、中学校1食275円です。ご飯・パン、牛乳の値段を除くとおかずを120円位で作らなければなりません。また、昔、安い魚だった鰯が、今は他の魚とあまり変わらないくらいの値段になっています。今回は「鰯」を使う予定ですが、前日になってみないと分かりません。私たちは、環境や資源にも目を向けて食を考えることが大切です。

5月20日の献立


【献立】黒糖パン・ポークビーンズ・ひじきのサラダ・牛乳



【献立一口メモ】よく噛むことは、単に食べ物を体に取り入れるためだけではなく、全身を活性化させるのに重要な働きをしています。よく噛むためには、噛みごたえのある食品を食べることが大事です。今日の給食・ポークビーンズに含まれている大豆は噛みごたえがあります。よく噛んで食べましょう。

5月19日の献立


【献立】竹の子ごはん・卵焼き・三色和え・のっぺい汁・牛乳



【献立一口メモ】たけのこご飯は、4月に計画していましたが、コロナウィルスの影響で給食が出来ませんでした。時期が少しずれてしまいましたが、炊き込みご飯の時の組み合わせも知ってもらいたいので、今日の給食に取り入れました。たけのこご飯に鶏肉は入っていますが、たんぱく質が少し足りないので卵焼きを入れ、ビタミンを補うために副菜や汁物を付けています。

5月18日の献立


【献立】もちむぎごはん・チキン南蛮・みそ汁・牛乳



【献立一口メモ】宮崎県は鶏肉の生産量日本一です。宮崎には、「チキン南蛮」や「地鶏の炭火焼き」といった鶏肉を使ったおいしい料理がたくさんあります。南蛮漬けは、魚や肉を揚げて甘酢に漬けたものです。給食では、甘酢に茹でた野菜も漬けて、鶏肉の上からかけます。こうすると、苦手な野菜も食べられます。