食育

2020年10月の記事一覧

10月30日の献立


【献立】 米粉パン・オムレツ・ボイルキャベツ
      白花豆スープ・牛乳



【献立一口メモ】食べ残し、売れ残りや期限が近いなど様々な理由で、食べられるのに捨てられてしまう食品のことを食品ロスといいます。食べ物を捨てない社会にするために、まずは食べ残さないことが大事です。

10月23日の献立


【献立】 ミルクパン・スイートポテトシチュー
      シーザーサラダ・牛乳



【献立一口メモ】今日は、毎日給食に付いている牛乳についてのお話です。牛乳の味は、牛の種類、餌の違い、季節等によって変わります。餌を変えたら、今日の給食の牛乳は何か味が違うと言われたそうですが、工場で鉛筆や消しゴムなどを作るのとはわけが違い、牛から絞り出されたお乳を殺菌して、パック詰めするのですから、味が変わって当たり前なのです。酪農家の方の努力で、同じ味になっているのです。

10月22日の献立


【献立】 もちむぎごはん・魚のしょうがみそかけ・三色和え
      団子汁・牛乳



【献立一口メモ】魚のしょうが味噌かけに使われている魚は宮崎県産カンパチです。高級魚なので給食費では買えません。今回は県から無料でいただきました。カンパチはあじ科ブリ属で、ブリの仲間です。カンパチという名前は口元から目を通って背びれ辺りまで黒っぽい帯状の線があり、前方斜め上から見ると八の字に見えるのが由来とされています。カンパチはブリと同じように成長とともにその呼び名が変わる出世魚です。

10月21日の献立


【献立】 照り焼きバーガー・クラムチャウダー・くだもの・牛乳



【献立一口メモ】皆さんはお腹が空いたらどうしますか?お店に行けばそのまま食べられるものがたくさん売ってあり、お金さえ出せばすぐ食べられます。昔は、水を汲み、薪を拾って火をおこし、料理をする等、食べるためにたくさんの時間を使いました。だから、食べ物の大切さもよくわかっていましたが、今、あまりにも簡単に食べ物が手に入るために、食べ物の大切さに気付かなくなっています。「生きることは食べること!」食の大切さをしっかり考えてみましょう。

10月20日の献立


【献立】 麦ごはん・かぼちゃのそぼろ煮・カミカミサラダ・牛乳



【献立一口メモ】皆さんはよく噛んで食べていますか。昔に比べて固いものを食べなくなり、噛む力が弱くなってきています。よく噛むことはむし歯予防だけではなく、全身の活力になります。今日のカミカミサラダは、するめやごぼうといった噛む力が付く食べ物が入っています。しっかり噛んで食べましょう。

10月19日の献立


【献立】 麦ごはん・さんまかぼすレモン煮・こんぶあえ
      豆豚汁・牛乳




【献立一口メモ】日本では、今、生活習慣が原因で病気になる人が増えています。健康に良い食事は、栄養バランスのとれた食事です。学校給食は、皆さんの体に必要な栄養素の量を計算して作っています。給食の組み合わせを参考にして、米、魚、野菜、豆、海藻、卵、牛乳、肉等様々な食品を摂るようにしましょう。

10月16日の献立


【献立】 食パン・大豆バター・ポトフ・卵サラダ・牛乳



【献立一口メモ】ポトフとは、肉と、大きく荒く切ったにんじん、玉ねぎなどの野菜類を、じっくり煮込んだ料理のことです。鶏ガラでとったスープでじっくり煮込みました。学校給食の出汁は、和風なら煮干し・昆布・かつお節、洋風なら鶏がらスープ・豚骨スープを使っています。出汁のもとやコンソメは旨味が強く自然の味と違って、本当の食材の味が分からなくなります。

10月15日の献立


【献立】 もちむぎごはん・とりみそおでん・和風サラダ・牛乳



【献立一口メモ】宮崎県は食材が豊富で、鶏肉や豚肉、切干大根、里芋等も全国トップの収穫量です。他の地域から来た人はその安さにびっくりするといいます。おいしくて安い食材が手に入る宮崎ならではの料理を楽しみましょう。

10月14日の献立


【献立】 米粉パン・ペンネポロネーゼ・海藻サラダ・牛乳



【献立一口メモ】新型コロナウィルス感染症を予防するためには3密を避けることが大事です。3密とは、密閉、密集、密接の事ですが、食べる行為は、マスクを外すことになるので特に気を付けなければなりません。うつさない、うつらないために、換気をよくする、前を向いて静かに食べる、食べる時以外はマスクをし、密接にならないようにしましょう。

10月13日の献立


【献立】 鱧天丼・へべす味噌和え・くだもの・牛乳



【献立一口メモ】門川は金鱧が有名ですが、高いのでなかなか食べられません。今回は、県の事業で高級な魚を無料でいただきます。海の幸、山の幸に恵まれた宮崎の良さを味わいましょう。鱧はウナギや穴子と同じ仲間で形も似ています。鱧は2度、旬(たくさんとれる時期)があります。最初は、卵を産む前の6~7月頃です。2度目は、卵を産んだ後、一度やせ、再び旺盛な食欲で太り始める秋(10~11月)です。秋の鱧は、体の表面が金色を帯び、「金鱧」と呼ばれています。今日は鱧天丼にしました。

10月12日の献立


【献立】 麦ごはん・旨煮・切り干し大根ごま酢あえ・牛乳



【献立一口メモ】生涯健康に過ごすためには、栄養バランスのとれた食事をすることが大切です。栄養バランスのとれた食事とは、主食、主菜、副菜がそろった食事です。菜とはおかずの事で、主になるおかずだから主菜、副になるおかずだから副菜と言います。今日の給食では、主食が麦ごはん、主菜が旨煮、副菜が切干大根ごま酢和えです。ご飯とおかずを必ずそろえて食べましょう。

10月9日の献立


【献立】 黒糖パン・たこ焼き風味あげ・ボイルキャベツ
      ミネストローネ・牛乳



【献立一口メモ】ミネストローネは、トマト・ニンジン・パスタなど、具をたくさん入れて作るイタリアの野菜スープです。朝食に野菜がないという人がいます。野菜が足りないと思ったら野菜スープを作りましょう。

10月8日の献立


【献立】 キムチチャーハン・なめこスープ・くだもの・牛乳



【献立一口メモ】今日は、宮崎県からいただいた宮崎県産マンゴーの試食2回目です。前回初めて食べた人も多かったようです。食べた感想は、「おいしかった!」「今まで食べたマンゴーとは全然違う!」というものがほとんどですが、中には「苦かった!」という意見もありました。宮崎は、マンゴー、地鶏がおいしいことで有名ですが、宮崎に住んでいるのにマンゴーを「食べたことがない。」「どんな味か知らない。」ということがなくなりました。マンゴー2切れで給食の2食分位の値段です。こんなに高級な食材を給食で食べる機会はありません。味わって食べましょう。

10月7日の献立


【献立】 揚げパン・かぼちゃのシチュー・温野菜サラダ・牛乳



【献立一口メモ】揚げパンはとても人気のある料理です。同量のきな粉と砂糖、少しの量のアーモンド粉を混ぜておき、揚げたパンにまぶします。いつもは各学校に配られるパンを全部給食センターに持ってきてもらい、クラスごとに揚げて、きな粉をまぶし、人数を数えてパン箱に入れていきます。揚げパンは、学校給食以外で食べることが少ないので、給食の思い出として大切に食べてください。

10月6日の献立


【献立】 もちむぎごはん・さんまの塩焼き・ゆかりあえ
      せんべい汁・牛乳



【献立一口メモ】今日は青森県の郷土料理「せんべい汁」のお話です。青森県の南部地方は、オホーツクから冷たい風が吹き、米作りが難しい地方です。そのため、畑でとれた「あわ」や「ひえ」などの雑穀やそば粉、麦粉を使った料理が多く、せんべい汁もその一つです。せんべい汁は、鶏肉や野菜を入れた汁にせんべいを割って入れる料理です。使っているせんべいは、汁もの専用に作られた煮崩れしにくい「かやきせんべい」で、煮込むと独特の食感があります。昔は、村の青年たちの集まりや山仕事の時に作って食べた野外料理でした。

10月1日の献立


【献立】 しいたけご飯・ぼったり汁・デザート・牛乳



【献立一口メモ】中秋の名月は「秋の真ん中に出る月」で1年間で一番月がきれいに見える時です。「秋の真ん中」とは、昔使われていた旧暦で8月15日、現在の新暦は旧暦と1~2か月のずれがあるため、今年は10月1日が中秋の名月です。給食に十五夜デザートを付けました。今晩、月が見えるといいですね。

9月30日の献立


【献立】 米粉パン・魚のエスカベーシュ・卵スープ・牛乳



【献立一口メモ】今日の魚は鯛です。鯛は。姿が美しく「めでたい」に通じる縁起の良い魚で、お祝いの席などで食べられる高級な魚です。、値段が高くて給食費では買えません。今回は、コロナウィルスの影響で、高級食材の使用が減っており、宮崎産の食材を活用するために、学校給食への提供が決まりました。おいしくいただきましょう。

9月29日の献立


【献立】 麦ごはん・豆腐の中華煮・くらげのマヨネーズあえ
      牛乳



【献立一口メモ】今日は食中毒についてのお話です。よく食べ物が悪くなっていないかどうか臭いをかいだり粘りがないかで確かめたりします。これは食べ物が腐っていないかどうかを確かめるためには良い方法ですが、食中毒菌が付いているかどうかは見分けられません。食中毒を起す菌は、ほとんど外から見ただけでは見分けが付きません。食中毒を予防するためには、菌を付けない、増やさない、やっつけるということが大切です。菌をつけないために手洗いを十分しましょう。増やさないために食品を買った後は出来るだけ早めに使いきりましょう。やっつけるために中までしっかり火を通しましょう。

9月28日の献立


【献立】 ドライカレー・わかめスープ・くだもの・牛乳



【献立一口メモ】今日のスープに入っているわかめは海藻の仲間です。海藻には、ビタミン、ミネラル、食物繊維などが入っていて美容と健康に欠かせません。しかし、海藻が嫌い、あまり食べないという人も多いようです。もう少し意識して海藻を食べるようにしましょう。

9月25日の献立


【献立】 黒糖パン・肉と野菜のカレー煮込み・枝豆サラダ・牛乳



【献立一口メモ】食品ロスという言葉を知っていますか。まだ食べられるのに捨てられてしまった食品のことです。学校給食では、使うものだけ計算して注文しているので、皆さんが残さなければ、食品ロスはありません。家庭では、買い物に行く前に冷蔵庫の中身を確認して、必要なものだけ買うようにしましょう。また、消費期限と照らし合わせ期限の切れそうな食材から使うことが、食品ロスを減らすことにつながります。世界では9人に1人が飢えに苦しんでいます。日本の食品ロスは1年間に612万トン(平成29年度)一人当たり48kgです。みんなで食品ロスを減らす工夫をしましょう。

9月24日の献立


【献立】もちむぎごはん・めひかりの南蛮漬け・味噌汁
     ヨーグルト・牛乳



【献立一口メモ】魚には良質のたんぱく質が多く、魚の油には、心筋梗塞や脳梗塞など生活習慣病予防に役立つ成分が含まれています。1週間の食事を振り返ってみて魚を全く食べていないということがないようにしましょう。特に骨ごと食べる小魚は、カルシウムや鉄も含まれているので成長期の皆さんに必要です。みそ汁の出汁をとった後の煮干しは捨てないで、成長期の皆さんが食べるようにしましょう。少ししょうゆをかけると食べやすくなります。

9月23日の献立


【献立】 セルフサンド・肉団子のスープ・くだもの・牛乳



【献立一口メモ】将来健康な食生活を送るためには、少しでも自分で調理ができるようにしましょう。今日のセルフサンドは、ゆで卵、ゆでキャベツをマヨネーズで和えただけです。お家の人に教えてもらいながら自分で出来る料理を増やしていきましょう。

9月18日の献立


【献立】 ミルクパン・牛肉とマカロニのトマト煮・
      夏野菜サラダ・ゼリー・牛乳




【献立一口メモ】敬老の日は「長年にわたり社会につくしてきたお年寄りを敬い、長寿を祝う」日とされています。記念日や祝祭日には、ヨーロッパや中国から伝わってきたものが数多くありますが、敬老の日は日本が発祥です。1947年に兵庫県の野間谷村が、お年寄りを敬い大切にしようと敬老会を開催したのが始まりだそうです。自分の家の祖父母だけではなく、その地域の全てのお年寄りを敬うというのが素晴らしいですね。今年の敬老の日は、9月21日です。