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ほたまる日記

防災講話(6年生)

7月24日(水)、総合的な学習の一環として防災講話を行いました。講師として、九州医療科学大学の山内利秋先生をお迎えしました。山内先生は、文化財の保護など様々な分野で地域に貢献されています。

今回は、震災等で水没した写真を救い出す作業を体験させていただきました。大きな震災が起きた場合、被災者の心のよりどころとしての写真の意義は大きいということでした。家族写真などが手元に戻ることが心の回復につながるとのことです。

擬似的に水没させた写真(コーヒーの粉・水にひたしたもの)をバットの中で優しく洗って汚れを落とします。水気をふきとったあと、ロープにつるして乾かします。

子どもたちは、スマホで撮った写真にはなじみがありますが、実際の写真を手にすることはほとんどないようです。しかし、(紙の)写真が震災時の心のよりどころになると聞いて、慎重に作業を進めていました。

作業の後には、もし震災が起きた際、写真を救うためにできることについてグループで話合いをしました。山内先生からは、「みんなが写真を救うためのリーダーになってほしい」というお話がありました。

これまで意識したことのなかった取組に触れ、視野を広げることができたと思います。

山内先生をはじめ、実施に関わってくださった夕刊デイリー新聞社の皆様、延岡市教育委員会の皆様、ありがとうございました。

夕刊デイリー新聞とケーブルメディアwaiwaiの取材を受けました。ケーブルテレビでは、7月30日(火)18:30~他で放送予定です。

     

 

学校保健委員会(メディアとの付き合い方)

7月23日に学校保健委員会を行いました。

今回は講師を迎えて5・6年生の学習と兼ねました。テーマはメディアとの付き合い方です。

講師として、延岡市メディア安全指導員の川畑俊一先生をお迎えしました。川畑先生は市内の中学校校長を歴任された後、社会教育課でお仕事をされました。中学校の子どもたちと接する中で感じたことや、メディア安全指導員として学習されたことなどを分かりやすく説明していただきました。メディアに接する時間が長い場合の影響、睡眠時間の大切さ、メディア依存症の怖さなどのお話を子どもたちは熱心に聞いていました。

最後に「生活リズム」「がまんする力」の大切さを語っていただきました。子どもたちの心に響いたと思います。

川畑先生ありがとうございました。

  

水泳の授業(5・6年生泳力調査)

とても暑い日が続いています。

先週金曜日の水泳では、泳力を調べました。学習の最初に比べてどれくらい伸びたのかを確認するためです。

これまでの練習の成果を発揮し、多くの子が記録を伸ばしました。5・6年生は泳力に応じたコース別で練習をしています。ある程度泳げる子には、「強いバタ足を続けること」「息継ぎは顔を上げず横向きで」「水をかいた腕はひじから抜く」などを指導しています。「ぜったいに距離を伸ばす」という気持ちも大切です。

水泳学習もあと少しで終了です。さらに記録を伸ばし、自信をつけて欲しいと思っています。

7月22日と23日(3時間目以降)は、気温に加えて水温があまりに高いため水泳学習を中止しました。

  

梅雨明けとテスト

先週水曜日に梅雨が明けました。

今年は豪雨に見舞われることなく、無事に梅雨時期が終わってほっとしています。先週後半からまさに猛暑という日々が続いています。熱中症に気を付けながらの毎日を送っています。

延岡市の小中学校は7月いっぱいが1学期です。今日を入れてあと8日の登校となります。学期末を迎えて各教科のまとめのテストが行われています。これまで学習してきた成果を発揮して欲しいと思います。

写真は先週木曜日にまとめのテスト(国語)をしている2年生の様子です。思わず「がんばれ!」と声をかけたくなりました。

 

国語の研究授業

私たち学校職員は、より質の高い教育を提供しようと日々研究を重ねています。本年度は、国語の力を高めることを目標として研究に取り組んでいます(校内研究といいます)。

本年度は、「ひなたの学びを意識した国語科の指導のあり方」を主題とし、「一人一人が問いをもち、主体的・対話的に学ぶ児童の姿を目指して」という副題をつけました。子どもたちの学習意欲を高め、主体的に学習に取り組む児童の姿をめざしています。「ひなたの学び」とは、宮崎県全体で取り組んでいるもので「ひとりひとりが問いをもち」「なかまとなって学び合い」「たかめよう深く考える力」という意味・願いが込められています。

7月17日(水)に、2年生の研究授業を行いました。物語文「スイミー」のはじめの部分の指導を参観し、指導法の工夫改善について話し合いました。2年生の子どもたちは学習にきちんと向き合い、自分の力を高めようと一生懸命学習していました。きっと主体的な学びが展開されていくことでしょう。