えびの市立飯野中学校

2025年2月の記事一覧

研究授業(国語)

 25日(火)2校時に2年2組で国語の研究授業が行われました。今日の授業は、「走れメロス」で、「メロス」と「王」のどちらが主人公らしいかについて、それを表現している部分を文章から班のメンバーと協力して見付ける内容でした。各班で次時に行う討論会に向けて、話し合いを活発に行い吟味することで、説得力のある表現にしていました。

 生徒はお互いに自分の意見を発表し、吟味することで、多様な考え方に触れることができる機会となりました。

 

「えびのに関わる人から学ぼう」(えびの学:1年生)

 21日(金)に標記の授業を行いました。えびの市内で働いている主に20代や中学生に関係の深い方々(9名)に来校してもらい、9つのブースに分かれていただきました。生徒は、その中から2つを選んで話を聞いたり、インタビューをしたりして、自分の生き方を見つめ、地元の良さを再確認する機会とします。このような体験をとおして、勤労や職業、奉仕活動等に対する関心や意欲を高め、社会の役割を果たしていくことの大切さに気付いてほしいという願いがあります。

 

「えびの地震」からの学び

 2月21日は、「えびの地震」が発生した日です。

 1968年【昭和43年】2月21日午前8時51分に、宮崎、鹿児島、熊本県境付近を震源とするマグニチュード5.7の地震が発生しました。今から50年以上前に起こった地震ですが、えびの市でも死者や負傷者、建築物被害等が発生しました。

 今日、学校では当時の記録(写真等)を掲示して啓発をしたり、生徒指導主事が放送で災害発生時の対応について呼びかけたりしました。また、えびの市役所の2階ロビーに展示してあるパネル等についても紹介をしたところです。さらに、災害発生時に自分の身を守る「自助」、家族や地域住民で助け合う「共助」、行政機関が支援する「公助」についても伝え、まずは、自分の命は自分で守る「自助」の意識が特に大切であることを訴えたところです。

 

ペットボトルの収集について

 1年3組が自分たちで企画し、校内で「ペットボトルキャップ回収」を実施しています。目的として「身近にある福祉をみんなに感じてもらい、それと同時に世の中の役に立つことをする。」ことを掲げています。

 1年3組は、これまでにポスターを制作し回収を呼びかけたり、各学級で自分たちの取組を説明したりしてきました。その活動が周りの学級にも少しずつ広がりを見せています。キャップ1つは小さいですが、この活動は再資源化が促し二酸化炭素の発生を抑え、最終的には「世界の子どもたちのワクチン接種」に繋がります。集まったキャップは、えびの市社会福祉協議会にお届けする予定とのことです。

定期テストⅣ終了

 3日間に渡って行われていた定期テストⅣが終了しました。テスト期間中の生徒の登校の様子は全体的に物静かですが、1日を終えた生徒を見送っていると元気に帰って行く生徒が多いようです。達成感の表れだろうと受け止めているところです。今朝は氷点下まで冷え込みましたが、日中は暖かく、霧島連山の残雪も溶けてしまったようです。2月も後半に入ります。テストの反省をしっかりと行い今後に備えてほしいと思います。

第3回学校運営協議会

 2月6日(木)午後6時から委員の皆様をお招きし、『令和6年度第3回学校運営協議会』を校長室で開催しました。本会では学校評価について説明を行い、学校関係者評価等の流れを確認しました。意見交換では、生徒の自宅学習の現状や読書量について話題となりました。予測困難な社会変化に対応できる人材を育てるために、生徒の主体性の育成をあらゆる方向から支援し導いていく必要があると改めて確認することができました。委員の方々の評価や思いを今後の学校運営に生かしていきたいと思います。委員の皆様、ありがとうございました。

 

令和6年度 えびの市小中学生英語暗唱大会

 2月1日(土)午前に標記の大会が国際交流センターで行われ、本校の生徒2名(中学生の部の最優秀賞に平岡莉央さん、優秀賞に長谷川ららさん)が入賞しました。おめでとうございます。市内から12名の中学生がエントリーしていましたが、入賞の有無にかかわらず、発表者の姿は堂々とした態度で臨み素晴らしかったです。また、小学生の部でも各校から5・6年生14名が参加していました。それぞれの学校で英語表現の時間に基礎的な内容を学び、培われたの力を発表する場の一つが今大会となっているように感じました。チャレンジした児童・生徒の皆さんに元気をもらった時間となりました。

ジェンダー平等の学び(1年生)

 31日(金)の午後に、えびの市人権啓発室の企画で1年生が「男女共同参画口座」を受講しました。講師は「オフィスピュア」の髙﨑恵様です。発達段階に応じた知識の共有を通じて男女共同参画意識の醸成を図ったり、異なる属性や多様な意見を生かしていくためのコミュニケーション教育や多様性トレーニングを経験したりすることは意義深いことです。参加した生徒たちは、講師の髙﨑様から学びを得て、物事の見方や考え方に幅が広がったようでした。