地域農業科『草花』部門では、シクラメンの栽培をしています。
シクラメンは、12月に種子をまき、開花するまでに約1年間かかります。
本日、地域農業科2年生の総合実習で『鉢替え』(3号ポリポットから4号プラスチック鉢に植え替えること)を行いました。
鉢替えに使用する『培土』は、種類と配合バランスが大切です。
振徳高校では、『田土』『腐葉土』『籾殻くん炭』『ヤシガラ』を混ぜ合わせ、排水性・保水性・通気性・保肥性を備えたオリジナルの配合にします。
教育実習として地域農業科に来ている先生から鉢替えの方法やpointを教えていただきました。
これからしばらく栽培を続け、8月中旬頃になったら『化粧鉢への鉢替え』を行います。
シクラメンの栽培適温は15℃です。
これから梅雨が明けると暑い日が続くため、栽培管理がとても難しくなります。
ですが、12月の即売会では地域のみなさんに喜んでもらえるように、これからも丹精込めて栽培を続けます!
『Good Agricultural Practice』の略であり「農業生産工程管理」と訳され、農業生産工程でのムリ・ムダの解消や、農業生産におけるあらゆるリスク(農作業中の事故・残留農薬・異物混入による事故等の発生)を低減する取組を行うことで、食の安全・安心、環境保全、農作業安全等、農業経営の改善を進めていくものです。
『ひなたGAP』とは、宮崎県が定めるGAP基準書に基づいた取組(63項目)が実践出来ていることを審査し、県が認証するものです。
地域農業科では、現在『ひなたGAP』認証取得に向けて、3年生26名が一丸となって取組を進めています!
【肥料倉庫の整理整頓】 肥料を種類や性質別に選別しました。
【農薬倉庫の整理整頓】粉剤・液剤・展着剤・粒剤を選別しました。
【作業器具(剪果ばさみ)の整頓】 全てのハサミに『No』を付けました。
【すのこ制作】トイレの前に敷くために、自分たちで制作しました。
7月12日(金) いよいよ『ひなたGAP』認証審査です。現在、最後の準備に取り組んでいます。