日誌

2019年7月の記事一覧

夏のお楽しみ会

 7月9日(火)に実施した「夏のお楽しみ会」の様子を紹介します。
 午前中は集中療育室で、午後は療育訓練室で行いました。
 お楽しみ会の内容は「すいか割り」、「ピン倒し」、「メダル釣り」、「ガタガタ道」、「癒やしの空間」と、目や耳だけでなく、全身で賑やかさや夏らしさを感じられるように工夫したコーナーが設けられました。
 ふだんあまり触れることのない、丸い大きなすいかの重さや冷たさを感じたり、暗い部屋でブラックライトに照らされる星に囲まれたり、プロジェクターで映し出された水族館のような空間に癒やされたりしました。訪問教育学級の児童生徒だけでなく、病棟の患者さんもたくさん体験しに来てくれて、楽しい時間となりました。

   

   

  

「清潔で健康なからだ」~性教育の授業から~

 梅雨のまっただ中の6月19日(水)に病院の療育訓練室で合同学習を行いました。

「じめじめしたこの時期に、清潔で健康なからだを維持するためにはどうすればいいでしょう?」の問掛けに、元気良く手が挙がり、「手を洗う。」、「髭・・」、「爪。」などいくつかの発言がありました。さすが、3年生です!


  
 

 訪問教育学級では、高等部の生徒を中心に、性教育の合同学習を1年に3回実施しています。

主な年間目標は、以下のとおりです。

◇ 人間として、自他共に大切な存在であることや他者と関わる上でのマナーを知り、性   別や年齢の別なく仲良くしようという態度を育てる。

◇ 合同学習を楽しみながら、病棟での日々の生活が楽しくなるような手段を知り、日常 生活に生かしていくことができる。

◇ 自己肯定感を高め、卒業後も豊かな生活を送ることができる。

        
      
       

 今回は、「清潔で健康なからだ」を主題にし、一人一人手洗いや爪研ぎ、顔拭きを行ったり、身体を内側と外側から温めるために、足湯や温かい飲み物を体験したりしました。清潔にすることが大切だという学び以外に、友達と一緒に足湯を楽しんだり、温かい飲み物を味わったりするなど、他者と関わることの楽しさも十分に実感することができた貴重な時間になりました。