日誌

カテゴリ:中学校

県立西都原考古博物館にて穂北中学校の立志式が行われました

2月21日午後より、宮崎県立西都原考古博物館にて
穂北中学校2年生34名(うち2名欠席)の立志式が行われました。

日頃より外部講師を招き、多くの方のストーリーに触れている穂北中学校。
立志式はあえて外部講師による講演は入れず計画されました。

保護者様が続々と集まる中、伊東校長先生によるお話は
この日の意味や意義を改めて考える機会となりました。

「竹 節ありて強し」
この立志式というのは、節目であり、自分と向き合う行事。
この自分と向き合う行事をどれだけ持てるかが
成長につながっていくんだ、というお話でした。

次に、職場体験学習で学んだことを生徒たちが制作したPR動画をお披露目。
うなぎの入船(飲食)、池水製材(木材加工)、大野屋(いちご農家)、
橋口農園(ピーマン農家)、有田牧畜産業(肥育・加工)、妻湯(温泉)
それぞれのPR動画が揃い、
伊東校長先生と県キャリア教育コーディネーターの福島が
「職場体験学習の前はどんな印象だった?」「どう変わった?」
「経営者の言葉の中で一番心に残った言葉は?」など
質問を投げかけて学びのタネを深掘りしました。

いよいよ立志の宣言。一人一人が漢字一文字に込めた思いを発表。
自分と向き合い、考え抜いた一文字をこの舞台で表現することは
教室や自宅でどんなに練習してきていても、
緊張ピークを自覚する時間だったことでしょう。
自分の番が近づくにつれ、心臓の音が聞こえるようです。

最後は、代表生徒2名と担任の先生とのクロストーク。
福島はファシリテーターをつとめました。
一人は「凛」という字を、もう一人は「明」という字を
書いていた二人。

たくさんの漢字がある中で、改めて調べたこともあったと思いますが
この一字に決めるにあたってどんなことを考え、どのように選びましたか?

[凛]・・・偽りの強さではなく、芯のある強さを持つ大人になりたい
[明]・・・将来の夢は決まっていないけど、明るく挨拶して、周りを明るくしたい。
とお話を聞かせてくれました。

他に、どんな気持ちでこの日を迎えたのかや、
この舞台で口に出して宣言して感じたこと
それを見守って来られた先生が考えたことなどを中心にお伺いし、
最後は福島おきまりの24時間以内にやるアクションを決めていただきました。

立志式に関わらせていただき、生徒たちの「こうありたい」「こうなりたい」
の願いや自分への期待がたっぷり含められた宣言一つ一つに
できる!!と信じてエールを送ることのできる大人の一人でいたいと思いました。

<文責:福島>

美郷北義務教育学校で対話型キャリア教育プログラム「ひなた場」が行われました

美郷北義務教育学校でひなた場が開催され、長友がファシリテーターを担当しました。

寒さが若干和らいだこの日は、保護者が見守る中8年生(中2)の立志式が執り行われ、この節目に自分自身と向き合い、これからどうなりたいかを考えるきっかけにしてほしいと、対話型キャリア教育プログラム「ひなた場」が開催されました。ひなた場には、卒業をむかえる9年生(中3)も参加しました。

 生徒数:8年生6名、9年生9名

 講師:8名(人生紙芝居2名、人生グラフ6名)

カリキュラムの都合で時間を短縮しての開催になりましたが、対話を通じて自分について考えるとてもよい機会になりました。人生紙芝居では、地元の特産物シイタケを通じて地元への想いを語っていただいたり、炭焼きの修行のために移住してこられた方の熱い想いを聴きました。


 

 

 

 

 

 

美郷町の北郷地区は、宇納間地蔵大祭が3年ぶりに盛大に行われたばかりです。地元への想いも、改めて感じた「ひなた場」になったようです。

 
<文責:長友>

銀鏡中学校で2年生5名の立志式が開催され、卒業生が講演を行いました

2月17日午後、西都市立銀上学園銀鏡中学校に通う5名の立志式が行われました。

まずは、未来宣言。
これまで自分と向き合いどんな人になりたいか?を考え
漢字1文字にまとめた色紙を持って、
将来の展望やこれから身につけたい力について発表しました。

次に、卒業生でもある株式会社ソフモに勤める友枝さんのご講演。
小学校5年生からの自身を振り返り、「しくじり先生」とばかりに
ユーモアたっぷりに児童・生徒・学生時代についてお話しいただきました。

現在はプログラマーとして活躍しながら、
この「東米良」地域とご縁を継続していらっしゃいます。

スキルを身につけたことがことが今に繋がっているということ、
いつまでにこうなっていたい、このままでは嫌だ、という感情から
逆算して目標を立て、スキルを身につけていったことなども
お話しの中にありました。

改めて、キャリア形成に”バックキャスティング”という考え方も
有効だということを感じたご講演でした。

その後、コーディネーター福島がファシリテーターとして
2年生一人一人に感想を伺い、来場の保護者様も交えた質問会を実施。
お母様が手をあげて質問された生徒は、
少し照れながらも嬉しそうな表情で過ごしており、
少人数で密な関係性が作りやすい空気だからこその立志式となりました。

<文責:福島>

都城市立高城中学校で地域企業と取り組むキャリア教育授業が開催されました!

高城中学校の2年生75名を対象に、講師に株式会社サニー・シーリングの窪田祐一さんを迎え「改善することから成長できる」をテーマに、体験活動を入れた授業が行われました。
授業では企業の社会的役割について、自社の製品で世の中を便利に安全にしていくために、より良くしていく「改善」の考え方について話を聴きました。また「改善する」ということを身近な事例で考えたり、会社の現場で実際にあった出来事を題材に、課題を解決する思考過程を体験するワークショップを行い、グループごとに「改善策」を考える活動をしました。発表の時間では、積極的に手を挙げて説明する生徒の姿が見られ、1つ1つのアイデアに対して講師からコメントをもらいました。良いアイデアがたくさん出た一方で、仕事の現場ではコストや人件費のことも踏まえたアイデアでないと、どんなに良いアイデアでも採用が難しいことを教えてもらいました。日常でも思い通りにいかないことは多々あります。「上手くいかないことを改善しようと行動することは成長につながっている」実際に行動することが大事であることを改めて感じたようです。仕事の現場で改善策を考える難しさを感じる一方で、体験活動を通じて、グループで互いに意見を共有してアイデアを出す活動はとても楽しく取り組めました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 授業終了後は、たくさんの生徒が詰め寄って、講師の窪田さんを質問攻めにしてました。「社長になるにはどうしたらいいの?」など、会社の経営をする立場に興味を持つ質問もあったようです。

 「上手くいかないことがあった時にどうするか?」仕事の現場のリアルな課題の改善策を考えるワークを通じて学んだことから、これまでの自分はどうだったか、これからの自分はどうありたいか、振り返りの中で考える時間となりました。


<文責:長友>

西都市立中学校1年生向け「キャリアみらいゼミ」が開催されました

  

 

 

 

 

 

 

 

西都で暮らし働くことの意義や魅力、その前段階としての
高校での学びの在り方などについての理解を深めるとともに、
将来における自己実現や社会貢献、進路実現について考える1日にと
企画をされた「キャリアみらいゼミ」が、午前・西都市民会館
午後・妻中学校にて9:20〜15:20まで開催されました。

参加者は、西都市立中学校(6校)に通う1年生。


ふるさと西都を見つめ直し、自分の今後を見つめるために
大切なヒントが見つかる貴重な1日だったのではないでしょうか。

最後のクロージングトークでは、
妻中学校 今藏屋先生✕中学生2名(妻中学校・三納中学校)のお二人に
1日を振り返っていただき、最後は24時間以内に実行することを宣言いただきました。

【当日の流れ】
〜午前中 場所:西都市民会館〜
●オープニング動画  ”ふるさとを見つめ直す”
 -優れた先人の業績をただ眺めるのではなく、体験してみよう-
●西都市 橋田市長よりご挨拶
 -さいと学=基礎づくり ふるさと、社会に貢献したいという意欲を育てたい
●オープニングトーク(妻中宮崎校長先生、穂北中門松先生、県キャリア教育支援センター疋田主幹)
 -西都市でさいと学に力を入れる理由、キャリア教育の理由、高校生から学んで欲しいこと
●ハイスクール・クエスト(三浦校長先生、妻高校の3年生3名)
 -高校とは何をするところ?中学校との違い 中学生のうちに何をしておくと良い?
 -高校生になって成長したと思うこと、どんな目標を持って進学したか
 -妻高校に進学してよかったこと、中学時代に戻れるとしたら何をやっておきたいか?
 -中学生からの質問:高校でのテストの頻度、テスト前学習、壁にぶつかったときの解決方法
●マイタウン・クエスト(穂北中学校FreeStaff2名)
 -デジタル紙芝居「江戸からの贈り物」読み聞かせ
 -デジタル紙芝居「コノハナサクヤヒメ物語 さいと記紀の道」一部英語翻訳入り読み聞かせ
 このクエストパートでは、穂北中学校3年生2名が登壇。デジタル紙芝居の朗読後
 紙芝居を作ったきっかけや、地域での読み聞かせを実施した後
 地域の方が病院や町に置きたいと絵本にしてくださったことや、
 江戸時代に作られ今なお西都市で活用されている用水路の技術の学びから
 実は海外でも干ばつ対策にこの技術が使われているという発見をしたことを
 誇りに感じながら伝えてくれました。

〜午後 場所:妻中学校〜
●ワーキング・クエストbb オープニングトーク
(大石プロパン 大石代表、TMKコーポレーション飯田代表、県キャリア福島)
 -世の中の変化、西都の変化、宮崎県外から見た宮崎の魅力、宮崎ならではの面白い仕事
●ワーキング・クエスト ブースセッション(20ブース)
 -20ブースのうち3ブースを回り、様々なお仕事について聞くことができました
●クロージングトークbb(妻中学校 今藏屋先生、妻中学校・三納中学校生徒2名)
 -今日1日を振り返って「自分にとって」どんなことを感じ、考え、思い出し、
 何が心に残りましたか?
 -「仕事とは●●」参加する前と、今日1日過ごしてみて思うことに変化はあるでしょうか?
  どんな変化があったでしょうか?
 -中学校を卒業するとき、どんな自分になっていたいですか?
 -今から24時間以内に最初の一歩を踏み出そう。何かアクションするとしたら
  どんなベイビーステップにしますか? 

<文責:福島>