庄内小ニュース
フリー参観でカッター初挑戦!図工「まどのあるたてもの」(2年生)
先日のフリー参観日に、図画工作科で「まどのあるたてもの」づくりに挑戦しました。
今回、ほとんどの児童がカッターナイフを初めて使用するため、安全に活動を進められるよう、参観に来てくださった保護者の皆様にもご協力をお願いしました。
活動は、カッターナイフで紙をさまざまな線に切る練習からスタート。慣れてきたところで、紙を使って建物の形を作り、窓や扉を発想豊かに切り開いて、立体的な作品に仕上げていきました。保護者の方に見守られ、アドバイスをもらいながら真剣に取り組む子どもたちの姿が印象的でした。
完成した建物を教室に並べると、そこにはカラフルで小さな町が誕生しました!子どもたちは目を輝かせ、自分の作品を見せ合ったり、友達の作品を鑑賞したりしていました。
今後、国語の授業で「お話の作者になろう」という単元が予定されています。この創造的な町並みが、子どもたちの物語の舞台として登場することを期待しています。ご多用の中、安全な活動を支えてくださった保護者の皆様、ありがとうございました。
きりしま支援学校との居住地交流で豊かな学び
きりしま支援学校に通う1名のお友達を迎え、2年生が居住地交流を行いました。
交流は、和やかな雰囲気での自己紹介からスタート。一人ひとりが自分の名前や好きな食べ物などを発表し、笑顔で互いの存在を確認し合いました。続いて行った音楽の授業では、お友達からのリクエスト曲をみんなで歌ったり、踊ったりして交流を深めました。特に、「こぎつね」の歌では、子どもたちはきつねになりきって、楽しそうに教室内を動き回りながら歌い踊りました。この時見られた生き生きとした笑顔は大変素敵でした。
音楽という共通の体験を通して、子どもたち同士の間に共感や一体感が自然と生まれ、共に活動することの楽しさを実感できたようです。この交流は、多様な友達と接し、互いに助け合うことの大切さを学ぶ、大変貴重な機会となりました。
「挑戦の心」を育む持久走練習
現在、朝の活動の時間を利用し、全校で持久走の練習に取り組んでいます。本年度の持久走は、順位を競い合うのではなく、「5分間でどれだけの距離を走れるか」をテーマに、児童一人ひとりが自分で目標を設定し、自己記録の更新を目指すことに重点を置いています。体育の時間にも、この目標設定を取り入れた練習を重ねており、児童たちは主体的に挑戦を続けています。目標を達成できた喜びを味わう子、また、惜しくも目標には届かなくても最後まで懸命に走り切った子。結果はそれぞれですが、練習に取り組む真剣なまなざしと、自分の限界に挑むひたむきな姿は、教職員にとって大きな喜びとなっています。この「自己との対話」を通じて目標を立て、粘り強く努力する経験こそが、子どもたちの大きな成長につながります。
本番は12月16日です。これまでの努力が実を結ぶよう、記録更新を目指して、練習にますます熱心に励んでほしいと願っています。
1600人の6年生が集結!都城市陸上運動教室報告
去る11月4日(土)、山之口町に新しく完成した「クロキリスタジアム」を舞台に、都城市陸上運動教室が開催されました。市内全域の6年生、およそ1,600名が一堂に会する一大イベントでした。
午前中は、100m走、一般走、そして400mリレーの「競技の部」が行われました。児童たちは、たくさんの応援を背に、持てる力を出し切って懸命に走り抜きました。いつもとは違う、真新しいトラックでのレースは、子どもたちにとって貴重な経験になったようです。「砂のコースと違って少し走りにくかった」と話す児童もいましたが、このような環境の変化に対応し、全力で取り組む姿勢は、大きな学びにつながったことと思います。会場の熱気に包まれ、応援に自然と力が入りました。
午後は、2年後に宮崎県を舞台に開催される「国スポ・障スポ」のPR動画撮影でした。運動会後で十分な練習時間が取れない中でしたが、集まった同級生と共に、子どもたちは元気いっぱいに踊り切りました。
これだけの数の同級生が一つの場所に集い、共通の目標に向かって一つのダンスを踊り切る経験は、今後二度とないかもしれません。1,600人の気持ちが一つになったダンス、PR動画の完成が今から楽しみです。
この陸上運動教室は、市内の仲間と思い出を共有する、大変価値のある一日となりました。
自分の体、友達の体を大切に 〜 1・2年生「プライベートゾーン」の学習~
11月26日、本校の1・2年生が「プライベートゾーン」に関する学習をしました。都城警察署の都城地区少年サポートセンターより3名の講師の方をお招きし、大切な心と体を守るためのお話をしていただきました。
「プライベートゾーン」とは、簡単に人に見せたり、触ったり、触らせたりしてはいけない、自分の大切な体の一部のことです。1・2年生は学級活動でも学習していましたが、今回の専門的なお話は、その内容をより深く理解する貴重な機会となりました。例えば、ふざけあいで友達の服を無理やり脱がせたり、人前で恥ずかしい思いをさせたりすることは、絶対に許されない行為です。これは、自分の体だけでなく、友達の体を大切にするためにも守らなければならないルールです。子どもたちは真剣に講師の話に耳を傾けていました。学習後、児童から「人のプライベートゾーンを見てはいけないことが分かりました。プライベートゾーンは触らせないし、見せない。」「もし知らない人にプライベートゾーンを触られたら、大きな声で『いや!』と言ってすぐに逃げること。また、友達が嫌なことをされているところを見たら、すぐに大人に話すことが大切だと分かりました。」等の感想が聞かれました。
自分の心と体を守り、同時に友達の心と体も大切にするという、非常に大切な学びが子どもたちの心にしっかりと刻まれた一日となりました。ご家庭でもこの機会に、お子様と「プライベートゾーン」について再度話し合っていただければ幸いです。
「運動会がみんなの思い出に残るためには」~ひまわり2組の主体的な学び~
ひまわり2では、国語の話合いの学習で、「運動会がみんなの思い出に残るためには」を議題に話合いを行いました。「みんなって誰だろう?」という問いに、児童、先生、保護者、自分たちと様々な対象者がいることに気付きました。
今回は、対象者をひまわり1組の1年生と自分の保護者に絞り、自分たちにできることはないか、案を出し合いました。保護者に対しては、「案内のパンフレットを作るのはどう?」「アルバムを作ってもいいね。」など、後から思い出を振り返ることができるものを作ることに決まりました。
1年生に対しては、「コツをおしえたらどう?」「ルールやマナーも大切だよね。」「私たちのことを覚えておいてほしいから、自分たちの自己紹介とクイズをスライドにしたらどうかな?」など、初めての運動会を楽しめるような意見を活発に出すことができました。また、他の児童の意見に対して「あ~いいね!」「ぼくも同じ。」と、意見を深める発言も飛び出しました。
運動会を終え、これまでの頑張りを振り返りながら保護者へのアルバム作りをしました。写真選びからレイアウトまで、それぞれの個性が見られます。出来上がったら、保護者へプレゼントする予定です。
「じゃーんずΩ」アカペラコンサート開催!
昨日は、アウトリーチ企画として、体育館でプロのアカペラグループ「じゃーんずΩ」の皆さまによるコンサートを行いました。全校児童だけでなく教職員も一緒になり、じゃーんずΩの皆さまが奏でる、心震えるような美しい歌声と迫力あるハーモニーにすっかり魅了されました。ただ鑑賞するだけでなく、一緒に歌ったり、踊ったり、体操をしたり、そして体育館を皆で駆け抜けたりと、会場全体が一体となって盛り上がりました。特に盛り上がったのが、ヒューマンビートボックスにチャレンジするコーナーです。3名の児童が名乗りを上げ、じゃーんずΩのメンバーから直接指導を受けると、あっという間にそのコツをつかんで見事に披露し、会場の観衆を驚かせていました。実は、本校のOBの中には、じゃーんずΩさんの活動に影響を受け、現在「NishikiGoi」として活躍されている方がいらっしゃいます。今回の貴重な体験をきっかけに、彼に続く新しい才能が庄内小学校から生まれるかもしれません。終始、子どもたちの笑顔と歓声が響き渡る、大変貴重で心に残る楽しい時間となりました。今日の体験は、子どもたちの音楽への興味を深め、豊かな情操の育成につながったと思います。じゃーんずΩの皆さま、素晴らしい歌声と体験を本当にありがとうございました。
生活科「わくわくおもちゃランド」開催!
生活科の学習で、2年生が手作りした「うごくおもちゃ」を使い、1年生を招待して『わくわくおもちゃランド』を開催しました。2年生は、ただおもちゃを作るだけでなく、「どうしたら1年生がもっと楽しめるか」を深く考え、様々な工夫を凝らしました。そして、「もっと高く・遠くに飛ぶように」と、おもちゃに改良を重ね、楽しいおもちゃをたくさん作り上げました。また、遊びを考え、各コーナーの名前も楽しく分かりやすいように工夫しました。カラフルな看板を作成したり、参加賞を用意したりと、準備にも力を入れました。当日、おもちゃランドは大盛況!2年生から作ったおもちゃの遊び方を教えてもらい、1年生は笑顔いっぱいでした。
「予想以上の大人気に2年生も大慌て」
「1年生が、笑顔で遊んでいます」
準備から本番まで、2年生は創造力や人が笑顔になる喜びを学び、1年生は楽しい体験を通して交流を深める、素晴らしい時間となりました。
秋季運動会!感動のうちに閉幕
去る10月26日(日)は、爽やかな秋空の下、令和7年度の運動会を無事に開催することができました。早朝より多数の御来場を賜り、子どもたちに温かい御声援を送っていただきましたこと、心より感謝申し上げます。今年の運動会でも、練習期間を通じて培ってきた子どもたちの「本気の力」が存分に発揮されました。徒競走や団技では、ゴールを目指して最後まで走り抜く真剣な姿、仲間と力を合わせ、声を掛け合う姿に大きな感動を覚えました。表現(ダンス)では、一人ひとりが練習の成果を出し切り、学年の個性が光る、素晴らしい演技を披露してくれました。特に高学年の児童は、係活動や下級生のリード役としても活躍し、学校のリーダーとして頼もしい姿を見せてくれました。全力で競技に取り組み、悔し涙を流す子も、最高の笑顔を見せる子も、皆、この運動会を通じて一回りも二回りも大きく成長したことを実感しています。
また、開催にあたりましては、PTAの皆様にもテントの後片付け、写真撮影など多岐にわたり多大な御協力をいただきました。皆様のお力添えなくして、この成功はあり得ませんでした。重ねて厚くお礼申し上げます。
この運動会で得た「達成感」「協力することの大切さ」「最後までやり抜く力」をこれからの学校生活そして2学期の学習活動に生かしてまいります。
庄内地区戦没者慰霊祭への参加
去る10月18日(土)、庄内地区公民館にて「庄内地区戦没者慰霊祭」が厳かに執り行われました。庄内地区の戦没者566柱の御霊に哀悼の誠を捧げる、大変厳粛なひとときとなりました。本校からは、6年生の松岡さんと坂元さんが代表として参列し、6年生が平和への祈りを込めて作成した千羽鶴の献納を行いました。慰霊祭では、庄内中学校の生徒二名による「平和へのメッセージ」の朗読がありました。戦争により犠牲となられた方々の平和への切なる願い、そしてその思いを未来へと継承していくという強い決意がひしひしと伝わってくる、大変感銘深い内容でした。本校としましても、この慰霊祭で得た教訓を深く胸に刻み、子どもたちと共に平和の尊さを改めて心に留め、未来永劫にわたって平和を希求する教育を推進してまいります。