南っ子広場

2015年11月の記事一覧

【6年】古墳祭りの臼太鼓


 118日の古墳祭りで、6年生が臼太鼓踊りを披露しました。

 私は、一週間前から天気予報を見ていました。他の日は晴れマークなのに、8日だけは雲と傘のマーク。「変わるかもしれない」と思っていましたが、傘マークは外れないまま、当日になりました。朝、1時間ごとの予報を各種確認しても、出演する14時前後は雨。

 判断は10時、学校にて。家を9時に出ました。陸上記録会に続き、ひもろぎなしか?と思っていましたが、運転中、天気は快晴に。ひもろぎも付けることができてよかったです。

さて、6年生の踊りを動画で何度も見ました。

1 ひじ・膝の高さ      

2 ななめの傾きの大きさ       

3 弾む高さ    

 どれをとっても、素晴らしい踊りだったと思います。どの子も頑張っているのがよくわかりました。

話は飛びますが、「宮崎中央新聞」の中で、松下幸之助(ナショナルの創業者)についての記事がありました。松下政経塾(国会議員を多数輩出している塾)での松下幸之助の講話の中でよく出てきたキーワードが紹介されていました。松下幸之助が大事にしていた言葉ということになります。その言葉ですが、3位が豊臣秀吉。55回。2位が国家百年の計。61回。

 1位は断トツの114回で、「素直」という言葉だったそうです。国会議員、日本を動かす人材を育てようという塾で松下幸之助が最も口に出した言葉が「素直」。「素直」とは、人間にとって大事なことなのだと思います。

 その記事には、以下のことも書いてありました。

◯ すなおの「す」は、人の話を聞いたときに
  「すごいですね」「素晴らしいですね」「ステキですね」
   と称賛できる心の「す」。

◯ すなおの「な」は、「なるほど~」と相手の話から
  学ぼうとする心の「な」。

◯ すなおの「お」は、人の話を聞いたとき、
 「おもしろいですね」と相手の話を面白がれる心の
 「お」なのだそうだ。

 話を戻して、6年生。6年生の臼太鼓踊りは、素直だからこそこんなに上達できたと思います。見ている人を感動させることができました。陸上記録会での子どもたちの踊りへの反響は、他校の方からも大きいようで、「南の臼太鼓はすごかった」という声をいろいろな方からいただきました。子どもたちは、私が話すことを「素敵な踊りにしよう」と聞き、友だち同士でアドバイスしあう時に「なるほど、そんな踊りをすればいいのか」と聞きあうことができて、練習中もほのぼのとした雰囲気で「おもしろい練習」ができました。

 指導することを素直に聞いて、学ぶ。これができる6年生です。

 また一つ、伝統を作った6年生でした。