食育

2017年7月の記事一覧

7月20日の給食

《今日の献立》夏野菜のカレー・卵サラダ・デザート・牛乳

《献立一口メモ》食に関する指導目標:食の重要性 
調理実習で卵やほうれん草をゆでるだけでも日頃手伝いをしているかどうかが分かります。日頃手伝いをしている人は、切り方も上手で、いらなくなった道具を洗ったり、食べる準備をしたりと、先を見越した作業ができます。いつまでもお家の人が皆さんの食事を準備することはできません。夏休みがもうすぐ来ます。お家の人に教えてもらってカレーくらいは作れるようになるといいですね。今日の夏野菜のカレーには、かぼちゃ、なす、トマトなどが入っています。嫌いな野菜でもカレー味にすると食べやすくなるので、色々な野菜を入れてみましょう。今日で1学期の給食は終わりです。夏休みになると牛乳を飲まなくなる人がいますが、牛乳には成長期に欠かせないカルシウムの他に、ビタミンB2も多く含んでいます。ビタミンB2は、皮膚や粘膜の健康に関わるビタミンで、口内炎の予防にも役立ちます。この他のビタミンも健康を維持するのに大切です。食欲がないからと言って、ソーメンばかり食べていては、ビタミンが不足し夏バテということになってしまいます。夏休みもビタミンを多く含む、牛乳、卵、海藻、野菜、豆などを意識してとるようにしましょう。

7月19日の給食

《今日の献立》黒糖パン・魚のエスカベーシュ・コーンスープ・牛乳

《献立一口メモ》食に関する指導目標:感謝の心
 
今日の魚は、門川の魚屋さんが小学校40g、中学校50gに切って1000枚、共同調理場に届けてくださいます。調理場でそれに塩・こしょう・小麦粉・片栗粉を付けて揚げます。上にかける野菜ドレッシングも、野菜を切ってゆで冷却器で冷やして砂糖・塩・酢で作ったドレッシングと混ぜます。6人の調理員さんで揚げ物、ドレッシング、スープを作ります。時間内に出来上がるように一生懸命作っています。見えないところでたくさんの人が関わっていることを知り、残さず食べるようにしましょう。

7月18日の給食

《今日の献立》麦ご飯・ちりめん佃煮・野菜のみそ煮・小松菜の磯和え・牛乳

《献立一口メモ》食に関する指導目標:心身の健康
 
給食のサラダや和え物は、家で食べる量に比べて多いと感じるかもしれませんが、栄養バランスのとれた食事は、主食・主菜・副菜の割合が、3:1:2です。肉や魚などのおかず(主菜)の倍の量の野菜(副菜)を食べると栄養バランスがとれます。家でもしっかり野菜を食べましょう。

7月14日の給食

《今日の献立》ミルクパン・牛肉とマカロニのトマト煮・ゴーヤかりんとう揚げ・牛乳

《献立一口メモ》食に関する指導目標:食品の選択 
ゴーヤのことを苦瓜といいますが、その名の通り苦いのでみんなに嫌われる野菜です。給食では中の白いわたをしっかり取って、塩を少し振り、片栗粉をつけて揚げていますので苦みが少なく食べやすいと思います。今日は黒砂糖としょうゆ・みりんで味付けしました。ゴーヤは肌をきれいにするビタミンCやお腹の調子を良くする食物繊維がたっぷりです。食べ慣れるとあの苦みがいいという人もいます。まずは食べてみましょう。

7月13日の給食

《今日の献立》麦ご飯・さば生姜煮・三色和え・和風ワンタン・牛乳

《献立一口メモ》食に関する指導目標:社会性 
江戸時代大名のランクは藩内で生産される米の量で計られていました。石高制といいます。1石は2.5俵・150kgです。米は食料としてだけではなくお金と同じ価値を示す存在だったのです。いかに米が貴重だったかうなずけます。

7月12日の給食

《今日の献立》マヨネーズパン・卵とじ・ひじきのサラダ・牛乳

《献立一口メモ》食に関する指導目標:心身の健康
 
雑誌やテレビを通して、食に関する様々な情報が流されていますが、極端な食事制限や特定の食品だけを食べるダイエットなどをしていると、カルシウムや鉄等のミネラルが失われやすくなります。ミネラルは、吸収率が低く、少量しか体の中にないので、不足すると体の中の骨にあるカルシウムが使われてその結果骨がスカスカになったり、鉄が不足して貧血になったりします。主食・主菜・副菜をそろえ、規則正しい食生活をしましょう。ひじきには血液の材料になる鉄が多く含まれていますので、成長期の皆さんは出来るだけ食べるようにしましょう。

7月11日の給食

《今日の献立》冷や汁・五目豆・冷凍みかん・牛乳

《献立一口メモ》食に関する指導目標:食文化
 
冷や汁は、農山漁村の郷土料理百選に選ばれました、宮崎県の郷土料理です。忙しい農家の食事として食欲の落ちる暑い夏、冷たい冷や汁を麦ご飯にかけて食べていました。今まで食べたことがない人も、宮崎県の郷土料理「冷や汁」を食べて、夏バテを吹き飛ばしましょう。足りないたんぱく質やビタミンを五目豆や冷凍みかんで補いました。冷凍みかんが冷たいという人がいますが、いきなり噛むのではなく、ちょっと口の中に入れてしばらくして噛むとおいしく食べられます。

7月10日の給食

《今日の献立》麦ご飯・麻婆茄子・パンサンスー・牛乳

《献立一口メモ》食に関する指導目標:食の重要性
 
食べることは生きること、楽しいときも、うれしいときも、そこには「食」があります。薬で必要な栄養素をとればいいという考えでは、季節や地域の豊かな「食」を感じることが出来ません。食べるときは目の前にある食べ物のことを少し考えてみませんか?

7月7日の給食

《今日の献立》米粉パン・ポークビーンズ・海藻サラダ・牛乳

《献立一口メモ》食に関する指導目標:心身の健康 
ポークビーンズはアメリカの料理です。ポーク(豚肉)とビーンズ(豆)を煮込んだ料理で、どちらも疲労回復に効果があるビタミンB1をたくさん含んでいます。海藻サラダと組み合わせて食べると肉、大豆、野菜、海藻のおかずがそろって栄養バランスのとれた食事になります。

7月6日の給食

《今日の献立》わかめご飯・かぼちゃのそぼろ煮・ごまじゃこ和え・牛乳

《献立一口メモ》食に関する指導目標:食品の選択 
かぼちゃは夏が旬の食べ物です。かぼちゃには体の調子を整えるビタミンが多く含まれています。あのきれいなオレンジ色は体の中でビタミンA に変わるカロテンの色です。また、かぼちゃには、ビタミンCも多く含まれています。夏場は紫外線の量が増え、私たちの体は日に焼けて肌の色が変わり、肌にしみを作ったりします。これを抑え、肌を丈夫にする効果があるのがビタミンCやAなどです。

7月5日の給食

《今日の献立》減量パン・たらこスパゲティ・シーザーサラダ・牛乳

《献立一口メモ》食に関する指導目標:食文化 
シーザーサラダという名前は、シーザー・カルディーニという料理人の名前からきています。急にたくさんのお客さんがレストランに押しかけてきました。そこで、シーザーは、残っていたあり合わせの材料をお客さんの目の前で混ぜ合わせてサラダを作りました。にんにく・塩・こしょう・レモン汁・ウスターソース・粉チーズ・クルトン等色々な材料が入っています。クルトンは混ぜておくとやわらかくなるので別にしてあります。教室でサラダと混ぜて食べてください。

7月4日の給食

《今日の献立》牛丼・土佐酢和え・果物・牛乳

《献立一口メモ》食に関する指導目標:感謝の心 
今日の牛乳は味が違うと思ったことはありませんか?それは当たり前のことなのです。牛乳は生きた牛が赤ちゃんを育てるために出す栄養豊かな飲み物です。私たちはそれをいただいて、私たちの健康に役立てています。牛乳は牛の餌や季節によって味が変わります。夏は牛も食欲がなく餌を食べる量が減り、夏の牛乳はさらっとしています。冬は牛が寒さに負けないように餌を食べ、コクのある牛乳になります。搾りたての牛乳は私たちの体温と同じ38℃くらいの温かさがあります。そのままでは腐ってしまうので、冷やして牧場から工場へ運ばれ殺菌、パック詰めされて学校に届きます。成長期の皆さんにとって大切な牛乳、しっかり飲みましょう。

7月3日の給食

《今日の献立》麦ご飯・さわら西京焼き・ゆかり和え・根菜ごま汁・牛乳

《献立一口メモ》食に関する指導目標:社会性
 
今日は箸使いのタブーについてのお話です。食べ物に箸を突き刺す「刺し箸」、どれにしようかあちこち迷う「迷い箸」、箸で皿を寄せる「寄せ箸」、箸の先から汁がたらたらたれる「涙箸」、箸を舐める「ねぶり箸」、料理の中から食べ物を探す「探り箸」はマナー違反です。食事マナーは、一緒に食べている人に嫌な思いをさせず、きれいに食べるための決まり事です。日本人が器用なのは2本の棒を上手に使って食べる箸使いにあるといわれます。正しい箸の持ち方・使い方を練習しましょう。

6月30日の給食

《今日の献立》米粉パン・八宝菜・ナッツごぼう・牛乳

《献立一口メモ》食に関する指導目標:食品の選択 
ごぼうが好きという人は少ないようです。今日はごぼうに小麦粉を付けて揚げ、ナッツごぼうにしました。揚げるとき、くっついてしまうので混ぜるのが大変ですが、さつまいもやピーナツが入って食べやすいようで、給食の残りはほとんどありません。学校給食では、様々な料理法を使って、皆さんがおいしく食べられるように工夫しています。

6月29日の給食

《今日の献立》麦ご飯・切干大根の牛乳煮・里芋のごま味噌和え・くだもの・牛乳

《献立一口メモ》食に関する指導目標:食文化 
里芋のごまみそ和えは、里芋を使った和え物です。里芋は、煮物にすることが多いのですが、和えてもおいしく食べられます。見た目だけで判断せず、まずは、食べてみましょう。給食では、宮崎県でとれた物を出来るだけ使おうと考えています。今日の切り干し大根や里芋は、地域でたくさん作られています。それを使うことが、地域を元気にすることに繋がります。

6月28日の給食

《今日の献立》ハンバーガー・野菜のカラフルスープ・牛乳

《献立一口メモ》食に関する指導目標:社会性
 
食事マナーというと堅苦しいものや決め事が多いと考えていませんか?食事マナーとは人に迷惑をかけずに皆が楽しく食事をするためのものです。口に食べ物が入ったまましゃべる、食事中に席を立つ、食事中にふさわしくない会話をすることは、周りの人に嫌な思いをさせてしまいます。食事マナーを少しずつ覚えて楽しい食事にしましょう。

6月27日の給食

《今日の献立》麦ご飯・鯖ごま味噌煮・三色和え・けんちん汁・牛乳

《献立一口メモ》食に関する指導目標:心身の健康
 
日本が世界の中でも長寿の国であるのは、バランスのとれた食生活のおかげだといわれています。私たちの食事は、主食のご飯を中心に、旬の食材を使った主菜(魚肉のおかず)、副菜(野菜のおかず)、汁物をバランスよく組み合わせた「日本型食生活」だからです。しかし、今、その食生活は洋風化し、油の多い食事へと代わってきています。今日の給食は「日本型食生活」の基本的なものです。主食が麦ご飯、主菜が鯖ごまみそ煮、副菜が三色和え、汁物がけんちん汁となっています。家でも主食・主菜・副菜を組合わせて食べましょう。

6月26日の給食

《今日の献立》麦ご飯・なすの味噌炒め・ぼったり汁・納豆・牛乳

《献立一口メモ》食に関する指導目標:食品の選択
 
今日の給食には、納豆がついています。納豆は大豆から出来ているので、大豆に多く含まれるたんぱく質やカルシウム、食物繊維、鉄が多く含まれます。このほかに、大豆には少ないビタミンB2を多く含んでいます。ビタミンB2は、肌をきれいにし、口内炎や疲労回復にも有効です。またビタミンKを非常に多く含んでいます。ビタミンKはカルシウムといっしょに働き、骨を丈夫にする効果を高めます。納豆菌そのものの働きとしては、腸に入って腸内のビフィズス菌などの善玉菌を増やします。納豆は、さまざまな効果が期待できる優秀な食品です。