食育

2018年5月の記事一覧

5月30日の献立

【献立】ハンバーガー・卵スープ・ヨーグルト・牛乳

【献立一口メモ】ハンバーガーは主食と主菜を兼ねた料理です。これだけだと野菜が少なく、栄養バランスが悪いので、ハンバーガーの中にキャベツをたっぷり入れ、野菜がたっぷり入った卵スープと組み合わせました。

5月29日の献立

【献立】麦ご飯・納豆・切り干し大根の炒め煮・へべ酢味噌和え・牛乳

【献立一口メモ】今日のおすすめは、切り干し大根です。切り干し大根の収穫量は宮崎県が日本一です。今日はさつま揚げやしいたけを入れて炒め煮にしましたが、酢の物でもおいしくいただけます。宮崎県の特産品をもっと家庭の食事に取り入れましょう。切り干し大根の炒め煮だけでは、たんぱく質とビタミンCが少し足りません。たんぱく質を納豆で補い、ビタミンCをへベ酢みそ和えで補いました。全部食べてはじめて栄養バランスが整います。

5月28日の献立

【献立】鶏飯・洋風白和え・果物・牛乳

【献立一口メモ】鶏飯は鹿児島県奄美大島の郷土料理です。郷土料理とは、各地域の自然の恵みを生かして、昔の人たちが知恵と工夫で生み出したその土地ならではの料理のことです。鶏飯は、ご飯の上に、鶏肉・卵・山川漬け等、鹿児島県特産の材料を使った具をのせて、鶏ガラでとった出汁をかけて食べます。皆さんは宮崎県の郷土料理を知っていますか?冷や汁、ちきん南蛮、がね等があります。

5月25日の献立

【献立】黒糖パン・牛肉とマカロニのトマト煮・海藻サラダ・牛乳

【献立一口メモ】給食では、3つの食品グループの食品が毎日使われています。それはなぜなのか考えてみましょう。東日本大震災の後すぐは食べる物がなくて、被災した人は、エネルギー源となる炭水化物をとることが精一杯で、お腹が満たされることが優先されました。その内、状況が少し落ち着いてくると、炭水化物だけでは栄養が偏り、口内炎や貧血、体のだるさ等体調が悪くなってきました。避難所には小中学生もたくさんいたため、成長に欠かせないカルシウムの不足も心配されました。このことからも分かるように、栄養バランスのとれた食事をしていかないと、体の調子が悪くなったり、成長が妨げられたりします。3つの食品グループの食品をそろえて食べることはとても大切なことです。

5月24日の献立

【献立】麦ご飯・蒲焼き・三色和え・豚汁・牛乳

【献立一口メモ】蒲焼きは鰻の蒲焼きが有名ですが、学校給食では鰯か鰆などその時にとれる魚を使います。鰻のように値段が高い食品は学校給食では使えません。学校給食費は小学校1食227円、中学校1食268円です。ご飯・パン、牛乳の値段を除くとおかずを120円位で作らなければなりません。また、昔、安い魚だった鰯が、今は他の魚とあまり変わらないくらいの値段がします。私たちは、環境や資源にも目を向けて食を考えることが大切です。

5月23日の献立

【献立】食パン・いちごジャム・チリコンカン・卵サラダ・牛乳

【献立一口メモ】よく噛むことは、単に食べ物を体に取り入れるためだけではなく、全身を活性化させるのに重要な働きをしています。よく噛むためには、噛みごたえのある食品を食べることが大事です。今日の給食・チリコンカンに含まれている大豆は噛みごたえがあります。よく噛んで食べましょう。

5月22日の献立

【献立】中華どんぶり・れんこんサラダ・果物・牛乳

【献立一口メモ】中国は広いので、中華料理と一口に言ってもたくさんの種類あります。麻婆豆腐のような辛い料理、エビやカニ等の魚介類とたくさんの野菜を使った料理等様々です。今日は、魚介類と野菜をたっぷり使って中華丼にしました。

5月21日の献立

【献立】麦ご飯・旨煮・アスパラのごま和え・牛乳

【献立一口メモ】今日は食事マナーについてのお話です。食事マナーを身につける理由は、自分自身が食事をスムーズにすすめるためと、他の人にいやな思いをさせないための両方があります。まず、姿勢を正し、食器を持って食べましょう。良い姿勢は、いすにきちんと腰かけて背筋をまっすぐに伸ばした状態です。足が机の外に出ている人はいませんか?茶わんや箸をきちんと持って食べることも大事な食事マナーです。姿勢よく食べることで、食べやすくなり、食べこぼしもなくなり、見た目も美しく見えます。

5月18日の献立

【献立】米粉パン・ポテトのマリアナソース・白花豆スープ・牛乳

【献立一口メモ】ポテトのマリアナソースには、レバーやピーマン等、子供たちの嫌いな食品が入っています。しかし、味付けは子供たちが大好きなケチャップ、ウスターソースで作ったマリアナソースなので、いつの間にか食べてしまいます。嫌いな物の食べ方は、「好きなものと食べる」「好きな味にする」「がまんして食べ、食べ慣れる」等様々な方法がありますが、色々試して、何でも食べられるようになりましょう。マリアナソースに入っているカラーピーマンとパプリカの違いは、ピーマンは1年草で小さく薄いこと、パプリカは多年草で大きく肉厚なことです。

5月17日の献立

【献立】麦ご飯・麻婆豆腐・パンサンスー・牛乳

【献立一口メモ】私たちは食べることによって、体をつくり、活動するエネルギーを得ています。健康な体づくりのためには栄養バランスを考えて色々な食品を食べることが大切です。今日の給食は中華料理です。中国は、医と食の源は同じという医食同源の国です。今日の麻婆豆腐の豆腐には、鉄やカルシウム・食物繊維といった成長期に必要な栄養素がたっぷり含まれています。また、料理の組合わせも大切です。麦ご飯を主食、麻婆豆腐を主菜、中華サラダを副菜として組合わせることで栄養バランスが良くなります。家でも主食・主菜・副菜を組合わせて食べましょう。

5月16日の献立

【献立】マヨネーズパン・コーンシチュー・ひじきのサラダ・牛乳

【献立一口メモ】成長に欠かせない栄養素・カルシウムを多く含んでいる食品を知っていますか。カルシウムを多く含んでいる食品は、毎日の給食についている牛乳、骨まで食べられる小魚、こんぶ・わかめ・ひじき等の海藻、大豆製品、小松菜やキャベツ等の野菜です。人間の骨が一番成長する時期は、女性で11歳~15歳、男性で13歳~17歳といわれています。この時期に十分なカルシウムを摂ることが必要です。牛乳、小魚、海藻、大豆を意識して食べるようにしましょう。

5月15日の献立

【献立】麦ご飯・鯖ごま味噌煮・即席漬け・団子汁・牛乳

【献立一口メモ】箸を正しく使うことが出来ますか?箸使いは毎日の習慣づけが大切です。箸を正しく使うためには、微妙な指の使い方、力加減が必要です。日本人の手先が器用なのは、箸を使うからだとも言われています。給食時間内に食べ終わることが出来ない人を見ていると箸使いが出来ていないことが多いようです。お家で箸の持ち方・使い方を練習しましょう。

5月14日の献立

【献立】麦ご飯・里芋のカレー煮・若竹汁・牛乳

【献立一口メモ】芋は昔から人間が食べてきた食品です。芋にはじゃが芋・さつま芋・山芋・里芋等があり、中でも里芋は縄文時代から日本で食べられてきました。里芋は子芋がたくさんとれるため子孫繁栄の縁起物としておせち料理に使われます。芋はエネルギーのもとになる炭水化物を含み、収穫量も多いため、主食代わりとして食べられてきました。里芋のぬるぬるが嫌いという人がいるので、今日の給食では、里芋に片栗粉を付け、一度揚げてから煮込んでいます。ひと手間かけて食べやすくしてあるので、まずは食べてみてください。

5月11日の献立

【献立】ミルクパン・卵とじ・マセドアンサラダ・牛乳

【献立一口メモ】生活リズムを整えるために、食事は、規則正しくとることが大切です。特に朝食は、心と体を活動できる状態にし、もてる力を十分に発揮できるようにするために必要です。今日の給食・卵とじは、朝食にも向く料理です。炒めた肉と野菜に、砂糖としょうゆで味を付け、卵を入れてかき混ぜれば出来上がります。車は、ガソリン等燃料がなければ走れませんが、皆さんも同じで、朝食を食べずに学校に来るのは、ガソリンがなくて走っている車のようなものです。集中力もなくなり、力を発揮することができません。毎日朝ごはんをしっかり食べて登校するようにしましょう。

5月10日の献立

【献立】麦ご飯・じゃがいもとベーコンの煮物・ごまじゃこ和え・牛乳

【献立一口メモ】今日はじゃがいものお話をします。じゃがいもは新芽のところや緑色になったところに「ソラニン」という毒素があります。自分たちで栽培したじゃがいもを食べて食中毒を起した例もあります。未成熟の小型じゃがいもはソラニンを多く含んでいるので食べないようにしましょう。また、収穫後のじゃがいもは日光が当たらないように暗いところに保管し、芽や皮を取って調理しましょう。特に、緑色になったところは皮を厚くむきましょう。給食でじゃがいもを使う時はこのようなことに気を付けて使います。特にじゃがいもの芽を取るのが大変で、3人がかりで1時間くらいかかります。

5月9日の献立

【献立】黒糖パン・魚の変わり揚げ・ボイルキャベツ・野菜のクリームスープ・牛乳


【献立一口メモ】お家の人をはじめ、農家の人や調理員さん、そして運ぶ人、給食当番の人等多くの人の苦労や努力によって私たちは食事をすることが出来ます。感謝の気持ちを表すにはどうしたらよいでしょう。感謝の気持ちを表す方法は、食べ残さないこと、食器や箸をきれいにそろえて返すこと、そして食べ物を大切にすることではないでしょうか。

5月8日の献立

【献立】麦ご飯・豚肉と厚揚げの味噌煮・春雨の酢の物・牛乳

【献立一口メモ】厚揚げは、何から出来ているか知っていますか?豆腐を油で揚げたものが厚揚げや油揚げです。その豆腐は大豆から出来ています。大豆は「畑の肉」といわれるように、体をつくるたんぱく質がたくさん含まれています。肉を食べることが少なかった昔、大豆は貴重なたんぱく質源で、日本人の食生活に関係の深い食べ物でした。大豆からきな粉、豆腐、納豆はもちろんのこと、みそやしょうゆも作られます。

5月7日の献立

【献立】ビビンバ・レタスのスープ・果物・牛乳

【献立一口メモ】ビビンバは、韓国風混ぜご飯のことで、ビビン=混ぜる、パフ=ご飯という意味があります。ご飯に野菜のナムルや肉、卵をのせ、混ぜて食べます。ナムルとは朝鮮半島の家庭料理の一つで、もやし等の野菜やぜんまい等の山菜を塩ゆでし、調味料とごま油で和えた物のことです。レタスは、サラダによく使いますが、スープに入れてもシャキシャキ感が残っていておいしくいただけます。

5月2日の献立

【献立】減量パン・チョコマーガリン・スパゲティペスカトーレ・フレンチサラダ・牛乳

【献立一口メモ】スパゲティは給食でも人気のある献立です。好きなものをクラスの友達と一緒に食べると、お腹がいっぱいになるだけでなく、楽しい気持ちになります。けんかしたり泣きながら食べたりすると食欲もなくなります。食べる時はいやなことは忘れて楽しく食べるようにしましょう。学校給食のスパゲティは、麺の量が普通のスパゲティの1/3位で、主食には少ないので、量の少ないパンを付けています。ペスカトーレという名前は、漁師風という意味で、魚介類が入ったトマトソースのスパゲティのことをスパゲティペスカトーレといいます。

5月1日の献立

【献立】門川寿司・けんちん汁・フルーツヨーグルト・牛乳

【献立一口メモ】お寿司は、祭りやお祝い事に欠かせない料理です。すしの語源は元々「酢」をまぜた飯「酢飯」からきています。この酢飯の「め」がいつの間にか無くなり「すし」と呼ばれるようになりました。昔はお祝いの席等のおめでたい時に食べる高級な食べ物でしたが、今では日常的に食べることができるようになりました。門川寿司はえび・生節・かまぼこ・しらす干し等、魚の町・門川ならではの食材がたくさん入っています。子どもの日のお祝いに心を込めて作りました。