今日の給食

2023年5月の記事一覧

今日の給食

 5月12日(金)、今日の青豆サラダには、枝豆が入っています。枝豆は、大豆が完熟される前に収穫したもので、大豆の赤ちゃんです。枝豆は奈良時代から食べられている食べ物のひとつです。江戸時代には、枝についたままの状態で茹でてそのまま食べ歩く、ファストフード感覚の食べ物だったそうです。枝豆も大豆もどちらも栄養満点です。家庭でもたくさん食べるようにしてください。

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 5月11日(木)、今日は、スープに入っているアスパラガスについてのお話です。アスパラガスは、南ヨーロッパ生まれです。日本には、江戸時代の終わりにオランダ人によって、伝わりました。その頃は、食用ではなくて、観賞用でした。食用として栽培が始まったのは、明治の初めからです。北海道や岩手県、福島県、長野県などで多く作られています。アスパラガスには、ビタミンEが多く入っています。ビタミンEは体が老化するのをくいとめたり、血液をさらさらにする働きがあります。

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 5月10日(水)、今日は、千切り大根についてのお話です。千切り大根は、秋の終わりから冬にかけて収穫した大根を細切りにし、広げて天日干しにします。冷たい風にさらされるほど質の良い品物になるそうです。保存がきくので、夏場の大根が少ない時期でもいつでも食べられます。食べるときは、水にもどして料理します。宮崎県は、この切り干し大根の生産量が全国の中でナンバーワンです。栄養的には、血圧を調節してくれるカリウムやおなかのそうじをしてくれる食物繊維が多い食品です。

 

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 5月9日(火)、今日は、魚のサルサソースあえです。サルサとは、メキシコ料理などで使われるソースのことで、トマトに唐辛子や玉ねぎ、ピーマン、オリーブオイル、レモン汁などを加えて作ります。サルサは、メキシコ料理には、なくてはならない存在で、日本でいうと「しょうゆ」のようなものです。サルサというのは、スペイン語で「ソース」という意味で、そこから名前がついたそうです。

 

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 5月8日(月)、今日は、豚肉についてのお話です。豚肉は、体を作る「赤の食品」ですが、ビタミンB群を豊富に含み、その中でもビタミンB1に関しては100グラムあたりの含有量があらゆる食品の中でトップクラスです。鶏肉や牛肉などの他の肉類と比べても、5~10倍のビタミンB1を含んでいるといわれています。ビタミンB1は、ごはんやパンなどの糖質が体の中でエネルギーに変わるために必要な栄養素です。今日の給食では、玉ねぎやにんじん、ピーマンと一緒に炒めています。おいしくいただきましょう。

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 5月2日(火)、今日は、小松菜についてのお話です。小松菜は、栄養価の高い代表的な緑黄色野菜のひとつです。カルシウムや、風邪の予防に効果が期待できるβカロテン、ビタミンCも豊富です。ただし、小松菜のビタミンCは、熱で壊れやすいので、さっとゆでるなど、火を通すときは短時間で済ませるよう、工夫が必要です。カルシウムは、ほうれん草の約3.5倍も含まれているので、成長期のみなさんには、積極的に食べてほしい野菜です。今日は、スープにしています。

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 5月1日(月)、今日は、くきわかめについてのお話です。すのものに入っている、こりこりとした歯ごたえのある食品は、くきわかめです。くきわかめとは、わかめの葉の芯の部分です。栄養的には、余分な塩分を体外に出してくれるアルギン酸や食物繊維、ミネラルを豊富に含んでいます。カロリーは少ないのに、ミネラル分が多いということで、健康を考える人には人気のある食品です。給食では一度湯がいて冷やしているので、ぬめりがありますが、しっかりとかんで食べて下さいね。

 

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 4月28日(金)、今日は、うどんについてのお話です。うどんは、奈良時代に、中国から伝わりました。作り方は、小麦粉を塩水でこねて、うすくのばして、細長く切ります。有名な郷土料理には、四国のさぬきうどん、名古屋のきしめん、山梨のほうとう、関東の鍋焼きうどんなどがあります。小麦粉と塩水で作っためんは、うどんのほかにもありますが、地域や太さによって呼び名がちがいます。うどんより少し細いのが「ひやむぎ」、ひやむぎより細いのが「そうめん」です。今日は、鶏肉、ちくわ、しいたけ、ごぼうやはくさい、にんじんなどの野菜も入った、具だくさんのごもくうどんです。

 

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 4月27日(木)、今日は、八杯汁についてのお話です。八 はい汁 は延岡 の郷土料理 です。延岡藩 内藤家 で食 べられていた料理 で、かつてはお祝 い事 や法事 などの際 にどこの家庭 でも作 られていました。名前 の由来 は、「8杯 も食 べてしまうぐらいおいしいから」とか、「だし汁 の分量 が8杯だから」とか、「1丁 の豆腐 で8人分作 れるから」とか、いろいろあります。しかし、最近 はこの八 はい汁 を知 らない人 も多 いことから、延岡 のご当地 グルメとして発信 しようと4.5 年前 から取 り組 みが始 まったそうです。ふるさとの味を大切にしたいですね。