学校から

2025年11月の記事一覧

剣道の授業レポート③

今回は「道着を着る・防具をつける」です。

2年生の授業を紹介します。

まずは道着の着方から。着物と同じようにするのかな?このひもはどこと結ぶのかな??友達と相談しながら着ていきます。

次は袴(はかま)。あれれ?長すぎないかな?ひもがこんなに長いのはなぜかな?

ひもの結び方は難しいので、先生に教えてもらいます。自然と永井先生の周りに輪ができます。

次は防具。胴って重いんだね。つるつるしていてカブトムシみたいだね。ひもでどんどん縛られて、ちょっと苦しいね。

あれれ、面の前に、頭に何かまくのかな?手ぬぐいを上手に頭に巻けたかな?

いよいよ面を付けます。長いひもが出ています。思い切り引っ張って締め上げます。剣道って始めるまでが大変なんですねぇ。

しかし、ご覧あれ!道着を付けた生徒の何と凛々しいこと。たった数時間しか剣道を習っていない人とは見えません。

立派な剣士に見えますね。

それも、永井先生が基本から教えてくださったからですね。

日本の伝統武道である「剣道」。知れば知るほど面白いと感じているのではないですか?

さて、次回は剣道の授業ラスト!

試合をする予定です。お楽しみに。

 

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1年調理実習

11月25日に1年生の調理実習がありました。

中学校に入って初めて包丁を使う調理実習。

先生も生徒もドキドキでした。

しかし、いざ始めてみると、みんなとても上手にできたようです。

今回は野菜の細切り、だしの取り方を学びました。

だしはカツオと昆布のおだし。

調理室中がおいしい匂いに包まれました。

上手に出来上がったのは・・・・

「なま酢」と「すまし汁」です!!

なま酢は、お正月料理として家族に作ってあげてもいいですね。

みんなでおいしくいただきました。

次の調理実習も楽しみですね。

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今後の学校の在り方意見交換会

11月20日、19時から須木総合ふるさとセンターで第2回須木中校区「今後の学校の在り方についての意見交換会」が行われました。

保育園保護者、小・中学校保護者、小林市教育委員会、小・中学校職員、合計18名の参加でした。

会では、まず小林市教育委員会から、現在と今後の子供の数の推移予測、小・中学校の適正規模の基準について、小林市立学校の在り方に関する提言書についての説明がありました。

次に、説明を聞いての意見交換が2班に分かれて行われました。

今の須木の現状、今後の須木がどうなってほしいかなど、保護者の皆様からたくさんのご意見が出されました。

須木を活性化させたい気持ち、子どもがたくさんの人から刺激を受けて成長していってほしい気持ち、中学校が統合した時の通学の不安、自然豊かな環境での教育の良さ、小学校が特認校である意味、須木ならではの教育とは、等々・・・。

どのご意見も、子どもたちや今後の須木のことを思った熱いご意見でした。

「中学校をどうしていくのか」。これからも地域の人からの「須木の意見」を出し続けていくことが、より良い須木作りに必要だと感じました。

今までの意見交換会(7月)や「生徒からの意見を聞く会」(10月)に今回のご意見も含めて、小林市教育委員会が検討し、来年度には市の方向性を少しずつ示していくとのことでした。

会に参加してくださり、須木の将来について真剣にご意見くださった保護者の皆様、本当にありがとうございました。 

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キャリア教育講演会

11月20日に、キャリア教育講演会として、成澤俊輔さんから「一歩踏み出す勇気の育て方」についてのお話いただきました。

成澤さんは、先天的な難病(網膜色素変性症)により、幼少期から次第に視覚範囲が狭くなり、全盲となりました。その経験の中での挫折や立ち直り、生きることへのパワーアップを通じて考えたことなどを講演されています。現在は講演活動やコンサルティング会社の社長として世界を股にかけてご活躍されています。

まず、成澤さんから生徒にかけられた言葉は「一生懸命な人は美しい」でした。生徒が一生懸命司会をしたり、初めのあいさつ、講師紹介をしたのを聞いての言葉でした。

「え?見えていないのに、美しいと分かるのかな?その様子が見えるのかな?」と思いましたが、一生懸命な人の様子は人の心にしっかりと届くのだと感じ、「ジーン」ときました。

お話のキーワードは「捉えなおす」でした。

自分が今「〇〇だ」と感じていることを捉えなおすことで、「一歩踏み出す勇気」が持てる、ということです。

「恥ずかしい」「怖い」「嫌い」「結果が気になる」「人と比べたくなる」「世の中の膨大な情報」などなど・・・。

自分のコントロールできないことで思い悩まず、自分がコントロールできるところで自分が一生懸命することで環境を変えていけるとおっしゃっていました。

また、「弱さ」を出すことを恐れないことも大事だとお話しされました。「愛されるのび太くん」のように、仲間を作っていくといいとアドバイスくださいました。

13分間の休憩時間も多くの生徒が話に行く姿を見て、「思春期の中学生、沢山悩んでいて、いろんなところに答えを求めているんだな」と感じました。

生徒からもたくさん質問が出て、私たち(教師)も初めて聞く心の悩みやもやもやを、成澤さんにぶつけていました。

そして、成澤さんに一人一人(生徒全員!)感想を伝えることもできました。(お守り名刺もいただきました)

最後に「でも、今日話したのは私の考えです。君たちは今日の話を聞いて、『じゃあ、自分なりにはどう考えていくか』を探していってほしい」と話されていました。

人は十人十色、自分が一歩踏み出す勇気を出せる、自分なりの方法を探していきたいですね。

【考え方を変える方法例:by成澤さん】

〇「得意」なことより「好き」なことをする。

   ※孔子の「これを知る者は、これを好む者に如かず」ですね!

〇「好き」の自分の「エンジン」と「ガソリン」を見つける。

   ※「好き」はマニアックだから自分にしかわからない。

〇できるように頑張ったプロセスを大事にする。結果はおまけ。

   ※自分がコントロールできないところで悩まない。

〇結果と環境と他人は変わらない。

   ※人は意味づけしたがる。事実のみに目を向けよう。

〇「嫌い」を「好き」で包む。

   ※いつからそれを「嫌い」になったのかを振り返り、大きな「好き」で包んでいくと頑張れる。

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秋から冬へ

11月19日の須木の朝、外の気温は4.5度。

もうすぐそこに冬が来ています。(須木の方々からすると、まだまだこんなものではない、とのことですが…)

学校の周りも、紅葉が見られ美しい景色が広がっています。

生徒の通学の様子を見てみると、ネックウォーマーや手袋をしている生徒も。

そろそろ教室にも暖房を入れる頃かしら?

朝の教室の気温は、14.5度でした。

そんな寒さの中でも、「昼になりてぬるくゆるびもていけば(枕草子 冬の段より)」生徒は外で元気に遊んでいます。

手洗い、うがい、健康管理に気を付けて、寒さを吹き飛ばしていきましょう。

皆様、須木においでの際は、温かくしてお越しください。

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