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令和4年度の様子

離任式がありました

 3月30日(木)9時30分から、西米良中学校体育館で離任式が行われました。

保護者の皆様や地域の皆様、並びに関係者各位の温かいご支援・ご協力のもと、職務に邁進できましたことを心より厚くお礼を申し上げます。大変お世話になりました。ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

修了式を行いました。

 3月24日(金)令和4年度の西米良中学校修了式を行いました。各学年の代表生徒による修了証授与と作文発表が行われ、最後に校歌斉唱をして締めくくりました。

 今年を振り返る発表では、1年生代表の田爪凛翔くんが「当たり前のことが当たり前にできる学年になりたい、今年以上に積極性をもって先輩たちよりも早く動けるように頑張りたい」と、2年生代表の藤高絃葉さんが「周りを見て自分から行動し後輩の手本となりたい、最上級生として効率よく行動できるようになりたい」と、それぞれ立派な態度で発表してくれました。頼もしい限りです。

 いよいよ、学年が一つ上がり、新年度を迎えます。新たな西米良中学校の船出です。一人一人が自分の役割を果たし、協力し、先輩方が築いた伝統を上回れるように、頑張っていってください。

百人一首大会を行いました。

 3月20日(月)国語の時間に学んだ百人一首の知識を発揮する大会が、先生方も参加して開催されました。

 1年生vs2年生の緊迫する雰囲気の中、読み札が読まれていきます。みんな、とても高い集中力で札を取っていきます。3年生が卒業していなくなった今、来年度はこの22人が西米良中を引っ張っていく番です。すべての授業、行事に、今日見せたような集中力で臨んでいってほしいです。

第76回 西米良中学校卒業式

 3月16日(木)西米良中学校の第76回卒業式が行われました。当日はお天気にも恵まれ、さらに今年は、コロナ禍以来4年ぶりにたくさんのご来賓の方々のご臨席を賜り、盛大に開催することができました。

 これまで西米良中を文字通り先頭に立って引っ張ってくれた3年生。想い出が走馬灯のようによみがえったのでしょう。卒業生はもちろん、在校生たちの目にも涙が光る感動の卒業式になりました。

 これからそれぞれの進路に巣立っていく卒業生の、ご健康とご多幸をお祈りいたします。夢の実現に向けて頑張ってくださいね。

3年生の卒業記念製作とは?

 3月14日(火)、3年生が技術の時間に作った卒業記念製作「教室ネームプレート」を設置してくれました。手作り感が伝わってくる、とても味わいのあるネームプレートです。学校中のすべての教室の分、作るのはとても大変だったことと思います。本当にありがとうございました。このプレートを見るたびに、みんなのことを思い出すことでしょう。

 学校に来られた際には、ぜひ見てみてください。

情報モラル教育を行いました。

 3月14日(火)メディア安全指導員の黒木真一郎さんをお招きして、情報モラル教育を行いました。小5から中3までの7万人を対象にした調査結果をもとに、スマホやLINEの使用時間と算数・数学の成績との相関関係について説明してくださいました。衝撃的だったのが、例え1日2時間以上勉強していても、スマホに3~4時間も費やしていたら、勉強もしないがスマホもしない子よりも成績は下になったという結果です。スマホの使い過ぎによる悪影響が明確に出ていました。その他にも、貴重なお話をたくさんしてくださいました。

 現代生活は、スマホは切っても切り離せないものになっています。正しい使い方を身に付けることが大切です。今後も、情報モラル教育については計画的に取り組んでいきたいと思います。ご家庭でもご指導よろしくお願いいたします。

送別行事を行いました。

 3月10日(金)に送別行事を行いました。県立高校一般入試も終わり、いよいよ3年生ともお別れの日が近づきます。生徒会執行部が企画し、全校生徒参加のレクリエーション、逃走中ならぬ「逃歩中」や、お別れの会を実施しました。楽しく、そして想い出に残る時間を過ごすことができました。企画・準備をしてくれた執行部のみなさん、本当にありがとうございました。3年生もきっと喜んでくれたことと思います。

 いよいよ、あとは卒業式を残すのみ。みんなで、最高の式にしましょう!

職場体験学習を行いました。

 3月7日(火)から8日(水)の日程で、2年生が職場体験学習に行きました。村内外10ヶ所の事業所にご協力していただきました。ご協力に感謝いたします。

 生徒たちは、自分で事前打ち合わせの電話をかけ、2日間、それぞれの職場で一生懸命働いてきました。働くことの意義や、苦労、やりがい等、多くのことを学び取ってくれたことと思います。今後の進路選択に大いに生かしていってください。

村役場むら創生課

村所小学校

やの動物病院

百菜屋

ふたば保育園

西都土木事務所西米良駐在所

中武ファーム

西米良温泉ゆた~と

はますな美容室

サンロード明屋書店免田店

全校道徳の授業を行いました。

 先日、延岡の語り部「萌ぎの会」の山内文代さんから、一冊の本を寄贈していただきました。その本の題名は、「うちの母ちゃん 手が無(ね)っちゃが ~神様、母ちゃんの手が生えてきますように~」

 著者の山内文代さんとは、・・・


 昭和24年、宮崎県東臼杵郡北方町に生まれる。学校卒業後、マラソンなどで有名な旭化成延岡工場に就職。18歳の春、就労中に右腕を機械のローラーに挟まれ、肩から切断する大事故に遭う。一時は自殺まで考えたが、周囲の励ましもあり見事職場復帰を果たし、健常者に混じっての電話対応コンクールで優勝するなどの活躍を見せる。29歳で結婚し、2人の男の子に恵まれた。平成12年からは、「障害者の自分を温かく見守ってくれた社会に恩返しがしたい」との考えからボランティア活動に専念。現在、人生講話講師として、自らの経験を子供たちに伝えることにより、障害者と健常者の架け橋になるべく、県内の学校を中心に精力的な講話活動を行っている。(山内文代オフィシャルブログより)


 2月28日(火)の4時間目、この本を題材にして、全校生徒で学ぶ道徳の時間を実施しました。生徒たちは、実際に利き手と反対の手で名前を書いたり、折り紙で鶴を折ったりする体験を行い、その不便さ、苦労を実感していました。そして、山内さんの書かれた文章を通してその人生をたどり、その時々の山内さんの心情を自分に重ねながら深く考えていました。生徒の感想を一部抜粋で紹介します。


「一番つらかったことが、『我が子を両手で抱きしめられないこと』というところが、心に残りました。」

「自分だったら絶望してしまうような状況でも、仕事や家事なども頑張っていて、とてもすごいと思いました。」

「私は、当たり前のことにこそ感謝をし、大切にしたいと思いました。」

「常にあきらめず、前向きにチャレンジをする姿に感動しました。これから、『やればできる』と思って、あきらめずに何事も取り組みたいです。」


 生徒たちがこれから歩んでいく人生には、様々な困難が立ちふさがることと思います。その時、今回の授業で学んだことを生かして、前向きに、そしてたくましく歩んでいってほしいと思います。貴重な学びの機会を与えていただいた山内様に感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

 

おいしかった! バラエティ給食!

 2月28日(火)の給食は、西米良伝統、年1回の「バラエティ給食」でした。いろいろなおかずが大皿に盛ってあって、生徒たちは、自分のお盆に食器をのせてテーブルを回りながら取っていきます。もちろん、好きなおかずを独占することできません。(数が決まっています。)それでも、まるでホテルのバイキングみたいで、生徒たちはとても楽しそうでした。

 一方で、これを準備してくださった調理員の方々のご苦労を考えると、本当に大変だったことと思います。ただただ、感謝です。ありがとうございました。その分、みんなでおいしく、そして楽しくいただきました!(笑)

(1年生)

(2年生)

(3年生)

盛り付け例 こんな感じです。

薬物乱用防止教室を行いました。

 2月22日(水)の5時間目に、薬物乱用防止教室を実施しました。今回は、高鍋保健所の酒井さんを講師にお招きし、薬物の種類やそれらが脳と身体に対して及ぼす悪影響、そして薬物依存の怖さ等について教えていただきました。宮崎県内でも薬物乱用によって検挙された例も紹介していただき、決して他人事ではないなと実感しました。生徒たちも真剣な表情で聞いていました。

薬物のサンプル(模型)に真剣に見入っていました。

 

「あさよむフェスタ」の開催

 2月18日(土)9時から、村の基幹集落センターで「あさよむフェスタ」が開催されました。「あさよむ」とは、西米良村に伝わる民話に出てくる、とんちのきく男の名前で、そこから名づけられた「あさよむ号」という移動図書館が定期的に村内を巡回しています。「あさよむフェスタ」とは、子どもたちや村民の読書の機会増進と交流を目的とした図書まつりです。

 今回の「あさよむフェスタ」は、実行委員に立候補してくれた中学生5名(実行委員長:藤高絃葉さん、委員:上米良紘翔くん、田下颯絆くん、中武詩音くん、牧京汰くん)が企画、立案、準備、運営のすべてを行いました。当日は、村所小学校6年生によるお薦めの本の紹介や本に関するクイズ「ブックイズ」、創作絵本の読み聞かせ、アニメ視聴、しおり作成など、盛りだくさんのメニューで、予定の時間がとても短く感じるほど充実していました。特に、小さい子供たちは一つ一つの出し物に目が釘付けになっていました。帰る時には、村の婦人連絡協議会の方々が作ってくださったおいしいカレーライスのお土産までいただき、心もお腹も満たされた一日になりました。

 

参観日を行いました。

 2月16日(木)の1~3時間目に、本年度最後の参観日を行いました。保護者の皆様、平日のお忙しい時間に、多数ご参加いただき、誠にありがとうございました。

 1時間目の参観授業では、全校体育でバスケットボールの授業が行われました。まだ朝の寒さの残る体育館内、準備体操やシュート練習、チームごとの作戦会議が終わり、いざ試合が始まるとチーム内でボールを呼ぶ声や、見ている生徒たちからの応援の声で一気にヒートアップ、体育館内は熱気に包まれました。授業の最後には、生徒vs保護者代表でフリースロー対決が行われ、僅差で生徒たちが勝利。本当に何事にも一生懸命に取り組む生徒たちです。

 その後、学級懇談、学校全体懇談が行われ、本年度の反省や次年度に向けた協議をしていただきました。ご協力、ありがとうございました。

 

北方領土に関する授業を行いました。

 みなさん、2月7日が「北方領土の日」ということをご存知でしたか? 北方領土問題に対する国民の関心と理解をさらに深め、返還運動のいっそうの推進を図るため、「日魯通好条約」が調印された1855年2月7日を「北方領土の日」に制定したそうです。

 そこで、2月7日(火)の午後、宮崎県の北方領土教育者会議と連携して、本校で北方領土に関する授業が行われました。当日は、県内数か所の中学校、高校等とリモートでつないで授業が行われ、島民2世の方のお話を聞くこともできました。日本の抱える問題を、決して他人事として終わらせるのではなく、正しい知識を得た上で関わっていこうとする態度を育成する良い機会となりました。

 

健康体操を教えていただきました。

 2月2日(木)の放課後、宮崎大学医学部看護学科の先生方が来校され、生徒たちに健康体操を教えてくださいました。ゆったりとしたテンポに合わせて、体の様々な部位をほぐすための動きが取り入れられていて、職員も一緒にみんなでとても楽しく踊ることができました。しかも最後には、ご褒美にお土産(お菓子)までいただきました。

 先生方は、この体操を普及するためにイメージビデオを製作されているそうで、今日の様子も撮影してくださいました。完成したら送ってくださるということなので、みんなで鑑賞したいと思います。

重点支援校訪問が行われました。

 1月24日(火)に、本年度3回目の重点支援校訪問が行われました。中部教育事務所と西米良村教育委員会の先生方が来校され、授業参観と本校職員へのフィードバックをしてくださいました。今回は3年生は受験前と言うこともあり、1,2年生の授業を中心に5つの授業が行われましたので、紹介します。

【1年生国語】随筆の作品を読み、友達と感想等を話し合いながら言葉のもつ意味について考えました。その後、自分自身の体験を振り返り、自分にとって忘れられない言葉をお互いに伝え合いました。授業で出てきた随筆「えんぽう」(作:工藤直子)という作品は、とてもいい文章で感動しました。子どもさんの教科書で探して、ぜひ読んでみてください。

【2年生数学】確率の勉強で、10円玉を2枚投げた時の表と裏の出方がどのような確率で出るのかを、家庭で考えてきた自分なりの予想を基に、実際に10円玉を何回も投げ、その結果をタブレットに入力してできたグラフを見ながら検証していました。ものすごく集中して取り組んでいました。

【1・2・3年生保健体育】バスケットボールの授業でした。異学年合同のチームを作り、ゲームに臨みます。これまでの反省を生かしながら、どうしたらパスがつながってゴールに結びつけられるか、タブレットを活用して作戦を立てていました。その後のゲームでは、ナイスシュートが多くみられていました。

【1年生音楽】日本の楽器、箏(こと)の学習でした。筝曲「六段の調」を聴きながら、様々な奏法によってどのような音色と雰囲気の違いがあるのか、各個人の意見を仲間と出し合いながらまとめていました。最後に全員で鑑賞している時の真剣な眼差しがとても印象的でした。

【2年生理科】電流が流れるときに発生する熱量について学習しました。電熱線の抵抗の値や電圧等、いろいろと条件を変えて実験を行い、その関係性を見出していきます。実験結果をタブレットに入力し、結果のグラフを基に友達と協力して話し合っていました。発展的に日常生活とも関連付けて考えました。今、電気料金が高くなってきていますからね。しっかり学んで、家計にも協力してもらいましょう。

 

先輩にエール!

 1月24日(火)3年生は明日からの私立高校入試に向けた事前指導の時間。担任の先生に促されて、窓から外を見下ろすとそこには、1,2年生たちが勢ぞろい。先輩たちの高校入試全員合格を祈って、エールを送ってくれました。うれしいですねー。その姿を見つめる3年生もいい笑顔。きっと元気づけられたことでしょう。
 3年生の皆さん、体調管理にはくれぐれも気を付けて、これまでの努力で培った力を存分に発揮してください。健闘を祈っています。

立志式を行いました。

 1年生の入学式、3年生の卒業式に並ぶ、大きな行事である2年生の立志式を実施しました。「立志」とは、文字通り「志(こころざし)を立てる」と書きます。将来の目的を定めて、これを成し遂げようと努力していく気持ちを表しています。立志式は、日本古来の成人式に当たる「元服の儀」に由来していて、十五歳になる年の立春に行われていたそうです。大人になるにあたって、自らの将来に向けた決意を表すとともに、これまで育てていただいた親や周りの人に感謝することも忘れてはいけません。
 そんな思いを胸に式に臨んだ2年生10名。一人一人が自分の将来について語り、夢や目標を堂々と発表してくれました。そんな成長した我が子の姿を、保護者の方々も誇らしそうに見つめていらっしゃいました。これからの2年生の成長と飛躍が楽しみです!

家族からのサプライズメッセージ、びっくりしたけど、とてもうれしかったです。

 宮崎県キャリア教育支援センター トータルコーディネーターの水永正憲先生の講演「君たちはどう生きるか」~君たちの将来は可能性に満ちている~ 自分たちの将来がとても楽しみになるお話でした。「何のために働くのか」「自分にとっての幸せとは?」これからしっかり考えていきたいと思いました。

最後にみんなで記念写真。いい笑顔です。

温かい雰囲気のとてもいい立志式でした。

3学期始業の日

 新年、明けましておめでとうございます。

 本年も、どうぞよろしくお願いいたします。

 1月10日(火) 3学期の始業の日を迎えました。

 1時間目の始業式では、代表生徒が、「周りを見て、気を利かせた行動ができるようになりたい。」「3年生になるので、将来を見据え、考えて行動できる人になりたい。」「輝くゴールを切るために、苦手教科を克服し、得意教科をさらに伸ばしていきたい。」「日々の生活を大切にして、仲間や後輩たちとともに楽しい思い出を作りたい。」等、新年の抱負を堂々と述べてくれました。

 1年の始まり、それぞれが夢や目標を掲げ、それを伝え合うことで、希望に満ちたスタートを切れたと思います。西米良中学校一同、今年も一丸となって頑張ってまいりますので、今後ともご理解とご協力のほど、よろしくお願いいたします。

 

2学期終業の日

12月23日は、2学期の終業の日でした。終業式では、各学年の生徒代表の生徒が、「これからもチャレンジ(挑戦)を続けていきたい」「考えたことを行動に移すことができるようになった」「団長を務めたり、神楽を舞うなど貴重な経験をした」「次の学年の0学期をしっかりと過ごしたい」など、2学期を振り返るとともに、3学期・新年の目標を堂々と発表してくれました。その後、校長先生の話があり、各担当の先生方が冬休みの過ごし方について話をされました。終業式終了後に、各種大会やコンクール等の表彰式を行いました。

健康・安全で有意義な冬休みを過ごしましょう。1月10日3学期始業の日に、元気に登校してくる生徒のみなさんと会えることを楽しみにしています。よい年を迎えてください!